賽の河原の拾い物

ミドリ

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あとがき＜イメージイラストあり＞

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　最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

　こちらの作品は、元々は公募向けに書いた長編でした。昨年頭に書いた作品で、落選して別の公募に出そうと改稿を始めた際、下読みいただいたツイッターの相互さんに「女子高生なのに固い」と「の」が多い、と仰っていただけたのをよく覚えています。
　指摘するというのはとても難しいことだと思いますが、あのアドバイスがあって推敲の目が変わりました。本当に感謝です。

　これまでは文芸作ばかり読んできて、最近のラノベはまだまだ不勉強でした。とにかく文面が固かったので柔らかく直し、再度別の公募に応募。こちらも結局は残念な結果となり、しばらく寝かせていました。その間に、ランキング作を読んで読んで読みまくりました。
　ジャンルによっても程度は変わりますが、読みやすさが何を指すのか、少しは分かってきた気がします。

　実はこの作品を、ドリーム大賞に出そうかと思っていました。
　ですが、去年ドリーム大賞で読者賞をいただけた『扉の先のブックカフェ』は文芸寄りの文体で書いたのですが、今年はドリームとライト文芸大賞が合体したことから、このままの文体では駄目だ、と二度目の改稿に挑むことにしました。

　ライトな文体の文芸作品、という定義ということで、とにかく読みやすく、つっかかることが極力ないことを最優先に改稿した結果。

　何故か４万字増えました！　おかしいな……。

　なにはともあれ、このあらすじを書いている2023年5月24日時点で大賞ランキング25位にいられている理由のひとつに読みやすさがあるといいな、と思っています。

　文芸作を書いたりBLを書いたりかと思うと令嬢を書いたりと節操のない作家ですが、見かけた際はまた是非お立ち寄りいただけると嬉しいです。

　最後まで、本当にありがとうございました！

それと最後に、ツイッターで宣伝する際に使用したイラスト（自作）を下に貼りますので、ご興味のある方は是非御覧くださいませ。

ミドリ

荒川　龍