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第二章 ゆれるこころ
10話 ずるいおんな
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なんてタイミングで現れるのだろうか、この人は……
「なーにしてるのかな?」
見ればわかるだろう。
「……弁当を食べてるんですけど……先輩こそ、何しに来たんですか……?」
頼むから帰ってくれと、視線に力を込めてみるが、効果は無いようだ。
「私も一緒に食べても良い?」
そんなことを言いやがる。
この人がとんでもない事を言うのは慣れていたつもりだったのだが、それでもこの提案には胃がキリキリする。
勘弁してほしいぞ、まったく。
「えっと、それはさすがに……」
「ダメなの?」
可愛らしく首をかしげながら先輩はそう言うが、もちろん駄目に決まってるだろ!
つい先日、俺はあんたに振られた事になってるんだぞ?
それがどうして一緒に仲良く飯を食う事になるんだ。
目の前には福山さんが居るっていうのに……
「一緒に食べる理由がないですよ……」
「じゃあ何? そっちの娘とは食べる理由があるの?」
「いや……まあ……それは……その……」
なんて答えれば良いのかが分からない。
福山さんはすっかり委縮してしまっているし、俺がどうにかして先輩を追い払うしかないのだが、こうなった先輩は止めようとしても止まるものではないからな……
「もしかして、この娘のこと狙ってるの?」
ほらな、とんでもない事をまた言ってきた。
先輩は意地の悪い笑みで、俺と福山さんの顔を交互に見る。
「それとも、もう付き合ってるとか?」
「ちょっと、先輩……」
「…………」
そんな先輩の質問に福山さんはすっかり顔を赤くして、身体を小さくしている。
せっかく、仲良く出来そうな雰囲気をそれなりに作り上げていたというのに台無しだ。
「まったく、私に振られたばっかりなのに随分と移り気が早いのね」
先輩は呆れたような口調でそう続けた。
「……福山さんとはそういう関係じゃないです」
「ふーん、でも気があるからこんな所で二人きりでいるんでしょ?」
「違いますって、これは……その……お礼、なんですよ」
「お礼?」
「そ、そうです……振られて落ち込んでた俺を励ましてくれたから……その、それで……」
なんとも苦しい言い訳だが、俺の頭ではそのくらいしか考えつかなかった。
「へえ、そうなんだ」
それを聞いた先輩は視線を福山さんに移す。
「あなた、福山さんって言ったかしら?」
「は、はいッ」
先輩は真っすぐ福山さんを見つめ、福山さんは恐る恐る先輩の顔色を窺う。
「おとなしそうな顔して意外とズルいのね。傷心の優人に取り入ったわけだ」
「……ッ!」
先輩にそう言われた福山さんはバツが悪そうに視線を逸らした。
「優人に気があったの? 私に振られたって聞いてチャンスだと思っちゃった?」
「……えと……あ、あの、わ、わたし……」
福山さんは声を震わせ、目を泳がせている。
どう答えて良いのか分からないのだろう。
「先輩、もうやめてください」
語気を強めて先輩にそう言った。
先輩の意図は分からないが、これでは福山さんがあまりにも可哀そうだ。
しかし、先輩は俺の言うことなどお構いなしで続ける。
「弱ってる優人を見て、イケるって思っちゃったんでしょ?」
「そ、それは……」
先輩の態度は、あの時の遊園地で由衣に対して見せていたものに近い。
それを福山さんにどうにか出来るはずも無く、ただ俯いて震えている。
「先輩、いい加減にしてください!」
さすがにこれ以上は黙っていられなくて、先輩の手を取り、強く引っ張って無理やりその場から離れた。
福山さんとの距離を取り、彼女に聞こえないよう、先輩を問いただす。
「いったいどういうつもりですか!?」
ただの嫌がらせをするような人じゃないとは分かっていても、先輩の強引さに少々苛立った言い方になってしまっただろうか。
「いやさ、生徒会室でお昼にしようと思ったらシートとクッションが無くなってるじゃない? もしかしたら優人が例の女子とよろしくやってんじゃないかと思って見に来たのよね。そしたらなんだかあんた達の様子がさ、あまりにも奥手そうだから手伝おうと思ったんだけど……不味かった?」
俺のために行動してくれるのは有り難いのだが……やり方が極端なんだよ、先輩。
「気持ちは嬉しいんですが、福山さんは見ての通りの人なんで……」
「メガネっ娘の巨乳ってこと?」
セクハラ親父のような事を言うな。
「ふざけないでください。見ての通りのおとなしい人って意味です」
「分かってるって」
「彼女、完全にビビッてしまっているので帰ってくれませんか?」
「優人一人で大丈夫?」
先輩はまるで保護者のように、心配そうな表情をこちらに向ける。
この手の事に関しては俺の信用など無いに等しい。
とはいえ、由衣と仲直りしたばかりの、気力溢れた今の俺なら、まあ、なんとかなるだろう。
「大丈夫ですよ」
「……そう」
先輩は微笑んで見せると、俺の肩に手を置き、距離を縮めてきて耳元で囁いた。
「福山さん、間違いなく優人に惚れてるわよ。頑張りなさいね」
そんなこと言われると逆にプレッシャーになるのだが……俺のそんな気も知らず、先輩は笑顔を残し、この場を離れて行った。
先輩が帰った後の静寂。
俺と福山さんの間には微妙な空気が流れている。
あれだけいいように先輩にかき乱されたのだ。無理もない。
「あのさ、先輩の言った事は気にしないでね? たぶん、からかってただけだから」
「……」
一応、フォローのつもりで言ったのだが、福山さんはピクリともすることなく項垂れている。
「休み時間も残り少ないし、早く食べちゃおうよ」
「…………」
「……福山さん?」
あまりにも反応が無いので、俯いた彼女の顔を覗き込んむと、涙が一粒、零れたのが見えた。
「……ごめん、なさい」
「福山さん……?」
「ずるいよね……私……」
「えっ……?」
「傷ついてる澄谷君に……近づいて……仲良くなろうとして……」
福山さんは一言喋るごとに、涙を零していく。
「だからあれは先輩の冗談だって! 仲良くなるのは良い事だろ? 福山さんは何も気にする必要なんてないからっ!」
そう必死に説明をしても、福山さんの悲痛な表情は変わることは無い。
「……違うの。私は……わたし、ね……」
少し間を開け、福山さんがゆっくりと口を開く。
「私……澄谷君の事が好きなの」
彼女は涙に負けないように、ゆっくりと話し始める。
「新庄先輩の、言う通りなの。私……前から澄谷君の事が、好きで…………でも、澄谷君が新庄先輩と付き合ってるって知った時、凄くショックで……それで、別れたって聞いたときは……良かったって、思っちゃったの。そんなの……駄目だよね。ずるい、よね……」
どうやら先輩の責めは、福山さんの急所を的確にえぐっていたようだ。
胸の内を晒した彼女の瞳からは、ポロポロと涙がこぼれている。
「ずるくないよ」
「えっ……?」
俺はポケットからハンカチを取り出し、彼女に差し出した。
「ほら、涙拭いて。残り、急いで食べちゃおう?」
「……」
福山さんはハンカチを受け取り、黙ってうなずく。涙を拭きとり終えると、静かに弁当を食べ始める。
俺もそれにならい、喋ることなく、黙々とおかずを口に運んだ。
先輩が関わると、俺の人間関係が目まぐるしく変わっていくなと、そんなことを考えながら。
「なーにしてるのかな?」
見ればわかるだろう。
「……弁当を食べてるんですけど……先輩こそ、何しに来たんですか……?」
頼むから帰ってくれと、視線に力を込めてみるが、効果は無いようだ。
「私も一緒に食べても良い?」
そんなことを言いやがる。
この人がとんでもない事を言うのは慣れていたつもりだったのだが、それでもこの提案には胃がキリキリする。
勘弁してほしいぞ、まったく。
「えっと、それはさすがに……」
「ダメなの?」
可愛らしく首をかしげながら先輩はそう言うが、もちろん駄目に決まってるだろ!
つい先日、俺はあんたに振られた事になってるんだぞ?
それがどうして一緒に仲良く飯を食う事になるんだ。
目の前には福山さんが居るっていうのに……
「一緒に食べる理由がないですよ……」
「じゃあ何? そっちの娘とは食べる理由があるの?」
「いや……まあ……それは……その……」
なんて答えれば良いのかが分からない。
福山さんはすっかり委縮してしまっているし、俺がどうにかして先輩を追い払うしかないのだが、こうなった先輩は止めようとしても止まるものではないからな……
「もしかして、この娘のこと狙ってるの?」
ほらな、とんでもない事をまた言ってきた。
先輩は意地の悪い笑みで、俺と福山さんの顔を交互に見る。
「それとも、もう付き合ってるとか?」
「ちょっと、先輩……」
「…………」
そんな先輩の質問に福山さんはすっかり顔を赤くして、身体を小さくしている。
せっかく、仲良く出来そうな雰囲気をそれなりに作り上げていたというのに台無しだ。
「まったく、私に振られたばっかりなのに随分と移り気が早いのね」
先輩は呆れたような口調でそう続けた。
「……福山さんとはそういう関係じゃないです」
「ふーん、でも気があるからこんな所で二人きりでいるんでしょ?」
「違いますって、これは……その……お礼、なんですよ」
「お礼?」
「そ、そうです……振られて落ち込んでた俺を励ましてくれたから……その、それで……」
なんとも苦しい言い訳だが、俺の頭ではそのくらいしか考えつかなかった。
「へえ、そうなんだ」
それを聞いた先輩は視線を福山さんに移す。
「あなた、福山さんって言ったかしら?」
「は、はいッ」
先輩は真っすぐ福山さんを見つめ、福山さんは恐る恐る先輩の顔色を窺う。
「おとなしそうな顔して意外とズルいのね。傷心の優人に取り入ったわけだ」
「……ッ!」
先輩にそう言われた福山さんはバツが悪そうに視線を逸らした。
「優人に気があったの? 私に振られたって聞いてチャンスだと思っちゃった?」
「……えと……あ、あの、わ、わたし……」
福山さんは声を震わせ、目を泳がせている。
どう答えて良いのか分からないのだろう。
「先輩、もうやめてください」
語気を強めて先輩にそう言った。
先輩の意図は分からないが、これでは福山さんがあまりにも可哀そうだ。
しかし、先輩は俺の言うことなどお構いなしで続ける。
「弱ってる優人を見て、イケるって思っちゃったんでしょ?」
「そ、それは……」
先輩の態度は、あの時の遊園地で由衣に対して見せていたものに近い。
それを福山さんにどうにか出来るはずも無く、ただ俯いて震えている。
「先輩、いい加減にしてください!」
さすがにこれ以上は黙っていられなくて、先輩の手を取り、強く引っ張って無理やりその場から離れた。
福山さんとの距離を取り、彼女に聞こえないよう、先輩を問いただす。
「いったいどういうつもりですか!?」
ただの嫌がらせをするような人じゃないとは分かっていても、先輩の強引さに少々苛立った言い方になってしまっただろうか。
「いやさ、生徒会室でお昼にしようと思ったらシートとクッションが無くなってるじゃない? もしかしたら優人が例の女子とよろしくやってんじゃないかと思って見に来たのよね。そしたらなんだかあんた達の様子がさ、あまりにも奥手そうだから手伝おうと思ったんだけど……不味かった?」
俺のために行動してくれるのは有り難いのだが……やり方が極端なんだよ、先輩。
「気持ちは嬉しいんですが、福山さんは見ての通りの人なんで……」
「メガネっ娘の巨乳ってこと?」
セクハラ親父のような事を言うな。
「ふざけないでください。見ての通りのおとなしい人って意味です」
「分かってるって」
「彼女、完全にビビッてしまっているので帰ってくれませんか?」
「優人一人で大丈夫?」
先輩はまるで保護者のように、心配そうな表情をこちらに向ける。
この手の事に関しては俺の信用など無いに等しい。
とはいえ、由衣と仲直りしたばかりの、気力溢れた今の俺なら、まあ、なんとかなるだろう。
「大丈夫ですよ」
「……そう」
先輩は微笑んで見せると、俺の肩に手を置き、距離を縮めてきて耳元で囁いた。
「福山さん、間違いなく優人に惚れてるわよ。頑張りなさいね」
そんなこと言われると逆にプレッシャーになるのだが……俺のそんな気も知らず、先輩は笑顔を残し、この場を離れて行った。
先輩が帰った後の静寂。
俺と福山さんの間には微妙な空気が流れている。
あれだけいいように先輩にかき乱されたのだ。無理もない。
「あのさ、先輩の言った事は気にしないでね? たぶん、からかってただけだから」
「……」
一応、フォローのつもりで言ったのだが、福山さんはピクリともすることなく項垂れている。
「休み時間も残り少ないし、早く食べちゃおうよ」
「…………」
「……福山さん?」
あまりにも反応が無いので、俯いた彼女の顔を覗き込んむと、涙が一粒、零れたのが見えた。
「……ごめん、なさい」
「福山さん……?」
「ずるいよね……私……」
「えっ……?」
「傷ついてる澄谷君に……近づいて……仲良くなろうとして……」
福山さんは一言喋るごとに、涙を零していく。
「だからあれは先輩の冗談だって! 仲良くなるのは良い事だろ? 福山さんは何も気にする必要なんてないからっ!」
そう必死に説明をしても、福山さんの悲痛な表情は変わることは無い。
「……違うの。私は……わたし、ね……」
少し間を開け、福山さんがゆっくりと口を開く。
「私……澄谷君の事が好きなの」
彼女は涙に負けないように、ゆっくりと話し始める。
「新庄先輩の、言う通りなの。私……前から澄谷君の事が、好きで…………でも、澄谷君が新庄先輩と付き合ってるって知った時、凄くショックで……それで、別れたって聞いたときは……良かったって、思っちゃったの。そんなの……駄目だよね。ずるい、よね……」
どうやら先輩の責めは、福山さんの急所を的確にえぐっていたようだ。
胸の内を晒した彼女の瞳からは、ポロポロと涙がこぼれている。
「ずるくないよ」
「えっ……?」
俺はポケットからハンカチを取り出し、彼女に差し出した。
「ほら、涙拭いて。残り、急いで食べちゃおう?」
「……」
福山さんはハンカチを受け取り、黙ってうなずく。涙を拭きとり終えると、静かに弁当を食べ始める。
俺もそれにならい、喋ることなく、黙々とおかずを口に運んだ。
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