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3章 マジョルカ学園編
ついに対面しました
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一方その頃ナツメside
アゼリア様とカトレア様が息子であるクロム様を使い魔であるコウモリを使って呼び出すと、しばらくしてドタドタと2人のいる執務室に駆けてくる足音が聞こえバンという音とともにクロム様とジークと先ほど呼ばれていた男性が姿を現した。
<父上、母上及びのところ申し訳ありませんが……まだ俺の姫がナツメが見つかっていないのです!だから用件は手短にお願いします。>
《クロム様少し落ち着いてください…》
<ジークお前は黙っていろ。それで、用件とはなんですか?>
『ああ、用件はそのナツメ嬢のことだ。なぜ姫の両親や友人なにより本人の許可を得ずに無理やり魔界に連れて来たのだ?
それではまるで誘拐ではないか。』
【そうよクロム。どうして誘拐なんてしたの?】
<それに関しては申し訳ありませんが…姫の写真や話を聞くだけでは満足できず、彼女と実際に交流したかったのです。
ですが、自分でも反省しましたので……彼女が見つかり次第謝罪し、彼女のいる学園に俺だけでも移住するつもりです!
誤解のないように言っておきますが、俺は別に彼女が猫又族の稀有な女児だから気に入ったわけでもありません……彼女の容姿ももちろんですがなにより彼女の意志の強い心に惹かれたのです。>
【アナタの気持ちはよく分かったわ。アナタだけ移住なんてズルいわよ!?私も彼女を学園に帰還させる時に一緒について行ってマタタビ王国に引っ越しするわ!いいわよね、アナタ?】
『そ、そうだな。分かった。姫が見つかり次第謝罪してマタタビ王国に移住させてもらうとしよう。』
(えぇー!?話がどんどん勝手に進んで行ってる……魔界の住人達メンタル強すぎじゃない?私だったら簡単に見ず知らずの国で暮らせないわ。
って、いつまでもソファー裏に隠れているのも疲れてきたわね…今出ていっても話を聞く限り危害は加えられないだろうし、そろそろソファー裏から出るか。)
私はビースト化を解除し人型になりソファー裏からそっと姿を現し彼らの前で挨拶した。
「は、はじめまして。誘拐されてきたナツメです。」
と声が自然と震えながら洒落をまじえて自己紹介したがその場にいたジーク以外の全員の声がハモった。
「「「可愛いすぎる!!!」」」
思わず現実逃避したくなったナツメであった。
アゼリア様とカトレア様が息子であるクロム様を使い魔であるコウモリを使って呼び出すと、しばらくしてドタドタと2人のいる執務室に駆けてくる足音が聞こえバンという音とともにクロム様とジークと先ほど呼ばれていた男性が姿を現した。
<父上、母上及びのところ申し訳ありませんが……まだ俺の姫がナツメが見つかっていないのです!だから用件は手短にお願いします。>
《クロム様少し落ち着いてください…》
<ジークお前は黙っていろ。それで、用件とはなんですか?>
『ああ、用件はそのナツメ嬢のことだ。なぜ姫の両親や友人なにより本人の許可を得ずに無理やり魔界に連れて来たのだ?
それではまるで誘拐ではないか。』
【そうよクロム。どうして誘拐なんてしたの?】
<それに関しては申し訳ありませんが…姫の写真や話を聞くだけでは満足できず、彼女と実際に交流したかったのです。
ですが、自分でも反省しましたので……彼女が見つかり次第謝罪し、彼女のいる学園に俺だけでも移住するつもりです!
誤解のないように言っておきますが、俺は別に彼女が猫又族の稀有な女児だから気に入ったわけでもありません……彼女の容姿ももちろんですがなにより彼女の意志の強い心に惹かれたのです。>
【アナタの気持ちはよく分かったわ。アナタだけ移住なんてズルいわよ!?私も彼女を学園に帰還させる時に一緒について行ってマタタビ王国に引っ越しするわ!いいわよね、アナタ?】
『そ、そうだな。分かった。姫が見つかり次第謝罪してマタタビ王国に移住させてもらうとしよう。』
(えぇー!?話がどんどん勝手に進んで行ってる……魔界の住人達メンタル強すぎじゃない?私だったら簡単に見ず知らずの国で暮らせないわ。
って、いつまでもソファー裏に隠れているのも疲れてきたわね…今出ていっても話を聞く限り危害は加えられないだろうし、そろそろソファー裏から出るか。)
私はビースト化を解除し人型になりソファー裏からそっと姿を現し彼らの前で挨拶した。
「は、はじめまして。誘拐されてきたナツメです。」
と声が自然と震えながら洒落をまじえて自己紹介したがその場にいたジーク以外の全員の声がハモった。
「「「可愛いすぎる!!!」」」
思わず現実逃避したくなったナツメであった。
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