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*side:レオン
今日は仕事が早く終わり昼過ぎには家につけそうだ。
光はもう起きてる頃か、イヤまだ寝てそうだな。はは
光の事を考えると、早く早くと焦る気持ち、自然と歩く速度も速くなってゆく。もう少しで家に着く。アパートも見えてきた。アパートの廊下を歩く。ドアまで後3歩、2歩、後1歩。やっと光に会える。
部屋に入ったらおもいっきり抱き締めて濃厚なキスをしよう。そう考えるとニヤニヤが止まらない。
ドアを開けると光が飛び込んできた。
驚いたが様子がおかしい。それに変な男だと?誰だよ?
光の後ろから聞き覚えのある声がする。
何でお前がいるんだよ。最悪だ。
とりあえず、光には何もしてないことに安心する。
中に入ると後を付いて回る光が可愛くて仕方ない。はぁ今すぐキスしたい。濃厚なキスをする予定だったのにウルソンがいては出来ない。
ウルソンを早く帰らせて光とイチャイチャすればいーか。
と軽く考えていたが、そっからが最悪だった。
何でこうなった。今、俺はウルソンとキスをしている。そして、光は怒って出ていってしまった。
俺にキスをしていいのも触っていいのも、もちろん光だけだ。
なのに何でだ。
『あーくそっ!どけよっ!』
俺はウルソンを突飛ばし離れる。
[ひどいな。レオン。もっとキスしろよ。]
『ふざけるのもいい加減にしろよ。俺は光と付き合ってるんだ。お前とは今後一切しない。勝手に家にも来るな!今すぐ出ていけ!』
[ふざけてないさ。俺は、レオンが好きだ。何であいつなんだよ。]
今にも泣きそうな表情のウルソン。
『悪いがお前とは付き合えない。光を探しに行く。』
[はは。俺は諦めないから。今日は帰るけどまた来るからな。]
『頼むから、もう来るな。』
ウルソンは手を上げ帰って行った。
俺は急いで光を探しに行く。
狼に変身して光の匂いを辿る。
光、光、光。何処にいるんだよ。
そんなに時間はたってないから近くにいるはずだ。
匂いを辿ると光と初めて会った場所に来ていた。
そっからは光の匂いが途切れてしまった。
『ひかる。どこだ。どこにいる!』
俺は山に続く道を走った。
どれだけ走ったのか分からない。息も乱れ足にも力が入らない。
もう走れなくなり山の中でたたずむ。
『これだけ探しても何処にもいないって何でだよ!光!』
何度名前を呼んでも返事はかえってこない。
息を整えトボトボと来た道を戻って行く。
光の匂いは、もう何処にも残っていない。
探すあてもない。
ケモ耳とシッポを垂れ下げながら家に戻る。
光が帰って来てることを願いながら。
そんな願いも届かず光の姿はどこにもない。
『はぁ。光どこにいる?』
何もする気力もおきずソファーに項垂れ途方にくれた。
光は行く場所もないはず。この世界での知り合いは、タイガとミイナしかいない。
二人からの連絡がないってことは、そこにも行っていない。
誰かに拐われたのか。光は可愛いし軽々と持上げられて連れて行かれたのかもしれない。
『ひかる。ひかる。早く帰ってこいよ。』
俺は、力なくつぶやいた。
今日は仕事が早く終わり昼過ぎには家につけそうだ。
光はもう起きてる頃か、イヤまだ寝てそうだな。はは
光の事を考えると、早く早くと焦る気持ち、自然と歩く速度も速くなってゆく。もう少しで家に着く。アパートも見えてきた。アパートの廊下を歩く。ドアまで後3歩、2歩、後1歩。やっと光に会える。
部屋に入ったらおもいっきり抱き締めて濃厚なキスをしよう。そう考えるとニヤニヤが止まらない。
ドアを開けると光が飛び込んできた。
驚いたが様子がおかしい。それに変な男だと?誰だよ?
光の後ろから聞き覚えのある声がする。
何でお前がいるんだよ。最悪だ。
とりあえず、光には何もしてないことに安心する。
中に入ると後を付いて回る光が可愛くて仕方ない。はぁ今すぐキスしたい。濃厚なキスをする予定だったのにウルソンがいては出来ない。
ウルソンを早く帰らせて光とイチャイチャすればいーか。
と軽く考えていたが、そっからが最悪だった。
何でこうなった。今、俺はウルソンとキスをしている。そして、光は怒って出ていってしまった。
俺にキスをしていいのも触っていいのも、もちろん光だけだ。
なのに何でだ。
『あーくそっ!どけよっ!』
俺はウルソンを突飛ばし離れる。
[ひどいな。レオン。もっとキスしろよ。]
『ふざけるのもいい加減にしろよ。俺は光と付き合ってるんだ。お前とは今後一切しない。勝手に家にも来るな!今すぐ出ていけ!』
[ふざけてないさ。俺は、レオンが好きだ。何であいつなんだよ。]
今にも泣きそうな表情のウルソン。
『悪いがお前とは付き合えない。光を探しに行く。』
[はは。俺は諦めないから。今日は帰るけどまた来るからな。]
『頼むから、もう来るな。』
ウルソンは手を上げ帰って行った。
俺は急いで光を探しに行く。
狼に変身して光の匂いを辿る。
光、光、光。何処にいるんだよ。
そんなに時間はたってないから近くにいるはずだ。
匂いを辿ると光と初めて会った場所に来ていた。
そっからは光の匂いが途切れてしまった。
『ひかる。どこだ。どこにいる!』
俺は山に続く道を走った。
どれだけ走ったのか分からない。息も乱れ足にも力が入らない。
もう走れなくなり山の中でたたずむ。
『これだけ探しても何処にもいないって何でだよ!光!』
何度名前を呼んでも返事はかえってこない。
息を整えトボトボと来た道を戻って行く。
光の匂いは、もう何処にも残っていない。
探すあてもない。
ケモ耳とシッポを垂れ下げながら家に戻る。
光が帰って来てることを願いながら。
そんな願いも届かず光の姿はどこにもない。
『はぁ。光どこにいる?』
何もする気力もおきずソファーに項垂れ途方にくれた。
光は行く場所もないはず。この世界での知り合いは、タイガとミイナしかいない。
二人からの連絡がないってことは、そこにも行っていない。
誰かに拐われたのか。光は可愛いし軽々と持上げられて連れて行かれたのかもしれない。
『ひかる。ひかる。早く帰ってこいよ。』
俺は、力なくつぶやいた。
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