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5.ああ、そうか Side グィルゲンガ
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魔獣の気配がした。スゲェやつ。しかも街道のすぐ近く。
逃げるでも戦うでもまずは偵察だ。気配を殺して遠目から見れば、ヒョロヒョロした人間の男しかいなかった。確かに魔獣の気配なのにと思ってよくよく探れば気配はどっか薄っぺらい。少し近づいたらやたらと臭う。なにがどうなってんのかわからなくて、しばらく後をつけた。
街道じゃなく木立の中を歩くのは臭いのせいか、やたらと周りを気にすんのは不安なのか旅慣れてないのか、身のこなしからして戦える奴じゃない、魔力もない、それなのに一人ってことはワケありか、マントとブーツは良いモンだから坊ちゃんか、体に合ってないから盗んだのか、それにしちゃ粗野でもない。つらつらと考えながら追いかける。
動きからして鈍くさそうだから、ワケも聞きたいし姿を見せることにした。ソイツの目の前に出たら本気で驚いたから、気配なんかにも疎いんだろう。
聞けば魔獣のフンの臭いだと答えられ、呆気にとられた。そんなふうに使うなんて考えたこともなかった。しっかし、この臭いの中に一日中いるとは。マントについてるフンは乾いて硬くなってるが、塗り付けたときはもっと臭かったはずだ。離れてる俺でさえ臭くてこれ以上近くに寄りたくないのに、街道を抜けるために腹をくくってそうしたんだろう。でも、クソだぜクソ。……面白ぇなぁ。
クソまみれでも、なんとかしようってぇ根性は嫌いじゃない。見抜かれるとわかって嘘をつかないのもいい。全身の毛を逆立てるように警戒してんのをつつくのも面白い。
退屈しのぎになりそうだから、同じ方向のうちは一緒にいくことにした。
食べ方が静かで綺麗なのを見て、やっぱり坊ちゃんかと思う。それなのに、朝露を集めるのを知ってるなんて以外だった。お茶を鍋ごと寄越すなんて雑なのに、焚きつけを拾ったり自分から動くのも。やることがちぐはぐで面白い。からかいがいもある。
夜中にうなされて飛び起きてるから、ワケありを確信した。あからさま過ぎる警戒心が面白くて餌付けしてやろうとしたら、素直に顔をほころばせるから肩透かしをくらう。二回目には最初から嬉しそうに食べだしてちょっと呆れた。
自分の見てないとこで他人が作ったモンを警戒しないとか。頭はいいがアホだな。布をほどいてあの臭い中で物食えるのもすげぇと思う。鼻がバカなのか。
臭いが薄くなったと言ったときの血の気の引いた顔に、俺としちゃ珍しく同情心が湧いた。
持ち物が良いうえに、弱いし鈍くさいし隙がある。一人でいたらすぐ身ぐるみはがされんだろうなァ。頭が良くて可愛げがあるのにもったいない。ちょっと年はいってるが、こいつなら男娼でもいけるんじゃねぇか? 本人がやるって言うなら仲介料とって紹介してやってもいい。
そう閃いて護衛の話を持ち掛けた。中堅どころの金額を出してきたから、ますます気に入った。街道の途中からなのに安く買い叩かない。交渉ヘタな甘ちゃんかもしれないが、俺のことを評価してると思えば悪い気はしない。俺が正規に受ければもっと高いがそこまでの違いは分からないだろうから、それは言わずに頷いた。
宿に入る前にマントを洗えと言い置いて、迎えに出たら石鹸使って雨で頭洗ってるからポカンだ。良いとこの坊ちゃんがやることじゃねぇだろ。
アホくさくて面白いから俺もそれに乗ることにした。フォルカーは俺に背を向けて体も洗いだす。濡れた服が張り付いた肩や背中が華奢で思わず見入る。無意識に鼻を動かしたが、酷い雨と跳ね返る土の匂いしかしなかった。
男相手に変な気分になってる自分に戸惑う。あー女がほしい。何も考えず抱いてスッキリしたい。まあ、気ィ使うんだけどな。
オオカミ族は人間より大柄だから人間の女は小さくてチンポが全部入りきらない。初めて抱いたときはそれがわからずに、痛がった女に無茶苦茶蹴られてさんざんな目に遭った。それからは、どこまで入るか確かめてそれ以上入らないように腰を離して調整してる。気ィつかうせいで中途半端にしか楽しめない。フォルカーくらいでかけりゃ入りきるのかと考えて、頭を振った。何考えてんだ、俺。
洗い終わったフォルカーがマントを着て振り返った。濡れた髪から覗く目が俺を見てる。よくわからない気持ちのまま借りた部屋に入り、フォルカーに湯を渡して食事に出た。アイツの裸を見ちゃまずいと思って。
温かいスープとパンを食べてエールを飲んだ。もう拭き終わっただろうか。男のくせに華奢な背中を思い出し、アイツの分のスープとパンを注文して部屋へ運ぶ。俺がこんな親切してるなんて我ながらおかしいな。
扉を開けて部屋の中へ踏み込んだら血の匂いがした。耳がピクピクする。鼻が漂う匂いの元へ俺を連れて行く。椅子に座ったフォルカーが、そばで立ち止まった俺を訝し気に見返した。持ってきた食事をテーブルの上に置き、鼻をヒクつかせて確かめる。
近くにきたらよくわかる。ただの血の匂いじゃない。女特有のあの匂い。魔獣のクソで今までわからなかった体臭がそれに混じる。
旅のあいだ体をすっぽり包むマントで隠れてた体、今もぶかぶかな男物を着てるが、襟から出た細い首には喉仏がなかった。
「アンタ、……女かァ」
そう言ったら、顔を強張らせて肩を揺らした。
そんな動揺しちゃすぐバレんだろ。旅慣れてねぇのは仕方ないにしても。あぁ、やけに警戒してたのもマントを脱がなかったのも、俺が変な気分になったのもそのせいか。
これまでのことがストンとわかって笑いが漏れた。
「っは、ハハ、そうか、わかった」
さっきまでのもやつきが綺麗サッパリ消えて、獲物が紛れ込んだ高揚に変わる。部屋に漂う血の匂いに頭が冴え、心臓の鼓動が大きくなった。獲物を狩りたいと、腹の底がふつふつと熱くなる。
爪で引き裂いて肉に牙を突き立てたい凶暴な欲望が湧き上がる。その血を舌に受け、舐めとって味わいたい。その想像に背中がゾクゾクした。
「護衛の話なァ、ナシだ。金はいらねぇ。代わりにアンタを抱かせろよ」
フォルカーの目に怯えが浮かぶ。
わかってんじゃねぇか。アンタは俺の獲物だ。俺に食われるしかねぇんだよ。
二の腕を掴む。痩せた肉の少ない腕、それでも柔らかさはあった。怯えて強張った体を抱いてもつまらない。たっぷり可愛がってやるよ。
「な、んで……」
「痛ぇことはしねぇ。どうせならお互いに楽しいほうがイイだろ?」
「…………血が、……月のものが」
俯いて髪から覗いた白いうなじに、牙が疼いた。
「わかってる。それでいい。月のもののあいだは孕まねぇから都合がいいだろ?」
欲しいのは血だ。
笑って答えれば、迷い怯えながらも頷いた。
あぁ、食える
原初の欲望。興奮で毛が膨らむ。フォルカーの唇を舐めたら、驚きに目を見開いた。
「味見。その前に腹ごしらえだな。食えよ」
「……ありがとう」
ベッドに座って、スープを口に運ぶ姿を眺める。ときおり見える赤い舌に食らいつきたい。その味を知りたくて唾液が湧いた。
「フォルカーって名は本当か?」
「……イルザ」
細い手が止まり、また動いてスープをすくう。
なんとなくおもしろくない。男装してたなら仕方ねぇと頭で呟いても苛つく。
「父の、名です」
「へえ。親父はどうしてんだ?」
「死にました。私が成人する前に」
「そうか」
親父ならいいかと思う。俺の獲物は俺のモンだ。
湿っぽいまま抱きたくないから、その話はしまいにして別の話を投げる。
「スープ旨いか?」
「はい」
そのわりに肉のときみたく笑ってない。緊張のせいか。
食べ終わった器を下げに行こうとするイルザを止める。
「俺が行く。お前は部屋で服を脱いどけ」
「でも」
「俺が行く。わかったな?」
俺を見上げる心細そうな姿が欲望をそそる。
他のヤツの目に晒すなんて許すわけねぇ。鼻のいいヤツなら気づくだろう。ちょっかい出されんのは我慢ならない。
さっさと階下に降りて器を返し、部屋へ戻る。立ったまんま不安そうにしてるイルザを見ながら、後ろ手に鍵を閉めた。
-------------------------
生理中は妊娠しないと思っている、くらいの時代設定です
逃げるでも戦うでもまずは偵察だ。気配を殺して遠目から見れば、ヒョロヒョロした人間の男しかいなかった。確かに魔獣の気配なのにと思ってよくよく探れば気配はどっか薄っぺらい。少し近づいたらやたらと臭う。なにがどうなってんのかわからなくて、しばらく後をつけた。
街道じゃなく木立の中を歩くのは臭いのせいか、やたらと周りを気にすんのは不安なのか旅慣れてないのか、身のこなしからして戦える奴じゃない、魔力もない、それなのに一人ってことはワケありか、マントとブーツは良いモンだから坊ちゃんか、体に合ってないから盗んだのか、それにしちゃ粗野でもない。つらつらと考えながら追いかける。
動きからして鈍くさそうだから、ワケも聞きたいし姿を見せることにした。ソイツの目の前に出たら本気で驚いたから、気配なんかにも疎いんだろう。
聞けば魔獣のフンの臭いだと答えられ、呆気にとられた。そんなふうに使うなんて考えたこともなかった。しっかし、この臭いの中に一日中いるとは。マントについてるフンは乾いて硬くなってるが、塗り付けたときはもっと臭かったはずだ。離れてる俺でさえ臭くてこれ以上近くに寄りたくないのに、街道を抜けるために腹をくくってそうしたんだろう。でも、クソだぜクソ。……面白ぇなぁ。
クソまみれでも、なんとかしようってぇ根性は嫌いじゃない。見抜かれるとわかって嘘をつかないのもいい。全身の毛を逆立てるように警戒してんのをつつくのも面白い。
退屈しのぎになりそうだから、同じ方向のうちは一緒にいくことにした。
食べ方が静かで綺麗なのを見て、やっぱり坊ちゃんかと思う。それなのに、朝露を集めるのを知ってるなんて以外だった。お茶を鍋ごと寄越すなんて雑なのに、焚きつけを拾ったり自分から動くのも。やることがちぐはぐで面白い。からかいがいもある。
夜中にうなされて飛び起きてるから、ワケありを確信した。あからさま過ぎる警戒心が面白くて餌付けしてやろうとしたら、素直に顔をほころばせるから肩透かしをくらう。二回目には最初から嬉しそうに食べだしてちょっと呆れた。
自分の見てないとこで他人が作ったモンを警戒しないとか。頭はいいがアホだな。布をほどいてあの臭い中で物食えるのもすげぇと思う。鼻がバカなのか。
臭いが薄くなったと言ったときの血の気の引いた顔に、俺としちゃ珍しく同情心が湧いた。
持ち物が良いうえに、弱いし鈍くさいし隙がある。一人でいたらすぐ身ぐるみはがされんだろうなァ。頭が良くて可愛げがあるのにもったいない。ちょっと年はいってるが、こいつなら男娼でもいけるんじゃねぇか? 本人がやるって言うなら仲介料とって紹介してやってもいい。
そう閃いて護衛の話を持ち掛けた。中堅どころの金額を出してきたから、ますます気に入った。街道の途中からなのに安く買い叩かない。交渉ヘタな甘ちゃんかもしれないが、俺のことを評価してると思えば悪い気はしない。俺が正規に受ければもっと高いがそこまでの違いは分からないだろうから、それは言わずに頷いた。
宿に入る前にマントを洗えと言い置いて、迎えに出たら石鹸使って雨で頭洗ってるからポカンだ。良いとこの坊ちゃんがやることじゃねぇだろ。
アホくさくて面白いから俺もそれに乗ることにした。フォルカーは俺に背を向けて体も洗いだす。濡れた服が張り付いた肩や背中が華奢で思わず見入る。無意識に鼻を動かしたが、酷い雨と跳ね返る土の匂いしかしなかった。
男相手に変な気分になってる自分に戸惑う。あー女がほしい。何も考えず抱いてスッキリしたい。まあ、気ィ使うんだけどな。
オオカミ族は人間より大柄だから人間の女は小さくてチンポが全部入りきらない。初めて抱いたときはそれがわからずに、痛がった女に無茶苦茶蹴られてさんざんな目に遭った。それからは、どこまで入るか確かめてそれ以上入らないように腰を離して調整してる。気ィつかうせいで中途半端にしか楽しめない。フォルカーくらいでかけりゃ入りきるのかと考えて、頭を振った。何考えてんだ、俺。
洗い終わったフォルカーがマントを着て振り返った。濡れた髪から覗く目が俺を見てる。よくわからない気持ちのまま借りた部屋に入り、フォルカーに湯を渡して食事に出た。アイツの裸を見ちゃまずいと思って。
温かいスープとパンを食べてエールを飲んだ。もう拭き終わっただろうか。男のくせに華奢な背中を思い出し、アイツの分のスープとパンを注文して部屋へ運ぶ。俺がこんな親切してるなんて我ながらおかしいな。
扉を開けて部屋の中へ踏み込んだら血の匂いがした。耳がピクピクする。鼻が漂う匂いの元へ俺を連れて行く。椅子に座ったフォルカーが、そばで立ち止まった俺を訝し気に見返した。持ってきた食事をテーブルの上に置き、鼻をヒクつかせて確かめる。
近くにきたらよくわかる。ただの血の匂いじゃない。女特有のあの匂い。魔獣のクソで今までわからなかった体臭がそれに混じる。
旅のあいだ体をすっぽり包むマントで隠れてた体、今もぶかぶかな男物を着てるが、襟から出た細い首には喉仏がなかった。
「アンタ、……女かァ」
そう言ったら、顔を強張らせて肩を揺らした。
そんな動揺しちゃすぐバレんだろ。旅慣れてねぇのは仕方ないにしても。あぁ、やけに警戒してたのもマントを脱がなかったのも、俺が変な気分になったのもそのせいか。
これまでのことがストンとわかって笑いが漏れた。
「っは、ハハ、そうか、わかった」
さっきまでのもやつきが綺麗サッパリ消えて、獲物が紛れ込んだ高揚に変わる。部屋に漂う血の匂いに頭が冴え、心臓の鼓動が大きくなった。獲物を狩りたいと、腹の底がふつふつと熱くなる。
爪で引き裂いて肉に牙を突き立てたい凶暴な欲望が湧き上がる。その血を舌に受け、舐めとって味わいたい。その想像に背中がゾクゾクした。
「護衛の話なァ、ナシだ。金はいらねぇ。代わりにアンタを抱かせろよ」
フォルカーの目に怯えが浮かぶ。
わかってんじゃねぇか。アンタは俺の獲物だ。俺に食われるしかねぇんだよ。
二の腕を掴む。痩せた肉の少ない腕、それでも柔らかさはあった。怯えて強張った体を抱いてもつまらない。たっぷり可愛がってやるよ。
「な、んで……」
「痛ぇことはしねぇ。どうせならお互いに楽しいほうがイイだろ?」
「…………血が、……月のものが」
俯いて髪から覗いた白いうなじに、牙が疼いた。
「わかってる。それでいい。月のもののあいだは孕まねぇから都合がいいだろ?」
欲しいのは血だ。
笑って答えれば、迷い怯えながらも頷いた。
あぁ、食える
原初の欲望。興奮で毛が膨らむ。フォルカーの唇を舐めたら、驚きに目を見開いた。
「味見。その前に腹ごしらえだな。食えよ」
「……ありがとう」
ベッドに座って、スープを口に運ぶ姿を眺める。ときおり見える赤い舌に食らいつきたい。その味を知りたくて唾液が湧いた。
「フォルカーって名は本当か?」
「……イルザ」
細い手が止まり、また動いてスープをすくう。
なんとなくおもしろくない。男装してたなら仕方ねぇと頭で呟いても苛つく。
「父の、名です」
「へえ。親父はどうしてんだ?」
「死にました。私が成人する前に」
「そうか」
親父ならいいかと思う。俺の獲物は俺のモンだ。
湿っぽいまま抱きたくないから、その話はしまいにして別の話を投げる。
「スープ旨いか?」
「はい」
そのわりに肉のときみたく笑ってない。緊張のせいか。
食べ終わった器を下げに行こうとするイルザを止める。
「俺が行く。お前は部屋で服を脱いどけ」
「でも」
「俺が行く。わかったな?」
俺を見上げる心細そうな姿が欲望をそそる。
他のヤツの目に晒すなんて許すわけねぇ。鼻のいいヤツなら気づくだろう。ちょっかい出されんのは我慢ならない。
さっさと階下に降りて器を返し、部屋へ戻る。立ったまんま不安そうにしてるイルザを見ながら、後ろ手に鍵を閉めた。
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