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10.働きアリの献身(5)
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バーに到着した二人。
重厚そうな扉を開け、店内へと入る。
3人組の若いサラリーマンが酒を楽しんでいた。
確かに女性が一人で入るのは躊躇してしまいそうだ。
バーテンダーが気づき、こちらに声を掛ける。
「何名様でしょうか。」
「2名です。」
「2名様ですね。奥の席へどうぞ。」
促されるままにカウンター席の奥へ座る。
バーテンダーは20代後半くらいだろうか。
すらっとしていて背が高く、スーツ姿の似合うイケメンだ。
「当店へのご来店は初めてですか?」
「はい、初めてです。」
「承知いたしました。では、当店のシステムについてご説明いたします。」
バーテンダーから店のシステムについて説明を受け、食後に合うカクテルをオーダーする。
リズムよくシェーカーが振られ、グラスに注がれる。
「ジャックローズでございます。」
ナオトとリサはグラスを持って鳴らし、口へと運ぶ。
リンゴの程よい甘い香りがブランデーの強さを包みこんでくれていて、非常に飲みやすい。
「当店のジャックローズは甘味を強めにしております。食後の今のお2人に合うと思いご用意させて頂きました。」
「すごく飲みやすいです。」
ジャックローズの美味しさにリサも喜んでくれているようだ。
ジャックローズを飲み終える頃、先に居た3人組のサラリーマンはバーを出てしまい、店にはナオト、リサ、バーテンダーの3人だけとなっていた。
重厚そうな扉を開け、店内へと入る。
3人組の若いサラリーマンが酒を楽しんでいた。
確かに女性が一人で入るのは躊躇してしまいそうだ。
バーテンダーが気づき、こちらに声を掛ける。
「何名様でしょうか。」
「2名です。」
「2名様ですね。奥の席へどうぞ。」
促されるままにカウンター席の奥へ座る。
バーテンダーは20代後半くらいだろうか。
すらっとしていて背が高く、スーツ姿の似合うイケメンだ。
「当店へのご来店は初めてですか?」
「はい、初めてです。」
「承知いたしました。では、当店のシステムについてご説明いたします。」
バーテンダーから店のシステムについて説明を受け、食後に合うカクテルをオーダーする。
リズムよくシェーカーが振られ、グラスに注がれる。
「ジャックローズでございます。」
ナオトとリサはグラスを持って鳴らし、口へと運ぶ。
リンゴの程よい甘い香りがブランデーの強さを包みこんでくれていて、非常に飲みやすい。
「当店のジャックローズは甘味を強めにしております。食後の今のお2人に合うと思いご用意させて頂きました。」
「すごく飲みやすいです。」
ジャックローズの美味しさにリサも喜んでくれているようだ。
ジャックローズを飲み終える頃、先に居た3人組のサラリーマンはバーを出てしまい、店にはナオト、リサ、バーテンダーの3人だけとなっていた。
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