私の恋は、手のひらの上

やり直し

47.甘い痺れ※R18/愛撫/らぶらぶエッチ

　唇を重ねながら、ソファに優しく押し倒された。指先が絡み合い、心臓の音が身体中に響く。

「美緒ちゃん……。」

　囁くような声が耳元で響いて、私の身体は震えた。

　彼の目を見つめると、深い愛情が伝わってくる。その瞳に吸い込まれるように、もう一度キスを交わす。

　彼の指が頬を撫でて、ゆっくりと首筋に触れる。そのたびに感じる刺激が、体中の神経を駆け巡る。

　彼の息遣いが荒くなり、私の心も高鳴る。この瞬間が永遠に続けばいいのにと願いながらも、どこか不安も胸の奥で蠢いていた。

「嫌だったら俺を叩いて止めて」

　彼はそう言って、私のショーツに指を差し入れ、秘所をなぞる。優しく丁寧な触れ方に体が震えた。

「……っ！」

　敏感な部分を刺激され、腰が大きく跳ねる。
　彼の唇が耳朶に触れた瞬間、甘い痺れが背中を走り抜ける。

「あ……っ…！」

　思わず声が漏れると、彼はふっと笑うとさらに強く耳を噛んだ。

「っ……！」

　その痛みにも似た刺激が快感に変わり、体中の力が抜けていく。

「美緒ちゃん……もっと感じて……声出して……？」

　彼はそう言って、指の動きを速める。甘い刺激が全身を包み込み、思考が霞んでいく。

「ぁんっ！　～～～～～～～ッ！！」

　声にならない声を上げて、私は達してしまった。身体がビクビクとまな板の上の魚のようにはねてしまう。