いつかまたおなじ空のしたで

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おじさんの話はこうだった。
おじさん達はアメリアから監視されていたらしい。
監視の時間はランダムだけど魔法での監視だから魔力の流れがわかる者なら「見られている」事を感じる事が可能だという。
今回の「監視」が始まったのはおじさんが「自分を倒さないと宝玉は手に入らない」みたいな事を言ったあたりだと教えられた。
たしかにあの辺から「あれ？ちょっとまって！」っていう感じになった。
「監視」が終わったのはおじさんが齧られた時。アメリアはその時点でおじさんが負けて殺されると判断したらしい。
「ほんとに先に言ってよ、もー」
「話が長くなっちまったからよー？「監視が」始まっちまってな、一か八か？ってやつだな？ははは！」
カラカラしてない。やっぱりこっちの方が良いな。
「はぁ、くたびれた！」
「俺もだ。あとは俺が死ねば出来上がりだな！」
えー？？
「なに言ってんの？？逃げたらいいじゃん！トリスのお城も元通りになったし！」
死ぬとかないし。
「あのな姉ちゃん？俺は「監視」されてたんだぜ？そんなやつが出歩いててみろってんだ。周りに迷惑だろーがよ？」
「迷惑とかそんなのないってばー。あはは！」
ばんばんとおじさんの肩をたたく私。
「いていて！はぁ、、。姉ちゃんよお。人を信用しすぎだっつーの！これも俺の計画だったらどーすんだよ！また魔王城めっちゃくちゃになるぜ？」
「えっ？まだ計画あるの？？」
たまらず聞き返す私。
「まぁ、、、特にねぇけどよ？」
「ないんじゃん！あはは！」
ばしん！ってまたはたく私。
「いて！」
「ふふふふっ！」
笑ってたらレヴィが起きて来た。
「おじさんひどいから！」
レヴィおこだ。
「ごめん嬢ちゃん。痛かったよな？」
「もー！おー！ぺんだよ！ぺん！！」
「うわー、、ぺんか！おっかねーなぁ！」
おじさんが顔を隠してやめてをする。
「ふふふふっ！」
「あはははっ！」
「はははっ！」
はあ、もうほんとこれからどうしよう。