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第1章
No.16 討伐メンバー①
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~1週間前~
「陛下、これより魔王討伐に行って参ります」
「うむ。見送りが私とドレファスだけで本当にすまないな」
「いいえ、騒騒しいのは好きでは無いので。それに人が多いとティアも疲れてしまいますし」
「ティア嬢。ギルバートから決して離れるんじゃ無いぞ?」
「はい!」
王様に頭を撫でられる。気持ち良く甘んじて受け止めていたが、パパが王様の手を払い除ける。
(パパ、それ不敬罪になるんじゃ…)
「全く!本当に心が狭いな!少しくらいイイじゃ無いか」
「もう撫でましたよね?それでは行って参ります。さ、ティア?手を繋いで行こうか」
「待て待て!今回の討伐に頼りになる仲間を用意したのだ。ほら、お前達!」
王様に呼ばれ2人の人物が此方に歩いてきた。
「久し振りだな、ギルバート!」
「バッカス!久し振りだな!」
パパに話しかけたのは体格の良い背に大剣を背負った男の人。茶色の髪と目をしたとっても強そうな人だった。
「おっ!この子がお前の自慢の娘か。可愛いな!俺は、バッカス。この国の騎士団長をしてるんだ。嬢ちゃんの父親のギルバートとは、同期で親友だ。よろしくな!」
「ティアです。よろしくおねがいします」
「おう!」
パパの親友のバッカスさんはとても気さくな人だった。
(それに、パパも嬉しそう)
「陛下、これより魔王討伐に行って参ります」
「うむ。見送りが私とドレファスだけで本当にすまないな」
「いいえ、騒騒しいのは好きでは無いので。それに人が多いとティアも疲れてしまいますし」
「ティア嬢。ギルバートから決して離れるんじゃ無いぞ?」
「はい!」
王様に頭を撫でられる。気持ち良く甘んじて受け止めていたが、パパが王様の手を払い除ける。
(パパ、それ不敬罪になるんじゃ…)
「全く!本当に心が狭いな!少しくらいイイじゃ無いか」
「もう撫でましたよね?それでは行って参ります。さ、ティア?手を繋いで行こうか」
「待て待て!今回の討伐に頼りになる仲間を用意したのだ。ほら、お前達!」
王様に呼ばれ2人の人物が此方に歩いてきた。
「久し振りだな、ギルバート!」
「バッカス!久し振りだな!」
パパに話しかけたのは体格の良い背に大剣を背負った男の人。茶色の髪と目をしたとっても強そうな人だった。
「おっ!この子がお前の自慢の娘か。可愛いな!俺は、バッカス。この国の騎士団長をしてるんだ。嬢ちゃんの父親のギルバートとは、同期で親友だ。よろしくな!」
「ティアです。よろしくおねがいします」
「おう!」
パパの親友のバッカスさんはとても気さくな人だった。
(それに、パパも嬉しそう)
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