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入学しました!
ヴァンスside
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「ったっく。なんで俺が案内なんてしなくちゃなんないんだ。全く。」
俺が案内を頼まれたのは、入学式の前日である。
いきなり学園長に呼ばれたと思ったら”明日、新入生代表の人を学園長室まで案内してくれんか?何しろ今年の代表は、高等部から入学の外部生だから学園長室がわからんと思うのだ。という訳で宜しくな。”とか言って急に頼まれたのだ。いや、有無を言わせぬ口調で言ったのである。
他の生徒会メンバーに任せようともしたが、そいつ等は入学式の日にも予定が入っていて無理だった。
まぁそんなこんなで仕方なく校舎の前で新入生代表を待っているという訳だ。
少しすると、めんどくさい奴が登校してきた。レジィーナだ。
あいつは俺と同じ純血のヴァンパイアである。純血のヴァンパイアは他のあやかし達に比べて戦闘特化の強い種族だが、数があまり居らず純血のヴァンパイアが生まれたらほとんどの家庭で、蝶よ花よと育てられながら戦闘技術を教えられる。
レジィーナはそのせいか傲慢であり、他者を完全に見下している。
それに、戦闘技術を全く磨こうとせず自分を着飾る事しか考えていない。何の為に戦闘技術を家庭教師が学ばせようとしているのかすら忘れている様だしな。
我々あやかし達は強い。特に、名家の出の子はとりわけ力がある。だが、それはあくまでも、人間界にいるあやかし達の話だ。人間界には、我々をも倒し、喰らって力を得る存在がいる。そう、邪物だ。なので、力が弱いあやかし達は、あやかし界から出ることはほとんど無い。
だが、邪物は、人間界に多く出るが、あやかし界にも時々やってくるのだ。なので、戦えない弱いあやかし達を守る為に名家の子達や、力のあるあやかし達は戦闘技術を学んでいる。その見返りとして、我々は使用人として雇って一時期働かせたりボランティアで祭りの準備をさせたりなどしている。
そして、名家の子や力のあるあやかし達が人間界にいる理由は、邪物が人間界で溢れると次は、あやかし界にやってくる為それを防ぐためである。
だが、レジィーナはその事をすっかり忘れ、戦闘技術は磨かないのに使用人に当たったりとやりたい放題。
はっきり言って嫌いだ。
おっと、何だか回想している内にレジィーナがある生徒に絡んでいる。
生徒はレジィーナに言い返しているようだ。
案外骨のある人間もいたもんだ。
と、思いながら見ていたが何やら話がヒートアップしてきたようだ。
そろそろ止め無いと俺が学園長に怒られる、と思ってそちらに足を向けようとした瞬間、俺は有り得ないものを見た。
俺達あやかしは、みんな総じて人間より遥かに容姿やスタイル、身体能力が優れている。その中でも俺や生徒会メンバー達、レジィーナはあやかし達の間でも群を抜いて綺麗な姿をしていると言われてきた。そう言ってた奴らがこの人間を見たらどう思うのだろう?
門からやってきた人間は、他の生徒とは明らかに違う雰囲気を持っており、姿も普通のあやかし達より遥かに美しい。いや、レジィーナより遥かに美しい。姿だけでなく、あやかし達の中でもあれ程美しい立ち居振る舞いを出来るものもそうそういない。
……面白い。
俺は気づいたら思わず口元がニヤリと笑っていた。
ただ、邪物を退治する為だけに人間界へ来ていたつもりだったので退屈な学園生活になるだろうと思っていたが、これは……。これから面白くなりそうだ。
☆☆☆
久々の投稿です!
……試験が難かしくて、只今ムンク状態です。
俺が案内を頼まれたのは、入学式の前日である。
いきなり学園長に呼ばれたと思ったら”明日、新入生代表の人を学園長室まで案内してくれんか?何しろ今年の代表は、高等部から入学の外部生だから学園長室がわからんと思うのだ。という訳で宜しくな。”とか言って急に頼まれたのだ。いや、有無を言わせぬ口調で言ったのである。
他の生徒会メンバーに任せようともしたが、そいつ等は入学式の日にも予定が入っていて無理だった。
まぁそんなこんなで仕方なく校舎の前で新入生代表を待っているという訳だ。
少しすると、めんどくさい奴が登校してきた。レジィーナだ。
あいつは俺と同じ純血のヴァンパイアである。純血のヴァンパイアは他のあやかし達に比べて戦闘特化の強い種族だが、数があまり居らず純血のヴァンパイアが生まれたらほとんどの家庭で、蝶よ花よと育てられながら戦闘技術を教えられる。
レジィーナはそのせいか傲慢であり、他者を完全に見下している。
それに、戦闘技術を全く磨こうとせず自分を着飾る事しか考えていない。何の為に戦闘技術を家庭教師が学ばせようとしているのかすら忘れている様だしな。
我々あやかし達は強い。特に、名家の出の子はとりわけ力がある。だが、それはあくまでも、人間界にいるあやかし達の話だ。人間界には、我々をも倒し、喰らって力を得る存在がいる。そう、邪物だ。なので、力が弱いあやかし達は、あやかし界から出ることはほとんど無い。
だが、邪物は、人間界に多く出るが、あやかし界にも時々やってくるのだ。なので、戦えない弱いあやかし達を守る為に名家の子達や、力のあるあやかし達は戦闘技術を学んでいる。その見返りとして、我々は使用人として雇って一時期働かせたりボランティアで祭りの準備をさせたりなどしている。
そして、名家の子や力のあるあやかし達が人間界にいる理由は、邪物が人間界で溢れると次は、あやかし界にやってくる為それを防ぐためである。
だが、レジィーナはその事をすっかり忘れ、戦闘技術は磨かないのに使用人に当たったりとやりたい放題。
はっきり言って嫌いだ。
おっと、何だか回想している内にレジィーナがある生徒に絡んでいる。
生徒はレジィーナに言い返しているようだ。
案外骨のある人間もいたもんだ。
と、思いながら見ていたが何やら話がヒートアップしてきたようだ。
そろそろ止め無いと俺が学園長に怒られる、と思ってそちらに足を向けようとした瞬間、俺は有り得ないものを見た。
俺達あやかしは、みんな総じて人間より遥かに容姿やスタイル、身体能力が優れている。その中でも俺や生徒会メンバー達、レジィーナはあやかし達の間でも群を抜いて綺麗な姿をしていると言われてきた。そう言ってた奴らがこの人間を見たらどう思うのだろう?
門からやってきた人間は、他の生徒とは明らかに違う雰囲気を持っており、姿も普通のあやかし達より遥かに美しい。いや、レジィーナより遥かに美しい。姿だけでなく、あやかし達の中でもあれ程美しい立ち居振る舞いを出来るものもそうそういない。
……面白い。
俺は気づいたら思わず口元がニヤリと笑っていた。
ただ、邪物を退治する為だけに人間界へ来ていたつもりだったので退屈な学園生活になるだろうと思っていたが、これは……。これから面白くなりそうだ。
☆☆☆
久々の投稿です!
……試験が難かしくて、只今ムンク状態です。
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