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第六章 メンバーの喧嘩編
閑話 美少年達のギリシャ神話の原作の話はどんな話か ヒュアキントス編
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★このページは本編とは関係ないおまけです。
この小説はギリシャ神話に登場する美少年達が主要キャラとなってます。
主要キャラである美少年達が原作のギリシャ神話ではどんな話かを、簡潔にあらすじをご紹介してみます、
以前、アドニスの話を載せましたが、今回はヒュアキントスの話です。
宣伝になってしまいますが、pivivに載せている拙作の短編小説「アポロンとヒュアキントスの話をハッピーエンドにしてみた」にもヒュアキントスの話を書いてます。
良ければそちらもご参照ください。
ヒュアキントスはヒヤシンスの由来となっている話に主に登場します。
《あらすじ》
スパルタ国王子であるヒュアキントスは天界でも話題になるほどの美少年で、神々も気にかけていましたが、その中でもアポロンは熱愛してしまいます。
同じく西風の神ゼピュロスもヒュアキントスに想いを寄せていました。
ヒュアキントスは、気まぐれなゼピュロスよりアポロンの方に惹かれるようになりました。
2人は昼も夜もいつも一緒にいるほど仲良しになり、アポロンは大層大事にして可愛がっていました。
ヒュアキントスが好きな運動や遊戯をして遊んだり、アポロンは自分の仕事も趣味もほったらかしでいつもヒュアキントスのそばにいるようになりました。
相思相愛で幸せな日々を過ごす2人でしたが、ある日、2人が野原で円盤投げをしていて遊んでいた時。
たまたま近くを通りかかったゼピュロスは、2人の仲睦まじい様子を見て嫉妬の念に狂ってしまいました。
そしてつい、風で円盤の向きを変えてしまい、円盤はヒュアキントスの額を直撃します。
アポロンは必死で介抱しましたが彼は亡くなってしまいました。
嘆き悲しんだアポロンは、自分も一緒に死にたいと思いますが、神は不死なので死ぬことができず、これからも離れることはないと語り掛けました。
そしてヒュアキントスの額から流れた血が染みた大地からヒヤシンスの花が咲き、アポロンはその花に「Ai,Ai(悲しい、悲しい)」という字を刻んだそうです。
筆者の注釈:この話を読んでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、アドニスの話とかなり似ているんですよね。
・2人の神が溺愛して取り合いになる
・オリンポス12神の一柱に溺愛される
・片方の神の嫉妬により殺されてしまう
・亡くなった後に花が咲く(花になる)
これだけ共通点があります。まるで双子のように似た話で、2人は似たポジションのキャラクターだったりします。
これは、アドニスもヒュアキントスも、ギリシャ神話では人間として登場してますが、元来は先住民が信仰していた植物神だったことが関係しているのではないかと推測します。
死んだ後に花になるというのは、植物神の特性である「死して蘇る」再生の性質を表しているとも取れます。
ですがギリシャ神話において、美少年は死んだ後に植物になるのはお決まりのパターンでもありますが(笑)
この小説はギリシャ神話に登場する美少年達が主要キャラとなってます。
主要キャラである美少年達が原作のギリシャ神話ではどんな話かを、簡潔にあらすじをご紹介してみます、
以前、アドニスの話を載せましたが、今回はヒュアキントスの話です。
宣伝になってしまいますが、pivivに載せている拙作の短編小説「アポロンとヒュアキントスの話をハッピーエンドにしてみた」にもヒュアキントスの話を書いてます。
良ければそちらもご参照ください。
ヒュアキントスはヒヤシンスの由来となっている話に主に登場します。
《あらすじ》
スパルタ国王子であるヒュアキントスは天界でも話題になるほどの美少年で、神々も気にかけていましたが、その中でもアポロンは熱愛してしまいます。
同じく西風の神ゼピュロスもヒュアキントスに想いを寄せていました。
ヒュアキントスは、気まぐれなゼピュロスよりアポロンの方に惹かれるようになりました。
2人は昼も夜もいつも一緒にいるほど仲良しになり、アポロンは大層大事にして可愛がっていました。
ヒュアキントスが好きな運動や遊戯をして遊んだり、アポロンは自分の仕事も趣味もほったらかしでいつもヒュアキントスのそばにいるようになりました。
相思相愛で幸せな日々を過ごす2人でしたが、ある日、2人が野原で円盤投げをしていて遊んでいた時。
たまたま近くを通りかかったゼピュロスは、2人の仲睦まじい様子を見て嫉妬の念に狂ってしまいました。
そしてつい、風で円盤の向きを変えてしまい、円盤はヒュアキントスの額を直撃します。
アポロンは必死で介抱しましたが彼は亡くなってしまいました。
嘆き悲しんだアポロンは、自分も一緒に死にたいと思いますが、神は不死なので死ぬことができず、これからも離れることはないと語り掛けました。
そしてヒュアキントスの額から流れた血が染みた大地からヒヤシンスの花が咲き、アポロンはその花に「Ai,Ai(悲しい、悲しい)」という字を刻んだそうです。
筆者の注釈:この話を読んでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、アドニスの話とかなり似ているんですよね。
・2人の神が溺愛して取り合いになる
・オリンポス12神の一柱に溺愛される
・片方の神の嫉妬により殺されてしまう
・亡くなった後に花が咲く(花になる)
これだけ共通点があります。まるで双子のように似た話で、2人は似たポジションのキャラクターだったりします。
これは、アドニスもヒュアキントスも、ギリシャ神話では人間として登場してますが、元来は先住民が信仰していた植物神だったことが関係しているのではないかと推測します。
死んだ後に花になるというのは、植物神の特性である「死して蘇る」再生の性質を表しているとも取れます。
ですがギリシャ神話において、美少年は死んだ後に植物になるのはお決まりのパターンでもありますが(笑)
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