自殺志願少女と獣の王

えりー

文字の大きさ
33 / 38
ティと柚葉

リハとの話し合い

しおりを挟む
王の間に行くとティは戸をノックした。
「兄貴入るぞ」
ガチャっと戸を開け中に入ると、リハが唯奈に覆いかぶさっていた。
唯奈は乱れたドレスを慌てて直した。
「兄貴・・・こんなところで何やってんだよ」
ティは半ば呆れた。
ところかまわず唯奈を抱く癖は治っていないようだ。
「・・・何の用だ?」
「実は柚葉は拾って来た娘じゃないんだ」
「何?」
「隣国が秘密裏に人間を養殖していてそこの檻から攫って来たんだ」
「・・・その話は本当か?」
「ああ。柚葉の体中傷だらけだった」
あまりにも衝撃的な話に唯奈は言葉を失った。
「お前・・・何故あの少女だけ攫ってきた?」
「自分でも分からない」
「今頃きっと隣国では騒ぎになっているんじゃないのか?」
その通りだ。
「・・・」
ティは黙った。
「お前はどうしたい?」
「他の人間も助けたい」
「それはあの娘の為か?」
「ああ」
隣国といっても小国だ。
攻め込めばあっという間に滅ぼせるような小さな国だ。
だができれば穏便に済ませたい。
リハもティもそう思っていた。
「隣国へ視察に行って摘発するしか方法はないな」
「ああ、そうだな」
リハは早速隣国宛に手紙を書き始めた。
唯奈とティはそれを見守った。
だが、全員の解放は難しいかもしれない。
しかし、このまま放っておくわけにはいかない。
そう思い3人は顔を見合わせた。

数日後隣国から返事があった。
”ぜひ、いらしてください”とのことだった。
唯奈も妃として同行することになった。
ティはダルと朋美に柚葉を任せた。
「明日出発しよう」
そう言うリハに2人は頷いた。
その晩唯奈はリハに言った。
「リハ様。何があっても冷静にしていてくださいね」
「はっ、お前からそんな事を言われるとは思わなかった」
リハは唯奈の寝間着を脱がしながら言った。
「分かっている。こちらもなるべく穏便に済ませたい」
「んぅ!」
「この話はもう止めよう。今は唯奈をゆっくり味わわせてくれ」
そう言い、下着も取り払われ、体中に愛撫をされた。
リハに触れられるだけで体が熱くなっていくのを感じる。
気がつくと秘部に手が伸びていた。
快楽の芽を摘ままれ、弄ばれる。
蜜口に指を出し入れされ、いつものように交わる準備が始まった。
「はぁん、あぁん、あぁ」
「やぁ、そこは・・・やぁ」
快楽の芽を弄られながらそう言うとリハは意地の悪い笑みを浮かべ、指を蜜壺から抜き取り自身のものをあてがい、ぬるぬると動かし始めた。
蜜口の蜜で濡れたそれを一思いに唯奈の中へ入れた。
「あぅ!!」
唯奈は背をのけぞらせ、衝撃に耐えた。
そしてリハはゆっくりと腰を動かし始めた。
「ひぅ、あぁ、んぅ」
「あぅ、ああ、やぁ」
「気持ちいいか唯奈?」
「は・・・い・・・」
「もう少し腰を早めるぞ」
「ひっ」
「もう、これ以上は・・・やぁぁぁぁぁ!!」
唯奈は達した。
唯奈の蜜壁が蠢きだす。
「くっ」
リハは腰を激しく振り、白濁したものを全て唯奈の蜜壺へ注ぎ込み栓をした。
リハはまだ硬い自身のものを唯奈の中に入れたまま出そうとしない。
「り・・・は・・・様は早く子供が欲しいんですか?」
「ああ、私たちの子供が早く欲しい」
「私は・・・まだ早いと思いますが・・・」
「そうか?」
そう言いながら栓を抜いてくれた。
ずるりとした感触が肌に伝わる。
「あぅ!」
リハのものが入る時も出るときも快感が体中を走る。
唯奈はその感覚も好きだった。
心地よいと感じてしまう。
唯奈は今幸せで胸がいっぱいだ。
しかしこうしている間にも隣国で人間が食べられていると思うといてもたってもいられなくなる。
リハとティと3人で明日隣国へ向かう。
どうなるか分からないが争いごとにならなければいい。
唯奈はそう思い眠りについた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

新人メイド桃ちゃんのお仕事

さわみりん
恋愛
黒髪ボブのメイドの桃ちゃんが、働き先のお屋敷で、旦那様とその息子との親子丼。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

お久しぶりです旦那様。そろそろ離婚ですか?

奏千歌
恋愛
[イヌネコ] 「奥様、旦那様がお見えです」 「はい?」 ベッドの上でゴロゴロしながら猫と戯れていると、侍女が部屋を訪れて告げたことだった。

二十年以上無視してきた夫が、今さら文通を申し込んできました

小豆缶
恋愛
「お願いです。文通から始めてもらえませんか?」 二十年以上会話もなかった夫――この国の王が、ある日突然そう言ってきた。 第一王妃マリアは、公爵家出身の正妃。だが夫はかつて、寵愛する第三王妃の話のみを信じ、彼女を殴ったことがある。その事件が原因で、マリアは男性恐怖症が悪化して、夫と二人きりでは会話すらできなくなっていた。 それから二十年。 第三王妃はとある事故で亡くなり、夫は反省したらしい。だからといって――今さら夫婦関係をやり直したいと言われても遅すぎる。 なのに王は諦めない。毎日の手紙。花を一輪。夜食の差し入れ。 不器用すぎる求愛に振り回されるうち、マリアの中で止まっていた感情が少しずつ動き始める。 これは、冷えきった政略夫婦が「文通」からやり直す恋の話。 ※本作は「存在されていないことにされていた管理ギフトの少女王宮で真の家族に出会う」のスピンオフですが、単体で読めます。

ハイスペック上司からのドSな溺愛

鳴宮鶉子
恋愛
ハイスペック上司からのドSな溺愛

処理中です...