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序章 必殺技好きの戦隊ヒーロー少年
2手目 ヒーロー少年は皆の力を集めた必殺技の名前をつける前に謎の穴へ…
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ヒーローの仲間達が駆けつけてくれた胸熱展開の中、一方で気絶から目を覚ましたサン。
「うぇ!? なんかヒーローが増えてるぅ? け、けど、このデストロイヤーT13(タイプサーティン)の前では..え、ちょ何? きゃぁぁぁ!!」
デストロイヤーT13(タイプサーティン)の目が怪しく光り機体のあちこちから煙が上がる。
見るからにヤバイ雰囲気を醸し出すロボを見てヒーローたちが身構える。
「気を付けて!! あのロボの中で膨大なエネルギーが集まってる…このままじゃ、この基地だけでなく、近くにある町まで消滅してしまう…」
分析に長けたヒーローが告げる間、ロボの腹が開いた。
「う、うそぉぉ!! BHC(ブラックホールキャノン)が勝手に発射体制になってる!! だ、だめぇ!! これまだ未調整で、撃ったらヤバイから!! 機体吹き飛んで私も死ぬから!! あぁ、さっきのドリルのせいで操縦系統が壊れた!!」
スピーカーが音になっているのに気づかず叫ぶサン。叶はヒーローたちを見て
「…もしかして、あれがおかしくなったのは、俺のせいか?」と告げると全員頷いて。
「どうするんだよぉ!! この馬鹿!!」
「アレが発射されたら、民間人にも被害が!!」
「うぁぁぁん!! かっこつけてくるんじゃなかった!!」
さっきまで応援ムードだったのが、悲鳴と叶への非難に変わる。
(うぇぇ!! 面倒くせぇぇ!! だから、俺一人で良かったのにぃぃぃ!! けど、チャンスだ!! 敵が全力の攻撃なら、こっちも全力の攻撃だ!!)
「みんな!! 力を貸してくれ!! ここで逃げたら周囲の町に被害が出る!! あれの攻撃をこっちも全力で攻撃で抑えるしかねぇ!!」
デストロイヤーT13(タイプサーティン)の胸にある砲口にエネルギーが貯まる。
ヒーローたちは叶の声を受けると、手を叶の方に向け自然の力を流しこんだ。
「くぅ…流石に、これだけエネルギーが貯まると支えるのはつらいなぁ…けど!! これですげえ技が打てる!!」
とっさに思いついた新しい必殺技に胸が躍った。
叶の掲げた両手に自然の属性を現す6つの光が一つになり、虹の球体に変化した。
「いやぁ!! 止めて!! 死にたくなぃ!! まだ30になったばかりなのに、せめて彼氏ぐらい一度でもいいから欲しかったぁぁぁ!!」
パニックに陥ったサン(女、独身30歳)の声が響く中、デストロイヤーT13(タイプサーティン)の胸に収縮された黒い球体のBHC(ブラックホールキャノン)が発射された。
真っ黒で全てを飲み込んでしまう黒い球体に向け、叶がヒーロー全員から受け取った巨大な虹の球を投げて叫ぶ。
「おらぁぁ!! いけぇぇ!! これが、俺たちヒーローの力だ!!」
ヒーローたち全員の力を集めた虹の球体と黒い球体がぶつかる。
激しい衝撃が起きる中、必死に踏ん張る叶。
(くそぉ!! とっさに投げたはいいけど、名前考えてなかった!! え~と、エナジーボール? 皆の力玉? くそぉ!! 名前が浮かばねぇ!!)
他のヒーローたちが衝撃で動けない中、こんな時でもさっき投げた必殺技の名前つけに必死になる叶。
一方でデストロイヤーT13(タイプサーティン)の方は装甲がはがれて、部品が吹き飛び中にいたサンが投げ出された。
「いやぁぁ!! た、助けてで~~」
しかも二つの球体が徐々に重なり空間に穴が開き、周囲の物を吸い込む。
「ちょぉ、なんかやべぇことになってるけどぉ! って、まずい!!」
ロボから投げ出されたサンが穴に吸い込まれているのを見て飛び出す叶。
「か、叶!? あんた、なんで!?」
「叶さん、ダメです!!」
「おい、馬鹿野郎!! そんな、アホ女放っておけ!!」
始めに姿を現した青、緑の少女と黒髪の少女が叶に戻るように叫んだ。
こんな時でも誰かを助けるのか、この男は。と味方達の胸が熱くなるのだが。
(馬鹿野郎!! ここでサンがいなくなったら、必殺技試せるロボ作ってもらえねぇだろううが!!)
こんな時でも必殺技優先な叶だった。
左手で鉄骨をつかみ右手を伸ばしサンをつかむ。
あくまでも必殺技の練習台欲しさのためにサンを助ける叶だったが、サンの顔が真っ赤に染まる。
(男の人の手って、こんなに大きくてあったかいんだ…って、こんな時に私は何考えてるのぉ!?)
初めて触れる異性の手。しかも、敵であるはずの自分を助ける視線は熱く、サンの胸の奥が熱くなった。
「な、なんで私をたすけて…って!? きゃぁぁあ!!」
「いっけぇぇぇ!!」
サンが乙女の表情を浮かべ問いかけようとしたが叶に投げられた。
サンは悲鳴をあげながら仲間たちがキャッチされ救われる。
(よぅし…あとは、俺もあっちに戻るだけ…って…)
サンを助け自分も脱出しようとした時、つかんでいた鉄骨のネジが外れ、穴に吸い込まれる叶。
「うそぉぉぉ!? うぁぁぁぁ!!」
仲間達が叶の名前を叫び助けようとするが、叶が穴に吸い込まれた次の瞬間。穴は完全に塞がれてしまった。
「かなえ…かなえぇぇぇぇ!!」
青髪のヒーローの少女が涙を流しながら穴の向こうに消えたてしまった叶の名前を叫ぶのであった
「うぇ!? なんかヒーローが増えてるぅ? け、けど、このデストロイヤーT13(タイプサーティン)の前では..え、ちょ何? きゃぁぁぁ!!」
デストロイヤーT13(タイプサーティン)の目が怪しく光り機体のあちこちから煙が上がる。
見るからにヤバイ雰囲気を醸し出すロボを見てヒーローたちが身構える。
「気を付けて!! あのロボの中で膨大なエネルギーが集まってる…このままじゃ、この基地だけでなく、近くにある町まで消滅してしまう…」
分析に長けたヒーローが告げる間、ロボの腹が開いた。
「う、うそぉぉ!! BHC(ブラックホールキャノン)が勝手に発射体制になってる!! だ、だめぇ!! これまだ未調整で、撃ったらヤバイから!! 機体吹き飛んで私も死ぬから!! あぁ、さっきのドリルのせいで操縦系統が壊れた!!」
スピーカーが音になっているのに気づかず叫ぶサン。叶はヒーローたちを見て
「…もしかして、あれがおかしくなったのは、俺のせいか?」と告げると全員頷いて。
「どうするんだよぉ!! この馬鹿!!」
「アレが発射されたら、民間人にも被害が!!」
「うぁぁぁん!! かっこつけてくるんじゃなかった!!」
さっきまで応援ムードだったのが、悲鳴と叶への非難に変わる。
(うぇぇ!! 面倒くせぇぇ!! だから、俺一人で良かったのにぃぃぃ!! けど、チャンスだ!! 敵が全力の攻撃なら、こっちも全力の攻撃だ!!)
「みんな!! 力を貸してくれ!! ここで逃げたら周囲の町に被害が出る!! あれの攻撃をこっちも全力で攻撃で抑えるしかねぇ!!」
デストロイヤーT13(タイプサーティン)の胸にある砲口にエネルギーが貯まる。
ヒーローたちは叶の声を受けると、手を叶の方に向け自然の力を流しこんだ。
「くぅ…流石に、これだけエネルギーが貯まると支えるのはつらいなぁ…けど!! これですげえ技が打てる!!」
とっさに思いついた新しい必殺技に胸が躍った。
叶の掲げた両手に自然の属性を現す6つの光が一つになり、虹の球体に変化した。
「いやぁ!! 止めて!! 死にたくなぃ!! まだ30になったばかりなのに、せめて彼氏ぐらい一度でもいいから欲しかったぁぁぁ!!」
パニックに陥ったサン(女、独身30歳)の声が響く中、デストロイヤーT13(タイプサーティン)の胸に収縮された黒い球体のBHC(ブラックホールキャノン)が発射された。
真っ黒で全てを飲み込んでしまう黒い球体に向け、叶がヒーロー全員から受け取った巨大な虹の球を投げて叫ぶ。
「おらぁぁ!! いけぇぇ!! これが、俺たちヒーローの力だ!!」
ヒーローたち全員の力を集めた虹の球体と黒い球体がぶつかる。
激しい衝撃が起きる中、必死に踏ん張る叶。
(くそぉ!! とっさに投げたはいいけど、名前考えてなかった!! え~と、エナジーボール? 皆の力玉? くそぉ!! 名前が浮かばねぇ!!)
他のヒーローたちが衝撃で動けない中、こんな時でもさっき投げた必殺技の名前つけに必死になる叶。
一方でデストロイヤーT13(タイプサーティン)の方は装甲がはがれて、部品が吹き飛び中にいたサンが投げ出された。
「いやぁぁ!! た、助けてで~~」
しかも二つの球体が徐々に重なり空間に穴が開き、周囲の物を吸い込む。
「ちょぉ、なんかやべぇことになってるけどぉ! って、まずい!!」
ロボから投げ出されたサンが穴に吸い込まれているのを見て飛び出す叶。
「か、叶!? あんた、なんで!?」
「叶さん、ダメです!!」
「おい、馬鹿野郎!! そんな、アホ女放っておけ!!」
始めに姿を現した青、緑の少女と黒髪の少女が叶に戻るように叫んだ。
こんな時でも誰かを助けるのか、この男は。と味方達の胸が熱くなるのだが。
(馬鹿野郎!! ここでサンがいなくなったら、必殺技試せるロボ作ってもらえねぇだろううが!!)
こんな時でも必殺技優先な叶だった。
左手で鉄骨をつかみ右手を伸ばしサンをつかむ。
あくまでも必殺技の練習台欲しさのためにサンを助ける叶だったが、サンの顔が真っ赤に染まる。
(男の人の手って、こんなに大きくてあったかいんだ…って、こんな時に私は何考えてるのぉ!?)
初めて触れる異性の手。しかも、敵であるはずの自分を助ける視線は熱く、サンの胸の奥が熱くなった。
「な、なんで私をたすけて…って!? きゃぁぁあ!!」
「いっけぇぇぇ!!」
サンが乙女の表情を浮かべ問いかけようとしたが叶に投げられた。
サンは悲鳴をあげながら仲間たちがキャッチされ救われる。
(よぅし…あとは、俺もあっちに戻るだけ…って…)
サンを助け自分も脱出しようとした時、つかんでいた鉄骨のネジが外れ、穴に吸い込まれる叶。
「うそぉぉぉ!? うぁぁぁぁ!!」
仲間達が叶の名前を叫び助けようとするが、叶が穴に吸い込まれた次の瞬間。穴は完全に塞がれてしまった。
「かなえ…かなえぇぇぇぇ!!」
青髪のヒーローの少女が涙を流しながら穴の向こうに消えたてしまった叶の名前を叫ぶのであった
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