［完結］いつもと違う日常

027 ヤコウvsハイト

そして

ヤ「やろうぜ」

「あぁ こちとら 準備満タンだ」

ヤ「槍で 勝てると思ったら大間違いだぞ？」

「わかってるさ」

ヤ「ぶっころしてやるよぉ！」

「こいやぁぁぁぁ！」

ｶｷｨｨｨﾝ!

ヤ「やるじゃねぇか」

「...お前もな！」

ｶｷｨｨﾝ！ ｶｷｨﾝ! ｷｨﾝ!

ヤ「こんな楽しい殺し合いは初めてだせぇ！」

ｶｷｨｨﾝ! ｶｷﾝ! ｷｨﾝ!

ヤ「ハイト お前とやりあえて 嬉しいよ 」

ヤ「おまえとの殺し合いが一番楽しいわ！」

ヤ「もっとたのしもうぜぇぇぇ！」

「...楽しくだと？」

ｶｷﾞｨｨﾝ!

ヤ「あぁ そうさ.. 楽しくやろうぜ？..」

「これは...真っ当な真剣勝負だ...」

「お前とは 殺し合いはしたくないが...」

「するしかなかったっ！」 

ヤ「そうだなぁ...」

ヤ「たしかに...おれもお前とはしたくないと思っていた 」

ヤ「だがっ！ お前は強い...だから お前とやるのが楽しくなった！」

ヤ「俺は楽しければなんでもいいんだ！」

「そうか...考えがやっぱ違うな...」

ヤ「そうゆうおまえはよ」

ヤ「楽しいか？ この世界は このゲームはよ！」

「楽しいわけがねぇだろぅ...」

「考えてみりゃわかる」

ヤ「やっぱお前とは合わねぇわ」

ヤ「まあ 今すぐ楽にしてやるから」

ヤ「じっとしてろぉ！」

「俺も人は殺したくないが..仕方なくだ..」

ヤ「これで終わりにしようぜぇぇぇ！」

「...あぁ 俺もそう思っていたところだぁぁぁ！」

ｸﾞｻｧｧｧ

「...ぐっふぅ..」

そしてハイトの口から血が出る

ヤ「はっはっはっ！」

「...くっそ..」

ヤ「おれの勝...ん？」

「...はは..道ずれ...って言葉 知ってるか..」

ヤ「おれの..心臓に槍が..さ..」

ヤ「ささってやがる..」

「...まじかよぉ..引き分けかよ..」

ヤ「ぶっぶぅぅぅぅ..」

ヤ「血が..止まらねぇ..おれは..ここで..死ぬわけには..」

ヤ「いか..ねぇ. .よ」

ﾊﾞﾀﾝ

そしてヤコウが倒れる

「..はぁはぁはぁ..」

ルミ「ハイト！ 大丈夫！？」

「.....ルミ..」

「...どうやら...」

「お前が...最後の一人らしい...」

ルミ「それって一体どういう意味よ！？」

「そのまんまだよ..」

ルミ「ねぇ ハイト...嘘でしょ..まさか 死ぬとか言わないよね..」

「...ふっ..」

「...どうだかな..」

ルミ「ハイト...しっかりしてよぉ！」

「.....ル...ミ..お前は..生き残って..くれ..よ」

ルミ「ねぇ..ハイト..嘘でしょ？..」