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最低最悪のクズ伯爵に嫁がされそうになったので、全力で教育して回避します!
第16話 手伝うよ
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新しく渡された契約書をケヴィンと一緒に読む。
内容は妥当なものだった。対等と言ってもいい。
ケヴィンがアメリヤを見て、視線だけでたずねてくるので、アメリヤも力強く頷いた。
この条件なら、問題ない。
リスクはある。他領にもフェルナンド様がユフレープを売った場合、値崩れしない値段で、仕入れた量を売りさばく事ができるか?
しかしそれを考慮に入れても、十分利幅がとれそうだ。フェルナンド様だって、ユフレープの希少性を保ちたいのだから、そうそう他領に大量に売ることもないだろう。
ここまで考えて、アメリヤは一つアイデアを思いついた。そのアイデアを実行するには、フェルナンド様に許可をとることが必要だろう。
フェルナンド様がターニャ国に帰られたら、許可をとることは難しくなるだろう。
今、この場で聞くしかない。
「コルドバ公爵様。このユフレープは、そんなに大量に採れたのでしょうか。」
ドックン ドックン ドックン ドックン
耳の奥からうるさい音がする。アメリヤの心臓が、大量の血液を送る音だ。
平民のアメリヤが、他国の公爵に話しかける。緊張しない訳がない。
―――でもきっと、ケヴィン様だってさっき、こんな気持ちだったはず。
「うん。さばききれないくらいね。でもうちの王様の大好物だから、むやみに庶民に流す訳にもいかなくてね。」
フェルナンド様は、平民のアメリヤ相手にも、笑顔を浮かべて答えてくれた。
対等な取引相手として。
「加工したものでも、平民に売ってはダメでしょうか。庶民には加工品しか手に入らない。貴族には貴重なフレッシュな生のフルーツが食べられるということで、希少性を保てるかと。」
「・・・・ほう。」
フェルナンド様は、少し興味をひかれたようで、考え込む仕草をする。
アメリヤの意見をきちんと検討してくれているのだ。
「加工といっても、なにに?」
「うちの孤児院で開発した、柑橘系のジャムがあるんです!皮ごと煮たもので、甘いだけじゃなくて皮の深みが出て美味しいんです。このユフレープの酸味、あのジャムにちょうどいいと思うんです。」
「皮入りのジャム?そんなものがあるのか。おもしろい、是非食べてみたいな。」
*****
驚いたことに、そのままアメリヤたちは屋敷の厨房に連れて行かれて、ユフレープのジャムを作る事になった。
公爵様の即行動の実行力がすごい。
皮入りのジャムとは、もちろん孤児院で食べていたマールレードのジャムことだ。
マールレードは甘くてさっぱりしているけど、ユフレープをジャムにしたら、更にすっぱくなって、そして独特の上品な香りがすることだろう。
絶対に美味しいという確信が、アメリヤにはあった。
だけど初めてユフレープのジャムを作るのだ。100%成功するとは言えない。
ジャムは作るのに手間がかかる。皮を薄く細く切って湯がかなければいけないし、果肉を丁寧に取り出さなければならない。
公爵夫妻が見つめる中、ジャムを作るアメリヤの身体は緊張のため、鉛のように重かった。
「手伝うよ。皮をいつもの大きさに切ればいいんだね?」
「あ、はいケヴィン様、お願いします。」
ケヴィンが皮を切るのを引き受けてくれる。
二人のそんな自然なやり取りを見ていたアニータが、驚いたように目を見開いて、そして大輪の花のように笑ったことを、夢中になってジャムを作るアメリヤたちは気が付かなかった。
*****
「・・・・美味しい。」
すぐ食べられるように、少量に取り分けて冷ましたジャムを味見したアニータが、小さな声で呟いた。
「上品な香りがそのままだわ。スコーンやクッキーに付けて食べたら美味しそう!」
「実は、お肉に少しソースとしてかけても美味しいんですよ。」
「まあ素敵!あなた素晴らしいわ、アメリヤさん。」
アニータが、屈託なく喜んで褒めてくれる。
―――この人、すっごくモテるだろうなー。
こんな美女が、こんなに素直に、笑顔で、そして全身で喜んで褒めてくれるなんて、どんな男もイチコロだろう。
アメリヤだってもうメロメロだ。アニータの隣に立つフェルナンド様も、うっとりと自分の妻のことを眺めている。
―――ケヴィン様も、やっぱり好きだったのかな。
「美味しいね。フレッシュなフルーツを食べられるのは王侯貴族だけ。加工した物なら、庶民も背伸びをして手に入れることができる、希少なフルーツ。・・・・決まりだ。」
「よろしく頼むよ、プラテル伯爵。」
「よろしくお願いいたします!」
フェルナンドが差し出した手を、ケヴィンが力強く、握り返した。
*****
ウェステリア国の庶民の間にユフレープのジャムを広めるため、まず初めにアメリヤが考えたのは孤児院のお祭りで振る舞うことだった。
プラテル孤児院では、広い敷地を利用して、年に2~3回お祭りを開いていた。
そこで子ども達手作りのクッキーや、洋服や小さな家具などを売るのだ。裏の畑で採れた農産物なども。
奇跡の孤児院のお祭りはいつも大人気で、しかも売るものは全てプロ仕込みの本格的なもの。準備に時間はかかるものの、毎回かなりの収益をあげている。
そこでユフレープのジャムの試食をしてもらい、その場で売るという作戦だ。
まずは自領に評判を広める。孤児院のお祭りで評判になれば、少なくとも次の日にはプラテル伯爵領中には広まるだろう。
お祭り当日に向けて、孤児院の子ども達と、プラテル伯爵家の使用人たち、そしてアニータ様の実家でも、ジャムを作って作って、作りまくった。
もしも余っても大丈夫。ジャムは長期間保存がきくのだから、少しずつゆっくり売ってけば良い。
「それにしてもいきなり1000瓶というのは、用意しすぎじゃないかい?」
少し不安そうなケヴィン。
「足りないくらいですよ。」
「本当に?」
「・・・・多分。」
豊作だったとはいえ、普通なら庶民が見た事すらないほどの希少なフルーツだったのだ。
ジャムの値段は1瓶7000ダリルと高額だ。
普段の生活で、こんなジャムを食べられる庶民はそうはいない。
だけど背伸びをして、たまのごちそうとして、自分へのご褒美として、大切な人への特別な贈り物としては、高くない。
アメリヤは期待と、ほんの少しの不安を胸に、お祭り当日を迎えた。
内容は妥当なものだった。対等と言ってもいい。
ケヴィンがアメリヤを見て、視線だけでたずねてくるので、アメリヤも力強く頷いた。
この条件なら、問題ない。
リスクはある。他領にもフェルナンド様がユフレープを売った場合、値崩れしない値段で、仕入れた量を売りさばく事ができるか?
しかしそれを考慮に入れても、十分利幅がとれそうだ。フェルナンド様だって、ユフレープの希少性を保ちたいのだから、そうそう他領に大量に売ることもないだろう。
ここまで考えて、アメリヤは一つアイデアを思いついた。そのアイデアを実行するには、フェルナンド様に許可をとることが必要だろう。
フェルナンド様がターニャ国に帰られたら、許可をとることは難しくなるだろう。
今、この場で聞くしかない。
「コルドバ公爵様。このユフレープは、そんなに大量に採れたのでしょうか。」
ドックン ドックン ドックン ドックン
耳の奥からうるさい音がする。アメリヤの心臓が、大量の血液を送る音だ。
平民のアメリヤが、他国の公爵に話しかける。緊張しない訳がない。
―――でもきっと、ケヴィン様だってさっき、こんな気持ちだったはず。
「うん。さばききれないくらいね。でもうちの王様の大好物だから、むやみに庶民に流す訳にもいかなくてね。」
フェルナンド様は、平民のアメリヤ相手にも、笑顔を浮かべて答えてくれた。
対等な取引相手として。
「加工したものでも、平民に売ってはダメでしょうか。庶民には加工品しか手に入らない。貴族には貴重なフレッシュな生のフルーツが食べられるということで、希少性を保てるかと。」
「・・・・ほう。」
フェルナンド様は、少し興味をひかれたようで、考え込む仕草をする。
アメリヤの意見をきちんと検討してくれているのだ。
「加工といっても、なにに?」
「うちの孤児院で開発した、柑橘系のジャムがあるんです!皮ごと煮たもので、甘いだけじゃなくて皮の深みが出て美味しいんです。このユフレープの酸味、あのジャムにちょうどいいと思うんです。」
「皮入りのジャム?そんなものがあるのか。おもしろい、是非食べてみたいな。」
*****
驚いたことに、そのままアメリヤたちは屋敷の厨房に連れて行かれて、ユフレープのジャムを作る事になった。
公爵様の即行動の実行力がすごい。
皮入りのジャムとは、もちろん孤児院で食べていたマールレードのジャムことだ。
マールレードは甘くてさっぱりしているけど、ユフレープをジャムにしたら、更にすっぱくなって、そして独特の上品な香りがすることだろう。
絶対に美味しいという確信が、アメリヤにはあった。
だけど初めてユフレープのジャムを作るのだ。100%成功するとは言えない。
ジャムは作るのに手間がかかる。皮を薄く細く切って湯がかなければいけないし、果肉を丁寧に取り出さなければならない。
公爵夫妻が見つめる中、ジャムを作るアメリヤの身体は緊張のため、鉛のように重かった。
「手伝うよ。皮をいつもの大きさに切ればいいんだね?」
「あ、はいケヴィン様、お願いします。」
ケヴィンが皮を切るのを引き受けてくれる。
二人のそんな自然なやり取りを見ていたアニータが、驚いたように目を見開いて、そして大輪の花のように笑ったことを、夢中になってジャムを作るアメリヤたちは気が付かなかった。
*****
「・・・・美味しい。」
すぐ食べられるように、少量に取り分けて冷ましたジャムを味見したアニータが、小さな声で呟いた。
「上品な香りがそのままだわ。スコーンやクッキーに付けて食べたら美味しそう!」
「実は、お肉に少しソースとしてかけても美味しいんですよ。」
「まあ素敵!あなた素晴らしいわ、アメリヤさん。」
アニータが、屈託なく喜んで褒めてくれる。
―――この人、すっごくモテるだろうなー。
こんな美女が、こんなに素直に、笑顔で、そして全身で喜んで褒めてくれるなんて、どんな男もイチコロだろう。
アメリヤだってもうメロメロだ。アニータの隣に立つフェルナンド様も、うっとりと自分の妻のことを眺めている。
―――ケヴィン様も、やっぱり好きだったのかな。
「美味しいね。フレッシュなフルーツを食べられるのは王侯貴族だけ。加工した物なら、庶民も背伸びをして手に入れることができる、希少なフルーツ。・・・・決まりだ。」
「よろしく頼むよ、プラテル伯爵。」
「よろしくお願いいたします!」
フェルナンドが差し出した手を、ケヴィンが力強く、握り返した。
*****
ウェステリア国の庶民の間にユフレープのジャムを広めるため、まず初めにアメリヤが考えたのは孤児院のお祭りで振る舞うことだった。
プラテル孤児院では、広い敷地を利用して、年に2~3回お祭りを開いていた。
そこで子ども達手作りのクッキーや、洋服や小さな家具などを売るのだ。裏の畑で採れた農産物なども。
奇跡の孤児院のお祭りはいつも大人気で、しかも売るものは全てプロ仕込みの本格的なもの。準備に時間はかかるものの、毎回かなりの収益をあげている。
そこでユフレープのジャムの試食をしてもらい、その場で売るという作戦だ。
まずは自領に評判を広める。孤児院のお祭りで評判になれば、少なくとも次の日にはプラテル伯爵領中には広まるだろう。
お祭り当日に向けて、孤児院の子ども達と、プラテル伯爵家の使用人たち、そしてアニータ様の実家でも、ジャムを作って作って、作りまくった。
もしも余っても大丈夫。ジャムは長期間保存がきくのだから、少しずつゆっくり売ってけば良い。
「それにしてもいきなり1000瓶というのは、用意しすぎじゃないかい?」
少し不安そうなケヴィン。
「足りないくらいですよ。」
「本当に?」
「・・・・多分。」
豊作だったとはいえ、普通なら庶民が見た事すらないほどの希少なフルーツだったのだ。
ジャムの値段は1瓶7000ダリルと高額だ。
普段の生活で、こんなジャムを食べられる庶民はそうはいない。
だけど背伸びをして、たまのごちそうとして、自分へのご褒美として、大切な人への特別な贈り物としては、高くない。
アメリヤは期待と、ほんの少しの不安を胸に、お祭り当日を迎えた。
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