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ヴァンパイア編。
127.痛くて熱くて、とても痛いっ!!!
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「っ!? リリの、悲鳴っ!?」
リリ・・・
疼く額を押え、立ち上がる。
行かな、きゃ・・・
※※※※※※※※※※※※※※※
「っ!? 女の悲鳴だとっ!」
さあ、助けに行かなくてはっ!!
「よし、あっちだなっ?」
※※※※※※※※※※※※※※※
「あああァぁアぁあぁアぁァっ!!!」
腕がっ!?
痛い痛い痛い痛い痛いっ!!!
熱い熱い熱い熱い熱いっ!!!
脳天を貫くような激痛っ!!!
炎を押し当てられた二の腕の、炙られた皮膚が焼け焦げ、爛れる。
「さあ、通してよ」
炎を近付けられた皮膚が乾燥してヒビ割れる。
痛くて熱くて、とても痛いっ!!!
けれどっ、駄目っ…ですっ!?
駄目なのですっ!?
来…ない、で…くだ、さいっ!?
来て…は駄目、なのですっ、アレク様っ!?
リリの部屋から、出ないで・・・
部屋の鍵を掛けっ、壊されました・・・
この会場へ続く扉を全て閉じ、鍵を・・・
それでも、単なる時間稼ぎにしかならない!
駄目です! 扉がどんどん壊されっ…
リリはアレク様へ移動制限が掛けられないっ!
リリがっ、悪いのにっ・・・
リリがっ…アレク様にお逢いしたいからと、アレク様をお呼びしたのがいけなかったのにっ!!!
リリの我儘がこんなことになる、なんてっ・・・夢にも思わなかったのっ!
駄、目・・・
リリは、こんなの平気だからっ…
こんな怪我すぐに治るからっ…
駄目っ! 来ないでくださいっ!
リリを助けになんて来ないでっ!!!
「聞いてるの?」
低い声が、酷薄な金眼が見下ろします。
「っ!?」
駄目、なのにっ・・・
「?」
来ない…で、ほしいのにっ・・・
「……っ!?」
ダンっ! と、なにかが扉にぶつかる音がしました。ダンっ!ダンっ!と、続きます。
「……リっ!? …け…っ!?」
駄目なのに、駄目なのに駄目なのに駄目なのにっ!? なんで、こんなに嬉しいのっ!!!
「……アー、ク?」
小さく呟いたのは、歓喜に震える声。
「来ないでっ!!」
※※※※※※※※※※※※※※※
鍵が掛かり、閉ざされた扉。リリの拒絶を、
「邪魔っ!!!」
大剣でぶった斬る。
そして・・・仮面舞踏会の会場へ辿り着く。
「リリっ!?」
目にしたのは、床に倒れたリリの髪の毛を掴み、無理矢理その上半身を起こしている少年の姿のモノ。
瞬間、ドクン! と強く脈打つ鼓動。
背筋が、ざわつく。
額が、疼く。
「っ…リリを、放せっ!?」
「アーク?」
ソレは、オレを見て微笑んだ。
どさりと、髪の毛を放されたリリが倒れる。
「逢いた、かったんだ…ずっと、君に…」
潤む金色の瞳。心底からの、笑顔。
「…っ!」
ズキン! と、額が強く痛む。
大剣は駄目だ。コイツ相手には、オレの技量じゃ通用しないと確信。床に落とす。
「どうしたの? アーク?」
それを無視して床を強く蹴り、一息でソイツの眼前へと移動。
「え? …っ!?」
喜びに溢れる表情のソイツの腹へ、スピードと体重を乗せた、全力の蹴りを叩き込む。
ドッ! と、裸足の足へ強い衝撃。次いで、ドゴンッ!! とソイツは壁へ叩き衝けられる。
その間に床へ力無く倒れるリリを抱き上げ、ソイツから距離を取る。
「…ア、レク…様…ど、して…?」
涙に濡れるアクアマリン。その、左の二の腕から肩にかけてが酷く焼け爛れて痛々しい。
人魚は、火や熱に弱い。火傷の傷は、他の傷と違ってとても治り難いのにっ・・・
「オレがリリを放っとける筈ないだろ!」
「…っ、アレク、様っ…」
応急処置をしている時間は、無さそうだ。
「・・・どう、したの? アーク」
叩き衝けられて崩れた落ちた壁の瓦礫からガラリと起き上がり、不思議そうにオレを見上げる黒髪金眼の、少年に見えるモノ。
折れた肋骨が内臓を傷付けたのか、その薄い唇の端を伝う赤。
漂う血の匂いに、くらりと一瞬視界が揺れる。
「っ!」
それを、頭を振って振り払う。
さっきから、額が疼いて堪らない。
ソイツが、一歩踏み出す。
「寄るな」
低く言ってナイフを向けると、
「っ!? ・・・僕が、その女を傷付けた…から? だから、怒ってるの? その女を、気に入ってるの?」
傷付いたという風な、今にも泣きそうに顔を歪めたソイツが、足を止める。
「謝る…から、だから、アーク。そんな物、向けないでよ…? お願い、だからっ」
意味が、わからない。
そして、やけに額が疼く。気持ち悪い。
とりあえず、奴が止まっている今のうちにリリの応急処置をすることにする。
「リリ、少し我慢して」
リリを床へ降ろし、シーフから貰ったメスを取り出す。そして自分の手首を軽く切り、
「…は、い」
リリの傷口に、血を垂らす。
「ぅっ、ぐっ!?」
痛みにか、歯を食い縛るリリのアクアマリンからぽろぽろと零れ落ちる涙。
オレの血には高い抗毒、解毒作用があり、そして免疫活性化の作用がある。
消毒の代わりと、そして垂らした血液を血晶化させて傷口の保護。
自分の傷口も血晶化して傷を塞ぐ。
「遅くなってごめん。リリ」
「っ!」
謝ると、リリはふるふると首を振る。
「…な、んでっ…!」
落ちる、低い呟き。そして、リリを睨む金眼。
「なんでっ、君はっ……どうしていつもそうなのっ!? なんでっ、いつも他の誰かに優しくするのっ!? なんで僕を見てくれないのっ!? なんでっ・・・そんな女なんかにっ、君が血を分け与える必要無いだろっ!? その女の傷ならっ、僕が治すからっ!? お願いだからっ、僕を見てよっ! アークっ!!!」
癇癪を起こしたように喚く声が、額に響く。
「っ・・・」
なんなんだ? コイツは、なにを言っている?
意味が、わからない。
「・・・お願い、だからっ…君の血を、誰にもあげないでっ! 僕、だけが・・・」
赤く染まる金眼が、オレを見た。
「っ!?」
咄嗟に跳んでリリから離れる。と、
「アレク様っ!?」
手を伸ばしたソイツが大きく口を開き、オレの喉笛へ喰らい付こうとして・・・
「「っ!!」」
バヂィィッ!!! と、走った閃光と強い衝撃に、奴とオレが吹っ飛ばされた。
「があ゛あ゛あ゛ぁぁァぁあアぁっ!?!?」
焼け焦げた顔面を押さえ、奴が絶叫を上げて床にのたうち回る。
「くっ、ハっ!?」
オレも、床に叩き衝けられたのと、胸に走った強い衝撃とに息が詰まる。
「痛っつ・・・」
自分の声が遠い。耳がちょっとやられたようだ。
痛む胸元を押さえて起き上がると、ヅラも吹っ飛んだのか、地毛が垂れて来た。
そして、ドレスが一部裂けて谷間が露になっていた。ちなみに、見えているのは谷間だけ。
兄さんのくれたドレスはなかなかに頑丈なようだ。職人さんグッジョブだぜ!
あと、父上の所有印が消えていた。
どうやら、あの雷は父上の仕込みだったらしい。つか、オレも胸痛いし、軽く火傷・・・
まあ、顔面が溶けてるアイツよりマシだけど。
「ロ゛ぉーレ゛ル゛ぅぅぅっ!?!?」
なんか、凄くアイツに恨まれてないか? 父上。
一応、オレは感謝しとくけど・・・
それにしても、…が疼く。
リリ・・・
疼く額を押え、立ち上がる。
行かな、きゃ・・・
※※※※※※※※※※※※※※※
「っ!? 女の悲鳴だとっ!」
さあ、助けに行かなくてはっ!!
「よし、あっちだなっ?」
※※※※※※※※※※※※※※※
「あああァぁアぁあぁアぁァっ!!!」
腕がっ!?
痛い痛い痛い痛い痛いっ!!!
熱い熱い熱い熱い熱いっ!!!
脳天を貫くような激痛っ!!!
炎を押し当てられた二の腕の、炙られた皮膚が焼け焦げ、爛れる。
「さあ、通してよ」
炎を近付けられた皮膚が乾燥してヒビ割れる。
痛くて熱くて、とても痛いっ!!!
けれどっ、駄目っ…ですっ!?
駄目なのですっ!?
来…ない、で…くだ、さいっ!?
来て…は駄目、なのですっ、アレク様っ!?
リリの部屋から、出ないで・・・
部屋の鍵を掛けっ、壊されました・・・
この会場へ続く扉を全て閉じ、鍵を・・・
それでも、単なる時間稼ぎにしかならない!
駄目です! 扉がどんどん壊されっ…
リリはアレク様へ移動制限が掛けられないっ!
リリがっ、悪いのにっ・・・
リリがっ…アレク様にお逢いしたいからと、アレク様をお呼びしたのがいけなかったのにっ!!!
リリの我儘がこんなことになる、なんてっ・・・夢にも思わなかったのっ!
駄、目・・・
リリは、こんなの平気だからっ…
こんな怪我すぐに治るからっ…
駄目っ! 来ないでくださいっ!
リリを助けになんて来ないでっ!!!
「聞いてるの?」
低い声が、酷薄な金眼が見下ろします。
「っ!?」
駄目、なのにっ・・・
「?」
来ない…で、ほしいのにっ・・・
「……っ!?」
ダンっ! と、なにかが扉にぶつかる音がしました。ダンっ!ダンっ!と、続きます。
「……リっ!? …け…っ!?」
駄目なのに、駄目なのに駄目なのに駄目なのにっ!? なんで、こんなに嬉しいのっ!!!
「……アー、ク?」
小さく呟いたのは、歓喜に震える声。
「来ないでっ!!」
※※※※※※※※※※※※※※※
鍵が掛かり、閉ざされた扉。リリの拒絶を、
「邪魔っ!!!」
大剣でぶった斬る。
そして・・・仮面舞踏会の会場へ辿り着く。
「リリっ!?」
目にしたのは、床に倒れたリリの髪の毛を掴み、無理矢理その上半身を起こしている少年の姿のモノ。
瞬間、ドクン! と強く脈打つ鼓動。
背筋が、ざわつく。
額が、疼く。
「っ…リリを、放せっ!?」
「アーク?」
ソレは、オレを見て微笑んだ。
どさりと、髪の毛を放されたリリが倒れる。
「逢いた、かったんだ…ずっと、君に…」
潤む金色の瞳。心底からの、笑顔。
「…っ!」
ズキン! と、額が強く痛む。
大剣は駄目だ。コイツ相手には、オレの技量じゃ通用しないと確信。床に落とす。
「どうしたの? アーク?」
それを無視して床を強く蹴り、一息でソイツの眼前へと移動。
「え? …っ!?」
喜びに溢れる表情のソイツの腹へ、スピードと体重を乗せた、全力の蹴りを叩き込む。
ドッ! と、裸足の足へ強い衝撃。次いで、ドゴンッ!! とソイツは壁へ叩き衝けられる。
その間に床へ力無く倒れるリリを抱き上げ、ソイツから距離を取る。
「…ア、レク…様…ど、して…?」
涙に濡れるアクアマリン。その、左の二の腕から肩にかけてが酷く焼け爛れて痛々しい。
人魚は、火や熱に弱い。火傷の傷は、他の傷と違ってとても治り難いのにっ・・・
「オレがリリを放っとける筈ないだろ!」
「…っ、アレク、様っ…」
応急処置をしている時間は、無さそうだ。
「・・・どう、したの? アーク」
叩き衝けられて崩れた落ちた壁の瓦礫からガラリと起き上がり、不思議そうにオレを見上げる黒髪金眼の、少年に見えるモノ。
折れた肋骨が内臓を傷付けたのか、その薄い唇の端を伝う赤。
漂う血の匂いに、くらりと一瞬視界が揺れる。
「っ!」
それを、頭を振って振り払う。
さっきから、額が疼いて堪らない。
ソイツが、一歩踏み出す。
「寄るな」
低く言ってナイフを向けると、
「っ!? ・・・僕が、その女を傷付けた…から? だから、怒ってるの? その女を、気に入ってるの?」
傷付いたという風な、今にも泣きそうに顔を歪めたソイツが、足を止める。
「謝る…から、だから、アーク。そんな物、向けないでよ…? お願い、だからっ」
意味が、わからない。
そして、やけに額が疼く。気持ち悪い。
とりあえず、奴が止まっている今のうちにリリの応急処置をすることにする。
「リリ、少し我慢して」
リリを床へ降ろし、シーフから貰ったメスを取り出す。そして自分の手首を軽く切り、
「…は、い」
リリの傷口に、血を垂らす。
「ぅっ、ぐっ!?」
痛みにか、歯を食い縛るリリのアクアマリンからぽろぽろと零れ落ちる涙。
オレの血には高い抗毒、解毒作用があり、そして免疫活性化の作用がある。
消毒の代わりと、そして垂らした血液を血晶化させて傷口の保護。
自分の傷口も血晶化して傷を塞ぐ。
「遅くなってごめん。リリ」
「っ!」
謝ると、リリはふるふると首を振る。
「…な、んでっ…!」
落ちる、低い呟き。そして、リリを睨む金眼。
「なんでっ、君はっ……どうしていつもそうなのっ!? なんでっ、いつも他の誰かに優しくするのっ!? なんで僕を見てくれないのっ!? なんでっ・・・そんな女なんかにっ、君が血を分け与える必要無いだろっ!? その女の傷ならっ、僕が治すからっ!? お願いだからっ、僕を見てよっ! アークっ!!!」
癇癪を起こしたように喚く声が、額に響く。
「っ・・・」
なんなんだ? コイツは、なにを言っている?
意味が、わからない。
「・・・お願い、だからっ…君の血を、誰にもあげないでっ! 僕、だけが・・・」
赤く染まる金眼が、オレを見た。
「っ!?」
咄嗟に跳んでリリから離れる。と、
「アレク様っ!?」
手を伸ばしたソイツが大きく口を開き、オレの喉笛へ喰らい付こうとして・・・
「「っ!!」」
バヂィィッ!!! と、走った閃光と強い衝撃に、奴とオレが吹っ飛ばされた。
「があ゛あ゛あ゛ぁぁァぁあアぁっ!?!?」
焼け焦げた顔面を押さえ、奴が絶叫を上げて床にのたうち回る。
「くっ、ハっ!?」
オレも、床に叩き衝けられたのと、胸に走った強い衝撃とに息が詰まる。
「痛っつ・・・」
自分の声が遠い。耳がちょっとやられたようだ。
痛む胸元を押さえて起き上がると、ヅラも吹っ飛んだのか、地毛が垂れて来た。
そして、ドレスが一部裂けて谷間が露になっていた。ちなみに、見えているのは谷間だけ。
兄さんのくれたドレスはなかなかに頑丈なようだ。職人さんグッジョブだぜ!
あと、父上の所有印が消えていた。
どうやら、あの雷は父上の仕込みだったらしい。つか、オレも胸痛いし、軽く火傷・・・
まあ、顔面が溶けてるアイツよりマシだけど。
「ロ゛ぉーレ゛ル゛ぅぅぅっ!?!?」
なんか、凄くアイツに恨まれてないか? 父上。
一応、オレは感謝しとくけど・・・
それにしても、…が疼く。
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