6人の夫と巫女になった私が精霊作りにはげむ1年間の話【R18】

象の居る

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第一章 巫女ってなんなんですか

37.楽しいこと知りたいんだ Side ヨアヒム ※

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 Side ヨアヒム

 湯浴みのあとでサヤカの部屋へ行った。ノックをしたらドアを開いて『早いね』って笑った。待ち切れない自分が恥ずかしくて顔が熱くなる。
 ソファに座ろうとしたらベッドに寝て話そうと誘われた。俺のほうを向いて寝そべったサヤカと向かい合わせになる。離れてるけど手は届くからサヤカの手をそっと握った。

「気に入った? するの」
「うん」

 そればっかりしたいように思われてる? したいのは本当だけどサヤカの顔も見てたいのに。見てたらしたくなるから同じことなのかな。一緒にお菓子作るのも楽しいし、お喋りしてるの見るのも好きだ。

「ビスケット」
「うん?」
「次は、もう少し甘くしてみる」
「そう? 木の実を入れてもいいかもね」
「うん、試してみる」

 寝そべって話すサヤカはいつもより静かに見える。

「疲れた?」
「それほどでもないけどベッドに寝っ転がってたら眠くなる。ならない?」
「ならない」

 ドキドキしてて胸がうるさいから眠くならない。小さい手を握って撫でる。俺と一緒にいるの、少しだけでも楽しく思ってくれたらいいのに。少しだけでも。サヤカは何したら楽しい?

「何か、したいことある? 楽しいこと」
「うーん、特にないかな。買い物に出かけたのは楽しかった」
「他は?」
「なんだろ。ヨアヒムはパン作るのが楽しい?」
「うん」

 パンを作るの好きだし、サヤカを見るのも好き。触るのも好き。
 握ってるサヤカの手を引き寄せて唇をつける。小さい手は俺にされるがままで動かない。もっとしてもいい?
 手首を食べてから、袖をまくって腕も食べる。パジャマの上から肩を食べて襟からのぞく鎖骨も食べた。髪をかき分けて出てきた首も食べる。ああでも、スベスベしてて舐めたくもなる。サヤカが俺に抱き付いて声を出すから気持ち良いのだとわかって嬉しくなった。俺に食べられて気持ち良いの? 嬉しい。
 ピアスの穴が開いてる可愛い耳たぶを吸って窪みを舌でなぞったら、俺の下で体をよじった。サヤカの膝が俺の膨らみを擦るのはサヤカもしたいってこと? またしてもいい? お願いサヤカ。
 体を起こしてサヤカのパジャマをつまんだ。

「いい?」
「うん」

 返事をしてくれたサヤカが自分で脱いで裸になった。さわりたくて手を伸ばしたら、パジャマを引っ張られて、自分が着たままだと気づき急いで脱ぐ。
 裸になって抱き合うと肌がくっついて気持ち良い。温かくて柔らかくてドキドキする。また首を舐めて、その下にある胸の膨らみにそっと触る。鳥肌が立ってて手で包んだらサヤカの背中が反った。柔らかい膨らみを揉むと手の中でフニフニ動く。硬く盛り上がってる膨らみの先っぽを指先で撫でた。これも食べたくなるのはどうしてだろう。
 膨らみをたくさん食べてから先っぽも咥えた。コリコリした丸みを舌で撫でまわす。サヤカの体は跳ねて逃げたそうなのに、手は俺の頭を撫でまわして欲しがってるみたいだ。あぁ、俺も欲しい。さっきも出したのに、また出したい。入れる場所は足のあいだ。

 寝ているサヤカのふとももを少し開いた。どこかわからなくて、もっとよく見ようと足を持ち上げて割れ目を広げた。テラテラしてるヒダに囲まれた部分がある。ヌルついてるからここだと思うけど、入れられそうな穴がない。困ってたら、サヤカが足を閉じてしまった。

「恥ずかしい」
「どこか、わからなくて」

 サヤカから手を離してわけを話す。恥ずかしくて声が小さくなってしまった。体を起こしたサヤカが手を引いた。顔を上げると俺を見て微笑んでる。

「こっち」

 足を少し開いて座ったサヤカが俺の指を握って、足のあいだへ引っ張った。さっきのヒダの部分に指を当てられてヌルヌルを触る。いつも飲み込まれるときのヌルヌルだ。小さな裂け目にサヤカが俺の指を押し込んだら、あったかい中に入り込んだ。

「ここ」

 でも指だけでいっぱいになってるのに、指だって狭いのに入るの? いつもここに入れてるの?

「指でも狭いのに?」
「伸びるんだよ。大丈夫」

 おそるおそる指が入っていた場所に先端を当てた。サヤカが自分で体を進めて俺を飲み込んでいく。ゆっくりヌルヌルした穴の中に入り、気持ち良さが腰にのぼってくる。

「っあ、ぁ、痛くない?」
「痛くないよ」

 寝そべったサヤカの足のあいだに座って出し入れしやすい体勢を探す。でもくっつきたいな。サヤカを潰さないようにするから。

「寝てもいい?」
「うん。おいで」

 サヤカが腕を広げてくれるから嬉しくなる。覆い被さったらサヤカの手に抱きしめられた。ゆっくり動く。少し出してまた奥まで入れた。奥まで押し込むと、先っぽが狭い所に押し込まれて気持ち良い。出し入れすると何かグニャグニャに擦れててゾクゾクする。あぁ、気持ち良い、サヤカ。押し込んでから、奥にグリグリ擦りつけると中がくっついて、離れたがらないみたいだ。俺と離れたくないの? もっと欲しい? そんなにくっついて吸い付いたら出ちゃう。サヤカ、でる、でちゃう。
 奥に押し込んで押し付けて、出した。出し終わってもまだ硬いまま。

 目をつぶって息を切らしてるサヤカのおでこに唇をつける。まぶたにも。唇を離したら、まぶたが開いて光ってる水たまりみたいに潤んだ目が俺を見た。
 その目、あぁ、俺を見て。俺を、ねぇ、サヤカ。俺の、俺の。俺を欲しがって。俺は欲しい。胸が痛い。ウズウズして喉が苦しい。
 サヤカの唇を食べる。柔らかくて美味しい。口の中も全部味わって舌を食べて唾液も啜った。

 また腰を動かす。ゆっくり動いても気持ち良い。ズルズルと擦れる気持ち良さが広がる。サヤカが声を上げて体を捩ってる。

「きもちいい?」
「っうん、あっ、んん、あ、いい」

 俺で、俺として気持ち良いの? 嬉しい。すごく。

「うれしい」
「うん、ヨアヒムは?」
「きもちいい、すごく」

 嬉しい。もっと気持ち良くなって。どうやったら気持ち良い? どこ? 奥のほう?
 ゆっくり動かして確かめる。押し込んで押し付けたら、仰け反った。もう一度確かめるとサヤカからも押し付けてきた。これが気持ち良いの?
 嬉しくなって続けたら中の締め付けが強くなる。

「っあ、ん、んぁああ、アアアぁアアああああぁぁ」

 サヤカが叫んで体を硬くした。俺をギュウギュウ飲み込もうとするから、たまらなくなって俺も体が硬くなる。出し切るまで押し付け合って気持ち良さの中にいた。


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