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年末は②
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次の日。
ビオーザさんとディンジィさんに見送られて、ソルトを出る。補強は大丈夫なのかな?
こちらに孤児院あれば、寄付をと思ったけど、ソルトにはなかった。全てスカイランが引き取っていると。管轄は同じラーバフ伯爵だしね。
うう、寒か。急ぐ旅でもないし、ゆっくり進み、スカイランに到着。まっすぐギルドに向かう。
到着報告と思ったら、直ぐにアステリさんが来てくれた。そしていつもの応接室に。私と晃太、ホークさん、ビアンカとルリとクリスで向かう。
「到着報告は?」
「必要ございませんよ。今、お茶を」
「ありがとうございます」
ソファーに、よっこらしょ。
ビアンカがごろり、ルリとクリスがぴったり張り付く。ホークさんは変わらずソファーの後ろで待機。ノックがあり、グアルダさんと、小さな革の袋をお盆に乗せてキーナさんが入室してきた。
「テイマー殿、この度はありがとうございました」
まずはグアルダさんが、頭を下げてくる。
「ビアンカとルージュが優秀なので」
私はまったく、なにもしてない。上から見てただけ。
「その優秀な従魔の主人は、紛れもなく貴女ですよ。本当に感謝します。誰も犠牲にすることなく、終わりました。本当に感謝します」
ビアンカとルージュが優秀なだけだもんね。まさか一撃するとは思っていなかったけど。ちゅどん、だもんなあ。
「いえいえ」
と、だけ、言っておこう。
「こちらが報酬になります」
キーナさんが、革の袋を私の前に、はい、確認。ビアンカとルージュ、仔達とノワールの必要経費や。最近よく食べるのよね。いいけどさ。稼いでくれるから。
「テイマー殿、宿はキープしていますが、どうされますか?」
「宿に行きます。年末ですから、休みたいし」
『ダンジョン行かないのですか?』
「「やめて」」
恐ろしいビアンカの言葉に、私と晃太が鋭い突っ込み。まるで、近所のスーパーに卵、買いに行かないの? みたいな感じで言うんやから。
グアルダさんとキーナさんが、きょとん。
「もしかして、軍隊ダンジョンに?」
流石ギルドマスター、分析凄か。
『あら、よく分かったのですね』
「「行かんよ」」
再び私と晃太の突っ込み。
今年は寝正月なんやから。せめて、元旦は寝正月なんやから。
『ぶー、なのですー』
『ぶー』
『ぶー』
ええいっ、かわいかことしたって、行きません。ビアンカとルリとクリスがおんなじ顔して、ぶー、なんて攻撃力半端なかっ。
見ないふりをする。
そこに、アステリさんがお茶を持って来てくれた。薫りからしてベリーの紅茶や。
匂いに釣られるルリとクリスだけど、お茶が熱いと分かって、直ぐに引く。最初は熱いのが分からなくて、ペロッとしたら、案の定熱かったのか、びくっ、てしてた。それからも同じことが1、2度あり、最近は熱いと分かると直ぐに引くようになった。
私と晃太は、ベリーの紅茶を頂き、挨拶してギルドを後にする。元々年末年始過ごす予定の宿に向かう。
途中、マルシェで買い物したかったけど、混雑していて諦めた。マルシェは年末年始は閉まる屋台が多いため、買い物客が多い。仕方なかね。私にはルームの異世界への扉があるしね。
さ、毎年恒例の準備をしなくては。
宿に到着して、私は早速ルームを開ける。サブ・ドアを開けると、母も花もいない。散歩のようだ。そのまま開けっ放しにして、と。
鷹の目の皆さんはブラッシングに回ってくれる。
私は新しい下着をもへじ生活で購入。年末のすき焼きの材料を確認して、と。白菜、ネギ、糸蒟蒻、豆腐。卵とメインのお肉はどうしよう? 冷蔵庫ダンジョンの21階のでいいや。あ、うどん、冷凍うどんがいる。それから、我が家のおせちの準備だ。おせちといってもちゃんとするのはがめ煮と数の子くらいだけどね。お刺身は今年はブラックツナやレッドツナあるしいいかな。ただ、セレクトショップダリアは年末年始はお休み。ノワールの果物や、晃太やチュアンさんの日本酒を予め購入しておく。おっといけない、ボーナスとお年玉の準備せんと。ボーナスは父と相談して決めた。こちらには夏と冬のボーナスはない。雇い主となった時、年に一度、利益と対象の働きぶりに対して支払い義務が発生。時期は決まってない。ただし、奴隷に対してはこれは適応されないが、我らは日本人。毎日頑張ってくれているし、購入時そう言ったし。リーダーのホークさんは15万、ノワールにも乗ってくれているしね。サブ・リーダーのチュアンさんと魔法の指導員のマデリーンさんは13万。母のお手伝いを率先してやってるミゲル君は10万、見習いのエマちゃんとテオ君は5万。エマちゃんとテオ君には、お年玉として色んなお菓子の詰め合わせ、と。お菓子はセレクトショップダリアともへじ生活の個包装をチョイスしよ。あ、ビアンカとルージュ達のシャンプーもせんと。ああ、今年はもう無理かな?
サブ・ドアから散歩から戻ってきた母と花がくる。
「くんくんっ」
あははははん、かわいかあ。もふもふ。仔達も起きてきて、母に群がる。
ぽちゃぽちゃボディをなで回す。ああ、今年も後、3日かあ。
おせちとか準備したら、少しゆっくり、ゆっくりしよう。
『ユイ、明日ダンジョンなのですか?』
『少し身体を動かしたいわ、鈍りそうだし』
「ブヒヒヒンッ」
きゅるん。
「やめて」
前回軍隊ダンジョンから出て、そう間もないし、毎日毎日何かしらあったし、1日しっかり休みたい。私は切り返したが、仔達まできゅるんしてきたので、私の脆い牙城は崩れる。
結局、次の日、日帰りダンジョンとなった。
ビオーザさんとディンジィさんに見送られて、ソルトを出る。補強は大丈夫なのかな?
こちらに孤児院あれば、寄付をと思ったけど、ソルトにはなかった。全てスカイランが引き取っていると。管轄は同じラーバフ伯爵だしね。
うう、寒か。急ぐ旅でもないし、ゆっくり進み、スカイランに到着。まっすぐギルドに向かう。
到着報告と思ったら、直ぐにアステリさんが来てくれた。そしていつもの応接室に。私と晃太、ホークさん、ビアンカとルリとクリスで向かう。
「到着報告は?」
「必要ございませんよ。今、お茶を」
「ありがとうございます」
ソファーに、よっこらしょ。
ビアンカがごろり、ルリとクリスがぴったり張り付く。ホークさんは変わらずソファーの後ろで待機。ノックがあり、グアルダさんと、小さな革の袋をお盆に乗せてキーナさんが入室してきた。
「テイマー殿、この度はありがとうございました」
まずはグアルダさんが、頭を下げてくる。
「ビアンカとルージュが優秀なので」
私はまったく、なにもしてない。上から見てただけ。
「その優秀な従魔の主人は、紛れもなく貴女ですよ。本当に感謝します。誰も犠牲にすることなく、終わりました。本当に感謝します」
ビアンカとルージュが優秀なだけだもんね。まさか一撃するとは思っていなかったけど。ちゅどん、だもんなあ。
「いえいえ」
と、だけ、言っておこう。
「こちらが報酬になります」
キーナさんが、革の袋を私の前に、はい、確認。ビアンカとルージュ、仔達とノワールの必要経費や。最近よく食べるのよね。いいけどさ。稼いでくれるから。
「テイマー殿、宿はキープしていますが、どうされますか?」
「宿に行きます。年末ですから、休みたいし」
『ダンジョン行かないのですか?』
「「やめて」」
恐ろしいビアンカの言葉に、私と晃太が鋭い突っ込み。まるで、近所のスーパーに卵、買いに行かないの? みたいな感じで言うんやから。
グアルダさんとキーナさんが、きょとん。
「もしかして、軍隊ダンジョンに?」
流石ギルドマスター、分析凄か。
『あら、よく分かったのですね』
「「行かんよ」」
再び私と晃太の突っ込み。
今年は寝正月なんやから。せめて、元旦は寝正月なんやから。
『ぶー、なのですー』
『ぶー』
『ぶー』
ええいっ、かわいかことしたって、行きません。ビアンカとルリとクリスがおんなじ顔して、ぶー、なんて攻撃力半端なかっ。
見ないふりをする。
そこに、アステリさんがお茶を持って来てくれた。薫りからしてベリーの紅茶や。
匂いに釣られるルリとクリスだけど、お茶が熱いと分かって、直ぐに引く。最初は熱いのが分からなくて、ペロッとしたら、案の定熱かったのか、びくっ、てしてた。それからも同じことが1、2度あり、最近は熱いと分かると直ぐに引くようになった。
私と晃太は、ベリーの紅茶を頂き、挨拶してギルドを後にする。元々年末年始過ごす予定の宿に向かう。
途中、マルシェで買い物したかったけど、混雑していて諦めた。マルシェは年末年始は閉まる屋台が多いため、買い物客が多い。仕方なかね。私にはルームの異世界への扉があるしね。
さ、毎年恒例の準備をしなくては。
宿に到着して、私は早速ルームを開ける。サブ・ドアを開けると、母も花もいない。散歩のようだ。そのまま開けっ放しにして、と。
鷹の目の皆さんはブラッシングに回ってくれる。
私は新しい下着をもへじ生活で購入。年末のすき焼きの材料を確認して、と。白菜、ネギ、糸蒟蒻、豆腐。卵とメインのお肉はどうしよう? 冷蔵庫ダンジョンの21階のでいいや。あ、うどん、冷凍うどんがいる。それから、我が家のおせちの準備だ。おせちといってもちゃんとするのはがめ煮と数の子くらいだけどね。お刺身は今年はブラックツナやレッドツナあるしいいかな。ただ、セレクトショップダリアは年末年始はお休み。ノワールの果物や、晃太やチュアンさんの日本酒を予め購入しておく。おっといけない、ボーナスとお年玉の準備せんと。ボーナスは父と相談して決めた。こちらには夏と冬のボーナスはない。雇い主となった時、年に一度、利益と対象の働きぶりに対して支払い義務が発生。時期は決まってない。ただし、奴隷に対してはこれは適応されないが、我らは日本人。毎日頑張ってくれているし、購入時そう言ったし。リーダーのホークさんは15万、ノワールにも乗ってくれているしね。サブ・リーダーのチュアンさんと魔法の指導員のマデリーンさんは13万。母のお手伝いを率先してやってるミゲル君は10万、見習いのエマちゃんとテオ君は5万。エマちゃんとテオ君には、お年玉として色んなお菓子の詰め合わせ、と。お菓子はセレクトショップダリアともへじ生活の個包装をチョイスしよ。あ、ビアンカとルージュ達のシャンプーもせんと。ああ、今年はもう無理かな?
サブ・ドアから散歩から戻ってきた母と花がくる。
「くんくんっ」
あははははん、かわいかあ。もふもふ。仔達も起きてきて、母に群がる。
ぽちゃぽちゃボディをなで回す。ああ、今年も後、3日かあ。
おせちとか準備したら、少しゆっくり、ゆっくりしよう。
『ユイ、明日ダンジョンなのですか?』
『少し身体を動かしたいわ、鈍りそうだし』
「ブヒヒヒンッ」
きゅるん。
「やめて」
前回軍隊ダンジョンから出て、そう間もないし、毎日毎日何かしらあったし、1日しっかり休みたい。私は切り返したが、仔達まできゅるんしてきたので、私の脆い牙城は崩れる。
結局、次の日、日帰りダンジョンとなった。
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