いつもと違う日常

k33

文字の大きさ
上 下
45 / 56

045 感染

しおりを挟む
?「私の手に...嘘でしょ?」

シ「......!?」

?「あぁ... なんだこれ...抜けないぃぃぃ...」

ラ「...天使の羽がどんどん...増えていく...」

?「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁあ! ねぇ...お願いだから..助けてよ...お願い!」

ラ「...助けるってどうやって.....」

?「なんでもいーから...はやく助けて...お願い...」

シ「手伝おう...ライト じゃないと ほんとに死んでしまうぞ...」

ラ「だが..もし触れたら 感染するかもしれない...」

シ「....感染?」

ラ「そうだ..だってこの天使の羽で死んでしまった彼は...手に...羽が..」

シ「!?!?!?」

?「ねぇ...たすけてよ...」

そしてどんどん彼女に 天使の羽が生えていく

シ「.....くそ..」

?「あんたら..自分の命の方が大丈夫なの....ふざけんな! 私の命の方が大事でしょ! 彼も死んでしまった...でも私はまだ死ねない...だって 彼のぶんまで生きないと..わたし..」

シ「...たしか もうひとつ 堕天の階段が右にあるのでそっちに入ってみてはいかがですか?」

?「わたしが?..ばかばか..しいわね..」

シ「堕天ってことは..落ちると言うこと..なので もしかしたら 天使の羽がとれるかもしれないです..」

?「...ただ 私にいかせたいだけでしょ...」

シ「いやいや...めっそうもない...まさかそんな..」

?「...ならあんたが先に行ってよ...あんたがいったら私もいってあげる..」

ラ「...もういこう..シュート...はやくルミのところに戻ろう..」

シ「ぐっ...」

?「わたしを助けて..じゃないと...あんたたち...を呪ってやる..」

?「呪い殺してやるよ..」

シ「...そうですか...」

?「ふっはっはっはっはっぁぁぁぁぁ!」

シ「これはもう..だめだな..」

そして彼女の体は 天使の羽だらけになっていた、

?「...呪い殺してやるからなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

ラ「いきましょう...」

シ「あぁ そうだな..戻るか...」

?「きひひひ...」

シ「つかんで...離せ!」

?「きひひ...ひ」

ラ「そんなぶんぶん振り回さない方が..」

?「きひ..」

シ「どっかいけぇぇ!」

?「ぐぅう..」

そしてその彼女の後ろには..堕天の階段が見えていた

そして彼女はみずから...堕天の階段へ いくのだった...

そして

シ「...あのまま..いったけど..どうなったんだ?」
しおりを挟む

処理中です...