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フィールド型ダンジョン⑤
大丈夫かな?
私は扉の前で待機。
しばらくしてやっと開いた。
真っ先に出てきたのは、なんとエドワルドさん。アルスさんを抱えている。
えっ、アルスさん、意識ないやない?
「「「アルスッ」」」
「アルスちゃんっ」
金の虎の皆さんが駆け寄る。
「怪我はありません。おそらく魔力枯渇かと」
エドワルドさんはファングさんにアルスさんを渡す。直ぐにリィマさんとフリンダさんが抱き締めている。
「モードに? 入ったんですか?」
ガリストさんが確認するように聞いている。
「割りとはじめの頃に」
なるほど、それで、パタリ、やったんやね。
「最後の最後で倒れまして」
心臓に悪か。
「そうですか、アルスを運んでもらい、ありがとうございます」
「お手数をおかけしました」
と、丁寧にファングさんとガリストさんがお礼を言ってる。魔力枯渇なら時期に目を覚ますかな。なんか、最近、よくアルスさん戦闘モードに入るなあ。
アルスさんは金の虎の皆さんがいるからいいかな?
私はボス部屋に入る。
皆無事みたいや、良かった。疲れてそうやけどね。
シルフィ達は倒れているが、アリスが優しく舐めてる。仔達は平気な顔だ。
「ビアンカ、シルフィ達は?」
『心配ないのです。魔力枯渇しただけなのです。シルフィだけ、一瞬なのですが、しっかり戦闘モードになったのです』
「そうな」
シルフィの勇姿を見たかったなあ。
小さな切り傷はあるだけや、後で綺麗にしよう。まずは、ボス部屋から出さんとね。私は冒険者の皆さんに協力を仰ぐ。
シルフィはツヴァイクさん、イフリィはヒェリさん、ノームはガリストさん、ウインディはチュアンさんが運んでくれる。
「晃太、ノワール、大丈夫ね?」
「うん、大丈夫や」
「ぶひひんっ」
こちらは怪我なし。
「エマちゃん、テオ君、怪我はないね?」
「はい」
「大した事ないです」
どうやら棍棒が当たったみたい。後で湿布やね。装備品ケチケチせんでよかった。下手したら武器を取り落として、そこを狙われたら目も当てられない。マデリーンさんが二人をボス部屋の外に連れ出す。
「ヘルト君、ドロテアちゃん、どうね?」
「俺は大丈夫です」
「私もです」
こちらも打撲程度みたい。ドーラさんとフェリクスさんが二人を連れ出す。
「マアデン君、ハジェル君は?」
「はい。大丈夫です」
「自分で治したっす」
ハジェル君、現在自身に回復魔法をかけて、スキルアップを図っている。まだ、他人に施すには弱いらしく、擦り傷、それも小さなものくらいしか治せない。回復魔法は、対象者の体力を削って治すので下手したら、最悪な事態になる。下手したら、ね。かすり傷を治して衰弱死なんて笑えないので、まずハジェル君は回復魔法を出来るだけはやく治療魔法に昇華したい。治療魔法は、術者の魔力頼りになるのが、対象者に負担をかけないし、効果も回復魔法よりいいから、ハジェル君頑張っている。ラーヴさんが二人を連れ出している。
数人が、ドロップ品を拾ってくれている。錆びたナイフ、棍棒、あんまり綺麗ではないショートソード、丸太の様に大きな棍棒もいくつもある。あと、魔法使いが使う様な捻れた杖もあった。魔法を使うゴブリンが数体いたみたい。すぐに撃破されたそうだけどね。
さて、私もシルフィ達が心配だし、行こうかな。
「晃太、ドロップ品の回収と、宝箱出たらお願いできる?」
「よかよ」
ノワールはホークさんが連れていった。
アリスはシルフィ達を追いかけるように出ていった。入れ替わるようにルージュが来た。宝箱の罠チェックの為ね。晃太と出てきた宝箱を覗いている。あら? まだドロップ品が散乱しているのに。宝箱って、ドロップ品すべて拾うか、ダンジョンに吸収されてから出るものだって聞いたけど。
ダンジョンも色々あるしね。たまにあるらしい。
「皆、おいで、水分補給よ」
仔達を呼ぶと、素直にやってくる。
「わふーん」
『わいなー、リンゴのジュースが飲みたいねん』
『ヒスイもリンゴ~』
『ルリ、オレンジジュースがいい~』
『クリスは牛乳っ、ねーね、牛乳だよっ』
「くるっ」
はいはい、何でも準備しますがな。かわいかね、もふもふ。
ずいぶん大きくなった仔達に囲まれて、私はボス部屋の外に向かう。
パタン
え? 閉まった。ボス部屋の扉が。
ど、どういう事? ここのボス部屋のクールダウン時間は一時間以上あるはずなのにっ。なんで、さっき扉が開いたやんっ。
『皆っ、ユイを守りなさいっ』
ルージュが檄を飛ばすと、さっきまでぷりぷりしていた仔達が戦闘態勢に入る。
ボス部屋の床、剥き出しの干からびた土の床に、何やら白い線が浮かび上がった。
私は扉の前で待機。
しばらくしてやっと開いた。
真っ先に出てきたのは、なんとエドワルドさん。アルスさんを抱えている。
えっ、アルスさん、意識ないやない?
「「「アルスッ」」」
「アルスちゃんっ」
金の虎の皆さんが駆け寄る。
「怪我はありません。おそらく魔力枯渇かと」
エドワルドさんはファングさんにアルスさんを渡す。直ぐにリィマさんとフリンダさんが抱き締めている。
「モードに? 入ったんですか?」
ガリストさんが確認するように聞いている。
「割りとはじめの頃に」
なるほど、それで、パタリ、やったんやね。
「最後の最後で倒れまして」
心臓に悪か。
「そうですか、アルスを運んでもらい、ありがとうございます」
「お手数をおかけしました」
と、丁寧にファングさんとガリストさんがお礼を言ってる。魔力枯渇なら時期に目を覚ますかな。なんか、最近、よくアルスさん戦闘モードに入るなあ。
アルスさんは金の虎の皆さんがいるからいいかな?
私はボス部屋に入る。
皆無事みたいや、良かった。疲れてそうやけどね。
シルフィ達は倒れているが、アリスが優しく舐めてる。仔達は平気な顔だ。
「ビアンカ、シルフィ達は?」
『心配ないのです。魔力枯渇しただけなのです。シルフィだけ、一瞬なのですが、しっかり戦闘モードになったのです』
「そうな」
シルフィの勇姿を見たかったなあ。
小さな切り傷はあるだけや、後で綺麗にしよう。まずは、ボス部屋から出さんとね。私は冒険者の皆さんに協力を仰ぐ。
シルフィはツヴァイクさん、イフリィはヒェリさん、ノームはガリストさん、ウインディはチュアンさんが運んでくれる。
「晃太、ノワール、大丈夫ね?」
「うん、大丈夫や」
「ぶひひんっ」
こちらは怪我なし。
「エマちゃん、テオ君、怪我はないね?」
「はい」
「大した事ないです」
どうやら棍棒が当たったみたい。後で湿布やね。装備品ケチケチせんでよかった。下手したら武器を取り落として、そこを狙われたら目も当てられない。マデリーンさんが二人をボス部屋の外に連れ出す。
「ヘルト君、ドロテアちゃん、どうね?」
「俺は大丈夫です」
「私もです」
こちらも打撲程度みたい。ドーラさんとフェリクスさんが二人を連れ出す。
「マアデン君、ハジェル君は?」
「はい。大丈夫です」
「自分で治したっす」
ハジェル君、現在自身に回復魔法をかけて、スキルアップを図っている。まだ、他人に施すには弱いらしく、擦り傷、それも小さなものくらいしか治せない。回復魔法は、対象者の体力を削って治すので下手したら、最悪な事態になる。下手したら、ね。かすり傷を治して衰弱死なんて笑えないので、まずハジェル君は回復魔法を出来るだけはやく治療魔法に昇華したい。治療魔法は、術者の魔力頼りになるのが、対象者に負担をかけないし、効果も回復魔法よりいいから、ハジェル君頑張っている。ラーヴさんが二人を連れ出している。
数人が、ドロップ品を拾ってくれている。錆びたナイフ、棍棒、あんまり綺麗ではないショートソード、丸太の様に大きな棍棒もいくつもある。あと、魔法使いが使う様な捻れた杖もあった。魔法を使うゴブリンが数体いたみたい。すぐに撃破されたそうだけどね。
さて、私もシルフィ達が心配だし、行こうかな。
「晃太、ドロップ品の回収と、宝箱出たらお願いできる?」
「よかよ」
ノワールはホークさんが連れていった。
アリスはシルフィ達を追いかけるように出ていった。入れ替わるようにルージュが来た。宝箱の罠チェックの為ね。晃太と出てきた宝箱を覗いている。あら? まだドロップ品が散乱しているのに。宝箱って、ドロップ品すべて拾うか、ダンジョンに吸収されてから出るものだって聞いたけど。
ダンジョンも色々あるしね。たまにあるらしい。
「皆、おいで、水分補給よ」
仔達を呼ぶと、素直にやってくる。
「わふーん」
『わいなー、リンゴのジュースが飲みたいねん』
『ヒスイもリンゴ~』
『ルリ、オレンジジュースがいい~』
『クリスは牛乳っ、ねーね、牛乳だよっ』
「くるっ」
はいはい、何でも準備しますがな。かわいかね、もふもふ。
ずいぶん大きくなった仔達に囲まれて、私はボス部屋の外に向かう。
パタン
え? 閉まった。ボス部屋の扉が。
ど、どういう事? ここのボス部屋のクールダウン時間は一時間以上あるはずなのにっ。なんで、さっき扉が開いたやんっ。
『皆っ、ユイを守りなさいっ』
ルージュが檄を飛ばすと、さっきまでぷりぷりしていた仔達が戦闘態勢に入る。
ボス部屋の床、剥き出しの干からびた土の床に、何やら白い線が浮かび上がった。
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