204 / 295
第二十三章 オリンポス12神登場編
第72話‐2 オリンポス12神vs美少年達⁉
しおりを挟む
「いや、待ってくれ。それでは約束が…」
「全員と言いたいところだが、彼らを認める者が11名を超えれば彼らの勝ちにしてあげよう。僕1人だけより、むしろ難易度は下がると思うけど?それとも負けるのが怖いのかい?」
「くっ……言わせておけば……!」
アポロンの表情が歪む。
「アポロンよ、お前に選択権はない。お前の一存で勝手に決めたのだからな。覚悟を決めろ」
ゼウスは厳しい口調で言い放った。
「分かりました。やります」
こうして、アポロン達は審判に参加することになったのである。
「ちょっと待て。俺達が審判に加わるのはいいが、その美少年の連中も、連帯責任を負わせるべきじゃないか?」
アレスが提案する。
「え!?」
ヘルメスはその発言に思わず身を乗り出す。
「いや、処分を保留にされてるのは2人で、他の子は無関係だろ?さすがにそれはあんまりだと…」
「ガニュメデスだっているのでしょう?」
「おお~、アレス君。たまには良いことを言うねえ~♪さすがに処刑にはしないが、連帯責任としてペナルティは必要だよね」
エロスが手を叩いて喜んだ。どうやらアレスの提案に賛成らしい。
(そんな…!それじゃ、ナルキッソス君を巻き込んでしまう……こんな高位の神のゴタゴタに巻き込むなんてできない!)
ヘルメスは心の中で葛藤していた。
「どんなペナルティにするんだい?」
「そうだなぁ、『契約』を結ばせるのはどうだ?芸能活動の契約でなく、例えば…こちらが提示する働きに応じてもらうとか」
アレスはそう提案した。
「ほう、なるほど。なかなかに良いアイデアだね」
「ちょ、ちょっと!待ってください、それはあんまりだと…」
ヘルメスは慌てて抗議するが、エロスはこう言い放った。
「君だって発端を作った1人だよね?君にも選択権はないよ」
「うぐっ……!」
(どうしよう……!ナルキッソス君が巻き込まれてしまう……!)
こうして波乱の会議は終わったのだった……
「全員と言いたいところだが、彼らを認める者が11名を超えれば彼らの勝ちにしてあげよう。僕1人だけより、むしろ難易度は下がると思うけど?それとも負けるのが怖いのかい?」
「くっ……言わせておけば……!」
アポロンの表情が歪む。
「アポロンよ、お前に選択権はない。お前の一存で勝手に決めたのだからな。覚悟を決めろ」
ゼウスは厳しい口調で言い放った。
「分かりました。やります」
こうして、アポロン達は審判に参加することになったのである。
「ちょっと待て。俺達が審判に加わるのはいいが、その美少年の連中も、連帯責任を負わせるべきじゃないか?」
アレスが提案する。
「え!?」
ヘルメスはその発言に思わず身を乗り出す。
「いや、処分を保留にされてるのは2人で、他の子は無関係だろ?さすがにそれはあんまりだと…」
「ガニュメデスだっているのでしょう?」
「おお~、アレス君。たまには良いことを言うねえ~♪さすがに処刑にはしないが、連帯責任としてペナルティは必要だよね」
エロスが手を叩いて喜んだ。どうやらアレスの提案に賛成らしい。
(そんな…!それじゃ、ナルキッソス君を巻き込んでしまう……こんな高位の神のゴタゴタに巻き込むなんてできない!)
ヘルメスは心の中で葛藤していた。
「どんなペナルティにするんだい?」
「そうだなぁ、『契約』を結ばせるのはどうだ?芸能活動の契約でなく、例えば…こちらが提示する働きに応じてもらうとか」
アレスはそう提案した。
「ほう、なるほど。なかなかに良いアイデアだね」
「ちょ、ちょっと!待ってください、それはあんまりだと…」
ヘルメスは慌てて抗議するが、エロスはこう言い放った。
「君だって発端を作った1人だよね?君にも選択権はないよ」
「うぐっ……!」
(どうしよう……!ナルキッソス君が巻き込まれてしまう……!)
こうして波乱の会議は終わったのだった……
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?
九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。
で、パンツを持っていくのを忘れる。
というのはよくある笑い話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
