【R18短編集】愛悪の檻に囚われて〜ヤンデレ男子に死ぬほど犯される〜

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【R18】陰陽師の主様に霊力をいただくために犯される【陰陽師×式?/調教/ご奉仕/洗脳/精飲】

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 御簾の向こうの主様あるじさまの部屋へ足を踏み入れるたび、喉の奥がひゅうと鳴る。
 煌びやかな襖絵、沈香の香り、張り詰めた空気。
 私のような、ただの式神が、こんな場所に居てよいのだろうか──何度思っても、答えは出ない。

「来たのか」

 低く、静かな声に、私はぴたりと畳に額をつける。
 目を上げると、薄明りの中、主様は硯を前に座しておられた。
 袖口にちらりとのぞく御衣は、白地に紺の唐花文。
 その一糸乱れぬ高貴なお姿に、思わず胸がきゅうと鳴る。

「はい、主様……お呼びでございますか」

 私はまだ名もない。
 ただの羽織の付喪神。
 それでも、彼が呼んでくださるだけで、胸の奥が熱くなる。

「……湯が冷める前に、肩を揉め」

「は……っ」

 命じられるまま、そっと背後にまわる。
 指先はたどたどしく、主様の肩に触れた。
 布越しでも伝わるぬくもりと、ひどく遠い距離感。

(触れているのに……主様は、遠い)

 主様の肩は広く、固く、遠い。
 この世のすべてを統べる力を人の体に宿したお方。妖も、人も、誰もが頭を垂れる偉大なお方。
 その肩に、私は触れている。

「ふむ……やや力が足りぬな」

「も、申し訳ありません……」

 萎んだ声が漏れる。
 もっと上手くできたら、もっとお役に立てたら──。
 でも私は生まれはたばかりの、小さな妖。力も、技も、対して持ち合わせていない。

「……お前は、母上によく似ている」

「……え?」

 主様は、こちらを振り返らない。
 けれどその一言に、私の中で何かが凍り、そして溶けた。

(……やはり、私を、母君の代わりに見ていらっしゃる)

 それでも、お側に置いていただけるのであれば、それでいい。
 どんな理由であっても、私はこの方に仕えるために生まれたのだから。

「主様……わたし……、お役に立てているでしょうか。ここにずっと、置いていただけますでしょうか……」

 震える声は、私自身の小ささを映すようで、不甲斐なくなる。

「問うまでもない。お前は、我が式だ。どこへもやらぬ」

 その言葉に、胸の奥が震えた。

 それが、記憶の中の母君に似ているから向けてもらえた言葉であっても。

 私はただ、主様の側にいたいと願ってしまうのだ。  

「ほら、近うよれ」
  
「は、はい……っ!」 

 ポンポン、と膝を叩く主様の前にそうっと回ると、引き寄せられ、抱きしめられる。

 主様の側にいると、力をいただける。そして、体液を得ると、繋がりはより深まるという。強くなるために手っ取り早い方法だと、主様は協力してくれるのだ。

 唇を重ねると、自然と舌を絡ませられる。ぬるりと滑った舌は、すぐに上顎をなぞり、歯列をなぞり、私の舌に絡みついた。

「っ……んっ」

 深い口づけに思わず身を引こうとしてしまったけれど、ぐっと顎を掴まれた。主様の手は大きくて、お顔も見えないほど近くで抱きすくめられていることに緊張してしまう。

「あ……っ!」

 主様の手が、私の胸に触れた。
 着崩れた着物の隙間から手が差し込まれる。素肌に触れられる感覚に、私はぎゅっと目を瞑った。主様が、私の霊力を高めるためにしてくださっているというのに、びくびくと震えてしまうのが情けない。

「ふふ……」

 主様の小さな笑い声が耳に吹き込まれる。それだけでも、ぞわりと背筋を駆け抜けるものがある。

「お前に触れられるのは昨晩ぶりだからな……心地が良い」

 耳朶を舐るように囁かれて、体が勝手に震えた。主様に触れられるだけで、おかしくなってしまいそうで、怖くなってしまう。

「……あ、主様っ……これは、霊力を高めるのに必要なことなのでしょうか……っ」

「無論だ」

 答える声には揺るぎがない。そうだ。主様はお優しい方だから、私の為に、こんなに力を貸してくれる。

「あぅっ!」

 突然、乳房を強く揉みしだかれ、思わず声が出てしまった。恥ずかしくて、顔が真っ赤になるのを感じる。

「安心するといい。これは霊力を高めるために必要な儀式だ。声は出した方がいい」

「っ……あっ!」

 指先が乳房の先端に触れる。
 思わず腰を引いたのに、後ろからぐっと抱き寄せられてしまった。もう、逃げられない。

「っ……んっ」

 耳の中に舌先が押し込まれる。ぐちゅりと水音が響いて、羞恥だけで死んでしまいそうだ。

「可愛い……お前は本当に可愛いな……」

 優しい声に体が震えた。お腹がきゅぅうっと疼いた気がして、変な感覚に驚く。

「ぁ……っ」

 首筋に唇が落とされる。身体がムズムズするような感覚に、目をぎゅっと瞑った。
 これは、霊力を高めるために必要なこと。我慢、しなければ。そう思うのに、喉が震えて甘い声が出てしまう。

「あひ……っ!」

 乳首がぎゅうっと抓られる。思わず声が出てしまった。羞恥に身を竦めるのに、主様は笑ってそのまま先端を強く摘まんだ。

「んっ……っ!」

 痛みとむず痒さに似た快楽。頭の中がぼうっとなる。このままではいけない。霊力を高めるための行為なのに。

「っ……っむ……っ!」

 主様が私の唇を奪う。
 深く重ねられた唇から、唾液と共に霊気が流れ込んでくるような気がする。

「んぅ……ん…っ!」

 舌の上で転がされ、吸われて、嚥下する。喉を通る瞬間、染み込んでいくように体の芯が燃えるほど熱くなった。

「あ……っ!」

 舌の裏側を擽られて、腰が跳ねた。それを押さえつけながら、さらに舌を絡めてくる。

(主様の……香りだ……)
     
 舌が絡む中、包まれる香りに胸が痛いほど締め付けられる。いつか……私が初めて抱きしめられたとき、同じ香りに包まれた。甘い香りに、心臓が痛いほどに脈打ち、落ち着かない。怖くなるほどに脈打っている。

「ふふ……」

 主様の笑い声が聞こえる。けれど、私はそれどころではなかった。息がうまくできなくて苦しい。胸が熱い。下腹部がきゅんとうずく。

 唇が離れ、糸を引いた銀糸が途切れるのを見て、私は主様の胸元にしがみつく。離れたくない。このままずっとこうしていたい。そんなことを思う。

「愛い奴……」

 優しく髪を撫でられる。それだけでも嬉しくて涙が滲んだ。

「もっと欲しいか?」

 甘やかな囁きに、無意識にうなずいてしまっていた。

 欲しい。このままずっと抱きしめていてほしい。頭を撫でて欲しい。私を呼んで欲しい。

「主様……っ」

 私は必死になって主様の背に手を伸ばした。ぎゅっと強く抱き締める。

「ふ、では、次の段階に進んでも良いやもしれんな」

「はい……っ」

 主様の指先が、下に滑る。着物の隙間から、お股に触れられて、驚いてしまう。

「っ……!? あ、主様……っ! そんな所汚いです……っ!!」

 慌てて離れようとしたけれど、主様は腕の力を緩めない。それどころか、更に強く抱き寄せてきた。密着した体から体温が伝わってきて、どうしようもなく体が火照っていくのを感じる。恥ずかしくて俯くけれど、主様の手は止まらない。はだけた着物の帯に手をかけられて、焦燥する。

「あ……っ!」

 恥ずかしさに抵抗してしまうと、咎めるように唇を塞がれる。口腔内を貪るように舌が動く。その間にも、着物が脱がされていく。あられもない姿を晒してしまっているのに、主様は容赦してくれない。そのまま足を開かされてしまった。

「やぁっ……!」

 恥ずかしさと恐怖でいっぱいになる。でも主様は構うことなく足の付け根に顔を近づけた。そこにある汚い所を全て見られて怖かったけれど、主様はより近づいてくる。

「っ……! き、たないです……っ! 主様に見ていただくような場所じゃ……っ」

 思わず目を閉じてしまったけれど、直後訪れる刺激に目を見開いてしまう。あろうことか、主様はそこをねぶり始めたのだ。

「っ……!?」

 驚きすぎて声も出せない。そんな私の反応を楽しむように何度も舐めあげられる。ぬるぬるとした感触に腰を引こうとするのに、押さえつけられて逃げられない。おやめくださいと言いたいのに、舌で割れ目をなぞられて喘ぐことしかできない。

「ひぅっ……! あっ!」

 舌先で突起を転がされると甘い痺れに襲われる。お腹の奥がキュンキュンする。思わず内股を閉じようとしたけれどお顔に阻まれ許されず、逆に押し広げられてしまった。

「っ……っ!」

 恥ずかしくて堪らない。こんなところ見られたくない。それなのに、私の身体は変になってきている。なんで、身体が火照っておかしい……! 

「ん……ここが悦いか?」

「え……ぁあっ!」

 敏感な芽を指で擦られながら同時に舌で舐められると目の前がチカチカした。背筋に電流が流れたみたいにビクビク跳ねる。

「あぁっ……っ」

 主様が指を動かす度に水音が大きくなっていく。恥ずかしくて涙が滲んでくるのに、主様の動きはどんどん激しくなってくる。

「あ、主様……っ!」

「どうした?」

「こわい、れす……っ! これ以上されたらおかしくなっちゃうぅ……っ」

 私は泣きながら懇願するのに、主様は聞き入れてくれない。それどころかますます責め立ててくる。

「安心しろ。壊れはしない」

「で、でも……っ! こんなこと……っ」

「霊力を高めるには必要なことだ。続けるぞ」

「やぁっ! ゃ……っ!」

 主様は容赦なく指を動かす。頭がおかしくなりそうだった。頭が真っ白に弾けて、何も考えられなくなっていく。

「あぁぁっ! うぁぁっ!」

 身体中が痙攣して止まらない。

「やぁっ! まひゃ! ~~~~っ!!」

 絶頂を迎える度に意識が飛びそうになる。それでも主様の手は止まらない。何度も何度も続けて達してしまう。そうして、主様は、お着物を脱いでいく。そこから、大きく反り返った主様の霊力の素を出す場所が顕になった。

 それは雄々しく反り返っていて、思わず息を呑んでしまう。魔羅、というのだと教えてくださった。

「ほら、霊力の素を口で飲み込め」

「ひゃ……い……っ」

 そう、これは霊力を高めるために、主様が協力してくださっていること。主様の大きな魔羅に口づけ、口に含む。主様の物は大きくて、顎を一杯に開かないと入らない。唾液をたっぷりと溜めて舌で舐める。

「んん……っ!」

 この魔羅から出る白い物が霊力の源だと教えてくれた。それが出るには、たくさんご奉仕しないといけない。気持ちよくなったら出せるのだと言っていた。

 主様は満足そうに目を細められて、頭を撫でてくださる。嬉しくて必死になって奉仕する。主様は私の髪を指先で弄んでいる。そうして主様の魔羅に舌を絡めると、主様は頭を掴んで固定してくる。

「んぶっ!?」

 頭を前後に動かされると喉奥まで届いて苦しい。でもやめてほしいとは言わない。だってこれは霊力の素をもらうための行為なのだもの。

「ふっ、良いぞ……っ」

 口の中のものが大きくなっていく。大きすぎて顎が痛い。苦しくて涙が出る。でも、主様が気持ち良くなってくれているならそれで良いと思った。

「んっ!」

 主様の腰が動く。私は頭を押さえられて動けない。どんどん呼吸が苦しくなる。

「んぅ! んんんっ!」

「出すぞッ」

「んんー!」

 主様の物がグンッと大きくなって、喉奥に叩きつけられるような白濁液の洪水が起きた。苦くて変な臭いが喉から鼻へ抜けて、涙が張る。

「それが霊力を作る。口を開けてみせろ。しっかり味わって飲み込め」

「ひゃ、ひゃい……」

 おずおずと、れろ、と舌を見せるようにして口を開く。主様は白濁液に溺れる私の舌を見てから、私の口の端を親指でなぞる。口を閉じ、ねばねばを唾液で溶かしながら、何回かに分けて飲み干した。喉を通る熱さに体の奥がジンジンする。

「ふ……美味だったか?」
「っ……」

 恥ずかしくて返事ができない。だって美味しいとはとても言えない。主様のことは大好きだけれど、嘘はつけない……。でも飲まないと霊力が高まらないと主様が仰っていた。だから主様はわざわざ私にくださるというのに……。

「今度は足を開け」

「え……?」

 そんな自分からはしたないこと……と渋る私の足を、主様は手で開いていく。羞恥でかあっと顔が熱く熱を持つ。そして、私のお股に、指を差し込み始めたのだ。

 私の下肢に手を伸ばす主様の手つきは慣れたもので、私はただ震えてされるがままになる。怖い、そんな所、汚いのに……っ!

「や、だめ……です……っ!」

 指先で再度秘所をなぞられて声が漏れる。私は必死で手で口を押さえた。

「霊力の素を流し込むには此処に受け入れるのが一番だ。次の段階へ進みたくはないのか」

 主様は私から視線を逸らさず指を出し入れしていく。そして指の数を増やされていく。私のナカが拡げられていく。圧迫感に耐えきれず腰が浮く。するとさらに押し込まれる。私の割れ目からは蜜が溢れだし太ももまで伝い落ちていた。恥ずかしい。

「ああ……綺麗だ。もっとよく見せてくれ」

「っや……恥ずかしいです……っ」

 主様の言葉に顔を背けてしまう。だって恥ずかしくて堪らないから。それなのに主様は私の両膝裏に手を差し込んで左右に割り開いていく。そして顔を埋めて舌先で花芽をレロレロと左右に揺らすように舐るのだ。そのたびにピチャピチャと下品な音が鳴って、動く指にお腹の奥がじんっと響いて、身体がのけぞる。恥ずかしさに消えてなくなってしまいたくなる。それなのに、主様は容赦なく責めてくる。

「ぁあっ、やぁ……っ! そんなとこ舐めちゃだめぇ……っ!」

 必死になって止めようとするけど全然止まってくれない。主様は私の両腿に顔を沈めていて逃げられない。こんなはしたない格好をして主様に舐められてしまうなんて信じられなかった。

 主様の舌先が花芽を突く度にお腹の奥から電流のような衝撃が走って、頭の中が真っ白になる。体が言うことをきかない。気持ちいい。でも怖い。おかしくなりそうだった。

「やぁ! ゃぁ! まひゃ! ゃああっ!!」

「まだだ。もっと気をやれ」

「ゃぁ! やらぁ! あるじしゃま! あぁっ! やぁ! やああああああ!!」

 何度目かわからない絶頂を迎えてもなお責め立てられ続けた。全身の力が抜け落ちる。もう何も考えられない。体は完全に屈服してしまい、ただ快楽を受け入れて喘ぐだけ。口端からはよだれが垂れ落ちて糸を引きながら板間へ水たまりを作った。

 ぼやけた視界に主様が映る。私は主様の指先だけで気をやりすぎていた。意識は朦朧としていて体中汗だくだ。恥ずかしいはずなのに、なぜか幸福感を覚える。主様の霊力が流れ込んでくるような気がする。

「はぁ……はぁ……」

「次は……奥まで霊力を注ぎ込んでやる……」

「……っ」

 主様の魔羅がぬるぬるした入り口に当てられた。ひくり、と期待するように入り口が震えた。

「怖いか?」

「いえ……主様ならば……っ」

 私にとっては主様だけが全てだ。怖いけれど、この方が私の霊力を高める為に協力してくださっているのだ。私ばかり、怖いなどと言えない。

「っ……!」

 魔羅が埋まっていくにつれて圧迫感に息が詰まった。主様が腰を進めるたびにお腹を押し広げるような感触に涙が溢れる。

「力を抜け。傷つきたくはなかろう?」

「ぁい……っ」

 ゆっくり息を吐いて体の力を抜くように努める。これは、霊力を高めるため……。主様のお役にも立つため……っ! 目をぎゅっと瞑っても、お腹の奥をかき分ける主様の魔羅の感覚を強く感じてしまって、あられもない声が漏れる。

「んぅぅ、ぁっ」

「く、もう少しですべて埋まる……っ」

 主様は優しく撫でて労ってくれる。お腹の奥まで貫かれて、息もできない。異物感と痛みに目尻に涙が浮かぶ。主様との距離が近い。主様の吐息が顔にかかり、身体全体が喜ぶのがわかる。

 きゅううっとお腹を締め付けてしまい、主様は荒い呼吸をこぼした。目を閉じると瞼の裏に涙がたまって視界が曇った。主様が動くと結合部から蜜が零れた。太くて大きいものが奥にたどり着く。

「く、ここがまだ限界か……」

 お腹の全てが埋まっているが、主様は物足りない様子だった。チラ、とだけ見ると、ご主人様の魔羅はすべて入りきっていない。ぐちゃぐちゃに濡れた繋がった場所を見て、またきゅううっと締め付けてしまい、ご主人様から苦しそうな息が漏れて、焦る。

「っあ、ご、ごめんなさいっ……!!」

「いや……良い……。とんだ名器だ。今にも果ててしまいそうだ、ぞッ!」

 ドチュンッと身体の奥を突かれた。その瞬間息を押し出され、衝撃に目が回る。あまりの質量と強烈な快感に思考が真っ白になる。頭の中で火花が散って呼吸が出来ない。喉を絞めて悲鳴を堪えようとするも、どうしても声が出てきてしまう。

「ひっ……んん……っ!」

「とはいえ、私にも主の威厳がある。……奥へ流し込んでやろう……ッ」

「……あ…っ! ゃ、まっ……っ!」

 ご主人様の手が腰に添えられると身体がびくんと跳ねる。逃げるように身体が動くのに、すぐに腰を掴まれて引き戻される。そしてまた勢いよく穿たれてお腹の奥を押し上げるように魔羅がぶつかる。あまりの衝撃と快感に涙が溢れて止まらない。苦しい。でも気持ちいい。

「ああ……っ! やぁ……っ! んん!」

「声を殺すな。全部出せ。そして飲み込め」

 主様が耳元で囁くと同時に激しく抽送が始まる。そのたびにぐちゅっぐちゃっといやらしい水音が響き渡る。身体の奥が熱い。頭がふわふわとしてきて何も考えられなくなる。主様と繋がった部分からは愛液が溢れ出してお尻の方まで流れ落ちていく。恥ずかしくて堪らないのに、気持ちよくて仕方ない。こんなのおかしい。私はどうなってしまったんだろう。

「あっ! やぁんっ! やっ!」

「ここだな……っ!」

「ひゃう! お゛ぉ! ら゛めッ!」

 一番感じる場所を何度も突き上げられて目の前がチカチカとする。
 お腹の奥に力が入るたびに主様の魔羅が締め付けられるのがわかる。そのたびに主様は呻いて余裕のない表情になる。その顔を見るたびに下腹部がキュンキュンとなっておかしくなる。

「出す……っ」

 主様は切ない顔でそう言うと私の片足をグッと持ち上げて肩に乗せる。そしてズンッと体重をかけてきた。
 そのうち、お腹の奥の部屋が、突き破られた感覚があった。入っちゃだめな場所まで、主様のものがすべて埋まる。

「お゛ふぅ……っ!?」

 汚らしい声を上げて、私は主様の布団の上で仰け反った。
 息が苦しい。それなのに、主様は更に激しく打ち付けてくる。

「お゛ッ! ん゛ッ! ん゛んっ!!」

 胎内を犯す衝撃に悶絶しながら私は涙を流す。主様の身体を挟み込むように足を開かされ、突き出された腰の中心には大きなものが刺さっていた。結合部からは大量の愛液が流れ出ていて淫靡な光景を見せていた。

「くぅ……っ! 出すぞッ!」

「ん゛っ! ん゛ぉ゛! お゛ぉぉっ!」

 奥の部屋まで突き刺さったところで勢いよく射精された。熱い飛沫が中へと注ぎ込まれていく感覚に私は背中を仰け反らせてガクガクと震えた。

「やっ! あ゛ああぁぁっ!!」

 それと同時に私もまた激しく絶頂を迎えた。
 頭が真っ白になり意識が飛びそうになる。身体の奥底から湧き上がる快楽によって理性が飛んでしまいそうになる。お腹がタプタプと、主様のもので溺れさせられていく。そして私は主様の身体の下で痙攣しながら涙を流した。

「っ……はぁ……っ…はぁ……っ」

 主様が腰を引くと栓を抜かれて白濁した液体が流れ出す。それはお股を伝って流れ落ちていくと布団を汚す。私のそこはヒクヒクと物欲しげに動いていた。

「まだ、淫靡に欲しがっているようだな。熱心で感心するぞ」

「あぇ……っ!?」

 主様はまだ勃ちあがったままの魔羅を私の中に再び挿入すると腰を振り始める。先ほどよりも更に激しくお腹を突かれ意識が飛びそうになる。

「あ゛う! ゃ! もうらめぇ!!」

「ぐ、腹の奥から感じろッ」

 パンパンと肌同士のぶつかる音が響き渡る。そしてグチャグチャという水音が響くと私は恥ずかしさのあまり顔を覆った。結合部から溢れ出した白濁した液体はシーツを濡らしシミを作っていく。主様は私のお尻を鷲掴みにして持ち上げると今度は後ろから犯してきた。四つん這いにさせられ獣のように交わる。

 主様の魔羅が私の中を蹂躙し奥まで突き上げてくる。その度に奥の部屋が突かれてお腹が痙攣するように震えるのが分かる。主様のものは大きくて長いからお腹の奥まで届いてしまうのだ。そこを責められると頭がおかしくなってしまう。気持ち良すぎて何も考えられなくなってしまう。頭の中が快楽に支配されていく。

「ん゛ッ! あ゛ぁぁっ!」

「いいぞ……もっと締め付けろ」

「ひぃっ! ん゛ッ! ん゛ぅぅ!」

 主様の腰使いが早くなり打ち付けられる衝撃で頭がクラクラとしてくる。そして一気に加速していったかと思うと一番奥の部屋を突き破ったまま動きを止めた。そして大量の白濁液を放出する。

「お゛! あ゛ぁぁぁっ!」

 熱い奔流が最深部をパンパンに満たしていき私は涙を流して達した。全身が痙攣して止まらず息をするのも困難な程だった。そんな私を主様は後ろから抱きしめて余韻に浸らせてくれる。

「……覚えておけ。上手に霊力を吸収する為、まぐわうのは一番手っ取り早い。また明日の晩も来るように」

「っ……ひゃい……あるじさま」

 主様は私の汗で額に張り付いた前髪をそっと払ってくれる。それが心地よくて目を細める。主様は私の頭を撫でてから優しく口づけをしてきた。

 その瞬間、猛烈な違和感が襲う。意識が殴られるように、揺れた。思考が明瞭になっていく。

 ──あれ?

 霧の晴れたような感覚と共に、吐きそうなほどの嫌悪感が、こみ上げてきて、口を抑えた。

 暗い私室の縁側に突然現れた不気味な妖達に私は拐かされて、この男の前に、差し出されて……あろうことか、嫌がる私を組み敷いて──

 口に酸っぱいものが上がってきて、嘔吐く。

 そんな男に、私、何度もお腹に、出されて、求めて……。

 上ってきた胃液を飲み込み、むせる。喉が焼かれてヒリヒリする。

 全て、思い出した。この男は私を攫って、手籠めにした非道な男。私を無理矢理に汚して、外道の呪術をかけた……っ!!

 急に怯えはじめた私を見て、男は長いまつ毛を伏せた。

「あぁ、また術式が解けてしまった」

 そのまま手で私を地面に磔にする。恐ろしい。息が詰まって悲鳴も出ない。男は悲しそうに──いや、楽しそうに、嗤っていた。

「まぁ、その顔も悪くはない。先程の従順で無垢なお前も可愛かったが、恐怖に染まる顔もいっとうそそる」

 男は美しい顔で嗤う。私にのしかかりながら、首筋に歯を立てる。それだけで、先程快楽を叩き込まれた身体は跳ねた。

「は……っ……っ!」

「逃げられないよ」

 その言葉とともに強く噛まれた。血が湧き、同時に胎内の霊力が蠢く感覚がある。腹の奥に溜まった異形の物が私の身体を支配して逃れられないように体の制御を奪われていた。早く逃げなければ、誰か助けて。恐怖と絶望感に囚われながら、それでも身体は反応してしまい男を求める。

「あっ、やらっ、だれかっ、たすけてっ! だれかぁぁぁっ!!」

 私は抵抗できずにただ喘ぎ続ける。男は人間離れした美しい顔を歪め、堕ちる私を嘲笑した。お腹を男は無理矢理こじ開ける。私は男から与えられる快楽に溺れていくしかない。腹の底から捲り上がるような快楽と恐怖と絶望が混ざり合い思考能力が低下していく。私にはもう抗う事などできない。

 男が耳元で囁く。私の脳髄に直接刻み込むように甘く優しく淫らな声音で言葉を紡ぐ。

「お前は私の付喪神だろう……? あぁいや……今度は新妻にしてみようか」

 その言葉と共にまた奥の部屋が突き上げられた。私を弄ぶ声。そんなわけ無い、この男は鬼だ。強姦魔だ、そう思うのに、頭がどんどんおかしくなってしまう。涙があふれて、頬を伝った。

「あっ……やらぁっ、やめ……っ! “あなた”っ」

 そう口にしてしまった瞬間、旦那様への愛が溢れた。

 ──……そ、うだ。

 大切な初夜なのに、私は喘ぐしかできていない。愛おしい愛おしい彼を喜ばせたいのに、私ばかり気持ちよくなってしまっている。旦那様に足を絡め、腰を寄せる。私のはしたなさに旦那様は驚き目を見開いたがすぐに笑みを浮かべて抱き寄せてくれた。

「ああ……良いぞ……っ! 愛しい妻の望みとあらば」

「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁっ!」

 旦那様に突かれて身体が跳ねる。何度も絶頂を迎えて意識が飛びそうになる度に引き戻されてしまう。何度も達しているせいか感覚が麻痺してきている。身体がどんどん変化していって私の意思と関係なく勝手に動いてしまうのだ。

 私はもう何回気をやっただろう。お腹の中はとっくの昔に満たされている。これ以上出されたら閉じなくなってしまう。でも、旦那様を喜ばせたいから一生懸命奉仕しなければ。私は旦那様にすがりつきながら必死になって腰を動かす。

「っ……はぁ……っ! 愛おしい……っ!」

 旦那様も限界が近いようで息が荒くなっている。旦那様の魔羅が奥の部屋に押し付けられてそこで固定されてしまう。旦那様は私を抱きしめて逃さないよう痛いほどに力を込めた。

「あ゛あ゛ぁぁっ!」

 そのまま思い切り子宮口に向かって射精する。熱い液体が注ぎ込まれてお腹いっぱいになった。奥に広がる熱を感じながら、意識が遠のくのを感じる。幸せなはずなのに、涙が、頬を伝った。


 **

 一目惚れだった。ふと妖の背から見下した屋敷で夜桜を見る下級の姫に、亡き母の面影を見たときから、初めて心の底から女を欲した。

 政治の中枢と、妖の住まう闇夜を統べる私が女一人を手籠めにするなど容易いこと。姫を嫁がせる話をつけ、万一にでも他の誰かに取られぬよう、妖に攫わせた。

 しかし、娘は予想外に聡く気丈だった。そして聡いというのに私を拒絶したのだ。だから、無理矢理その身体を暴き、名を奪い、術式を胎内へ埋め込んだ。

 私を拒絶しつつも快楽に喘ぐ姿はそれはそれで良いものだった。娘は私に抱かれながら涙を流していた。その表情も美しいと思えるほどに私は歪んでいる。

 それから術式の更新を毎日繰り返す。
 時には式として、時には妻として、時には妹として。

 私に尽くす彼女は愛らしく健気である。あとは霊力を制御すれば良いだけなのだ。いつまでもこうして二人きりで暮らすことが出来れば最高だというのに──自らの意志の強さで術を剥がしては、娘は泣き叫び拒絶してくる。名のない彼女は帰る場所すら思い出せぬというのに。

 しかしそれでもやはり愛おしい。術が解けてはあんなに嫌がるのに、少し霊力を与えてやると途端に媚びてくる。あの変わりようといったら愉快なほどだ。

「っ……! やぁ! ゃぁ! ひゃめぇ! も、やぁぁ!」

 今日もまた娘が涙を流して喚いている。しかし言葉とは裏腹に私にしがみついて腰を振っているではないか。なんて可愛い娘なんだろうか。その愚かさが愛おしくてたまらない。

 彼女の瞳には涙の膜が張り、それでもなお私に縋り付いてくる。その様子を見るだけで満足感で胸がいっぱいになる。もっと虐めてやりたい気持ちもあるがそろそろ解放してやることにしよう。

「ぁ……ゃ…っ……ゃめぇ……っ」

「いいぞ……もっと締め付けろ」

「ひぃっ! ん゛ッ! ん゛ぅぅ!」

 最後に一際強く突き上げてやると身体を大きく震わせて達したようだ。それと同時に私も達した。胎内を満たす精液を感じているのか恍惚とした表情を浮かべている。娘は脱力し動かなくなった。

 腹への着床は禁じている。これが孕むこともない、ただ快楽を貪るだけの行為だと知れば、この女は今度はどのように啼くのだろうか。柔い頬を指でなぞって、隣に眠る女を抱きしめた。
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逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

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