藍ちゃんボクは君を忘れないよ

桜川椿

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ボクは猫のリーク8歳。

ここさかき家はお父さん、お母さん、あいちゃんの3人家族だ。

そこに8年前にやってきたのがボク。

ボクは公園でダンボール箱に入れられて捨てられていたのを藍ちゃんが見つけてくれて、お父さんお母さんに頼んでボクを家族にしてくれたんだって・・・。

藍ちゃんがいなかったらボクは今生きていなかったかもしれないんだ。
藍ちゃん本当にありがとう・・・。


そしてボクはさかき家で沢山の愛情と想い出をもらったんだ。

1番ボクの側にいてくれたのは藍ちゃん。

学校に行くようになってからも、塾に行くようになってからも
家に帰ってきたら真っ先にボクと遊んでくれた。
そして寝る時もベッドで一緒に眠った。

ボクは毎日がとても幸せだったんだ。

でも、この幸せが失われる日がくるなんて思いもせずに・・・。



その日はちょうどお母さんの誕生日だった・・・。


学校から帰ってきた藍ちゃんはボクに「お母さん今日誕生日だから誕生日ケーキとプレゼントを買ってくるよリーク」とボクに伝えて藍ちゃんは、おこづかいを少しずつ貯めていた貯金箱を壊してケーキとプレゼントを買いに行った。


その帰りに藍ちゃんは交通事故にあったんだ・・・。

藍ちゃんは誕生日ケーキとプレゼントを抱えて青信号で横断歩道を渡っていたところに信号を無視した車が突っ込んできて藍ちゃんをはねた・・・。



そして藍ちゃんは死んじゃったんだ・・・。

藍ちゃんはまだ12歳だった・・・。


あまりに突然のことすぎてボクは理解できなかった。


でも藍ちゃんのいない家は静まり返っていて、ボクはやっと理解したんだ・・・。


もう藍ちゃんはこの家に帰って来ない・・・藍ちゃんはボクの届かないところに行っちゃったんだと・・・。
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