もふもふしたいならすれば。

ゆきだるま

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*side:光

翌日、お腹が空いて目が覚めた。

「はぁ。お腹が空い゛だ。」

相変わらす声はガラガラ。
きっと目もボンボンに腫れているんだろーな。
そんな事を考えキッチンへ。
冷蔵庫を開けると卵とハム。そして食パンがある。
火を使う気にもならず、食パンにハムを乗せてマヨネーズをかけてサンドイッチにして食べる。

「ふぅーーー。」

何だか、この味がすでに懐かしいし落ち着く。
いつもは、レオンが作ってくれてたな。
レオンは今頃、仕事だろうか。
いなくなった俺のこと心配してくれてるだろうか。
もしかしたら、あのまま犬男と…。
うわーー。そんなこと考えたくない!!

やっぱり俺は、レオンが好きだし、昨日の光景は、かなり辛い。あの二人がくっつくとか嫌だ。

本当なら今すぐにでもレオンの所に行って抱きつきたい、キスして、その先だって…

うわーー。ダメだ。こんな事を考えると体が反応しちゃうだろーがっ!!
とりあえず今は、ご飯に集中しよう。
うん。それがいい。

何も考えないように、考えないようにと、もさもさとサンドイッチを頬張る。
今は、日本に戻って来たからウサ耳ははえていない。それでも、この食べ方はウサギを彷彿とさせた。

ゆっくり時間をかけ食べ終える。
お腹も満たされ、少し余裕が出てきた。
リビングのソファーにもたれかかりテレビを見る。
昼間のワイドショーをボーっと観ている。
観ているようで観ていない。内容は光の頭には入ってきていない。
ただテレビがついているだけの状態だ。

光は、ボーっとしながらもレオンとの生活を思い出しては泣きそうになり、沈んでいった。

たまに、もふもふを思い出すと自然と顔は綻んでいたが。

気がかりなのは、ジャンのことだ。
レオンは、ちゃんとジャンにご飯をあげてくれているかな。
それよりも、あの二人何だか仲悪そうだよな。はは。

やっぱり戻りたいな。
でも、まだ心の整理が出来てないしな。後2、3日はここにいたい。
っても、そんな簡単に、あっちの世界に行けるのかは謎だけど。
何だか、強く願ったら行けそうな気がするから不思議だ。

もうしばらくは、一人で今後の事をちゃんと考えないとな。
戻ったら、レオンと話し合いが出来るように。




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