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日常、それは変わらない日々
目標は、いつか叶うと信じて
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「それにしても、俺等ももうすぐ高校生だろ? 何か目標とかないのか?」
「目標?」
「そうだ。高校生になったらやりたいことがあるだろ?」
「やりたいこと、ねぇ…」
考え込むみんなを他所に、「はいはーい」と鉢須が手をあげる。
「オレは彼女作りたい! んで、一緒にデートとかしてみたい!」
「さっきも言ってたけど、マジの話なんだな…」
「嘘言う必要がどこにあんだよ。マジに決まってんだろ」
「君に彼女ねぇ…」
「なんだよ…?」
「ま、出来るといいな」
「出来るって言ってんだろ。バーカ」
「はいはい」
「ってか、そういうお前等は何かねーの?」
「うーん、考えたことないなぁ…。でも、ウチは皆勤賞ほしいなぁ」
「皆勤賞? なんで?」
「だって、せっかく高校生になれるんだよ。どうせなら、皆勤賞ほしいじゃん」
「分かってると思うが、ちゃんと毎日学校に通わなきゃいけないんだぞ」
「分かってるよ。でも、ソレが目標かな」
「小さい目標だなー」
「別に良いじゃん」
「でも、ナツらしいよねー。ほんと」
「もー…。そういう明里は何が目標なワケ?」
「あたし? あたしはねー、運動部に入って全国大会にいくこと」
「全国大会って…。そもそも何部に入るつもりなんだよ?」
「決まってるでしょ。卓球部。今度こそ、全国行くのが夢なの」
「明里は頑張り屋だからな、絶対叶えられるよ」
「本当? ユウありがとー」
「ま、部活っていうなら、俺もバスケ部に入って全国いくのは夢だわな」
「ウチの中学バスケ部ないからねぇ」
「そうそう。だから、高校はバスケ部入って、全国制覇するんだ」
「目標たっか。あたしみたいに元から入ってる訳じゃないんだから、難しいでしょ」
「そんなこと分かってるけど、やるって俺が決めたんだからやるんだよ」
「せいぜい頑張り給え」
「その上から発言うぜー。んで、翔は?」
「俺? 俺はサッカー部に入って、全戦全勝が目標だな」
「それって、全国いく流れとちげーの?」
「ま、平たく言えばそうだな。でも、どうせなら全戦全勝の方が良いだろ?」
「全戦全勝って…。無茶なことをさらっというなぁ…」
「無茶じゃないだろ。それに、目標は高い方がいいだろ」
「高すぎてエベレストもびっくりだわ…」
あまりにも高い目標に、全員引いたのは言うまでもない。
どんな強豪校と言われる学校にも、全戦全勝は無理な話だ。それが出来るのは二次元の世界。
それが分かっているはずなのに、志村は自分の意見を曲げることはなかった。
それどころか絶対成し遂げるという、強い意志を感じた。
「それで、山田は何かあるのか?」
「そうだな。言い出しっぺが言わないとか無しだぞ」
「そうそう。ってか、お前の目標とかマジ気になる」
「確かに。ユウは何がしたいの?」
「早く教えてよー」
みんなに捲くし立てられ、俺は言わざるを得ない状況になった。
俺が高校生になるにあたっての目標・やりたいこと。そんなのは決まってる。
でもそれはきっと――。
「目標?」
「そうだ。高校生になったらやりたいことがあるだろ?」
「やりたいこと、ねぇ…」
考え込むみんなを他所に、「はいはーい」と鉢須が手をあげる。
「オレは彼女作りたい! んで、一緒にデートとかしてみたい!」
「さっきも言ってたけど、マジの話なんだな…」
「嘘言う必要がどこにあんだよ。マジに決まってんだろ」
「君に彼女ねぇ…」
「なんだよ…?」
「ま、出来るといいな」
「出来るって言ってんだろ。バーカ」
「はいはい」
「ってか、そういうお前等は何かねーの?」
「うーん、考えたことないなぁ…。でも、ウチは皆勤賞ほしいなぁ」
「皆勤賞? なんで?」
「だって、せっかく高校生になれるんだよ。どうせなら、皆勤賞ほしいじゃん」
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「分かってるよ。でも、ソレが目標かな」
「小さい目標だなー」
「別に良いじゃん」
「でも、ナツらしいよねー。ほんと」
「もー…。そういう明里は何が目標なワケ?」
「あたし? あたしはねー、運動部に入って全国大会にいくこと」
「全国大会って…。そもそも何部に入るつもりなんだよ?」
「決まってるでしょ。卓球部。今度こそ、全国行くのが夢なの」
「明里は頑張り屋だからな、絶対叶えられるよ」
「本当? ユウありがとー」
「ま、部活っていうなら、俺もバスケ部に入って全国いくのは夢だわな」
「ウチの中学バスケ部ないからねぇ」
「そうそう。だから、高校はバスケ部入って、全国制覇するんだ」
「目標たっか。あたしみたいに元から入ってる訳じゃないんだから、難しいでしょ」
「そんなこと分かってるけど、やるって俺が決めたんだからやるんだよ」
「せいぜい頑張り給え」
「その上から発言うぜー。んで、翔は?」
「俺? 俺はサッカー部に入って、全戦全勝が目標だな」
「それって、全国いく流れとちげーの?」
「ま、平たく言えばそうだな。でも、どうせなら全戦全勝の方が良いだろ?」
「全戦全勝って…。無茶なことをさらっというなぁ…」
「無茶じゃないだろ。それに、目標は高い方がいいだろ」
「高すぎてエベレストもびっくりだわ…」
あまりにも高い目標に、全員引いたのは言うまでもない。
どんな強豪校と言われる学校にも、全戦全勝は無理な話だ。それが出来るのは二次元の世界。
それが分かっているはずなのに、志村は自分の意見を曲げることはなかった。
それどころか絶対成し遂げるという、強い意志を感じた。
「それで、山田は何かあるのか?」
「そうだな。言い出しっぺが言わないとか無しだぞ」
「そうそう。ってか、お前の目標とかマジ気になる」
「確かに。ユウは何がしたいの?」
「早く教えてよー」
みんなに捲くし立てられ、俺は言わざるを得ない状況になった。
俺が高校生になるにあたっての目標・やりたいこと。そんなのは決まってる。
でもそれはきっと――。
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