いつもと違う日常

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055 ゲームクリア

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ビビ「覚えとけ...ゴブゥ..よ」

ビビ「ここで..わた..しが..しぬわけ..」

シ「致死量ってしってるか? ゲームマスターさんよぉ...」

ビビ「致死量だと? そんなの私には...」

シ「人間は...いつか死ぬからな」

ビビ「...わたし..ゲームマスターなのに...Xめぇぇぇ...」

ビビ「絶対ゆるさねぇ...」

シ「よく生きてられるね...」

ビビ「...ぐぅぅ!?」

シ「...でももうじきしぬさ」

ビビ「...あぁ... わたじ..じにだく...」

ビビ「な...ぁ」

バダン...

ビビ「... ま...だ...い...き.....」

シ「死んだか....」

シ「なら次は俺の番だな...順番的にも..次はおれだ...」

そしてシュートがサイコロを回す

コロコロコロコロ

シ「...5.4...くっそ....」

そしてシュートがくじをひきにいく

シ「たのむぞ....」

そしてシュートが引いたのは

シ「なんだこれ...」

シ「10分後に心臓が止まる...だと?」

シ「うそだろ...」

ルミ「う..うん..あれ..わたし..ゴホゴホ...」

シ「ぐぅぅ..」

そしてシュートをみると シュートは泣いていた

ルミ「シュートは回したの?」

シ「あぁ..」

ルミ「というか...なんでないてんの?」

シ「いや..なんでもない..」

ルミ「じゃあつぎわたしのばんね...」

ルミ「..たのむ..」

ルミ「!?」

そしてなんとルミが引いたのはゾロ目だったのだ

ルミ「やった..やったぞ..」

X クリア おめでとーございます!

シ「ついに...か」

ルミ「...ビビも..しんでる..」

シ「おれがビビを参加させたんだ..」

ルミ「...そうなの..私が寝ている間にそんなことが..」

X ルミさん ゲームクリア おめでとうございます!

ルミ「よし...シュートも一緒に帰れるね..」

シ「俺は帰らねぇ...」

ルミ「え?! なんで?!」

シ「...見ろよ 俺が引いたくじ...」

ルミ「10分後に心臓が止まる...」

シ「..はは..だから..クリアしたのは..ルミだけだよ...俺は...どうやら...ここまでだ...」

ルミ「うそでしょ...ねぇ 」

シ「じゃあな. ..」

ドクンドクン!..ドッ...

シ「っっっ!」

ルミ「ねぇ! 」

シ「クリア...おめでとう...な...ル...ミ」

そして シュートは 笑みを浮かべながら 逝ったのだ...

ルミ「シュゥゥゥトォォォォォ!」

ルミ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
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