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7.シンヤの進化(1)
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「いいねぇ、追いかけっこの開始だ。狩りはこうでなくっちゃ。」
逃げる国王の後ろ姿を見て笑みを浮かべるシンヤ。
「なぁ、オーマ。オーマが言っていた”進化”って、もうできんの?」
「君が喰らった国民は・・・、ざっと12,000ってところかな。進化は可能だけど、この程度じゃ失敗する可能性の方が高いよ。」
「失敗かぁ。失敗するとどうなんの?オレ死んじまったりすんの?」
「死にはしないよ。ただ、失敗すると君の願う姿に進化できない。どんな姿になるかわからないんだ。でも君が強くなることに間違いはないよ。」
「そっかぁ、強くはなれるけど自分が思うような姿にはならねぇってことか。迷うなぁ。」
考え込むシンヤ。
その間に国王はどんどん離れていく。
そして、シンヤの腹は決まった。
「よし、決めた。せっかく国王に復讐できるんだ。強くなれるんなら何でもいいや。進化させてくれよ。」
「気が早いねぇ、まだ失敗する可能性が高いのに。まぁ、ライオンはウサギを狩るのにも全力を出すっていうしね。君が全力を出したいというのならいいだろう、進化させてあげよう。」
「よっしゃー!頼むよ、オーマ。ところで進化するにはオレはどうすればいいんだ?」
「基本的なことは僕の方で対応するよ。君はただ自分が強くなった姿をイメージすればいい。」
「自分が強くなった姿をイメージする、それだけでいいのか。簡単だな。そんなんで強くなれるなんて」
「でも、イメージするっていうのは中々難しいのさ。それに、まだ数が不足している。今回の進化が上手くいくかどうかは君の想像力次第かな。」
「想像力か。問題ねぇよ、オレに任せな。」
「それじゃあ、進化の儀式を始めよう」
逃げる国王の後ろ姿を見て笑みを浮かべるシンヤ。
「なぁ、オーマ。オーマが言っていた”進化”って、もうできんの?」
「君が喰らった国民は・・・、ざっと12,000ってところかな。進化は可能だけど、この程度じゃ失敗する可能性の方が高いよ。」
「失敗かぁ。失敗するとどうなんの?オレ死んじまったりすんの?」
「死にはしないよ。ただ、失敗すると君の願う姿に進化できない。どんな姿になるかわからないんだ。でも君が強くなることに間違いはないよ。」
「そっかぁ、強くはなれるけど自分が思うような姿にはならねぇってことか。迷うなぁ。」
考え込むシンヤ。
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そして、シンヤの腹は決まった。
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「自分が強くなった姿をイメージする、それだけでいいのか。簡単だな。そんなんで強くなれるなんて」
「でも、イメージするっていうのは中々難しいのさ。それに、まだ数が不足している。今回の進化が上手くいくかどうかは君の想像力次第かな。」
「想像力か。問題ねぇよ、オレに任せな。」
「それじゃあ、進化の儀式を始めよう」
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