7 / 18
楽しい逃走生活! ……だったはずでした
7.新生活! ※すでに不穏
しおりを挟む
新生活とか、新天地とか、特に意味はないんだけど清々しくていい言葉だと思う。大好き。
何かを新しく始めるって、本当にわくわくする。私の場合、新たな逃走生活! なので、別にわくわくしてる場合ではないんだけれど。
(ふっ……完璧な逃走をキメてしまったわ)
朝早く、パン屋の倉庫でごそごそと一日に必要なものを引き出して並べながら、ニヤニヤと心中に呟いてしまうぐらい、私は浮かれていた。
悪役令嬢や聖女が国に見切りをつけて旅立つ展開とか、めちゃくちゃ大好物なのである。新たに広がる世界! 行き先の定番と言えば辺境の魔の森、冒険者ギルド、隣国、パン屋、食堂、宿屋という感じかな?
魔の森はともかく、魔の山ならある。原作で、アナリア嬢がギルドの依頼で登って、聖獣と出会って契約するという山。私はアナリア嬢ではないので、聖獣に出会える気はしない。
隣国は……言葉が違うし、そこまで家族と離れたいとは思わない(学園で会った人たちの記憶はほぼ消したけれど、家族には「貧乏な男爵家のために王都に出稼ぎに出ている」と思い込ませている)。
というわけで、今はパン屋で働いています。
そもそも、期間限定の逃走生活だ。レインフォール王子が婚約解消して、そんなに長く婚約者不在のままでいるはずがない。第三王子なのだから、国の思惑としても、すぐに新しい婚約者が宛てがわれるはずなのである。
様子を見て、学園に戻ってもいいし(精神操作系魔法万歳!)、領地に戻ってもいいかなと思う。王都暮らしが楽しくて、このままここに居着いちゃうかもしれないし。
先のことは分からないけれど、選択肢はある。素晴らしい。
「リリス、おはよう!」
「おはよう、レティ」
階段を降りてきたレティと、挨拶を交わす。レティはパン屋のご主人夫妻の娘だ。三人いる娘さんの末っ子で、私と同い年で、ふわふわした雰囲気でとても可愛い。
「最近、昼時のお客さんが多いね。いつもの二倍焼いても間に合わないかも」
真剣な口調で言うレティは、雰囲気こそふんわりだけれど、パン屋の次代を引き継ぐべく真面目に勉強中なのである。
「今の時期、何か行事とかあったっけ?」
「何もないはずなんだけど。やけに兵隊さんがうろついてるよね」
「兵隊?」
「気付いてなかった?」
気付いてなかった。
私は住み込みで働いているのだけれど、せっせとパンを捏ねたり焼いたり、ご主人夫妻とお茶をしたり、新しい生活に馴染むのに忙しくて、外の状況に意識が向いていなかった。どのみち、私に追手がかかるわけもない。特に禁術を使ったわけでもないし。
だからその日も、特に危機感もなく仕事をして過ごして、昼前に一度買い出しに出掛けることにした。大きな藤のバスケットを揺らしながら、市場まで歩く。
「いらっしゃい! 新鮮なの入ってるよ」
笑顔で挨拶を交わしながら、山積みに重なった薬草の前に屈み込んだ。粉やら卵やらはその店の人が届けてくれるけれど、薬草はきちんと見て選んで買うことになっているのだ。
「うーん、じゃあ、このチャービルとニゲラの種と……」
言いかけたとき、ふと、視界の端に何か金属質の光が掠めた。
あれ? と思いながら、目を上げてそちらを見る。市場の狭い通りに、数人の兵士が入ってくるのが見えた。見たところは一般兵だけれど、肩に赤い徽章がついている。レティに教えて貰ったところによれば、王都を護る第一騎士団の徴だ。そして、その胸元に光る、無機質な黒いレンズのようなもの。
(……何、あれ?)
本能的にぞくりとした。
あれは魔道具だ。何の用途かまでは分からないけれど、何かを感知するフィールドがあの周りに張り巡らされている。
兵士たちが近付いて来て、そのぴりぴりする魔力の波動が私に触れた。魔力の粒子が乱される感覚。何かを測られている。背筋がぞわりとした。
「また兵士か……何かあったのかね?」
薬草屋のおばさんが、不思議そうに呟く。魔力持ちでないので、あの奇妙にぞっとする感覚は感じていないらしい。
「……何でしょうね」
分からないけれど、長居はしたくない。走り出したくなる気持ちを抑えて、早足でパン屋に戻った。午後の当番は裏での仕事だ。表に出たい気分ではないので良かった。なんとなく落ち着かないまま、バックヤードでごそごそと仕事をこなす。
「いらっしゃいませ!」
扉のベルが鳴る音がして、レティの快活な声が聞こえた。その後に続くのは、お客様の明るい声、ではなくて、
「ここに、魔法使用の痕跡が検知された。店を調べさせて貰いたい」
いかつく硬質な命令の声、それに重たげな軍靴の音だ。
(えっ、何?)
バックヤードの床に屈み込んだ体勢のまま、私は固まった。
レティの不安そうな声が聞こえてくる。
「えっと……魔法使用、ですか?」
「精神操作系の術だ。ここに術師はいるか?」
「精神操作系? いえ……ここは普通のパン屋ですし、そんな人はいませんけど」
いる。
いるんだけれど、今は魔法は使っていない。
きっちり術を完成させて、そのまま逃走して以来、私は誰のことも精神操作していないのだ。必要がなかったから。
それが、どうして嗅ぎ付けられた?
「裏の方から反応がある。入るぞ」
靴音が近付いてくる。私は硬直し、……そして気付いた。
(あれだ!)
部屋の隅に、無造作に置かれた私の鞄。その中から、急いで学園の校章を取り出した。制服の襟に留めるための金属製のバッジだ。表には知恵の象徴、フクロウが彫り込まれている。
震える手で、冷たい金属を感じながら、それをカウンターの裏辺りに投げ込んだ。同時に垂れ幕が押し上げられて、バックヤードに兵士たちが乗り込んできた。
「失礼。ここに強い精神操作系魔法の痕跡が検出されている。調査に協力してくれ」
兵士が言いながら、魔道具のレンズをバックヤードのそこここに向けた。
すぐに場所が特定されたらしく、カウンターの裏に屈み込む。ひとかたまりになって、ああだこうだと言っていたが、じきに、手袋を嵌めた手で校章のバッジが拾い上げられた。
「……これだ」
「バッジ?」
「学園の校章だな」
「君、これは君のものか?」
兵士たちの視線が私に向いた。ふるふると首を振って答えた。
「いえ、私は学園の生徒ではないので。お客様が落としていったのかもしれません」
「……こちらで預からせてもらう」
来た時と同じように、どやどやと兵士たちが出て行く。私ははっと息を吐き出したが、
(……え、これ、どういうこと?)
どうして、何が起きているの?
何かを新しく始めるって、本当にわくわくする。私の場合、新たな逃走生活! なので、別にわくわくしてる場合ではないんだけれど。
(ふっ……完璧な逃走をキメてしまったわ)
朝早く、パン屋の倉庫でごそごそと一日に必要なものを引き出して並べながら、ニヤニヤと心中に呟いてしまうぐらい、私は浮かれていた。
悪役令嬢や聖女が国に見切りをつけて旅立つ展開とか、めちゃくちゃ大好物なのである。新たに広がる世界! 行き先の定番と言えば辺境の魔の森、冒険者ギルド、隣国、パン屋、食堂、宿屋という感じかな?
魔の森はともかく、魔の山ならある。原作で、アナリア嬢がギルドの依頼で登って、聖獣と出会って契約するという山。私はアナリア嬢ではないので、聖獣に出会える気はしない。
隣国は……言葉が違うし、そこまで家族と離れたいとは思わない(学園で会った人たちの記憶はほぼ消したけれど、家族には「貧乏な男爵家のために王都に出稼ぎに出ている」と思い込ませている)。
というわけで、今はパン屋で働いています。
そもそも、期間限定の逃走生活だ。レインフォール王子が婚約解消して、そんなに長く婚約者不在のままでいるはずがない。第三王子なのだから、国の思惑としても、すぐに新しい婚約者が宛てがわれるはずなのである。
様子を見て、学園に戻ってもいいし(精神操作系魔法万歳!)、領地に戻ってもいいかなと思う。王都暮らしが楽しくて、このままここに居着いちゃうかもしれないし。
先のことは分からないけれど、選択肢はある。素晴らしい。
「リリス、おはよう!」
「おはよう、レティ」
階段を降りてきたレティと、挨拶を交わす。レティはパン屋のご主人夫妻の娘だ。三人いる娘さんの末っ子で、私と同い年で、ふわふわした雰囲気でとても可愛い。
「最近、昼時のお客さんが多いね。いつもの二倍焼いても間に合わないかも」
真剣な口調で言うレティは、雰囲気こそふんわりだけれど、パン屋の次代を引き継ぐべく真面目に勉強中なのである。
「今の時期、何か行事とかあったっけ?」
「何もないはずなんだけど。やけに兵隊さんがうろついてるよね」
「兵隊?」
「気付いてなかった?」
気付いてなかった。
私は住み込みで働いているのだけれど、せっせとパンを捏ねたり焼いたり、ご主人夫妻とお茶をしたり、新しい生活に馴染むのに忙しくて、外の状況に意識が向いていなかった。どのみち、私に追手がかかるわけもない。特に禁術を使ったわけでもないし。
だからその日も、特に危機感もなく仕事をして過ごして、昼前に一度買い出しに出掛けることにした。大きな藤のバスケットを揺らしながら、市場まで歩く。
「いらっしゃい! 新鮮なの入ってるよ」
笑顔で挨拶を交わしながら、山積みに重なった薬草の前に屈み込んだ。粉やら卵やらはその店の人が届けてくれるけれど、薬草はきちんと見て選んで買うことになっているのだ。
「うーん、じゃあ、このチャービルとニゲラの種と……」
言いかけたとき、ふと、視界の端に何か金属質の光が掠めた。
あれ? と思いながら、目を上げてそちらを見る。市場の狭い通りに、数人の兵士が入ってくるのが見えた。見たところは一般兵だけれど、肩に赤い徽章がついている。レティに教えて貰ったところによれば、王都を護る第一騎士団の徴だ。そして、その胸元に光る、無機質な黒いレンズのようなもの。
(……何、あれ?)
本能的にぞくりとした。
あれは魔道具だ。何の用途かまでは分からないけれど、何かを感知するフィールドがあの周りに張り巡らされている。
兵士たちが近付いて来て、そのぴりぴりする魔力の波動が私に触れた。魔力の粒子が乱される感覚。何かを測られている。背筋がぞわりとした。
「また兵士か……何かあったのかね?」
薬草屋のおばさんが、不思議そうに呟く。魔力持ちでないので、あの奇妙にぞっとする感覚は感じていないらしい。
「……何でしょうね」
分からないけれど、長居はしたくない。走り出したくなる気持ちを抑えて、早足でパン屋に戻った。午後の当番は裏での仕事だ。表に出たい気分ではないので良かった。なんとなく落ち着かないまま、バックヤードでごそごそと仕事をこなす。
「いらっしゃいませ!」
扉のベルが鳴る音がして、レティの快活な声が聞こえた。その後に続くのは、お客様の明るい声、ではなくて、
「ここに、魔法使用の痕跡が検知された。店を調べさせて貰いたい」
いかつく硬質な命令の声、それに重たげな軍靴の音だ。
(えっ、何?)
バックヤードの床に屈み込んだ体勢のまま、私は固まった。
レティの不安そうな声が聞こえてくる。
「えっと……魔法使用、ですか?」
「精神操作系の術だ。ここに術師はいるか?」
「精神操作系? いえ……ここは普通のパン屋ですし、そんな人はいませんけど」
いる。
いるんだけれど、今は魔法は使っていない。
きっちり術を完成させて、そのまま逃走して以来、私は誰のことも精神操作していないのだ。必要がなかったから。
それが、どうして嗅ぎ付けられた?
「裏の方から反応がある。入るぞ」
靴音が近付いてくる。私は硬直し、……そして気付いた。
(あれだ!)
部屋の隅に、無造作に置かれた私の鞄。その中から、急いで学園の校章を取り出した。制服の襟に留めるための金属製のバッジだ。表には知恵の象徴、フクロウが彫り込まれている。
震える手で、冷たい金属を感じながら、それをカウンターの裏辺りに投げ込んだ。同時に垂れ幕が押し上げられて、バックヤードに兵士たちが乗り込んできた。
「失礼。ここに強い精神操作系魔法の痕跡が検出されている。調査に協力してくれ」
兵士が言いながら、魔道具のレンズをバックヤードのそこここに向けた。
すぐに場所が特定されたらしく、カウンターの裏に屈み込む。ひとかたまりになって、ああだこうだと言っていたが、じきに、手袋を嵌めた手で校章のバッジが拾い上げられた。
「……これだ」
「バッジ?」
「学園の校章だな」
「君、これは君のものか?」
兵士たちの視線が私に向いた。ふるふると首を振って答えた。
「いえ、私は学園の生徒ではないので。お客様が落としていったのかもしれません」
「……こちらで預からせてもらう」
来た時と同じように、どやどやと兵士たちが出て行く。私ははっと息を吐き出したが、
(……え、これ、どういうこと?)
どうして、何が起きているの?
20
あなたにおすすめの小説
前世を思い出しました。恥ずかしすぎて、死んでしまいそうです。
棚から現ナマ
恋愛
前世を思い出したフィオナは、今までの自分の所業に、恥ずかしすぎて身もだえてしまう。自分は痛い女だったのだ。いままでの黒歴史から目を背けたい。黒歴史を思い出したくない。黒歴史関係の人々と接触したくない。
これからは、まっとうに地味に生きていきたいの。
それなのに、王子様や公爵令嬢、王子の側近と今まで迷惑をかけてきた人たちが向こうからやって来る。何でぇ?ほっといて下さい。お願いします。恥ずかしすぎて、死んでしまいそうです。
転生したら没落寸前だったので、お弁当屋さんになろうと思います。
皐月めい
恋愛
「婚約を破棄してほしい」
そう言われた瞬間、前世の記憶を思い出した私。
前世社畜だった私は伯爵令嬢に生まれ変わったラッキーガール……と思いきや。
父が亡くなり、母は倒れて、我が伯爵家にはとんでもない借金が残され、一年後には爵位も取り消し、七年婚約していた婚約者から婚約まで破棄された。最悪だよ。
使用人は解雇し、平民になる準備を始めようとしたのだけれど。
え、塊肉を切るところから料理が始まるとか正気ですか……?
その上デリバリーとテイクアウトがない世界で生きていける自信がないんだけど……この国のズボラはどうしてるの……?
あ、お弁当屋さんを作ればいいんだ!
能天気な転生令嬢が、自分の騎士とお弁当屋さんを立ち上げて幸せになるまでの話です。
転生したら、乙女ゲームの悪役令嬢だったので現実逃避を始めます
山見月あいまゆ
恋愛
私が前世を思い出したのは前世のことに興味を持った時だった
「えっ!前世って前の人生のことなの。私の前の人生はなんだろう?早く思い出したい」
そう思った時すべてを思い出した。
ここは乙女ゲームの世界
そして私は悪役令嬢セリーナ・グランチェスタ
私の人生の結末はハーッピーエンドなんて喜ばしいものじゃない
バットエンド処刑されて終わりなのだ
こんなことを思い出すなら前世を思い出したくなかった
さっき言ったこととは真逆のことを思うのだった…
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
悪魔が泣いて逃げ出すほど不幸な私ですが、孤独な公爵様の花嫁になりました
ぜんだ 夕里
恋愛
「伴侶の記憶を食べる悪魔」に取り憑かれた公爵の元に嫁いできた男爵令嬢ビータ。婚約者は皆、記憶を奪われ逃げ出すという噂だが、彼女は平然としていた。なぜなら悪魔が彼女の記憶を食べようとした途端「まずい!ドブの味がする!」と逃げ出したから。
壮絶な過去を持つ令嬢と孤独な公爵の、少し変わった結婚生活が始まる。
悪役令嬢が睨んでくるので、理由を聞いてみた
ちくわ食べます
恋愛
転生したのは馴染みのない乙女ゲームの世界だった。
シナリオは分からず、登場人物もうろ覚え、タイトルなんて覚えてすらいない。
そんな世界でモブ男『トリスタン』として暮らす主人公。
恋愛至上主義な学園で大人しく、モブらしく、学園生活を送っていたはずなのに、なぜか悪役令嬢から睨まれていて。
気になったトリスタンは、悪役令嬢のセリスに理由を聞いてみることにした。
公爵様の偏愛〜婚約破棄を目指して記憶喪失のふりをした私を年下公爵様は逃がさない〜
菱田もな
恋愛
エルーシア・ローゼにはとある悩みがあった。それはルーカス・アーレンベルクとの婚約関係についてである。公爵令息であり国一番の魔術師でもあるルーカスと平凡な自分では何もかも釣り合わない。おまけにルーカスからの好感度も0に等しい。こんな婚約関係なら解消した方が幸せなのでは…?そう思い、エルーシアは婚約解消をしてもらうために、記憶喪失のフリをする計画を立てた。
元々冷めきった関係であるため、上手くいくと思っていたが、何故かルーカスは婚約解消を拒絶する。そして、彼女の軽率な行動によって、ルーカスとの関係は思いもよらぬ方向に向かってしまい…?
※他サイトでも掲載中しております。
折角転生したのに、婚約者が好きすぎて困ります!
たぬきち25番
恋愛
ある日私は乙女ゲームのヒロインのライバル令嬢キャメロンとして転生していた。
なんと私は最推しのディラン王子の婚約者として転生したのだ!!
幸せすぎる~~~♡
たとえ振られる運命だとしてもディラン様の笑顔のためにライバル令嬢頑張ります!!
※主人公は婚約者が好きすぎる残念女子です。
※気分転換に笑って頂けたら嬉しく思います。
短めのお話なので毎日更新
※糖度高めなので胸やけにご注意下さい。
※少しだけ塩分も含まれる箇所がございます。
《大変イチャイチャラブラブしてます!! 激甘、溺愛です!! お気を付け下さい!!》
※他サイト様にも公開始めました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる