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第三十一章 最終章③ 真相の開示編
第99話‐1 エロスの本心
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第99話「エロスの本心」
美少年達の特別ライブは大成功に終わった。会場からはアンコールを求める声が上がり、それに応える形で再度ステージに登場した彼らは再び歌い始めるのだった。
全て終わり、楽屋に戻った美少年達の顔は疲労の色が浮かんでいたものの、やりきった達成感に満ち溢れていた。
そこへ現れたのはエロスであった。
(なっ!?エロス様がなぜここにっ!?)
突然の訪問客に動揺を隠せない様子の彼らに、エロスは優しく微笑みかける。
「お疲れ様。僕を招待してくれてありがとう」
「いえ、とんでもないです!」
彼らは深々と頭を下げて礼を言う。
「ここでは何だから、後日集まってもらえないかな?」
「え?」
場所は彼らが最初に招集された高層ビルの1室だった。そこでエロスから、今日のライブについて話があるというのだ。
「わかりました。では明日の正午に伺います」
「ああ、よろしく頼むよ」
今回のライブはエロスに認めてもらえるために行われたものだ。その結果が明日出るかもしれないーー
否応なしに緊張が高まる中、翌日の約束を交わすのだった。
翌日、指定された時間に部屋を訪れた彼らを出迎えたのは、予想もしなかった光景だった。
そこにいたのはエロスだけではなかった。
(あの方はーー確か他の星の神々を招待したライブに来ていた方ーー?)
ヒュアキントスは、エロスの他にもう1人いる男に見覚えがあった。
「やあ、挨拶するのは初めましてだね。私は知恵の神エンキだ」
男は自己紹介をすると、軽く手を上げて挨拶をする。
「さて、全員揃ったことだし始めようか」
そう言うと、エロスはテーブルを囲むように椅子を配置し、彼らを座らせる。
そして自身も腰掛けると早速本題に入った。
「君達のライブ、なかなか楽しませてもらったよ。一つ訊きたいんだけど、歌の中で僕の台詞で『君達のことを誰よりも愛しているよ』っていうところがあるよね?あれはどういうつもりなのかな?」
「はい。クライマックスは、僕達と観客ーーファンとの愛を表現しました。ですが……」
リーダーのヒュアキントスは、エロスを真っすぐ見つめながら続けた。
「エロス様の、僕達への愛も表してます。エロス様は、正直言って何を考えているかずっとわかりませんでした。ですが…貴方は本当は優しい方だと思うんです。今日ここで確信しました。どうか教えてください。貴方の本当の気持ちを……!」
「・・・」
「貴方が本当に望んでいることは何なんですか!?」
真剣な眼差しで見つめてくる少年達に、エロスは観念したように溜息をついた。
「やれやれ、バレてしまったか……まあ、仕方ないね。君の言う通りだよ……僕は君達を愛してる」
エロスは慈愛に満ちた目を美少年達に向ける。
「今日は君達に、ずっと隠していた秘密を打ち明けようと思う」
その言葉を聞いた瞬間、心臓が跳ね上がるような衝撃が走った。
「ヒュアキントスとアドニス。君達はね……実験体だったんだ」
「…………え…?」
突然告げられた真実に、4人は言葉を失った。
美少年達の特別ライブは大成功に終わった。会場からはアンコールを求める声が上がり、それに応える形で再度ステージに登場した彼らは再び歌い始めるのだった。
全て終わり、楽屋に戻った美少年達の顔は疲労の色が浮かんでいたものの、やりきった達成感に満ち溢れていた。
そこへ現れたのはエロスであった。
(なっ!?エロス様がなぜここにっ!?)
突然の訪問客に動揺を隠せない様子の彼らに、エロスは優しく微笑みかける。
「お疲れ様。僕を招待してくれてありがとう」
「いえ、とんでもないです!」
彼らは深々と頭を下げて礼を言う。
「ここでは何だから、後日集まってもらえないかな?」
「え?」
場所は彼らが最初に招集された高層ビルの1室だった。そこでエロスから、今日のライブについて話があるというのだ。
「わかりました。では明日の正午に伺います」
「ああ、よろしく頼むよ」
今回のライブはエロスに認めてもらえるために行われたものだ。その結果が明日出るかもしれないーー
否応なしに緊張が高まる中、翌日の約束を交わすのだった。
翌日、指定された時間に部屋を訪れた彼らを出迎えたのは、予想もしなかった光景だった。
そこにいたのはエロスだけではなかった。
(あの方はーー確か他の星の神々を招待したライブに来ていた方ーー?)
ヒュアキントスは、エロスの他にもう1人いる男に見覚えがあった。
「やあ、挨拶するのは初めましてだね。私は知恵の神エンキだ」
男は自己紹介をすると、軽く手を上げて挨拶をする。
「さて、全員揃ったことだし始めようか」
そう言うと、エロスはテーブルを囲むように椅子を配置し、彼らを座らせる。
そして自身も腰掛けると早速本題に入った。
「君達のライブ、なかなか楽しませてもらったよ。一つ訊きたいんだけど、歌の中で僕の台詞で『君達のことを誰よりも愛しているよ』っていうところがあるよね?あれはどういうつもりなのかな?」
「はい。クライマックスは、僕達と観客ーーファンとの愛を表現しました。ですが……」
リーダーのヒュアキントスは、エロスを真っすぐ見つめながら続けた。
「エロス様の、僕達への愛も表してます。エロス様は、正直言って何を考えているかずっとわかりませんでした。ですが…貴方は本当は優しい方だと思うんです。今日ここで確信しました。どうか教えてください。貴方の本当の気持ちを……!」
「・・・」
「貴方が本当に望んでいることは何なんですか!?」
真剣な眼差しで見つめてくる少年達に、エロスは観念したように溜息をついた。
「やれやれ、バレてしまったか……まあ、仕方ないね。君の言う通りだよ……僕は君達を愛してる」
エロスは慈愛に満ちた目を美少年達に向ける。
「今日は君達に、ずっと隠していた秘密を打ち明けようと思う」
その言葉を聞いた瞬間、心臓が跳ね上がるような衝撃が走った。
「ヒュアキントスとアドニス。君達はね……実験体だったんだ」
「…………え…?」
突然告げられた真実に、4人は言葉を失った。
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