45 / 100
第七章 次の首探し
45.八咫鏡
しおりを挟む
膝をついた蓮の顔色は、青を通り越して真っ白になっていた。亮太は咄嗟にコウの元へと駆け寄り、手の中にいる蛟を手渡した。
近くに立つと、コウは亮太よりは背が低かった。170センチあるかないか位だろうか。
「ちょっと持っててくれ」
「……やはり寝てるのか」
「大分起きてはきたけどなあ」
「寒いからな」
コウの喉は亮太にある程喉仏が出ていない。ハスキーボイスなのはその所為だろうか。だが今はそれよりも蓮だ。
亮太は今度は蓮の元に駆け寄ると、首からぶら下げている八尺瓊勾玉をぱっと取り、蓮の首にかけた。蓮の首を触ってみると、冷たい。亮太は蓮を抱えて立ち上がらせると、出来るだけ首から離れた結界の境界線ぎりぎりの所まで連れて行き、そこにまた座らせた。ミリタリーコートを脱いで背中からかけ、頭をポンと撫でた。
「そこにいろ」
「……申し訳ありません」
「仕方ねえよ、お前の所為じゃない」
亮太はそう言うと上空を見上げた。勾玉を蓮に預けたが、さてまだ亮太の目には八岐大蛇の姿は映るだろうか。亮太は探す。いた。ぼんやりとはしているが、黒い煙の様な物は見えた。奴がでかくなっているからか、瘴気が濃くなっているからか、はたまた結界の中だからか。だがあれ位見えるなら何とか戦えそうだった。
亮太は今度はコウを振り返った。コウはガサゴソとアーミーパンツの後ろポケットから小さな板の様な物を取り出そうとしているが途中で引っかかっているらしく、引いたり押したりしている。片手に蛟を持っているから上手く引っかかりが取れないのだろう。
亮太はコウの元に駆け足で近付いて、背後に回った。
「これを出したいんだな?」
「あ! おい!」
「別に取ったりしねえよ」
後ろポケットを両手で広げ、中に入っている円形の板を取り出した。コウの体は思っていたよりも更に細く、隙間から覗く腰は白く艶めかしい。アキラといい蓮といいこいつといい、神様はやはり一般の人間よりは美しいものなのかもしれない。
取り出す際にちょっとお尻を触ってしまった。ここで変に意識したら怪しい奴だと思われかねないので、亮太は気にしない素振りでやり過ごすことにした。こいつは男、こいつは男だ。
「ほれ」
手のひら大の円形の板はずっしりとした黒い金属で出来ていた。草薙剣と同じ様な手触りだった。もしやと思ってコウに聞いてみた。
「これ、八咫鏡ってやつか?」
コウが板を受け取りながら、警戒する様に亮太を上目遣いで見上げてきた。
「……何故お前がそれを知っている」
「何故も何も、コウが教えてくれたんだよ」
「コウが? お前に?」
疑う様な目つきだ。まあ会ったばかりの見知らぬおっさんを信じろというのも、亮太でもあるまいしこれが本来普通の反応なのかもしれない。そう考えると、自分の信じやすさが浮きだって見えた。確かに狗神に言われるだけのことはあると我ながら思う。
「それはいいからさ、ご主人様ならコウの起こし方を知らないか? 急がないとレンが」
「……今から起こす」
コウは疑わしげな目のまま、それでも蓮の具合がよくないことは見て理解しているのだろう、鏡を片手に持ち口の中で何かを呟き始めた。すると、それまで黒かっただけの鏡の鏡面が水面の様に揺らぎ始める。徐々に、徐々に鏡面から光が粒子の様に煌めき出し、鏡を持つコウの顔を照らし始め、亮太はそのあまりの綺麗さについ口を半開きにして見惚れてしまった。
これは、次の絵に是非描きたい色だ。
コウはモデルにはなってくれないかもしれない。ならばせめて今この色を脳裏に焼き付けておきたかった。
亮太の視線に気が付いたのだろう、コウが実に嫌そうに顔を歪ませた。そんな顔しなくったっていいだろうに。亮太は少し傷付いた。本当に亮太とこいつは気が合うんだろうか? 何だかそれは蛟の思い違いな様な気がしてきた。
亮太は首に目を向けることにした。結界内部を光が段々とその割合を増やしていっている。これが上まで達した時、あいつは身の危険を感じて襲ってきたりはしないだろうか。それが不安だった。
段々と暖かくなってきた気がする。すると、コウが蛟に優しく声をかけた。
「私のコウ、起きなさい」
その声色はあまりにも亮太に向けるものと違って、亮太は少し、そうほんの少しだけ、蛟を羨ましく思った。
「ん……コウ様?」
「そうだよ、私のコウ」
蛟がようやく目を覚ましてきたらしかった。やはり先程までの環境は蛟には寒かったに違いない。
「わーい、コウ様! 僕会いたかったの!」
小さくなっていた蛟が頭を上げて目の前のコウを見上げた。本当に嬉しいのだろう、声が弾んでいた。
「あれ? コウ様、亮太は? 亮太亮太ー!」
「……随分と懐いたものだな」
コウが少しムッとした様につっ立って二人の様子を眺めていた亮太をちらりと見ると、コウのその視線に気付いた蛟が亮太をくるりと振り返った。
「あ! 亮太いたー!」
「ようやく起きたな、コウ」
もうすっかり目は覚めたのだろう、蛟の声はいつも通りの明るいものだった。亮太はほっとした。これでとりあえず閉じ込められてジ・エンドだけは避けられる。後は亮太が何とかすればいいだけだ。その何とかが問題ではあるが。
「コウ、起きて早速なんだが、また力を貸して欲しい」
「この間のより大きいねー」
蛟が上空を見上げて首を確認する。亮太は頷くと蓮の方に目線を向けた。
「レンが瘴気にやられちまったんだ、なるべく急いでここから出してやりたい」
「亮太、やっぱり優しいのー」
「そういう問題じゃないだろ」
「うふふ、僕、亮太大好きー」
蛟が嬉しそうに笑い、そしてスルリと宙に浮き出た。一瞬コウの眉がぴくりとやや嫌そうに動いた気がしたが、まあそれは後回しにしよう、うん。
三度目ともなると驚きはさすがになくなるが、それでも見る度に新鮮で亮太はその鮮やかな水色の色彩にうっとりと見惚れる。しかも今日は八咫鏡から出てくる温かみのある光も取り込んで、これを神々しいと言わず何と言えばいいのだろうか。
これを見れるなら、残り六匹の首だって退治してみようかなと思ってしまう、それ程までに亮太はこの輝きに惹かれてやまないのだ。
くるくると回転しながら蛟龍へと変貌していく蛟。その口から、どこでどう繋がっているのかここにいま存在する八咫鏡の光を反射した草薙剣がゆっくりと上昇してきた。亮太はゆっくりと歩み寄ると、草薙剣の柄を握り締めた。
「コウ、また助けてくれるか?」
亮太が横にいる水色の翼を優雅に羽ばたかせる蛟に尋ねた。
「頑張るー」
「頼りにしてるぞ」
「わーい」
亮太と蛟がそう会話していると、コウが眉間に皺を寄せて尋ねてきた。
「また助けるって、どういうことだ?」
そうか、水撃は蛟は前回、何か出せちゃったとか言っていた。つまりコウは知らないのだ。亮太は言った。
「見ててみな。あんたのコウは凄いぞ」
「……コウが?」
亮太は一歩前に出、剣を身体の前で構えて上空に黒煙の様に漂う首に向かって声を張り上げた。首が襲ってきた時に間違って後ろに被害が及ばない様、移動していく。
「おい! 待たせたな!」
多分待ってなどいないだろうが、相手の注意を自分に向かせる為にそう言ってみた。やはり勾玉がないとはっきりとは見えないのだろう、多分目かな? と思われる部分がこちらを見た気がした。前回首と対峙した経験があるのである程度パーツの予想がつく。これは亮太にとっては大きかった。
そして今のままだと届かない。さてどうするか。
襲ってくる様に挑発するしかないのだ。となれば、言うことは一つ。
「かかってこい!」
その言葉に、首が明らかに意思を持って亮太に向かって降りてきた。
近くに立つと、コウは亮太よりは背が低かった。170センチあるかないか位だろうか。
「ちょっと持っててくれ」
「……やはり寝てるのか」
「大分起きてはきたけどなあ」
「寒いからな」
コウの喉は亮太にある程喉仏が出ていない。ハスキーボイスなのはその所為だろうか。だが今はそれよりも蓮だ。
亮太は今度は蓮の元に駆け寄ると、首からぶら下げている八尺瓊勾玉をぱっと取り、蓮の首にかけた。蓮の首を触ってみると、冷たい。亮太は蓮を抱えて立ち上がらせると、出来るだけ首から離れた結界の境界線ぎりぎりの所まで連れて行き、そこにまた座らせた。ミリタリーコートを脱いで背中からかけ、頭をポンと撫でた。
「そこにいろ」
「……申し訳ありません」
「仕方ねえよ、お前の所為じゃない」
亮太はそう言うと上空を見上げた。勾玉を蓮に預けたが、さてまだ亮太の目には八岐大蛇の姿は映るだろうか。亮太は探す。いた。ぼんやりとはしているが、黒い煙の様な物は見えた。奴がでかくなっているからか、瘴気が濃くなっているからか、はたまた結界の中だからか。だがあれ位見えるなら何とか戦えそうだった。
亮太は今度はコウを振り返った。コウはガサゴソとアーミーパンツの後ろポケットから小さな板の様な物を取り出そうとしているが途中で引っかかっているらしく、引いたり押したりしている。片手に蛟を持っているから上手く引っかかりが取れないのだろう。
亮太はコウの元に駆け足で近付いて、背後に回った。
「これを出したいんだな?」
「あ! おい!」
「別に取ったりしねえよ」
後ろポケットを両手で広げ、中に入っている円形の板を取り出した。コウの体は思っていたよりも更に細く、隙間から覗く腰は白く艶めかしい。アキラといい蓮といいこいつといい、神様はやはり一般の人間よりは美しいものなのかもしれない。
取り出す際にちょっとお尻を触ってしまった。ここで変に意識したら怪しい奴だと思われかねないので、亮太は気にしない素振りでやり過ごすことにした。こいつは男、こいつは男だ。
「ほれ」
手のひら大の円形の板はずっしりとした黒い金属で出来ていた。草薙剣と同じ様な手触りだった。もしやと思ってコウに聞いてみた。
「これ、八咫鏡ってやつか?」
コウが板を受け取りながら、警戒する様に亮太を上目遣いで見上げてきた。
「……何故お前がそれを知っている」
「何故も何も、コウが教えてくれたんだよ」
「コウが? お前に?」
疑う様な目つきだ。まあ会ったばかりの見知らぬおっさんを信じろというのも、亮太でもあるまいしこれが本来普通の反応なのかもしれない。そう考えると、自分の信じやすさが浮きだって見えた。確かに狗神に言われるだけのことはあると我ながら思う。
「それはいいからさ、ご主人様ならコウの起こし方を知らないか? 急がないとレンが」
「……今から起こす」
コウは疑わしげな目のまま、それでも蓮の具合がよくないことは見て理解しているのだろう、鏡を片手に持ち口の中で何かを呟き始めた。すると、それまで黒かっただけの鏡の鏡面が水面の様に揺らぎ始める。徐々に、徐々に鏡面から光が粒子の様に煌めき出し、鏡を持つコウの顔を照らし始め、亮太はそのあまりの綺麗さについ口を半開きにして見惚れてしまった。
これは、次の絵に是非描きたい色だ。
コウはモデルにはなってくれないかもしれない。ならばせめて今この色を脳裏に焼き付けておきたかった。
亮太の視線に気が付いたのだろう、コウが実に嫌そうに顔を歪ませた。そんな顔しなくったっていいだろうに。亮太は少し傷付いた。本当に亮太とこいつは気が合うんだろうか? 何だかそれは蛟の思い違いな様な気がしてきた。
亮太は首に目を向けることにした。結界内部を光が段々とその割合を増やしていっている。これが上まで達した時、あいつは身の危険を感じて襲ってきたりはしないだろうか。それが不安だった。
段々と暖かくなってきた気がする。すると、コウが蛟に優しく声をかけた。
「私のコウ、起きなさい」
その声色はあまりにも亮太に向けるものと違って、亮太は少し、そうほんの少しだけ、蛟を羨ましく思った。
「ん……コウ様?」
「そうだよ、私のコウ」
蛟がようやく目を覚ましてきたらしかった。やはり先程までの環境は蛟には寒かったに違いない。
「わーい、コウ様! 僕会いたかったの!」
小さくなっていた蛟が頭を上げて目の前のコウを見上げた。本当に嬉しいのだろう、声が弾んでいた。
「あれ? コウ様、亮太は? 亮太亮太ー!」
「……随分と懐いたものだな」
コウが少しムッとした様につっ立って二人の様子を眺めていた亮太をちらりと見ると、コウのその視線に気付いた蛟が亮太をくるりと振り返った。
「あ! 亮太いたー!」
「ようやく起きたな、コウ」
もうすっかり目は覚めたのだろう、蛟の声はいつも通りの明るいものだった。亮太はほっとした。これでとりあえず閉じ込められてジ・エンドだけは避けられる。後は亮太が何とかすればいいだけだ。その何とかが問題ではあるが。
「コウ、起きて早速なんだが、また力を貸して欲しい」
「この間のより大きいねー」
蛟が上空を見上げて首を確認する。亮太は頷くと蓮の方に目線を向けた。
「レンが瘴気にやられちまったんだ、なるべく急いでここから出してやりたい」
「亮太、やっぱり優しいのー」
「そういう問題じゃないだろ」
「うふふ、僕、亮太大好きー」
蛟が嬉しそうに笑い、そしてスルリと宙に浮き出た。一瞬コウの眉がぴくりとやや嫌そうに動いた気がしたが、まあそれは後回しにしよう、うん。
三度目ともなると驚きはさすがになくなるが、それでも見る度に新鮮で亮太はその鮮やかな水色の色彩にうっとりと見惚れる。しかも今日は八咫鏡から出てくる温かみのある光も取り込んで、これを神々しいと言わず何と言えばいいのだろうか。
これを見れるなら、残り六匹の首だって退治してみようかなと思ってしまう、それ程までに亮太はこの輝きに惹かれてやまないのだ。
くるくると回転しながら蛟龍へと変貌していく蛟。その口から、どこでどう繋がっているのかここにいま存在する八咫鏡の光を反射した草薙剣がゆっくりと上昇してきた。亮太はゆっくりと歩み寄ると、草薙剣の柄を握り締めた。
「コウ、また助けてくれるか?」
亮太が横にいる水色の翼を優雅に羽ばたかせる蛟に尋ねた。
「頑張るー」
「頼りにしてるぞ」
「わーい」
亮太と蛟がそう会話していると、コウが眉間に皺を寄せて尋ねてきた。
「また助けるって、どういうことだ?」
そうか、水撃は蛟は前回、何か出せちゃったとか言っていた。つまりコウは知らないのだ。亮太は言った。
「見ててみな。あんたのコウは凄いぞ」
「……コウが?」
亮太は一歩前に出、剣を身体の前で構えて上空に黒煙の様に漂う首に向かって声を張り上げた。首が襲ってきた時に間違って後ろに被害が及ばない様、移動していく。
「おい! 待たせたな!」
多分待ってなどいないだろうが、相手の注意を自分に向かせる為にそう言ってみた。やはり勾玉がないとはっきりとは見えないのだろう、多分目かな? と思われる部分がこちらを見た気がした。前回首と対峙した経験があるのである程度パーツの予想がつく。これは亮太にとっては大きかった。
そして今のままだと届かない。さてどうするか。
襲ってくる様に挑発するしかないのだ。となれば、言うことは一つ。
「かかってこい!」
その言葉に、首が明らかに意思を持って亮太に向かって降りてきた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
後宮の手かざし皇后〜盲目のお飾り皇后が持つ波動の力〜
二位関りをん
キャラ文芸
龍の国の若き皇帝・浩明に5大名家の娘である美華が皇后として嫁いできた。しかし美華は病により目が見えなくなっていた。
そんな美華を冷たくあしらう浩明。婚儀の夜、美華の目の前で彼女付きの女官が心臓発作に倒れてしまう。
その時。美華は慌てること無く駆け寄り、女官に手をかざすと女官は元気になる。
どうも美華には不思議な力があるようで…?
「無加護」で孤児な私は追い出されたのでのんびりスローライフ生活!…のはずが精霊王に甘く溺愛されてます!?
白井
恋愛
誰もが精霊の加護を受ける国で、リリアは何の精霊の加護も持たない『無加護』として生まれる。
「魂の罪人め、呪われた悪魔め!」
精霊に嫌われ、人に石を投げられ泥まみれ孤児院ではこき使われてきた。
それでも生きるしかないリリアは決心する。
誰にも迷惑をかけないように、森でスローライフをしよう!
それなのに―……
「麗しき私の乙女よ」
すっごい美形…。えっ精霊王!?
どうして無加護の私が精霊王に溺愛されてるの!?
森で出会った精霊王に愛され、リリアの運命は変わっていく。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
第12回ネット小説大賞コミック部門入賞・コミカライズ企画進行「婚約破棄ですか? それなら昨日成立しましたよ、ご存知ありませんでしたか?」完結
まほりろ
恋愛
第12回ネット小説大賞コミック部門入賞・コミカライズ企画進行中。
コミカライズ化がスタートしましたらこちらの作品は非公開にします。
「アリシア・フィルタ貴様との婚約を破棄する!」
イエーガー公爵家の令息レイモンド様が言い放った。レイモンド様の腕には男爵家の令嬢ミランダ様がいた。ミランダ様はピンクのふわふわした髪に赤い大きな瞳、小柄な体躯で庇護欲をそそる美少女。
対する私は銀色の髪に紫の瞳、表情が表に出にくく能面姫と呼ばれています。
レイモンド様がミランダ様に惹かれても仕方ありませんね……ですが。
「貴様は俺が心優しく美しいミランダに好意を抱いたことに嫉妬し、ミランダの教科書を破いたり、階段から突き落とすなどの狼藉を……」
「あの、ちょっとよろしいですか?」
「なんだ!」
レイモンド様が眉間にしわを寄せ私を睨む。
「婚約破棄ですか? 婚約破棄なら昨日成立しましたが、ご存知ありませんでしたか?」
私の言葉にレイモンド様とミランダ様は顔を見合わせ絶句した。
全31話、約43,000文字、完結済み。
他サイトにもアップしています。
小説家になろう、日間ランキング異世界恋愛2位!総合2位!
pixivウィークリーランキング2位に入った作品です。
アルファポリス、恋愛2位、総合2位、HOTランキング2位に入った作品です。
2021/10/23アルファポリス完結ランキング4位に入ってました。ありがとうございます。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる