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冒険者となったブリーフマン
"同士"
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ブリーフマンは目を覚ました。が周りには何もなく真っ暗なので目を覚ましたのかも怪しいところだ。
「そうか俺はドラゴンに背中を引き裂かれて死んだんだな。てことは、ここはあの世ということか」
ブリーフマンはあの世に来た事を実感し短い人生を思い返していた。現実世界ではそんなに良いことはなかったが自分をここまで育ててくれた親には感謝してる。この世界に来てからはセナさんに会い、ピナに会い、シスタさんに会った。みんなは初めて俺に優しくしてくれて俺にとっての初めての仲間だった。
「なんだかんだで楽しかったな。でももう終わりか…ピナ、セナさん、シスタさん今までありがとう。そしてさようなら」
俺は急激に悲しくなりもう一度人生をやり直したいと思った。しかし、
「お前はまだ死んでないぞ。ここをどこと間違えている。ここはあの世じゃなくお前の心の中の世界だぞ」
太い声が響きわたった。
「えっ!? 誰?」
「人に物を訪ねる時は自分から教わらなかったのか? まぁいい。お前の事など十分承知しているからな"風馬"よ」
「なぜ俺の名前を? てか誰なんだよ」
「お前の名ぐらい知ってるに決まっておろう。お前の中でずっと見守って来たのだからな。後私が誰だって? そうさな今は名乗る事は出来んが今はお前をこの世界に呼んだ者とでも名乗っておくか」
「俺をこの世界に呼んだもの? あんたがか?」
「あぁそうだが。不満か?」
「不満な訳がない。むしろうれしいよ。それより何で俺をこっちに呼んだんだ?」
「この世界を救って貰う為だよ」
「救うって何から? この世界は平和じゃないか。救うっていっても危ないものなんてないぜ」
「ではなぜお前は死にかけた?」
「それは俺が弱かったからだろ?」
「そんな筈がなかろう。お前は感じ無かったのか前戦ったドラゴンとは比べ物にならないぐらい強いと」
「それはうすうすと感じていたが…前はピナがいたから勝てたのであって・・・」
「そんな訳がなかろう。あれはSランクでも勝てない上位種だぞ。なぜそんなものがCランクに? そんな顔をしているな。それはお前の存在が神にとって邪魔でしか無いからだよ。そもそもダンジョンになぜパーティーで入っては行けないか知ってるか? あれは神が遊ぶ為に作られた最低最悪の制度だよ」
俺は訳が分からなくなった。俺の存在が神にとって邪魔? 神が遊ぶ為に作ったダンジョンの制度?
「聞きたい事は山々だが1つ聞いていいか? あんた何者だ?」
「すぐ分かるさ。それよりお前に力を授ける。こちらへこい。この力を使って世界を救うも救わないのもお前次第だ」
ブリーフマンは名も知らぬ者へと歩みよる。真っ暗で全然見えないが大柄な人間がうっすらと見えた。まだ人間かは分からないが。ブリーフマンの額に手が触れる。その時一瞬にして強くなった事が実感できるほどの強さが入ってきた。
「これで終わりだ。お前を元の場所に戻す。そしてあのドラゴンを倒し神々へ戦線布告するのだ。お前がこの世界を変えると」
「最後にもう一度聞くけどあんたは何者なんだ?」
「次会うときは教えてやるよ。俺の"同士"よ」
___________________________________
俺は目を覚ますと傷がすっかり消え目の前にはドラゴンがいる。そうか俺はあの人に力を貰ってここに戻って来たんだ。
グウォーーーーーーー!
ドラゴンが迫って来る。だが今度はすんなり避ける事が出来た。俺の俊敏力が上がったのかさっき戦っていたドラゴンとは別物のように遅い。
「まさか、俺のステータス全て底上げされたのか?」
ブリーフマンはドラゴンを殴りつける。するとあんなにも固かった鱗が嘘みたいに柔らかくブリーフマンの拳がドラゴンの背中にめり込んだ。俺はそのまま剣を引き抜き首を切断する。意図も簡単にドラゴンを倒してしまった。まさかこんなにも強くなるとは。あの人は本当に何者なんだ?
俺はこんなにも強くなったのが不思議でステータスカードを見る。
名前 ブリーフマン
職業 服屋、魔族
力 99999
防御 78999
俊敏 89768
器用 99999
魔力 ????
スキル ブリーフ創造 ブリーフの心 ブリーフの知恵 "魔王の恩恵"
称号 ブリーフマスター 神々の宿敵
「まじかよ。"魔王の恩恵"ってあの人魔王だったのか? それにしても引っ掛かるなあの人が最後に言った我が"同士"という言葉が」
___________________________________
ギルドへ戻ったブリーフマンは盛大な拍手喝采を受けた。ピナも無事にDランクをクリアしたらしい。
俺達はランクが上がった事により旅をする事が出来るようになった。セナさんの元を離れるのは少しせわしないが仕方ないだろう。俺はあの人に言われた世界を救えという答えを見つけ出す為に旅に出ることにした。
まずはこの世界の名前などを覚えないとな。未だにこの町の名前すら覚えていない。
それにしてもおかしな話だな。神々がこの世界の創造主にしてこの世界の最大の敵だなんてな。
「そうか俺はドラゴンに背中を引き裂かれて死んだんだな。てことは、ここはあの世ということか」
ブリーフマンはあの世に来た事を実感し短い人生を思い返していた。現実世界ではそんなに良いことはなかったが自分をここまで育ててくれた親には感謝してる。この世界に来てからはセナさんに会い、ピナに会い、シスタさんに会った。みんなは初めて俺に優しくしてくれて俺にとっての初めての仲間だった。
「なんだかんだで楽しかったな。でももう終わりか…ピナ、セナさん、シスタさん今までありがとう。そしてさようなら」
俺は急激に悲しくなりもう一度人生をやり直したいと思った。しかし、
「お前はまだ死んでないぞ。ここをどこと間違えている。ここはあの世じゃなくお前の心の中の世界だぞ」
太い声が響きわたった。
「えっ!? 誰?」
「人に物を訪ねる時は自分から教わらなかったのか? まぁいい。お前の事など十分承知しているからな"風馬"よ」
「なぜ俺の名前を? てか誰なんだよ」
「お前の名ぐらい知ってるに決まっておろう。お前の中でずっと見守って来たのだからな。後私が誰だって? そうさな今は名乗る事は出来んが今はお前をこの世界に呼んだ者とでも名乗っておくか」
「俺をこの世界に呼んだもの? あんたがか?」
「あぁそうだが。不満か?」
「不満な訳がない。むしろうれしいよ。それより何で俺をこっちに呼んだんだ?」
「この世界を救って貰う為だよ」
「救うって何から? この世界は平和じゃないか。救うっていっても危ないものなんてないぜ」
「ではなぜお前は死にかけた?」
「それは俺が弱かったからだろ?」
「そんな筈がなかろう。お前は感じ無かったのか前戦ったドラゴンとは比べ物にならないぐらい強いと」
「それはうすうすと感じていたが…前はピナがいたから勝てたのであって・・・」
「そんな訳がなかろう。あれはSランクでも勝てない上位種だぞ。なぜそんなものがCランクに? そんな顔をしているな。それはお前の存在が神にとって邪魔でしか無いからだよ。そもそもダンジョンになぜパーティーで入っては行けないか知ってるか? あれは神が遊ぶ為に作られた最低最悪の制度だよ」
俺は訳が分からなくなった。俺の存在が神にとって邪魔? 神が遊ぶ為に作ったダンジョンの制度?
「聞きたい事は山々だが1つ聞いていいか? あんた何者だ?」
「すぐ分かるさ。それよりお前に力を授ける。こちらへこい。この力を使って世界を救うも救わないのもお前次第だ」
ブリーフマンは名も知らぬ者へと歩みよる。真っ暗で全然見えないが大柄な人間がうっすらと見えた。まだ人間かは分からないが。ブリーフマンの額に手が触れる。その時一瞬にして強くなった事が実感できるほどの強さが入ってきた。
「これで終わりだ。お前を元の場所に戻す。そしてあのドラゴンを倒し神々へ戦線布告するのだ。お前がこの世界を変えると」
「最後にもう一度聞くけどあんたは何者なんだ?」
「次会うときは教えてやるよ。俺の"同士"よ」
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俺は目を覚ますと傷がすっかり消え目の前にはドラゴンがいる。そうか俺はあの人に力を貰ってここに戻って来たんだ。
グウォーーーーーーー!
ドラゴンが迫って来る。だが今度はすんなり避ける事が出来た。俺の俊敏力が上がったのかさっき戦っていたドラゴンとは別物のように遅い。
「まさか、俺のステータス全て底上げされたのか?」
ブリーフマンはドラゴンを殴りつける。するとあんなにも固かった鱗が嘘みたいに柔らかくブリーフマンの拳がドラゴンの背中にめり込んだ。俺はそのまま剣を引き抜き首を切断する。意図も簡単にドラゴンを倒してしまった。まさかこんなにも強くなるとは。あの人は本当に何者なんだ?
俺はこんなにも強くなったのが不思議でステータスカードを見る。
名前 ブリーフマン
職業 服屋、魔族
力 99999
防御 78999
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器用 99999
魔力 ????
スキル ブリーフ創造 ブリーフの心 ブリーフの知恵 "魔王の恩恵"
称号 ブリーフマスター 神々の宿敵
「まじかよ。"魔王の恩恵"ってあの人魔王だったのか? それにしても引っ掛かるなあの人が最後に言った我が"同士"という言葉が」
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ギルドへ戻ったブリーフマンは盛大な拍手喝采を受けた。ピナも無事にDランクをクリアしたらしい。
俺達はランクが上がった事により旅をする事が出来るようになった。セナさんの元を離れるのは少しせわしないが仕方ないだろう。俺はあの人に言われた世界を救えという答えを見つけ出す為に旅に出ることにした。
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