絶対神の異世界チートハーレム無双!?

guju

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初めての……

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暫く空を飛んでいたら、直ぐに街が見つかった。

「これが街か……なかなか賑やかなものよのぉ」

絶対神の降り立った位置から今回見つけた街までは常人が歩けば凡そ2週間はかかる距離にある。

その距離を僅か1時間で進んでしまった。絶対神の名は伊達ではないようだ

彼は背に生えた純白の羽を消し、地に降りる。鳥が地面に降りるかのように、綺麗に着地した絶対神はそのまま歩き出す。

未だ森の中ではあるが、カラフルな鳥も摩訶不思議な植物も居ない。
草木や、土の香りが冷たい風によって流れる、とても落ち着いた気持ちのいい森だ。

「っと」

降り立ってそうそう、木の上から風切り音をたてて弓が飛んできた。
彼は、それを少し首を傾け避ける

「手荒な歓迎だな……」

地面につきさ刺さった弓を手に取ると、それを先程ゆみが飛んできた方向に投げる

ーーグギャァ! ーー

木の上のモノは、呻き声を出し木から落ちる。

「こいつは……」

さっきの場所で植物に食われていたやっと同じ……

いや、にしてはこいつの持っていた気配が弱過ぎる。
この森は同族でありながら場所によってここまで力の差があるのか……

そんなことを考えていると、何やら辺りが騒がしく動く。
草木が揺れ、バタバタと複数の足音が聞こえる

「ほう、このモノは群れているのか」

絶対神はそう言うと、何も無いはずの空中に手を差し出すと、そこから黒い霧が現れ、彼の手を飲み込む。
そして、手を抜くとそこには漆黒の剣が握られていた

「この刀とやらは我が神界に、供え物として供えられた物に目を奪われ、我が1から作り直した最高の物だ」

そう言って鞘を抜くと、刃の部分が顕になる。
漆黒の柄、鞘からは想像出来ぬまでの白……いや、白銀に輝くその刃は、森の草木を鮮明に反射している。

「叢雲……これがこの刀の名だ」

そのモノ達が下劣な笑みを浮かべ、数の有利を確信すると、一斉にその棍棒を振りかぶり、絶対神に殴りかかる。

「この程度であるか」

彼は、刀を構えると軽く息を吐く

刹那、そのモノ達の首と胴体は永遠の別れを告げ、地の雨が降り注ぐ。
ただ、絶対神の近くだけは地の雨は止んでいた。

「おい! 兄ちゃん、大丈夫か!」

突如、草木をかき分け一人の男が姿を表した

真っ赤な髪に漆黒のローブ、手には大きな鎌を握っている

「うん?」

俺が後ろを振り向くと、鎌を構えた男を目を大きく見開いて言う

「兄ちゃん、ここにいたゴブリン……全部倒したんですかい?」

「あぁ、そうだが」

「兄ちゃん、あんた何処のギルドのもんですかい?」

「ギルド?」

「とぼけんでくださいよ、兄ちゃんが所属してるギルドのことですよ」

「ギルドが何かは分からないが、俺は何にも所属していないな」

「ギルドを知ない……? 」

彼は、大声で腹を抱えながら笑うと笑い泣きをしたらしく、涙を拭う

「兄ちゃん、ギルドなんたぁ、3つのガキでも知ってんぜ? 流石にその嘘は通用せんですよ。本間のこと言わんと、ちょい痛い目、おうてもらいますよ」

男はそう言うと、鎌を構える。

男がこのような手段を取ったのは、少し早とちりではあるものの、概ね間違ってはいない。

この世界には冒険者が所属するギルドが幾つもある。
1つの領地に凡そ2、3のギルドがあり、その領地で1番力を持っているギルドがその地の他のギルドを統括している。
冒険者は、領民から寄せられる魔物討伐を主に請け負っている場である。
だが、戦争時には各々が信ずる国の戦力となり、兵士として駆り立てられる場合もある。

その、ギルドのシマ(統括地)に力を持つものが現れた。
更には、どこのギルド所属かも言わない。

例えるならば、自分の家に急に入ってきて、誰なのか名乗らずに、堂々とソファに座られているようなものだ。
不安ったらありゃしないであろう。

鎌の男からすれば、かなりの危険分子だ。少し手荒でも口を割らせたいと思っているのだろう。

しかし、残念な事に、彼は本当に何も知らないのだ。
なんせ先程この世界に来たばかりなのだ。
この世界歴で言えば3つの子供よりも短い

「本当に何もわからぬのだが……」

絶対神は、肩の力を抜き刀を持ったままだらりとさげる。
そして顔を下に向け、目を瞑る

「まぁいい、かかってこい」

そう言って目を開き、鋭い目で、相手を見て少し口角を上げた。



















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