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彰浩と信彦
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いきなり手錠をはめられ彰浩は戸惑った。
「お、おい。何の冗談だよ!」
「冗談?俺は本気だ」
彰浩は驚きソファから落ちた。
ドンっと床にぶつかった。
「痛っ」
そんな彰浩に信彦はキスをした。
濃厚なキスだ。
「ふぅ、うぅん、あふ・・・」
息苦しくて彰浩はつい声が漏れてしまう。
信彦はソファから落ちた彰浩に覆いかぶさった。
彰浩はふとテーブルを見ると何かのジェルとコンドームが置かれていることに気がついた。
(まさか俺を抱く気か?いや、まさかな・・・)
キスの合間に服の下の肌を触られる。
「んん・・・」
「やめろよ!一体何のつもりだよ」
「俺はお前の事をずっと抱きたかったんだ」
何でもないように信彦はそう言った。
「何で・・・俺なんだ・・・?」
「初めて会った時から気になっていた」
そう言いながら制服を脱がしていく。
「こんな場所で行為なんてしたら親御さん驚くぞ!!」
必死に抵抗を続ける彰浩に信彦は言った。
「大丈夫だ。今日は法事で2人とも家に戻らない」
「せめて手錠を外してくれないか?」
「駄目だ、逃げられたくない」
そう言い手錠にキスを落とした。
その姿を見て、一瞬ぞくりとした。
「今まで俺のキスから逃げなかったのに何故今になって抵抗する?」
信彦の瞳はまるで飢えた獣のようだった。
そんな目で見られていると思うと恥ずかしくて堪らなくなる。
体を求めてもらえるのは嬉しい。
だが、信彦の理由が分からない。
信彦はさんざん悩んだ結果の行為だが、彰浩からすると急展開だ。
彰浩は気がつくと服は全て脱がされていた。
信彦は手際が良い。
勉強でも運動でも何でもそつなくこなす。
「俺の事・・・都合のいいおもちゃだとでも思ってんのか!?」
「何を言っているんだ?彰浩」
信彦は不思議そうな顔をした。
「俺は・・・お前を抱きたいだけなんだ」
そう言い、舌を乳首からわき腹へと這わせていく。
「ひぅ!」
「ココも感じるんだな」
彰浩は真っ赤になった。
そして、信彦は彰浩のものを口に咥えしごき始めた。
「!」
急に与えられる快感に思わず背中がのけ反ってしまった。
その反応を見て信彦はニヤリと笑った。
「気持ちいいか?」
「う・・・」
だんだんと大きくなっていく彰浩のものをさらに弄ぶ。
あまりの気持ち良さにいつもより早くイきそうだ。
「も、出る・・・」
「そうか」
「うぁ・・・」
どくんと大きな快楽が来て白濁の液が出た。
それを信彦は全て飲み干した。
「な・・・何やってんだよ!!吐き出せよ」
「もう飲んだ・・・思っていた通り苦いな」
「ば、馬鹿か!!」
そう言うとおすそ分けと言わんばかりにキスされた。
味は苦くまずかった。
「イキ顔可愛かった」
次は何をされるかわからず怖くなり、彰浩は這って逃げようとした。
しかし手錠と鎖につながれているのですぐに捕まってしまった。
信彦の手にはジェルがあった。
ジェルを手に出すとまだ硬い彰浩の蕾に塗り込んできた。
「やめろ!」
「大丈夫だってすぐ好くなるから」
指を1本入れられ、蕾の中をかき回されているうちにある一カ所に触れられると過剰に反応する場所がある事に彰浩は気がついた。
その事に信彦も気がついたようでそこばかり責められる。
コリっとそこを押されると呆気なく達した。
「あぁ!!」
「何だよそこ・・・」
「名前は知らないけど後ろでもイけるんだな」
嬉しそうに信彦はそう言った。
これでもかと言わんばかりに何度もイかされた。
ぐったりしているとうつ伏せにされた。
「これだけふやけてればもう大丈夫だろう」
信彦は服を脱ぎ、そそり立ったものにコンドームをつけ、彰浩の蕾に押し入れた。
「あぁぁぁぁ!!熱い」
彰浩はあまりの衝撃で目がチカチカした。
「暫くは動かない。痛くはないか?」
「痛くはないけど・・・腹が苦しい・・・」
「・・・」
暫く向かい合い抱き合った。
「そろそろ動くぞ」
「ひぅ!」
「あぁぁぁぁ・・・」
気持ちいいような変な感覚に襲われた。
しかし違和感が強く、腹が苦しい。胸も痛む。
「ああ、ようやく彰浩を抱くことが出来た」
「・・・」
(信彦は一体どういうつもりなのだろう。もう何も考えられない・・・)
彰浩の頭の中は真っ白になった。
肌と肌のぶつかる音が部屋中に響く。
徐々に律動が激しくなっていく。
「あぁ、もう出る・・・」
彰浩がそう言うと彰浩のものを掴みイかせないようにした。
「な・・・っ」
「一緒にイきたい」
「早く・・・しろ・・・」
「イきたいのを我慢しているのは苦しいもんな」
分かっているのなら離して欲しい。
「ああ、俺ももうイく」
彰浩のものを離し、信彦は2人で達することが出来た。
「くっ」
「ああ!!」
これが2人の初体験となった。
だが、この関係はただのセフレと一緒だ。
ずるりと彰浩の蕾から信彦のものを取り出した。
2人は暫く抱き合ったままだった。
彰浩は信彦の体温が伝わってくるのが心地よかった。
行為が終わると手錠を外してくれた。
手首がすれて赤くなっていた。
「悪い、救急箱を持ってくる」
「いい、そんなに大げさな事じゃない。こんなのすぐ治る」
「お前は特別なんだ。あとが残ったら大変だ」
”特別”その言葉が何より嬉しかった。
しかしそんな言葉よりもっと欲しい言葉があった。
三ヶ月待っても言ってもらえない言葉・・・。
”好き”だと一言でも言って欲しかった。
ちゃんと気持ちを確かめ合いたかった。
手当てをされながら母に電話をした。
あっさりお泊りはO.K.だった。
「さっきからそんなところに座ってどうした?」
「痛くて動けないんだよ」
そう言うとひょいっと担がれソファに座らされた。
床より負担は少ないが痛いものは痛い。
「今日はもう何もしないから」
そう言う信彦に彰浩は怒鳴った。
「当り前だ!!」
「お、おい。何の冗談だよ!」
「冗談?俺は本気だ」
彰浩は驚きソファから落ちた。
ドンっと床にぶつかった。
「痛っ」
そんな彰浩に信彦はキスをした。
濃厚なキスだ。
「ふぅ、うぅん、あふ・・・」
息苦しくて彰浩はつい声が漏れてしまう。
信彦はソファから落ちた彰浩に覆いかぶさった。
彰浩はふとテーブルを見ると何かのジェルとコンドームが置かれていることに気がついた。
(まさか俺を抱く気か?いや、まさかな・・・)
キスの合間に服の下の肌を触られる。
「んん・・・」
「やめろよ!一体何のつもりだよ」
「俺はお前の事をずっと抱きたかったんだ」
何でもないように信彦はそう言った。
「何で・・・俺なんだ・・・?」
「初めて会った時から気になっていた」
そう言いながら制服を脱がしていく。
「こんな場所で行為なんてしたら親御さん驚くぞ!!」
必死に抵抗を続ける彰浩に信彦は言った。
「大丈夫だ。今日は法事で2人とも家に戻らない」
「せめて手錠を外してくれないか?」
「駄目だ、逃げられたくない」
そう言い手錠にキスを落とした。
その姿を見て、一瞬ぞくりとした。
「今まで俺のキスから逃げなかったのに何故今になって抵抗する?」
信彦の瞳はまるで飢えた獣のようだった。
そんな目で見られていると思うと恥ずかしくて堪らなくなる。
体を求めてもらえるのは嬉しい。
だが、信彦の理由が分からない。
信彦はさんざん悩んだ結果の行為だが、彰浩からすると急展開だ。
彰浩は気がつくと服は全て脱がされていた。
信彦は手際が良い。
勉強でも運動でも何でもそつなくこなす。
「俺の事・・・都合のいいおもちゃだとでも思ってんのか!?」
「何を言っているんだ?彰浩」
信彦は不思議そうな顔をした。
「俺は・・・お前を抱きたいだけなんだ」
そう言い、舌を乳首からわき腹へと這わせていく。
「ひぅ!」
「ココも感じるんだな」
彰浩は真っ赤になった。
そして、信彦は彰浩のものを口に咥えしごき始めた。
「!」
急に与えられる快感に思わず背中がのけ反ってしまった。
その反応を見て信彦はニヤリと笑った。
「気持ちいいか?」
「う・・・」
だんだんと大きくなっていく彰浩のものをさらに弄ぶ。
あまりの気持ち良さにいつもより早くイきそうだ。
「も、出る・・・」
「そうか」
「うぁ・・・」
どくんと大きな快楽が来て白濁の液が出た。
それを信彦は全て飲み干した。
「な・・・何やってんだよ!!吐き出せよ」
「もう飲んだ・・・思っていた通り苦いな」
「ば、馬鹿か!!」
そう言うとおすそ分けと言わんばかりにキスされた。
味は苦くまずかった。
「イキ顔可愛かった」
次は何をされるかわからず怖くなり、彰浩は這って逃げようとした。
しかし手錠と鎖につながれているのですぐに捕まってしまった。
信彦の手にはジェルがあった。
ジェルを手に出すとまだ硬い彰浩の蕾に塗り込んできた。
「やめろ!」
「大丈夫だってすぐ好くなるから」
指を1本入れられ、蕾の中をかき回されているうちにある一カ所に触れられると過剰に反応する場所がある事に彰浩は気がついた。
その事に信彦も気がついたようでそこばかり責められる。
コリっとそこを押されると呆気なく達した。
「あぁ!!」
「何だよそこ・・・」
「名前は知らないけど後ろでもイけるんだな」
嬉しそうに信彦はそう言った。
これでもかと言わんばかりに何度もイかされた。
ぐったりしているとうつ伏せにされた。
「これだけふやけてればもう大丈夫だろう」
信彦は服を脱ぎ、そそり立ったものにコンドームをつけ、彰浩の蕾に押し入れた。
「あぁぁぁぁ!!熱い」
彰浩はあまりの衝撃で目がチカチカした。
「暫くは動かない。痛くはないか?」
「痛くはないけど・・・腹が苦しい・・・」
「・・・」
暫く向かい合い抱き合った。
「そろそろ動くぞ」
「ひぅ!」
「あぁぁぁぁ・・・」
気持ちいいような変な感覚に襲われた。
しかし違和感が強く、腹が苦しい。胸も痛む。
「ああ、ようやく彰浩を抱くことが出来た」
「・・・」
(信彦は一体どういうつもりなのだろう。もう何も考えられない・・・)
彰浩の頭の中は真っ白になった。
肌と肌のぶつかる音が部屋中に響く。
徐々に律動が激しくなっていく。
「あぁ、もう出る・・・」
彰浩がそう言うと彰浩のものを掴みイかせないようにした。
「な・・・っ」
「一緒にイきたい」
「早く・・・しろ・・・」
「イきたいのを我慢しているのは苦しいもんな」
分かっているのなら離して欲しい。
「ああ、俺ももうイく」
彰浩のものを離し、信彦は2人で達することが出来た。
「くっ」
「ああ!!」
これが2人の初体験となった。
だが、この関係はただのセフレと一緒だ。
ずるりと彰浩の蕾から信彦のものを取り出した。
2人は暫く抱き合ったままだった。
彰浩は信彦の体温が伝わってくるのが心地よかった。
行為が終わると手錠を外してくれた。
手首がすれて赤くなっていた。
「悪い、救急箱を持ってくる」
「いい、そんなに大げさな事じゃない。こんなのすぐ治る」
「お前は特別なんだ。あとが残ったら大変だ」
”特別”その言葉が何より嬉しかった。
しかしそんな言葉よりもっと欲しい言葉があった。
三ヶ月待っても言ってもらえない言葉・・・。
”好き”だと一言でも言って欲しかった。
ちゃんと気持ちを確かめ合いたかった。
手当てをされながら母に電話をした。
あっさりお泊りはO.K.だった。
「さっきからそんなところに座ってどうした?」
「痛くて動けないんだよ」
そう言うとひょいっと担がれソファに座らされた。
床より負担は少ないが痛いものは痛い。
「今日はもう何もしないから」
そう言う信彦に彰浩は怒鳴った。
「当り前だ!!」
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