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十五 歩き巫女②
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いやあ~、誠にすいません。
オーバンの方向を東って書いてて、それじゃ海に出るだろって話しなので、勿論西に変えました。何で東って書いたのか自分でも分かりませんね。・・・痴呆症か(ボソッ)。
ちゃんと構成を作って書かなきゃ駄目ですね。
────────────────────
ヅォクネルの商業ギルドで大騒ぎに成って、トンネルの通行料の1%を貰える事に成って、それおばカブナ教の教会に収めて貰う事にしたよ。
そうそうヅォクネルにはガラス瓶を買いに来たんだよね。
ポーション用のさ。
それとウヰスキー用にもね。
商業ギルドに聞いたら闇酒は駄目と言われたが、自分で消費するには問題無いらしい。
販売したら罪に成るとか。
早速薬師ギルドに登録しに行ったよ。
薬師ギルドの受付嬢が私の冒険者カードを見て震えていた。
あっさり登録完了。
まあね、薬師神の証印付きだからね。
早速ポーションを薬師ギルドに幾つか卸したよ。
間違えてウヰスキー1本渡して慌てて取り戻したけどね。
何の薬ですかと聞かれたから、百薬の長だと言っておいた。
間違いでは無い。
さてと宿を取って町でダンジョン用に物資を揃えないとね。
主に食料品。
肉だけはたんまり有るけど野菜がね。
後調味料。
ポーション代で懐も潤ったし。
少し良い宿にした。
翌日買い出しをして、翌々日にはダンジョンへ向かったよ。
ワフール国に有るオリアル初級ダンジョンは大した魔物も出ない。
それでも希少な鉱石がドロップされたりするので人気なのだ。
ダンジョンの鉱石に限り国から個人所有の許可が出る。
まあ大量には出ないって事だね。
ただ出る時に鉱石は見せるか買い取りに成る。
買い取りに成るのはミスリル等の希少品と金と銀らしい。
つまりそれらは持ち出すなって事だね。
こっそりストレージに納めれば大丈夫だけど、そんなインチキは他の冒険者に失礼なので止めておく。
持ち出した処で売る宛ても無いがね。
馬車で半日。
オリアルダンジョンに到着だ。
ダンジョン入場登録をして入る。
いちおう死ぬ事も希に有るらしいので。
一階は定番の角ウサギ。
面倒なので駆け足で抜ける。
3匹くらい倒したから取り敢えずドロップ品は拾った。
距離にして1キロ四方のエリアだった。
二階層への階段は割と混んでいる。
降りると直ぐにセーフティエリアが有る。
多くがここで休憩して3キロ四方のエリアへ侵入する。
このエリアは森だ。
角ウサギエリアは草原地帯。
オーソドックスで有る。
流石に森の3キロ四方は広く感じた。
進む速度に制限が掛かるからだろう。
それにここはオオカミとゴブリンが主体。
実は死亡者の九割がここらしい。
狡猾なオオカミにゴブリンなら分かる気がする。
一先ずは真ん中のセーフティエリアを目指す。
この階層にはセーフティエリアが四隅と真ん中に計5ヵ所有るらしい。
この5ヵ所で次の階層への階段が移動しているそうだ。
索敵魔法が有ればいとも簡単に次の階層へ降りられた。
成る程これは気が緩むわ。
死亡者の九割がここなのも頷ける。
3階層は海岸線だった。
内陸に行こうとするとそこは全て上の階段と成っていた。
つまりひたすら海岸線を歩いて下の階段を探せと言う事の様だ。
「魔物出ませんね」
「う~ん、なんだろね此処」
「姐御此処元の位置ですよ。景色が同じですもん」
「三時間歩いて元の位置って・・・」
「ここ意地悪階層ですね」
「そうだね。飯にするか」
「良かった、疲れちゃいましたよ」
ストレージから作り置きの食べ物と飲み物を出して、一息着いていたら内陸側から人が出て来た。
「あっどうも、休憩中すいません」
「ああお気になさらず」
「ひょっとして階段見つかりませんでした」
「ええまあ」
「ああ~今日は難しい日かあ」
「そんなのあるの?」
「時偶見付かり難い日が有るんですよ」
「そうなんだ・・・」
「それじゃ先に行かせて貰います」
そう言って彼等は行った。
「フォンシーヌどうしよう」
「そうですね・・・索敵って人も感知出来ますよね」
「基本盗賊も感知するからね。強化すれば悪意の無い人も・・・あっ、下の階層の人かあ」
「ええ、探せませんかね」
「あーっ」「あっ」。
一時間後下の階層の人を感知したら、何と上の階層の階段の横に、下へ降りる階段が有った。
なんちゅう意地悪な。
そんでもって私達の叫びを聞いて、他の2パーティーが寄って来た。
「「「「「「「「あはは」」」」」」」」
皆揃って、意地悪だねと言い合った。
その内の一つのパーティーは先程私達が会ったパーティーだ。
皆で仲良く4階層へ降りて行った。
さあ最終階層だ。
未だ私達はまともにドロップ品を拾えていない。
この階で何かしら倒さないとね。
降りた。
降りたんだけど・・・。
いきなりボス部屋かい!!。
2パーティーは相談して皆で行くそうだ。
私達は彼等が終わるまで待機。
暫くして扉が開いた。
ふむふむ。
ボスは何だろう?。
んっ、ハイオークやん。
ジエネラルより高位種やんかさ。
出るんだ初級なのに。
「気を抜くなよフォンシーヌ」
「あいよ姐御」
「行くよ」
全く相手に魔法を撃たす隙を与えずに、二人で攻撃した処、私が両足に刀を入れ動きが鈍った隙に、フォンシーヌの渾身の一太刀が決まった。
ドロップ品を拾ったら、何かの魔法が起動してダンジョン入り口に送還された。
歓声が上がった。
ボスのドロップ品はどうやらオリハルコンだったらしい。
結構な金額で買い取って貰え、二人で折半したよ。
多分10年は贅沢をしなければ暮らせる金額だ。
そりゃ周りから歓声が上がる筈だ。
ギルドの人から君達のボスはどんなのだったと聞かれたので、ハイオークと答えたら。
ワナワナと震え出して、横にいた職員に直ぐにギルドへ報告させていた。
ハイハイ、町へ着いたら直ぐにギルドへ連行されました。
どうやらハイオークは前代未聞だったとの事。
ギルド長が言うには、前からパーティーの強さに比例したボスが出るとは思っていたらしいが、流石にハイオークは有り得ないと。
思わず溜め息をつかれた。
・・・私のランクは一つ引き上げられて、フォンシーヌと同じに成った。
そしてあろう事か、その場でまた2人とも1ランク上げられてしまった。
そうして私達はDランクに成った。
へへへ、このランクでも未だオリアルダンジョンには潜れるもんね。
Cランクだと駄目だけどね。
そして5日後、再びオリアルダンジョン。
だけどギルマスからDランク(それももう直ぐCに成るとか)パーティーの3人兄弟を押し付けられた。
つまり5人で行けと。
今度は何が出るか分からんと。
かくしてボス部屋。
出たのは鎧牛。
ドロップ品はミスリルの剣5本。
で、今はギルマスの部屋でおます。
「・・・素手で鎧牛の頭を殴っただと?」
「そう、そしたら首が折れて頭がめり込んだんですよギルマス」
「・・・・・・」
「本当なんですって」
「いや、お前らが嘘を言う筈も無い。このお嬢ちゃんが変なんだ」
「失礼な」
「大体何で大聖女が冒険者やってるんだ」
「「「大聖女!!」」」
「別に姐御が冒険者やったら法律に背く訳じゃ無いでしょ」
「そりゃそうだが、そもそも薬師の証印持ちが冒険者やるか?」
「だって面白いもん」
「もんって・・・はあ~。お前ら今日からCランクな。もうここは潜れんぞ」
「「え~」」
「え~じゃない!、そんな可愛い声で誤魔化されるか。ダンジョン潰れるわ」
「「意地悪おやじ」」
「ほっとけ」
「この剣本当に貰っていいのか?」
「だって5本出たもの」
「でもミスリルだし、ボス倒したのお前だし」
「ミスリルの剣5本何て要らないよ。それに多分5人居たから5本だよ」
「そっそうか・・・じゃあ貰うぞ。・・・本当に貰っちまうぞ」
「良いよ」
ミスリル鉱石なら買い取りに出さざるを得ないが、加工品である剣は強制買い取りにはあたらなかった。
つまり個人所有品と成るのだ。
フォンシーヌの剣は私のストレージで預かる事に成った。
それはフォンシーヌが未だ自分には早いと言ったからだ。
私も長ドスの方が気にいってるので、ミスリル剣はストレージ行きだ。
私にはミスリルの剣は必要無いが、フォンシーヌが姐御とお揃いと喜んでいたので売れなかった。
まあいっか。
因みに流石にミスリルやその他の希少鉱石は落ちていなかったが、(金銀は実は落ちてたのだが拾うのは憚った)魔鉄鉱石は普通に道に落ちてたから、素直にストレージに入れさしてもらった。
私達は今北に向かって田舎の細い街道を歩いている。
目的はコランと言う温泉村。
元日本人として温泉って聞いたらねえ、あんた。
「姐御変わった服ですね」
「ああそうだね」
「変わった服ですね」
「はい私は歩き巫女のスワと申します」
「歩き巫女ですか・・・どちらの神・・・」
消えていく、今スワと名乗った女性が目の前で消えていった。
「何ですか今の人は」
「あれは神の使いだ」たぶん。
変わった服処か完全に前世の巫女服だった。
シラギヌの上にチハヤ、ヒバカマに杖とツルギ、小手に脚絆と草鞋。
チハヤは藍染めと言う珍しい物。
何故に緋袴何だろう?。
他は旅装束なのに。
藍染めの千早って完全に虫除けだし。
『だって緋袴で無いと巫女服って分かんないじゃないの』
その念話に冷や汗が出た。
「何故に私の前に出ましたか?」
『お~やはりバレたか』
「歩き巫女とは修行中の地位の低い巫女です。時には春を売って路銀を稼ぐと聞きます。とてもその様な地位の方とは思えぬ服装ですからね。しかも名前が諏訪とかバレるでしょうに。最たるは歩き巫女の名と言うのは、前世の私の世界の別称ですよね」
『やはり無理が有るか』
「有り有りです。ハベレイマソカリです」
『・・・・・・』
「黙られるとハズい」
『コランの北の小高い山に有る、小さな祠を見つけてはくれぬか。我の唯一の信仰物じゃ。我はカタと言う神じゃ。見つけてくれれば礼をしよう』
カタって神にコラン村、そして温泉。
肩が凝らない温泉って・・・。
「ふっ、まさかね」
「姐御?」
『米倉斉加年』
「って、うっさいわ!」
オーバンの方向を東って書いてて、それじゃ海に出るだろって話しなので、勿論西に変えました。何で東って書いたのか自分でも分かりませんね。・・・痴呆症か(ボソッ)。
ちゃんと構成を作って書かなきゃ駄目ですね。
────────────────────
ヅォクネルの商業ギルドで大騒ぎに成って、トンネルの通行料の1%を貰える事に成って、それおばカブナ教の教会に収めて貰う事にしたよ。
そうそうヅォクネルにはガラス瓶を買いに来たんだよね。
ポーション用のさ。
それとウヰスキー用にもね。
商業ギルドに聞いたら闇酒は駄目と言われたが、自分で消費するには問題無いらしい。
販売したら罪に成るとか。
早速薬師ギルドに登録しに行ったよ。
薬師ギルドの受付嬢が私の冒険者カードを見て震えていた。
あっさり登録完了。
まあね、薬師神の証印付きだからね。
早速ポーションを薬師ギルドに幾つか卸したよ。
間違えてウヰスキー1本渡して慌てて取り戻したけどね。
何の薬ですかと聞かれたから、百薬の長だと言っておいた。
間違いでは無い。
さてと宿を取って町でダンジョン用に物資を揃えないとね。
主に食料品。
肉だけはたんまり有るけど野菜がね。
後調味料。
ポーション代で懐も潤ったし。
少し良い宿にした。
翌日買い出しをして、翌々日にはダンジョンへ向かったよ。
ワフール国に有るオリアル初級ダンジョンは大した魔物も出ない。
それでも希少な鉱石がドロップされたりするので人気なのだ。
ダンジョンの鉱石に限り国から個人所有の許可が出る。
まあ大量には出ないって事だね。
ただ出る時に鉱石は見せるか買い取りに成る。
買い取りに成るのはミスリル等の希少品と金と銀らしい。
つまりそれらは持ち出すなって事だね。
こっそりストレージに納めれば大丈夫だけど、そんなインチキは他の冒険者に失礼なので止めておく。
持ち出した処で売る宛ても無いがね。
馬車で半日。
オリアルダンジョンに到着だ。
ダンジョン入場登録をして入る。
いちおう死ぬ事も希に有るらしいので。
一階は定番の角ウサギ。
面倒なので駆け足で抜ける。
3匹くらい倒したから取り敢えずドロップ品は拾った。
距離にして1キロ四方のエリアだった。
二階層への階段は割と混んでいる。
降りると直ぐにセーフティエリアが有る。
多くがここで休憩して3キロ四方のエリアへ侵入する。
このエリアは森だ。
角ウサギエリアは草原地帯。
オーソドックスで有る。
流石に森の3キロ四方は広く感じた。
進む速度に制限が掛かるからだろう。
それにここはオオカミとゴブリンが主体。
実は死亡者の九割がここらしい。
狡猾なオオカミにゴブリンなら分かる気がする。
一先ずは真ん中のセーフティエリアを目指す。
この階層にはセーフティエリアが四隅と真ん中に計5ヵ所有るらしい。
この5ヵ所で次の階層への階段が移動しているそうだ。
索敵魔法が有ればいとも簡単に次の階層へ降りられた。
成る程これは気が緩むわ。
死亡者の九割がここなのも頷ける。
3階層は海岸線だった。
内陸に行こうとするとそこは全て上の階段と成っていた。
つまりひたすら海岸線を歩いて下の階段を探せと言う事の様だ。
「魔物出ませんね」
「う~ん、なんだろね此処」
「姐御此処元の位置ですよ。景色が同じですもん」
「三時間歩いて元の位置って・・・」
「ここ意地悪階層ですね」
「そうだね。飯にするか」
「良かった、疲れちゃいましたよ」
ストレージから作り置きの食べ物と飲み物を出して、一息着いていたら内陸側から人が出て来た。
「あっどうも、休憩中すいません」
「ああお気になさらず」
「ひょっとして階段見つかりませんでした」
「ええまあ」
「ああ~今日は難しい日かあ」
「そんなのあるの?」
「時偶見付かり難い日が有るんですよ」
「そうなんだ・・・」
「それじゃ先に行かせて貰います」
そう言って彼等は行った。
「フォンシーヌどうしよう」
「そうですね・・・索敵って人も感知出来ますよね」
「基本盗賊も感知するからね。強化すれば悪意の無い人も・・・あっ、下の階層の人かあ」
「ええ、探せませんかね」
「あーっ」「あっ」。
一時間後下の階層の人を感知したら、何と上の階層の階段の横に、下へ降りる階段が有った。
なんちゅう意地悪な。
そんでもって私達の叫びを聞いて、他の2パーティーが寄って来た。
「「「「「「「「あはは」」」」」」」」
皆揃って、意地悪だねと言い合った。
その内の一つのパーティーは先程私達が会ったパーティーだ。
皆で仲良く4階層へ降りて行った。
さあ最終階層だ。
未だ私達はまともにドロップ品を拾えていない。
この階で何かしら倒さないとね。
降りた。
降りたんだけど・・・。
いきなりボス部屋かい!!。
2パーティーは相談して皆で行くそうだ。
私達は彼等が終わるまで待機。
暫くして扉が開いた。
ふむふむ。
ボスは何だろう?。
んっ、ハイオークやん。
ジエネラルより高位種やんかさ。
出るんだ初級なのに。
「気を抜くなよフォンシーヌ」
「あいよ姐御」
「行くよ」
全く相手に魔法を撃たす隙を与えずに、二人で攻撃した処、私が両足に刀を入れ動きが鈍った隙に、フォンシーヌの渾身の一太刀が決まった。
ドロップ品を拾ったら、何かの魔法が起動してダンジョン入り口に送還された。
歓声が上がった。
ボスのドロップ品はどうやらオリハルコンだったらしい。
結構な金額で買い取って貰え、二人で折半したよ。
多分10年は贅沢をしなければ暮らせる金額だ。
そりゃ周りから歓声が上がる筈だ。
ギルドの人から君達のボスはどんなのだったと聞かれたので、ハイオークと答えたら。
ワナワナと震え出して、横にいた職員に直ぐにギルドへ報告させていた。
ハイハイ、町へ着いたら直ぐにギルドへ連行されました。
どうやらハイオークは前代未聞だったとの事。
ギルド長が言うには、前からパーティーの強さに比例したボスが出るとは思っていたらしいが、流石にハイオークは有り得ないと。
思わず溜め息をつかれた。
・・・私のランクは一つ引き上げられて、フォンシーヌと同じに成った。
そしてあろう事か、その場でまた2人とも1ランク上げられてしまった。
そうして私達はDランクに成った。
へへへ、このランクでも未だオリアルダンジョンには潜れるもんね。
Cランクだと駄目だけどね。
そして5日後、再びオリアルダンジョン。
だけどギルマスからDランク(それももう直ぐCに成るとか)パーティーの3人兄弟を押し付けられた。
つまり5人で行けと。
今度は何が出るか分からんと。
かくしてボス部屋。
出たのは鎧牛。
ドロップ品はミスリルの剣5本。
で、今はギルマスの部屋でおます。
「・・・素手で鎧牛の頭を殴っただと?」
「そう、そしたら首が折れて頭がめり込んだんですよギルマス」
「・・・・・・」
「本当なんですって」
「いや、お前らが嘘を言う筈も無い。このお嬢ちゃんが変なんだ」
「失礼な」
「大体何で大聖女が冒険者やってるんだ」
「「「大聖女!!」」」
「別に姐御が冒険者やったら法律に背く訳じゃ無いでしょ」
「そりゃそうだが、そもそも薬師の証印持ちが冒険者やるか?」
「だって面白いもん」
「もんって・・・はあ~。お前ら今日からCランクな。もうここは潜れんぞ」
「「え~」」
「え~じゃない!、そんな可愛い声で誤魔化されるか。ダンジョン潰れるわ」
「「意地悪おやじ」」
「ほっとけ」
「この剣本当に貰っていいのか?」
「だって5本出たもの」
「でもミスリルだし、ボス倒したのお前だし」
「ミスリルの剣5本何て要らないよ。それに多分5人居たから5本だよ」
「そっそうか・・・じゃあ貰うぞ。・・・本当に貰っちまうぞ」
「良いよ」
ミスリル鉱石なら買い取りに出さざるを得ないが、加工品である剣は強制買い取りにはあたらなかった。
つまり個人所有品と成るのだ。
フォンシーヌの剣は私のストレージで預かる事に成った。
それはフォンシーヌが未だ自分には早いと言ったからだ。
私も長ドスの方が気にいってるので、ミスリル剣はストレージ行きだ。
私にはミスリルの剣は必要無いが、フォンシーヌが姐御とお揃いと喜んでいたので売れなかった。
まあいっか。
因みに流石にミスリルやその他の希少鉱石は落ちていなかったが、(金銀は実は落ちてたのだが拾うのは憚った)魔鉄鉱石は普通に道に落ちてたから、素直にストレージに入れさしてもらった。
私達は今北に向かって田舎の細い街道を歩いている。
目的はコランと言う温泉村。
元日本人として温泉って聞いたらねえ、あんた。
「姐御変わった服ですね」
「ああそうだね」
「変わった服ですね」
「はい私は歩き巫女のスワと申します」
「歩き巫女ですか・・・どちらの神・・・」
消えていく、今スワと名乗った女性が目の前で消えていった。
「何ですか今の人は」
「あれは神の使いだ」たぶん。
変わった服処か完全に前世の巫女服だった。
シラギヌの上にチハヤ、ヒバカマに杖とツルギ、小手に脚絆と草鞋。
チハヤは藍染めと言う珍しい物。
何故に緋袴何だろう?。
他は旅装束なのに。
藍染めの千早って完全に虫除けだし。
『だって緋袴で無いと巫女服って分かんないじゃないの』
その念話に冷や汗が出た。
「何故に私の前に出ましたか?」
『お~やはりバレたか』
「歩き巫女とは修行中の地位の低い巫女です。時には春を売って路銀を稼ぐと聞きます。とてもその様な地位の方とは思えぬ服装ですからね。しかも名前が諏訪とかバレるでしょうに。最たるは歩き巫女の名と言うのは、前世の私の世界の別称ですよね」
『やはり無理が有るか』
「有り有りです。ハベレイマソカリです」
『・・・・・・』
「黙られるとハズい」
『コランの北の小高い山に有る、小さな祠を見つけてはくれぬか。我の唯一の信仰物じゃ。我はカタと言う神じゃ。見つけてくれれば礼をしよう』
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