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二 薬草と雑草の見分けが。
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私は意気揚々と町の外の林に来ている。
来ているが・・・「薬草と雑草の見分けがつかんのじゃあ~」。
私に鑑定は無い。
この世界の植物の知識は更にない。
前世でも無いけどね。
良く考えたら薬草の絵図すらギルドで確認して無かった。
・・・私は無い脳ミソで考えた。
回復魔法を浴びせれば何か起きないか。
ポーションに成る野草に反応が出ないか試して見たのだ。
結果は枯れそうな草が元気に成るだけだった。
次は治癒魔法を浴びせた。
結果は虫に食われた草や白い斑点の有る草が治っただけだった。
浄化魔法を浴びせた。
結果は数種類の草が枯れた・・・?。
洗浄魔法を浴びせた。
土埃や汚れが落ちただけだった。
「反応したのは浄化だけか・・・」
そう呟いて、再び辺りの草の形を覚えて浄化を浴びせた。
浄化は呪いとか恨みを除く他に、毒素や状態異常を取り除く効果がある筈。
多分。
私はラノベを恥ずかしながら、ちらっと読んだ事がある。
・・・ちらっとだからね。
だからインベントリーが、整理棚機能付きのアイテムBOXみたいな物だと知っている。
多分自動で整理整頓される・・・筈。
多分。
憶測なのがちと心許ない。
私は浄化魔法を再び浴びせた。
・・・あの草とあの草とあの草ね。
私は覚えていた枯れた草を3つ採取してインベントリーに入れた。
ステータス画面のインベントリーをポチっとな。
ラノベ通りだよ、ほんま。
所持品が綺麗に仕分けされて収納して有る。
植物の表示をタップ。
アマリダ草 毒
ソリャナイ草 毒
ツカエ草 治癒(毒)
コラエ草 回復(毒)
あれ、コラエ草って取ったか?。
コラエ草出よと念じたら出て来た。
流石異世界だ、本当に出やがった。
見ると小さなペンペン草みたい。
次にツカエ草を出してみる。
菊の葉ぽくて裏に毛が有りヨモギみたいだ。
成る程これなら私にも解る。
喉が渇いたので水瓶を出して、水を頂いた。
水瓶はピッチャーぐらいの大きさだったよ。
「ぷはあ~、美味しい」
その水は思わず声が出る程美味しかった。
私はその後無作為に草をむしりインベントリーに入れて、ステータス画面から覗いて見たら。
有るわ有るわ。
薬草と毒草だらけだった。
試しに毒草と有る所をタップした。
効能が出てくる。
すると中には役立つものが3つ見つかった。
逆に薬草の効能をタップすると、多量摂取は危険と有る。
「ああ、毒でも有るんだ」
大量に草をむしりインベントリーに収納して、使えない物は棄ててと念じたら、薬草迄棄てられていた。
インベントリーに有る同じ薬草と見比べたら根が無かった。
「成る程ね有効部分か」
さてと帰るかと元来た道を戻ると、手に棍棒や石はたまた錆びた剣を持ったゴブリンが現れた。
汚そうなので足下の石を拾って投げつけた。
彼らは呆気なく死んでしまった。
大小の石が頭や胴体を貫通していた。
私は土魔法で3体のゴブリンを埋めて帰る。
「私の道を妨げる者は何人で有ろうと屠ってくれるわ、わーはっはは」
薬草採取に来てた子供らが怯えていたので、これ以降は独り言を控えようと思う。
笑い声にドスが効き過ぎた様だ。
今日は服屋に来ている。
昨日の薬草が高く買って貰えたので、生活に目処がつきそうだと思ったからだ。
16の身体に成ったが服はセーラー服だったので。
何でうちの高校の服なんだよ。
嬉し恥ずかしセーラー服。
懐かしい。
あの頃は私も普通の高校生だった。
でもね私んち(はちきゅうさん)なんだよね。
初めての彼氏がうちに来てションベン漏らしました、はい。
それから私には彼氏が出来なかった。
OL時代にやっとこさ三十五で彼氏が出来たら、やっぱりうちに来てションベン漏らしちゃった。
でも彼が偉かったのは、その後も私を愛してくれた事。
まあ家の稼業はあたしが継いだけどね。
彼には鎬は無理だから。
優しいもん。
今はどうしてるかな?。
流石にセーラー服では映画を地で行くようなもの。
冒険者らしい服に着替えたよ。
服屋の親父がセーラー服を譲ってくれと言ったけど、鼻息が荒かったので止めた。
キモいわ!。
こっちにもいるんかい、あーゆうの。
翌日冒険者ギルドに行くと凄く残念がられた。
近くにいたお兄さんに聞くと、どうやらスカート振り振りのセーラー服が可愛かったらしい。
ここにもいたよ変態どもが。
まあシャツにズボンと皮鎧の姉ちゃんより、セーラー服のねえちゃんの方が可愛いわな。
でもさセーラー服に帯びる剣って、何とかムーン的で良いかも。
中味が45歳でなけりゃ。
私は颯爽と今日も薬草採取だ。
薬草を採りゴブリンを殴り。
薬草を採りオークをぶっ飛ばし。
薬草を採りオーガを蹴り殺す。
そんな日々が続く。
いやどんな日々やねん!。
私は別の服屋で(そこは女将さん)セーラー服擬きの服を作って貰った。
スカート丈は長めだ。
動き易いんだよ意外とね。
今日はこれを来て薬草採取に行く。
何時もの通り人目の無い所で薬草採取していると。
遠くで悲鳴がした。
林の奥から急いで街道に出ると、5人の子供がオークどもに襲われていたので、走って助けに向かう。
「くっ、間に合わん」
私は無い頭で考えた。
その瞬間3つの金ダライがオーク3体の頭の上に落ちた。
「しめた、オークがこっちを敵として認識してくれた。よし、ストーンバレット!」
ポタポタポタ。
遠すぎた様だ。
仕方無い。
私は河原で猪を殴り殺した石を握り、全速力で走ったよ。
気が付いたら、オーク3体の頭が凹んでた。
オーク3体を倒した私は子供達に向き直り。
「大丈夫?」
「「「「「・・・・・・」」」」」
「ん、怪我は無かった?」
「「「「「びえ~ん」」」」」
私は息を切らせ、大きく口で息をし、血みどろの石を持って、血みどろの顔をして聞いていた事に、漸く気がついた。
セーラー服とオニ女。
来ているが・・・「薬草と雑草の見分けがつかんのじゃあ~」。
私に鑑定は無い。
この世界の植物の知識は更にない。
前世でも無いけどね。
良く考えたら薬草の絵図すらギルドで確認して無かった。
・・・私は無い脳ミソで考えた。
回復魔法を浴びせれば何か起きないか。
ポーションに成る野草に反応が出ないか試して見たのだ。
結果は枯れそうな草が元気に成るだけだった。
次は治癒魔法を浴びせた。
結果は虫に食われた草や白い斑点の有る草が治っただけだった。
浄化魔法を浴びせた。
結果は数種類の草が枯れた・・・?。
洗浄魔法を浴びせた。
土埃や汚れが落ちただけだった。
「反応したのは浄化だけか・・・」
そう呟いて、再び辺りの草の形を覚えて浄化を浴びせた。
浄化は呪いとか恨みを除く他に、毒素や状態異常を取り除く効果がある筈。
多分。
私はラノベを恥ずかしながら、ちらっと読んだ事がある。
・・・ちらっとだからね。
だからインベントリーが、整理棚機能付きのアイテムBOXみたいな物だと知っている。
多分自動で整理整頓される・・・筈。
多分。
憶測なのがちと心許ない。
私は浄化魔法を再び浴びせた。
・・・あの草とあの草とあの草ね。
私は覚えていた枯れた草を3つ採取してインベントリーに入れた。
ステータス画面のインベントリーをポチっとな。
ラノベ通りだよ、ほんま。
所持品が綺麗に仕分けされて収納して有る。
植物の表示をタップ。
アマリダ草 毒
ソリャナイ草 毒
ツカエ草 治癒(毒)
コラエ草 回復(毒)
あれ、コラエ草って取ったか?。
コラエ草出よと念じたら出て来た。
流石異世界だ、本当に出やがった。
見ると小さなペンペン草みたい。
次にツカエ草を出してみる。
菊の葉ぽくて裏に毛が有りヨモギみたいだ。
成る程これなら私にも解る。
喉が渇いたので水瓶を出して、水を頂いた。
水瓶はピッチャーぐらいの大きさだったよ。
「ぷはあ~、美味しい」
その水は思わず声が出る程美味しかった。
私はその後無作為に草をむしりインベントリーに入れて、ステータス画面から覗いて見たら。
有るわ有るわ。
薬草と毒草だらけだった。
試しに毒草と有る所をタップした。
効能が出てくる。
すると中には役立つものが3つ見つかった。
逆に薬草の効能をタップすると、多量摂取は危険と有る。
「ああ、毒でも有るんだ」
大量に草をむしりインベントリーに収納して、使えない物は棄ててと念じたら、薬草迄棄てられていた。
インベントリーに有る同じ薬草と見比べたら根が無かった。
「成る程ね有効部分か」
さてと帰るかと元来た道を戻ると、手に棍棒や石はたまた錆びた剣を持ったゴブリンが現れた。
汚そうなので足下の石を拾って投げつけた。
彼らは呆気なく死んでしまった。
大小の石が頭や胴体を貫通していた。
私は土魔法で3体のゴブリンを埋めて帰る。
「私の道を妨げる者は何人で有ろうと屠ってくれるわ、わーはっはは」
薬草採取に来てた子供らが怯えていたので、これ以降は独り言を控えようと思う。
笑い声にドスが効き過ぎた様だ。
今日は服屋に来ている。
昨日の薬草が高く買って貰えたので、生活に目処がつきそうだと思ったからだ。
16の身体に成ったが服はセーラー服だったので。
何でうちの高校の服なんだよ。
嬉し恥ずかしセーラー服。
懐かしい。
あの頃は私も普通の高校生だった。
でもね私んち(はちきゅうさん)なんだよね。
初めての彼氏がうちに来てションベン漏らしました、はい。
それから私には彼氏が出来なかった。
OL時代にやっとこさ三十五で彼氏が出来たら、やっぱりうちに来てションベン漏らしちゃった。
でも彼が偉かったのは、その後も私を愛してくれた事。
まあ家の稼業はあたしが継いだけどね。
彼には鎬は無理だから。
優しいもん。
今はどうしてるかな?。
流石にセーラー服では映画を地で行くようなもの。
冒険者らしい服に着替えたよ。
服屋の親父がセーラー服を譲ってくれと言ったけど、鼻息が荒かったので止めた。
キモいわ!。
こっちにもいるんかい、あーゆうの。
翌日冒険者ギルドに行くと凄く残念がられた。
近くにいたお兄さんに聞くと、どうやらスカート振り振りのセーラー服が可愛かったらしい。
ここにもいたよ変態どもが。
まあシャツにズボンと皮鎧の姉ちゃんより、セーラー服のねえちゃんの方が可愛いわな。
でもさセーラー服に帯びる剣って、何とかムーン的で良いかも。
中味が45歳でなけりゃ。
私は颯爽と今日も薬草採取だ。
薬草を採りゴブリンを殴り。
薬草を採りオークをぶっ飛ばし。
薬草を採りオーガを蹴り殺す。
そんな日々が続く。
いやどんな日々やねん!。
私は別の服屋で(そこは女将さん)セーラー服擬きの服を作って貰った。
スカート丈は長めだ。
動き易いんだよ意外とね。
今日はこれを来て薬草採取に行く。
何時もの通り人目の無い所で薬草採取していると。
遠くで悲鳴がした。
林の奥から急いで街道に出ると、5人の子供がオークどもに襲われていたので、走って助けに向かう。
「くっ、間に合わん」
私は無い頭で考えた。
その瞬間3つの金ダライがオーク3体の頭の上に落ちた。
「しめた、オークがこっちを敵として認識してくれた。よし、ストーンバレット!」
ポタポタポタ。
遠すぎた様だ。
仕方無い。
私は河原で猪を殴り殺した石を握り、全速力で走ったよ。
気が付いたら、オーク3体の頭が凹んでた。
オーク3体を倒した私は子供達に向き直り。
「大丈夫?」
「「「「「・・・・・・」」」」」
「ん、怪我は無かった?」
「「「「「びえ~ん」」」」」
私は息を切らせ、大きく口で息をし、血みどろの石を持って、血みどろの顔をして聞いていた事に、漸く気がついた。
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