生贄姫巫女と土地神

えりー

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紬の想い

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美濃は顔が広いので一緒に食材などを買いに連れていく事は出来なかった。
美濃は不思議なことに人を引き付ける力も持っている。
もし、尋問されれば正体はバレてしまう。
今、村では物凄い騒ぎになっている。
しかし、土地神のいる”禁忌の森”へは誰も入ろうとしなかった。
切羽詰まったら押し入ってくる可能性もある。
その時、もし俺が傍にいなかったら美濃は確実に村に連れ戻されてしまう。
一応小屋には結界を張っているが、森全体に張ることは不可能だった。
美濃は毎夜、震えて泣くようになった。
余程恐ろしいものを見たのだろう。
少しでも忘れて欲しくて毎晩慰めるつもりで抱きしめて眠った。
だが彼女の涙を止めることは出来なかった。
(どうすればいい?このままだと美濃の心が壊れてしまう)
ぐっすり眠ってほしい。
初めて会った時のような笑顔が見たい。
紬はそう思うようになっていた。
強がって昼間は元気なふりをする健気な美濃。
ただ見ているだけしかできない自分。
もどかしく、悔しいと思えた。
彼女を安心させ、眠らせる方法は1つあるが拒まれてしまうかもしれない。
もし拒まれても無理やり奪ってしまおう。
彼女の純潔をー・・・。

今日も美濃は元気に振舞っている。
「あ、おはようございます!」
もう見ていられない。
こちらが限界だ。
紬は美濃の手を引き布団が敷いてある部屋へ連れ込んだ。
そこにゆっくりと横たわらせ、驚いている美濃の上へ覆いかぶさった。
そして巫女装束を脱がしていった。
「な、何をするんですか!?」
さすがにこの行為には抵抗があるらしく身を捩り逃げようとした。
「今から美濃を抱こうと思う」
「だく・・・?いつも抱きしめているじゃないですか!」
「違う。そういう抱くという意味ではない」
「?」
美濃は首を傾げた。
”抱く”について考えているとあっという間に巫女装束を剥ぎ取られてしまった。
生まれたままの姿を紬に晒している。
「きゃぁ!!」
必死に布団に包まり体を隠した。
「今だけ・・・何も考えられなくしてやる」
そう言うと自身の着物を脱ぎ捨てた。
初めて見る男性の体に美濃は驚いた。
自分と違いすぎているからだが迫ってくる。
逃げ場はない。
美濃は体の自由を神力で奪われてしまった。
布団を引き剥がされてしまい、体のすべてを紬に晒している。
美濃は真っ赤になった。
「み、見ないでください!!」
「今からすることは俺の自己満足でしかないが・・・美濃に嫌われたくないな」
自嘲気味にそう言い笑った。
美濃の胸へと手を伸ばし揉み始めた。
抵抗できない美濃はされるがままになった。
「いや!やめて!紬!!」
「嫌がってもやめるつもりはない」
「どうして・・・こんな事・・・」
隔離されて育った美濃には未知の出来事だった。
胸の頂を口に含み舌先で転がしもう片方の手で胸を揉みしだいた。
ぞくりとしたものが美濃の背中に走った。
「やぁん、やぁ!も、やめ・・・て・・・」
そういう美濃の唇を口づけで塞いだ。
「この行為は恋人同士や夫婦が行うことだ」
耳元で低い声でそう言われ美濃は混乱した。
「私は、紬の恋人なの?」
「ああ、初めは痛いかもしれないがなるべく痛くないようにする」
美濃は抵抗の声をあげなくなり大人しくなった。
紬はそんな美濃をより一層愛おしく感じ大事に時間をかけてほぐしてやろうと思った。
今度は反対の胸の頂に吸い付いて美濃の反応を見た。
すると気持ちよさそうにしてされるがままになっていた。
「はぁん、あん、あぁん」
甘い声が度々上がる。
(そろそろいいか?)
そう思い秘部へ手を伸ばし、濡れているか確認した。
蜜が溢れてきていた。
指を一本入れると美濃はびくりと体を揺らした。
「美濃は感じやすいんだな」
「やっ、言わないで・・・」
自分でも触れた事の無い場所を触れられて美濃は少し怖がっている。
そんな美濃の頭を撫で髪を梳いた。
そして額に口づけをし、宥めた。
「大丈夫だ、酷いことはしない」
そう言われ美濃は体から力を抜いた。
それを合図に美濃の両膝裏を持ちあげ、蜜口を舐めた。
舐めながら舌を蜜壺に出し入れし、時間をかけてほぐしていく。
美濃を見ると真っ赤に染まっていた。
「あぁ・・・ん、ひぅ、あ・・・」
甘い声をあげじっとしている。
指をもう一本増やしてみても痛がる様子はない。
三本目もすんなり入った。
蜜壺の中をかき混ぜ始めた。
「あ、やぁ、もう・・・」
(そろそろいいか)
自身のモノを蜜口にあてがいゆっくり挿れていった。
「ひっ!うっ、痛・・・い・・・」
「耐えてくれ、もう少しで全て収まる」
挿入時に処女膜が破れ、破瓜の血が流れた。
「嫌ぁ、もう抜いてぇ・・・」
美濃は泣きじゃくりながらそう訴えた。
しかし、紬は行為を続けていく。
美濃のいいところを探り当てそこを中心に穿った。
紬は美濃の蜜壺へ自身のモノを出し入れした。
始めは悲鳴をあげていた美濃だったが徐々に甘い声を上げるようになっていった。
「あん、あ、やぁん!」
その声を聞き紬は安心した。
「あ・・・もう・・・何かきちゃう・・・」
「イけよ」
「やぁぁぁぁ!!」
「はぁ、俺も限界だ」
そう言い低く紬は呻き白濁した液を美濃の蜜壺へ流し込んだ。
「やぁ!熱い・・・!」
紬は動けなくなった美濃の体を清めてやった。
もう神力の戒めはとってやっている。
だが美濃はぐったりとしたまま眠りに落ちていた。
紬は久しぶりに美濃はゆっくり眠ることが出来ると安堵した。
「俺は・・・お前を守りたい」
そう呟いて、共に眠りについた。
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