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10.勤務外実地調査・ウガルルム討伐
後編上
しおりを挟む王国は王都を中心に、各地方貴族領地にある都市へ。そこから町や村へと、クモの巣状に街道が整備されています。
徒歩であれ馬であれ、街を出るならばおおよそこの大小の街道が使われます。そしてこういった十人も二十人も乗れる駅馬車が都市間を結んでいます。
駅はその街道に沿ってしばらくの間隔で設けられています。
ここで馬を替えたり、馬車でなくても、簡易の休憩所や販売所が備わっているので、旅人からしても通過地であったり目的地であったりもします。
小さな町に駅ができた途端に大きな町へと変わったり、駅のほうに商人や物資が集まって町へと発展した所もあります。
一つ目の駅は王都に近いのもあって駅馬車としては馬を停める程度ですが、規模としては大きく、厩舎が並んでいます。
いうなれば馬の町でしょうか。
王都で使われる馬車馬や騎馬もここで飼育をしていて、競走馬の調教も行っているそうです。
周りは見渡す限りの放牧地と農地が広がっていて、もう少し開けた向こうには竜騎隊や獣騎隊といった王国軍の訓練地もあります。旅として街道をここまで来たのなら王都まではすぐなので、ここが目的地の方はそういった職業に携わっているのでしょう。
次の二つ目の駅が今回の目的地です。
ひとつ目の駅と同様の理由で、駅の規模としては小さいのですが、いくつかの林の中に点々と邸宅が見えます。
王都よりも不便でしょうしモンスターが現れる危険もあるでしょうが、物好きな方々が別荘として建てているようです。
景色としては穏やかで都会の喧騒から離れた場所のようですから、私もこのくらい静かな場所で勤務に励みたいものです。
「室長! 森ですよ森! こっちです!」
騒がしい声が指をさします。
駅馬車を降りると肥満巨人の形をした大荷物を背負うリリーが先導していきます。このまま森へ入ったらモンスターと間違われるのではないでしょうか。
「リリーは、このゲーデの森を訪れたことはあるのですか?」
「ありません!」
リリーがずんずんと進んでいきます。
アリーさんはさすが冒険者らしく、慣れた感じで道を尋ねています。尋ねている相手は森の小精霊ですが。
ゲーデの森は、そう広大な地域ではありません。
人の手つかずではあるのですが、だからこそ分け入れる程度の大きさは限られています。
樹々は高く草は低く、ともすれば高原のように涼しい陽が広がっています。
ただし奥まったところはわかりません。地理局指定の冒険地域ではありますから。
先日の面接者の話では、この森のどこかでウガルルムと戦ったそうです。
さすがに地域出現リストにない魔獣と分類されるモンスターの討伐は、自慢話にも信憑性が薄れますので、そのような疑わしい内容をわざわざ勇者面接に用意しない、というのが私の判断です。
「最も高い可能性は、面接者はウガルルムを目撃して逃走したということです」
「見つけたのは本当ってことですか? 見たのも嘘じゃないですか? それか、きっとあれですよ、出遭ってしまって命からがら逃げたんですよ」
「皆無とまでは言い切れませんが、遭遇し襲われたのであれば、魔獣からうまく逃走できたことを自慢話にするのではないでしょうか」
「じゃあ、本当に、もしかしてですけど、倒したっていうことはないですか? なんかこう、強運が重なって、ウガルルムがお腹をこわしたり、居眠りしてたところを後ろからバサッって」
「それも皆無ではないでしょうが、倒したのであれば、ドロップ素材のひとつでも自慢に加えるのではないかと。……先日の面接者の武勇伝は、どれも一定のルールで述べられていました。例えるならボードゲームです。しかし実戦は敵味方が交互に行動を約束されているわけではありませんし、戦闘時の経緯はそうそう順を追って記憶ができない、というのが、私が面談で伺ってきた冒険者の傾向です。やはり倒した可能性は低いと思われます」
リリーは持参したモンスター百科事典をめくっていきます。歩きながら石につまずきながらも、熱心に分厚いページの中を探しています。この集中力をなぜ仕事では活かせないのでしょう。
リリーがよく百科事典を勇面室で読んでいるのを見ますが、声を出して驚いたり笑ったりしながらいちいち私にページを見せてきます。勤務時間にです。面接中は静かでも、その溜まったぶんの反動を面接後にまとめて話してくることもあります。
「えっと、ウガルルム……っと。魔獣の毛皮が確定ドロップですね、その他もろもろ牙や骨の魔獣系素材……それと武装品も持ってるらしいですよ? でもあの経歴書の成果には、倒したってだけで、戦利品は書いてませんでしたよね。あっ、そうですよね、自慢話にはもってこいなのに」
「ほかのモンスター討伐の経歴については、出現から獲得物まで調べて用意したように具体的な内容でした。ウガルルムについては逆に即興的だったので気になったわけです」
冒険者のなかで語り口の得意な方は冒険譚をうたう吟遊詩人になられたりもします。あるいは冒険譚のために冒険をする方もいらっしゃいます。
件の面接者がどちらかはわかりませんが、勇者よりは吟遊詩人や旅芸人に向いているかもしれません。
リリーは分厚い百科事典を荷物に収めました。代わりに紙袋を、そこからさらに紙箱を取り出します。もったいぶりながら箱を開けていきました。
「室長、おやつです。なんだと思います? チョコレートケーキですよ! アリーさんもどうぞ! そろそろ休憩しましょうよ!」
話題のお店のものだそうです。
甘くしっとりとした香りが箱からほころんできます。濃い紫色すら思わせる深い土色は、泡にも似た崖をつくり、滑りそうなほど甘く重なる層に、ぺったりと雨だれの途中を思わせるチョコレートコーティングが仕上がっています。
そして誘われるように、香りへでしょうか、香りの姿が見えているのでしょうか。
森の小精霊たちが集まってきました。
その姿を人間の前に現すことは、ほとんどないことです。
アリーさんがいなければ、リリーの荷物の中から知らぬ間にチョコレートケーキを奪って、こっそり森の中へ消えていたかもしれません。
自然界に住む、自然そのものの象徴です。
薄く光に透け、木漏れ日を見上げたような色をしています。それが見回せば囲うほど、めったに見られる光景でもなく、周りはきらきらと陽だまりに包まれました。
小精霊とおやつの取り合いをする人間の姿はもっと珍しいかもしれません。
「なんですかあなたたちは! わたしと室長のおやつです! ついでにアリーさんのぶんもありますけど! 欲しかったらあなたたちもお店に並んで買えばいいじゃないですか!」
緑の光は、リリーの手をすり抜けてチョコレートケーキだけをつまんでいきます。
リリーは虫相手のように叩いたり払ったりしていますが、くすくすとした木の葉の笑い声に、小人のような妖精のような光が次々とやってきては、高く樹木の枝まで飛んでいき、チョコレートケーキをほおばりながらこちらを眺めています。
「向こうのほうで見た、みたい」
アリーさんの指先に、光のひとつが止まりました。蝶を愛でるように話しかけています。
チョコレートケーキのかけらが宙を泳いでいきます。日なたに入れば光に消えそうな小さな光が、その光にさらに光がついていき、小精霊たちは踊るように輪を描いていきます。太陽の日かさのように、行く先を示すように虹の輪ができました。
「見慣れないモンスターがいるって。何日か前に急に現れて、この子たちも追い出されてきたって言ってる」
まとわりつくように、しかし通り抜けて。私の背中に入った緑の小精霊は胸から抜け出してきます。
私たちは優秀な案内役についていくことにしました。
土へ潜っては盛り上がる森の根っこを、小さな光はトンネルのようにくぐっていきます。
小精霊はお構いなしに森の中のものをすり抜けていくので、私は木の根に足が引っかかります。
しばらく追いかけて進むと川辺にたどり着きました。さわさわと浅い清流が岩場を潤しています。
森と川のわずかな岩間を小精霊のあとについて行きます。川辺に雪のように積もる石をぐらぐらと踏んで歩き、川底は浅いようですが靴が濡れないように、切って割れたような石を乗り越えて進んでいきます。
森の住人である小精霊ですら見慣れないモンスターが、森の奥に存在するということです。
「室長、本当に出てきちゃったらどうしましょう」
「出現すれば調査をします」
「あれって、ものすっごい強くて怖ろしいモンスターなんですよね? 本当にこんなところにいたら、王都は大変ですよ、冒険者ギルドも大騒ぎですよ」
「凶暴なモンスターが出現したら王都の危機ですが、いま以上に冒険者ギルドが騒がしくなるのは困ります。王国軍であれば撃退のできないモンスターはそうそう存在しないと思いますので、そちらが対処に出ることを願っています」
「その前に、わたしたちがやられちゃったらどうしましょう」
「目的は調査ですので、目視できる安全な距離の維持に努めます。優先順位は後になりますが、やむを得ず戦闘に突入した場合はアリーさんにお願いします」
「襲ってきたら倒せばいいのかな?」
「安全優先で防衛に努めてください」
「うん、わかった」
アリーさんはさらりと返事をしましたが、ウガルルムが出現した場合、それは魔獣です。
熟練パーティーが周到な用意と冒険者人生をかけて挑むモンスターの分類です。時に伝説になる魔獣もいるくらいです。あるいは伝説から生まれているか。
アリーさんなら倒せそうではあるのですが、目的は存在の有無と生態照査ですから、調べる前に倒してしまっても、それはそれで困るのです。
川辺から再び森に入り、すでに平らな地面はなくなってきました。落ち葉の上にようやくの足場を探すほどです。残りは盛り上がった木の根と、そこに生えた深緑の苔です。
道なき道は縦に横にとうねり、高い木々を追いかけるように低い茂みが広がっています。
ところどころに土から生えてきたような、あるいは時代に取り残されたような岩がどっしりと眠っています。これも苔でおおわれています。あまり踏み入れるものはいないのでしょう。
ただし、苔には沈み込んで剥がれた跡があります。
ひとつの大きさは両手で輪を囲うほど、そして法則は獣の歩行パターンです。
動物であれば陸上最大クラスの体躯と推察できます。このような入り茂った森にゾウやサイなどが生息していればなのですが。
ただし一般的なそれらと異なるのは、どっしりとした二足歩行に近い、ということでしょうか。
小精霊たちは吸い込まれるように岩に入り、向こうから出て行きます。
アリーさんが岩石を跳び越え、リリーはよろけながらも踏み越えます。私は両手をついて岩をよじ登りました。その背丈がうらやましいです。
そして、小精霊を見失いました。
ただ、しんと。まるでこの足を止めた場が世界の中心であるかのように、ざわざわと森が回っています。
あらためて周りを見回すと、迷わずに帰ることができるでしょうか、いま見ていた方向にすら自信が持てなくなります。時間すら見失ってしまうほどです。
しかし夕刻までには帰らなければなりません。明日の勤務に遅刻するわけにはいきませんから。
アリーさんの鞘が、かちゃりと鳴りました。
「あそこ、スターちゃん……」
森の音が目を覚ましました。
気づかれずに遠方から目視、というのは私の都合です。策として甘かったようです。
普段の生態も知りたかったのですが、やはりボードゲームのようなルールはモンスターには通じません。
ちなみにモンスターは人間が大好物だそうです。ぎろりと二つの瞳が起き上がり、その下の牙の並びが幕を上げていきます。
嵐です。
ビースト・嵐獅子神種の咆哮が、耳を襲い身体を縛ってきます。風がねじれて去ります。音が震えて過ぎます。
「大層なあいさつね。スターちゃん、リリーさんも、下がって」
アリーさんの構えた剣の先で、どっしりと揺れるように獅子の姿がむくれていきます。
脚も肩幅も木のコブのように盛り上がり、若々しい剛健の四肢が森を踏みしめます。
枝の垂れたような長い体毛が、丸太のような筋肉を浮かばせていきます。
おやつのチョコレートケーキは昼食になりましたが、最後の晩餐にならないように努めなければなりません。明日からも面接業務があるのですから。
「どうしましょう室長、こっちに来ますよ室長、本当にいましたよ室長!」
「もう少し下がって、すぐ倒すから」
「いいえアリーさん。倒すのは私が観察を終えてからにしてください」
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