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すると国王様がブリュードに言いました。
「ブリュード!!今回わしはメリッサ殿との婚約破棄した事とリーゼルカ殿の事を重大に受けとめておる。お前の返答次第でわしは決断をするつもりだ。」
ブリュードが嬉しそうに国王様に言いました。
「なるほど父上は大きな決断をなさるのですね。」
国王様がブリュードに尋ねました。
「ブリュードに尋ねる。メリッサ殿とリーゼルカ殿に言わなければならない事があるだろう?それを今ここで言うのだ。良いな?」
ブリュードが国王様に言った。
「はっ!!」
するとブリュードが私の方に向き直って大声でこう言いました。
「メリッサなめてんじゃねえぞ!!このブリュード様がイジメたらちゃんと苦しみやがれ!!!」
さらに続けてこう言いました。
「リーゼルカ!!!お前の大泣きする姿はマヌケで最高だったぜ、また見せてくれよ、はっはっはっ!!」
怒りに震えた様子の国王様はブリュードに言いました。
「ブリュード!!決めたぞ!!」
ブリュードは嬉しそうに国王様に言いました。
「おおメリッサを処断するのですね。それとフロイヤ帝国への抗議もしてくれるのでしょう。」
ですがブリュードが期待したこととは真逆の事を国王様は言われました。
「ブリュード、お前の王位継承権をはく奪する。そのうえで罪人としてお前を扱う。よいな??」
ブリュードは驚いた様子で国王様に聞き返した。
「親父??なんでだ??」
国王様はブリュードに冷たく言い放ちました。
「当然の判断であろうが、お前のようなふざけた考えを持っておる者を王位につければこのルグランド王国が滅亡してしまうわ!!!」
焦ったブリュードが国王様に言いました。
「親父??考え直してくれ??」
「不要だ。」
そして国王様がブリュードに言いました。
「ブリュード??お前への処罰はフロイヤ帝国の方々やメリッサ殿と協議して決める。地下牢の中で沙汰を待っておれ。」
国王様が衛兵達に言いました。
「ブリュードを地下牢に連れていけ。」
「はっ。」
ブリュードは衛兵達によって地下牢へとひきづられていきました。
国王様が私に言いました。
「メリッサ殿、うちのバカ息子がとんだご無礼をした。この通りだ申し訳なかった。」
国王様はそう言うと深々と頭を下げました。
私は国王様に言いました。
「国王様ちゃんと対応して頂いたので大丈夫です。」
そして私は今後の事を国王様から伺ってから王宮を後にしました。
国王様のお話では帝国の方々を呼んでブリュードの処罰を協議する事との事です。
事態はかなり切迫していたようで、ルグランド王国とフロイヤ帝国の関係があのブリュードのせいでかなり悪化していたようです。
フロイヤ帝国の留学中にいろいろ問題を起こしていたのかもしれません。
王太子としての自覚が無かったんでしょうかあの男には。
「ブリュード!!今回わしはメリッサ殿との婚約破棄した事とリーゼルカ殿の事を重大に受けとめておる。お前の返答次第でわしは決断をするつもりだ。」
ブリュードが嬉しそうに国王様に言いました。
「なるほど父上は大きな決断をなさるのですね。」
国王様がブリュードに尋ねました。
「ブリュードに尋ねる。メリッサ殿とリーゼルカ殿に言わなければならない事があるだろう?それを今ここで言うのだ。良いな?」
ブリュードが国王様に言った。
「はっ!!」
するとブリュードが私の方に向き直って大声でこう言いました。
「メリッサなめてんじゃねえぞ!!このブリュード様がイジメたらちゃんと苦しみやがれ!!!」
さらに続けてこう言いました。
「リーゼルカ!!!お前の大泣きする姿はマヌケで最高だったぜ、また見せてくれよ、はっはっはっ!!」
怒りに震えた様子の国王様はブリュードに言いました。
「ブリュード!!決めたぞ!!」
ブリュードは嬉しそうに国王様に言いました。
「おおメリッサを処断するのですね。それとフロイヤ帝国への抗議もしてくれるのでしょう。」
ですがブリュードが期待したこととは真逆の事を国王様は言われました。
「ブリュード、お前の王位継承権をはく奪する。そのうえで罪人としてお前を扱う。よいな??」
ブリュードは驚いた様子で国王様に聞き返した。
「親父??なんでだ??」
国王様はブリュードに冷たく言い放ちました。
「当然の判断であろうが、お前のようなふざけた考えを持っておる者を王位につければこのルグランド王国が滅亡してしまうわ!!!」
焦ったブリュードが国王様に言いました。
「親父??考え直してくれ??」
「不要だ。」
そして国王様がブリュードに言いました。
「ブリュード??お前への処罰はフロイヤ帝国の方々やメリッサ殿と協議して決める。地下牢の中で沙汰を待っておれ。」
国王様が衛兵達に言いました。
「ブリュードを地下牢に連れていけ。」
「はっ。」
ブリュードは衛兵達によって地下牢へとひきづられていきました。
国王様が私に言いました。
「メリッサ殿、うちのバカ息子がとんだご無礼をした。この通りだ申し訳なかった。」
国王様はそう言うと深々と頭を下げました。
私は国王様に言いました。
「国王様ちゃんと対応して頂いたので大丈夫です。」
そして私は今後の事を国王様から伺ってから王宮を後にしました。
国王様のお話では帝国の方々を呼んでブリュードの処罰を協議する事との事です。
事態はかなり切迫していたようで、ルグランド王国とフロイヤ帝国の関係があのブリュードのせいでかなり悪化していたようです。
フロイヤ帝国の留学中にいろいろ問題を起こしていたのかもしれません。
王太子としての自覚が無かったんでしょうかあの男には。
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