藍ちゃんボクは君を忘れないよ

桜川椿

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藍ちゃん・・・君に会いたいよ。

笑顔でリークと呼んでくれる藍ちゃんが大好きだったんだ・・・。

ねぇ藍ちゃんボクを藍ちゃんのところに連れて行ってよ!


「ダメよ」


急に藍ちゃんの声が聞こえた・・・。


そしてボクの目の前に藍ちゃんがいた・・・。


藍ちゃん生きてるの?
そしてボクの声聞こえてるの?


「うん。リークの声ちゃんと聞こえてるよ」

藍ちゃん会いたかった・・・ボク藍ちゃんに会いたかったんだ・・・。


「うん。私もリークに会いたかった。でもね・・・私死んじゃったのよリーク」

藍ちゃんボクも藍ちゃんと一緒にいきたいよ。


「それはダメよ。リークは一緒に連れて行けないわ。悲しいけど、ここでお別れなの・・・」


嫌だ・・・そんなの嫌だよ藍ちゃん・・・。ボクを置いて行かないでよ!!



「リークにお願いがあるの」


なに?


「お父さんとお母さんをリークが元気にしてあげて。お願いリーク。リークにしか頼めないの。私がいなくなって悲しんでるから・・・お願いよリーク・・・」


藍ちゃん・・・。
藍ちゃんも悲しいよね。
お父さんお母さんに会えなくなるんだもん・・・。


わかったよ。ボクお父さんお母さんを必ず元気にするよ。


「リークありがとう約束よ」


うん。最後の約束だね藍ちゃん・・・。


「それとリークがこっちにくるまで私ずっと待ってるからね。虹の橋で・・・。だからリーク次は虹の橋で会おうね。これも約束だからね・・・」

うん藍ちゃん約束するよ・・・。

そして藍ちゃんはボクの前から消えて行った・・・。




それから11年が経ちボクは年老いた・・・。


「リークしっかりして・・・」


お父さんお母さんの声が遠くから聞こえる・・・。


「リーク今まで私達を沢山幸せにしてくれてありがとうね。もう藍のところへ行っていいのよ・・・リークおやすみなさい」とお母さんは涙を流した。


そんなに泣かないでよお母さん・・・。


おやすみなさい・・・。


ああ・・・ボクやっと藍ちゃんのところに行けるんだね・・・。


そしてボクは虹の橋へ旅立った・・・。


そして虹の橋で藍ちゃんが微笑んでいた・・・。


「リーク約束守ってくれてありがとう」


藍ちゃんボク約束ちゃんと守れたかな?


「うん。お父さんお母さんをいっぱい幸せにしてくれて本当にありがとうリーク。これからはずっと一緒だよリーク」


うん。これからはずっと一緒だね♪大好きだよ藍ちゃん。
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