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序章/裏切られた勇者は…
1.勇者は魔王を倒しました。でも…
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この『物語の始まり』は、『物語の終わり』から始まった。
それは誰もが憧れる英雄譚の最後の一幕。
『伝説の勇者』が『悪の魔王』を倒した瞬間から…
★
それは『伝説の勇者』の『聖剣』が『悪の魔王』の体を貫いた時から…
「げほっ…負けちゃったわね…」
心臓を聖剣で貫かれた『魔王』が『勇者』に笑って話しかける
「あーあ、楽しかったのになぁ…終わりかぁ…『勇者』ちゃんは本当に強いかったわ。なんてったてこの『魔王を倒しちゃうんだもの」
致命傷を負った『魔王』の顔は悲痛の表情ではなく、日が暮れたから遊ぶのをやめて家に帰る子供のような表情だった。
「………」
「…ちょっとぉ、ノリ悪いわよ。『勇者』ちゃん」
今度は優しい…本当に優しい微笑みを浮かべて、魔王は『勇者』の両頬に手を当てる。
「あなたはこの『魔王』様を倒したのよ。これから世界中に語り継がれる大英雄。そんな『勇者』ちゃんが、なんで泣きそうな顔をしてるの」
「…ごめん」
『勇者』が本当に泣き始めた。
「僕は…『魔王』を…『魔族』を…」
「何言ってるの…人間が人間を選ぶのは当然じゃない」
『魔王』は『勇者』を見る。
今まで何人もの『勇者』が歴代の魔王の元にやってきた。
しかし、この『勇者』は『歴代の勇者』の中において、最も勇者らしくなかった。
『魔族を虐殺する者』…容赦無く魔族を襲い、犯し、殺す人間。
しかし、彼は違った。
理不尽な禍から人間も、異種族も、魔族も…彼は分け隔てなく、救った。
それを良しとしない仲間に咎められても、彼は救い続けた。
それを『魔王』はずっと『千里眼』で見ていた。
だから魔王は『予言』する。
「だけどね、あなたの絶望は…これからよ」
彼のこの先に起こる事を、
「英雄の末路なんて碌なものじゃないわ。地獄まで届くあなたの憎悪と怨嗟の声を楽しみにしてるわ」
聖母のような優しい笑みを浮かべて告げた。
★
(絶望…か。セレスティア様とクローディア様も同じような事を言ってたなぁ)
自分の腕の中で事切れ、砂金のような砂になっていく『魔王』を優しく抱きとめて、『ジーク』は、自分を認めてくれた白と黒の双子のエルフ女王の事を思い出す。
『このままでは優しいあなたには相応しくない未来が待っています』
『そうだ。『勇者』なぞやめて己の心配をしろ』
そう言って、ジークにエルフの国で平和に暮らさないかと誘ってもくれた。
女王達の誘いをジークはやんわりと断った。理由は…
「ジーク!」
「無事かジーク!」
「勇者様!」
後ろから仲間の声がする。
人間を襲う『悪魔』を操る『魔王』を倒す為に、共に旅をしてきた大切な仲間…
エクセリアの姫騎士・セルフィリス。
同じくエクセリアの聖騎士・リュート。
弓の申し子・リッカ。
この3人の他にも増援部隊を防ぐ為に別行動を取っている仲間…
格闘王・グラム。
流浪の女戦士・エルス。
セルフィの姉である魔術師・ギネヴィア。
ジークが『勇者』でいた理由は、『救いを求めている人を救いたい』という事もあったが、女王達の預言めいた忠告を聞いた時、自分はどうなってもいいが、仲間を『絶望』から護られなければならないと思ったからだ。
しかし、もし、自分が『絶望』の原因になるのなら…
(僕はここで消えよう…勇者の凱旋なんて興味ないし。また、皆が大変になったらひっそりと現れよう)
「ああ、大丈夫だよ。みんなも無事でよかった」
仲間が大きな怪我も無く、ジークはホッとする。
「グラム達は大丈夫かな…でも、あの2人にギネヴィアの魔法がついてれば鬼に金棒だし…」
(そういえば、グラムとエルスの結婚式の仲人頼まれてたっけ…それ終わってからにしようかな)
「ああ、ジーク。本当に無事なのね」
セルフィは潤んだ瞳でジークを見て、ジークはドキリッとなる。
「あ、うん。僕は大丈夫だよ…」
(勝手にいなくなったら、セルフィは怒るかなぁ。い、一応、僕達…)
ブスッ…
(こい、びと…えっ…?)
腹部に熱く鈍い痛みが走る。
原因はセルフィが自分の腹に刺している禍々しい形の短剣だった。
「…あの『魔王』と真正面から戦って無事だなんて、相討ちになってくれれば手間がかからなかったのに」
セルフィは感情を殺した眼でジークを見つめている。
「あ、うあぁ…」
波のように少しずつ打ち寄せる激痛にジークは気が狂いそうになる。
「こ、これは…考えて、なかったぁ…」
ジークの腹部に刺さっているのは『蠱毒のナイフ』。
旅の途中で見つけた手に入れたもので、かすり傷で全身に激痛を起こす毒が身体に行き渡る恐ろしい武器。
「危ないけど、壊せないから、捨てたはず、なんだ、けど、なぁ」
「拾ったの」
セルフィはジークから『蠱毒のナイフ』を引き抜く。
刺された事による痛みと脱力感、猛毒による激痛に苦しむジークをリュートが首を掴みあげる。
「ぐうぅぅ…」
「…これで私が最強の騎士だな」
いつもの爽やかかつ、高潔な表情しか浮かべなかったリュートが邪悪な欲に塗れ、嘲りを混ぜた笑みを浮かべている。
そんなリュートにジークは精一杯太々しい顔をして、
「せ、セコイこと言いなさんな…まだ僕は死んで、ないし…グラ、ムもいるよ」
「貴様…」
リュートの歪んだ顔が怒りに染まるのを見た瞬間、胸に鈍い感触が走る。
「うぐっ…」
リュートの剣が正確に肺の片方を貫き、呼吸も儘ならない。
「何故、減らず口を叩ける。ここで死ぬというのに」
どうやらリュートはジークの命乞いを望んでいたようだが、
「実は嬉しんだよ…なか、まの意外な、一面を見れて…その顔、いつもより、カッコいい」
ジークには命乞いをする気はサラサラなかった。
なぜなら…
ついさっき減らず口を叩きながら死んだ『魔王』がいたからだった。
「ちっ…おい」
「ぐがぇ…!?いったぁ、もっと、優しく…」
リュートはジークを投げ放す。
毒に侵された身体はそれだけで声もあげられない痛みが走る。
「ご、ごめんなさい…」
大型のナイフを持った涙目で震えながら、リッカはジークに謝罪する。
「こ、こうするしかないんです!…ごめんなさいごめんなさい…うらまないで…ごめんなさい…!」
(そんなに謝るなら、やらなきゃいいのに…)
意識が遠のいて行くと同時に、激痛が引いて行く。
何かされているみたいだが、わからない。
(ああ、これはもうだめだ…もう、めをつぶってらくになりたい…)
リュートは再びジークを立たせる。
霞む視界の前に愛しい人がいた。
「…さよなら、用済みの勇者様…●●●●●…」
その言葉にジークは最後の力を振り絞って、心からの言葉を返す。
「僕も…●●●●」
言い終わった瞬間、セルフィはジークが何を言っているのか理解できず、うろたえ、絶望に満ちた顔で、ドランの心臓にもう一度『蠱毒のナイフ』を突き刺した。
――勇者は魔王を倒しました。でも…死んでしまいました。
それは誰もが憧れる英雄譚の最後の一幕。
『伝説の勇者』が『悪の魔王』を倒した瞬間から…
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それは『伝説の勇者』の『聖剣』が『悪の魔王』の体を貫いた時から…
「げほっ…負けちゃったわね…」
心臓を聖剣で貫かれた『魔王』が『勇者』に笑って話しかける
「あーあ、楽しかったのになぁ…終わりかぁ…『勇者』ちゃんは本当に強いかったわ。なんてったてこの『魔王を倒しちゃうんだもの」
致命傷を負った『魔王』の顔は悲痛の表情ではなく、日が暮れたから遊ぶのをやめて家に帰る子供のような表情だった。
「………」
「…ちょっとぉ、ノリ悪いわよ。『勇者』ちゃん」
今度は優しい…本当に優しい微笑みを浮かべて、魔王は『勇者』の両頬に手を当てる。
「あなたはこの『魔王』様を倒したのよ。これから世界中に語り継がれる大英雄。そんな『勇者』ちゃんが、なんで泣きそうな顔をしてるの」
「…ごめん」
『勇者』が本当に泣き始めた。
「僕は…『魔王』を…『魔族』を…」
「何言ってるの…人間が人間を選ぶのは当然じゃない」
『魔王』は『勇者』を見る。
今まで何人もの『勇者』が歴代の魔王の元にやってきた。
しかし、この『勇者』は『歴代の勇者』の中において、最も勇者らしくなかった。
『魔族を虐殺する者』…容赦無く魔族を襲い、犯し、殺す人間。
しかし、彼は違った。
理不尽な禍から人間も、異種族も、魔族も…彼は分け隔てなく、救った。
それを良しとしない仲間に咎められても、彼は救い続けた。
それを『魔王』はずっと『千里眼』で見ていた。
だから魔王は『予言』する。
「だけどね、あなたの絶望は…これからよ」
彼のこの先に起こる事を、
「英雄の末路なんて碌なものじゃないわ。地獄まで届くあなたの憎悪と怨嗟の声を楽しみにしてるわ」
聖母のような優しい笑みを浮かべて告げた。
★
(絶望…か。セレスティア様とクローディア様も同じような事を言ってたなぁ)
自分の腕の中で事切れ、砂金のような砂になっていく『魔王』を優しく抱きとめて、『ジーク』は、自分を認めてくれた白と黒の双子のエルフ女王の事を思い出す。
『このままでは優しいあなたには相応しくない未来が待っています』
『そうだ。『勇者』なぞやめて己の心配をしろ』
そう言って、ジークにエルフの国で平和に暮らさないかと誘ってもくれた。
女王達の誘いをジークはやんわりと断った。理由は…
「ジーク!」
「無事かジーク!」
「勇者様!」
後ろから仲間の声がする。
人間を襲う『悪魔』を操る『魔王』を倒す為に、共に旅をしてきた大切な仲間…
エクセリアの姫騎士・セルフィリス。
同じくエクセリアの聖騎士・リュート。
弓の申し子・リッカ。
この3人の他にも増援部隊を防ぐ為に別行動を取っている仲間…
格闘王・グラム。
流浪の女戦士・エルス。
セルフィの姉である魔術師・ギネヴィア。
ジークが『勇者』でいた理由は、『救いを求めている人を救いたい』という事もあったが、女王達の預言めいた忠告を聞いた時、自分はどうなってもいいが、仲間を『絶望』から護られなければならないと思ったからだ。
しかし、もし、自分が『絶望』の原因になるのなら…
(僕はここで消えよう…勇者の凱旋なんて興味ないし。また、皆が大変になったらひっそりと現れよう)
「ああ、大丈夫だよ。みんなも無事でよかった」
仲間が大きな怪我も無く、ジークはホッとする。
「グラム達は大丈夫かな…でも、あの2人にギネヴィアの魔法がついてれば鬼に金棒だし…」
(そういえば、グラムとエルスの結婚式の仲人頼まれてたっけ…それ終わってからにしようかな)
「ああ、ジーク。本当に無事なのね」
セルフィは潤んだ瞳でジークを見て、ジークはドキリッとなる。
「あ、うん。僕は大丈夫だよ…」
(勝手にいなくなったら、セルフィは怒るかなぁ。い、一応、僕達…)
ブスッ…
(こい、びと…えっ…?)
腹部に熱く鈍い痛みが走る。
原因はセルフィが自分の腹に刺している禍々しい形の短剣だった。
「…あの『魔王』と真正面から戦って無事だなんて、相討ちになってくれれば手間がかからなかったのに」
セルフィは感情を殺した眼でジークを見つめている。
「あ、うあぁ…」
波のように少しずつ打ち寄せる激痛にジークは気が狂いそうになる。
「こ、これは…考えて、なかったぁ…」
ジークの腹部に刺さっているのは『蠱毒のナイフ』。
旅の途中で見つけた手に入れたもので、かすり傷で全身に激痛を起こす毒が身体に行き渡る恐ろしい武器。
「危ないけど、壊せないから、捨てたはず、なんだ、けど、なぁ」
「拾ったの」
セルフィはジークから『蠱毒のナイフ』を引き抜く。
刺された事による痛みと脱力感、猛毒による激痛に苦しむジークをリュートが首を掴みあげる。
「ぐうぅぅ…」
「…これで私が最強の騎士だな」
いつもの爽やかかつ、高潔な表情しか浮かべなかったリュートが邪悪な欲に塗れ、嘲りを混ぜた笑みを浮かべている。
そんなリュートにジークは精一杯太々しい顔をして、
「せ、セコイこと言いなさんな…まだ僕は死んで、ないし…グラ、ムもいるよ」
「貴様…」
リュートの歪んだ顔が怒りに染まるのを見た瞬間、胸に鈍い感触が走る。
「うぐっ…」
リュートの剣が正確に肺の片方を貫き、呼吸も儘ならない。
「何故、減らず口を叩ける。ここで死ぬというのに」
どうやらリュートはジークの命乞いを望んでいたようだが、
「実は嬉しんだよ…なか、まの意外な、一面を見れて…その顔、いつもより、カッコいい」
ジークには命乞いをする気はサラサラなかった。
なぜなら…
ついさっき減らず口を叩きながら死んだ『魔王』がいたからだった。
「ちっ…おい」
「ぐがぇ…!?いったぁ、もっと、優しく…」
リュートはジークを投げ放す。
毒に侵された身体はそれだけで声もあげられない痛みが走る。
「ご、ごめんなさい…」
大型のナイフを持った涙目で震えながら、リッカはジークに謝罪する。
「こ、こうするしかないんです!…ごめんなさいごめんなさい…うらまないで…ごめんなさい…!」
(そんなに謝るなら、やらなきゃいいのに…)
意識が遠のいて行くと同時に、激痛が引いて行く。
何かされているみたいだが、わからない。
(ああ、これはもうだめだ…もう、めをつぶってらくになりたい…)
リュートは再びジークを立たせる。
霞む視界の前に愛しい人がいた。
「…さよなら、用済みの勇者様…●●●●●…」
その言葉にジークは最後の力を振り絞って、心からの言葉を返す。
「僕も…●●●●」
言い終わった瞬間、セルフィはジークが何を言っているのか理解できず、うろたえ、絶望に満ちた顔で、ドランの心臓にもう一度『蠱毒のナイフ』を突き刺した。
――勇者は魔王を倒しました。でも…死んでしまいました。
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