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ウェールズ王国
家を建てる!ついでに森を再生させるよ?
しおりを挟む家は簡単に作った、勿論魔法でだけどね。
家具はまだ無いけどこれで雨風は凌げる。
持って来た荷物を家に運んで貰う様に頼んで私は一人また山に戻った。
「うーん…何でこの山だけ枯れてるの?」
少し遠くに見える山々は青々と緑が茂っていた。
私は試しに1本の木に治癒魔法と再生魔法を使ってみたけど変化は無かった。
「ふむ、この魔法じゃダメなのか…。」
枯れ木と睨めっこしていると私の影からプルルンが出てきて何かチョイチョイと変形して指さしていた。
そこを見ると…男の子?
何故こんな山に男の子?
私より少し年上っポイ男の子が木の影からこっちを見ていた。
「えーと…。」
どうしよう…。
「ダメだ…。」
「え?」
「治癒魔法とかじゃこの森は戻らないんだ。」
ほう、どうして君の様な少年がそんな事しっとるのかね?
「どうすれば戻るか分かるの?」
私の質問に男の子はコクコクと頷いた。
「私の言う通りにして?」
私?おや、okamaさんかな?
それはさて置き、私は男の子の言う通りにする事にした。
「君の魔力を大きなボールに1杯に溜めるイメージでドンドン魔力を溜めて?」
「分かった。」
私は目を瞑り大きなシャボン玉の中に私の魔力を溜めるイメージでドンドンそれを大きくして行った。
「こんな感じ?」
男の子を見るとポカーンと私を見ていた。
どうした、少年!次はどうするのだ!
「君は…、ううん、次はそれを山の天辺に運んで思いっ切り弾けさせるんだ。山全体に行き渡る様に。」
「はーい!」
フヨフヨと私の魔力玉を天辺まで動かすと私は思いっ切り解放した。
それはもう気持ち良い程パーンっと。
「出来た…よ…?」
私は少年…?を見て固まった。
そりゃ固まりもしますよ?だって少年がすんげぇ美青年になってんだもんよ!
「誰…?」
「ありがとうぉぉおおおおお!!」
「ふぉぉおおおおお!!」
美青年に抱き着かれた私は不覚にも変な叫びを上げてしまった。
「君は私の恩人だよ!本当にありがとう!!あのままではこの山は死んでしまっていたよ!!」
あー良かった!と私をグイグイ抱き締める謎の美青年…ちょっと私はまだ死にたくない色んな意味で…。
「く、苦じい…。」
「あっ!ごめんね?大丈夫?」
パッと離された私はハァ~と安堵の溜息を吐いた。
あんな美青年に抱き着かれたら私の心臓持たないよ!
シュンっとする美青年を良く観察してみる。
「……。」
ふん、銀髪で毛先に向けて緑かがってるツヤツヤのロング…女とも男とも見える中性的な綺麗な顔…うむ、萌え死にそう。
「あの、私は…。」
「待って!ちょっと動かないで!」
私はドンピシャストライクな顔をガッツリ拝ませて貰った。
それから色々な話やちょっとルイスに怒られる事となるのだった。
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