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7ー2

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朝起きる。

俺は早起きだ。

雪もご主人様もまだ寝てる。

でも今日は、雪が起きていた。

「クロ…?」

「雪、今日は朝早いんだな」

「クロはいつもこれくらいの時間に起きてるの?」

「まーな。」

まぁ、いつもより、30分ほど早く起きたのは事実だけど。

実は理由がある。

もうすぐマラソン大会なのだ。

「雪、ちょっと走ろうぜ?」

「うん!」

1人で走るのは少し寂しい。

だからと言って、他の奴らを連れていくと、俺に付いてこれない人がほとんどなんだよ。

でも雪なら。

予想通りだった。

沢山走った。

青春の一コマの様な時間。

「クロー!!!待って!!」

「追いつけるものなら追いついてみろよ!」 

なんだよこのノリ。

まぁ、いっか。

腕時計をちらりとみる。

もう時間だ。

「クロー!!もっと走ろう?!」

「あっそろそろ、ご飯作らないと。」

「ごはーん!!!」

嬉しそうに、家の方向へ一緒に走る。

その後、いつも通りご飯を作った。

ちなみに、ご主人様は今日はお休みだから、たくさん寝かせてあげるんだ。
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