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第十五章 愛に悩む美少年達編
第41話‐2 アポロンの罪
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アポロンは淡々と続けた。
「私の父は、シリウス最高神であるゼウスだ。その息子である私が罪に問われたことは大きな問題となった。当時はまだ若輩であったがすでに高位の神だった私が罪を犯したとなると他の神にも示しがつかない。父上の計らいもあり、示談という形で話はまとまったんだが……それでも厳しい処分を受けることになったよ」
(知らなかった……そんなことがあったなんて……!)
「高位の神が罪を犯したとなれば、本来は神格降格や神格剥奪は免れないが、主神の名を汚しかねない。執行猶予がつき、謹慎処分として長い間追放されることとなった。そして…二度と彼女と接触しないことが示談の条件だった。私は永遠に彼女と会えなくなった」
「…………」
アポロンは自嘲気味に笑った。
「本当に愚かなことだ……あの時彼女の気持ちを考えていればこんなことにはならなかったのにな……。それから長い年月が経過し、今ではすっかり大人になったが、今でもあの時のことが忘れられないでいるよ」
(知らなかった……そんな話……)
初めて知った事実に驚きを隠せなかったが、それと同時に彼の苦しみも理解できた気もした。
「私も罪を犯した前科がある。君だけではないんだ。私たちは似ているようだね」
「……はい」
「それに、私だって君を諦めるつもりはないんだ。たとえ君が罪を背負う者だとしても、私が好きなのは君だけだ」
その言葉に胸が熱くなるのを感じた。
ああ、やっぱり自分はこの方が好きなんだと思った。だからこそ、彼に打ち明けなければならないことがあるのだと気づいた。
「……アポロンさま」
「ん?」
「ありがとうございます。打ち明けてくださって…。僕も同じ気持ちです。アポロン様が過去に罪を犯したとしても何も気持ちは変わりません。・・・ですが。僕と貴方では罪の重さが違います。僕は…この天界にまで影響を与えかねない罪を犯してるんです。僕は許されない罪を犯したんです……」
「どういうことだ?」
ヒュアキントスは意を決して話し始めた。
1万3千年前にアトランティス時代において、自分が犯した罪の経緯をーーー
第42話に続く・・・
「私の父は、シリウス最高神であるゼウスだ。その息子である私が罪に問われたことは大きな問題となった。当時はまだ若輩であったがすでに高位の神だった私が罪を犯したとなると他の神にも示しがつかない。父上の計らいもあり、示談という形で話はまとまったんだが……それでも厳しい処分を受けることになったよ」
(知らなかった……そんなことがあったなんて……!)
「高位の神が罪を犯したとなれば、本来は神格降格や神格剥奪は免れないが、主神の名を汚しかねない。執行猶予がつき、謹慎処分として長い間追放されることとなった。そして…二度と彼女と接触しないことが示談の条件だった。私は永遠に彼女と会えなくなった」
「…………」
アポロンは自嘲気味に笑った。
「本当に愚かなことだ……あの時彼女の気持ちを考えていればこんなことにはならなかったのにな……。それから長い年月が経過し、今ではすっかり大人になったが、今でもあの時のことが忘れられないでいるよ」
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初めて知った事実に驚きを隠せなかったが、それと同時に彼の苦しみも理解できた気もした。
「私も罪を犯した前科がある。君だけではないんだ。私たちは似ているようだね」
「……はい」
「それに、私だって君を諦めるつもりはないんだ。たとえ君が罪を背負う者だとしても、私が好きなのは君だけだ」
その言葉に胸が熱くなるのを感じた。
ああ、やっぱり自分はこの方が好きなんだと思った。だからこそ、彼に打ち明けなければならないことがあるのだと気づいた。
「……アポロンさま」
「ん?」
「ありがとうございます。打ち明けてくださって…。僕も同じ気持ちです。アポロン様が過去に罪を犯したとしても何も気持ちは変わりません。・・・ですが。僕と貴方では罪の重さが違います。僕は…この天界にまで影響を与えかねない罪を犯してるんです。僕は許されない罪を犯したんです……」
「どういうことだ?」
ヒュアキントスは意を決して話し始めた。
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