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三年生 卒業の年編

42 ギルド登録

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「ギルド登録ですか…」

私は、重い雰囲気の時みたいに言った。すると、ギルマスはにっこり笑顔で言う。

「そうだよ。何か問題でもあったか?今登録しておくと楽だぞ」

私は楽という言葉を聞いて少し考えてしまう。冒険者登録と言うものは普通は大人になってから登録と言うものが世間一般では普通だ。それが、今の私ができると言うことはものすごくお得と感じる。すると、ギルマスは言う。

「どうだい?君なら私から直々に正式に登録をしてあげよう」

私は、ギルマスに後押しされて私は結論を出す。

「この機会にぜひやらしてください」

そう言うと、ギルマスは手をパッと音を立てて叩き。立ち上がるそして、部屋を出て行った。私は、どこに行ったのだろうか少し疑問になったが数分間部屋の中で私は待っていた。

「お待たせしました~」

紙を持ってきて帰ってきたギルマスが来た。ギルマスは座って机に紙を置いて言う。

「この紙に、サインをしてください。すると、あなたの冒険者登録は終わりますから」

そう言われて、私は紙を見てサインをする。すると、ギルマスは嬉しそうにしていた。なんでだろうと思ったがギルマスはその理由を言った。

「ここ最近加入してくれる人がいないからさ~マジで助かるわ」

私は、なんでこんなに急に登録してくれと言ったのかわかった気がした。私はギルマスに言う。

「もう帰っていいですかね?」

そう聞くと、ギルマスは紙を持って出ようとしていたが歩くのを止めて言う。

「いいよ~気をつけて帰ってね~」

私は、返すのは適当なんだな~と思った。


私は、街の景色を見ながら学校に帰った。

学校に入り、自分の部屋に入るとそこにはエマがいた。私はなんで私の部屋にエマが居座っているのかわからなかった。私は部屋の扉を閉めてエマに近づく。

「エマ、私の部屋で何をしてたの…?」

そう聞くが、エマは黙り切っていた。何も話してくれない。私はもう一度彼女に対して会話を試みる。

「エマ?何してたの?」

私がもう一度聞くとエマは反応をしてエマは言う。

「え、あっお帰りなさい」

エマが喋ったと思ったら急にお帰りなさいと言われて少し困惑している。

「エマ…?どうしたの?」

「いや~ソフィの部屋居心地良くて~」

少々エマが気持ち悪い発言をしていて私は少しエマと距離を取った。
エマは、私のベットに飛び込んで言う。

「エマの匂い~」

私は、ついにエマが壊れたか…と思ってしまった。エマと距離を取らないと私はエマに抱き死んでしまう。私は部屋を静かに出た。

部屋を出て、廊下が長く続く。私はその景色を見て言う。

「これから、どうしよう」

そう言った時には、部屋からはこの世の地獄みたいな声がたくさん聞こえてきた。



私は、居場所がないと思い生徒会室に向かった。生徒会室に向かえば最低でも寝れるだろうと言う浅い考えをしていた。

生徒会室の入る。すると、そこには誰かいた。私は電気をつけながら言う。

「誰だ!」

そう言うと、その誰かはびっくりをして椅子から転げ落ちていた。私はその転げ落ちたところまで行って誰がいるのか私は確認して行った。

すると、そこにいたのはマリアだった。私はマリアに手を貸しながら言う。

「マリア、ごめんなさいなんだか怪しい人がいたのかと思ったものだから」

そう言うと、マリアはスカートのゴミを払いながら言う。

「私の方が悪いわ。電気をつけていたらあなたも確認できたものね」

そのあとは二人で分かち合い。和解した。私は何をしていたのかマリアに聞く。

「マリア何をしてたんだ?」

そう聞くと、マリアは手に紙を持って言う。

「これよ!」

私はマリアの手に持っている紙をよく見てみると…

「三学年定例会…?」

私は、なんだそれと思いながら紙を見る。すると、マリアは言う。

「三年生で旅行に行くらしいですよ」

私は聞いて少し驚いた。旅行に行けるのかと…決して修学旅行ではないみたいだ。

「三学年って定例会あるの…?」

そう聞くと、マリアは何ページも捲ってやっと見つけて言う。

「半年に一回…?」

「なんで、疑問系なの?」

私は、マリアに対して言った。すると、マリアは言う。

「私もわからない…」

それは定例会と言えるのかと思った。
そのあとは、私は自分の部屋に戻った。数時間経っているから大丈夫だろうと思いながら部屋の扉を開ける。

「ソフィ~大好き~」

私は、開けたドアを閉めてこれからどうしようと考えるのだった。
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