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『教え子』
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話を聞くと、凛は軽音部の部員だった。
同じバンドのメンバーのギターが辞めてしまい、文化祭での演奏のピンチヒッターを探しているのだという。
「……まあ、ちょっとならいいよ」
今更音楽なんて。そう思いながらもやっぱり未練はあったから、凛の頼みにそう了承した。
……けれど。
「い、一ヶ月で三曲……?!てか俺、アコギしか弾いたことないし、エレキ持ってないけど?!」
「アコギもエレキもだいたい同じだし、いけるいける! 楽器は辞めた子の使っていいから!」
凛のバンドの曲は、ロックだった。
ロックなら当然のごとく、ギターはエレクトリックギターでなければならない。
しかも三曲も弾かなければならないらしい。それちょっとって言わないだろ。
そんな無茶振りをされたけど、文化祭まで残り一ヶ月。もうやるしかなかった。
あんなに文句を言ったけど、エレキを弾くのはめちゃくちゃに楽しかった。
脳天を突き抜けるようなキレの良い爆音は最高で、死ぬほどかっこよくて。
それに、凛の歌も他のメンバーのベースとドラムのレベルも高くて、一緒に合わせるのは楽しかった。
「今のギターソロのとこ、もう一回やっていい?」
「いいけど、さっきのでも全然良かったよ?」
「いや良くない。もっとかっこよく弾ける」
「あはは、真中ガチじゃん」
正部員じゃないのに一番のめり込む俺を、凛と他のメンバーは笑っていたけど、練習には全部付き合ってくれた。
平日は学校の防音室、土日は一日中スタジオにこもって、帰宅後も暗譜して、ひたすらに弦を弾き鳴らした。
そうして文化祭前日。軽音部の部員が全員でお互いのバンドの曲を聴くリハーサルが行われた。
俺たちのバンドの演奏が終わった後、防音室は他のバンドの演奏後とは明らかに違ってざわめきに溢れた。
「助っ人のギターの子誰……?!」
「うますぎ! ソロやばくない?!」
「え、プロの人?」
「同じクラスの真中! ふふん、見る目あるでしょ、あたし!」
凛はそう言って、ドヤ顔を振り撒く。
「真中、入ってくれてマジありがと!明日もがんばろうね」
「ていうか、もう軽音部入ってくれよ。文化祭のあとも定期コンサートとかあるし、一緒にバンドやろうぜ」
「いやそれは、……」
片付けのあと。ベースとドラムにそう言われたとき、俺はそこで初めて気づいた。
父親に反対されたから入部を諦めた、なんて、今思えばおかしな理由だったんだ。
本当にやりたいんだったら印鑑とサインなんて、勝手に自分で書いて押すとか、母親にもらうとかできたのに。
それをしてまで軽音部に入ろうと思わなかったのは、俺の中に『父親の理想の自分でいたい』という気持ちがあったからなんだ。
仕事ができて頭が良くて、いつでもスマートな父親のことは、心から尊敬してる。こういう大人になりたい、という目標でもあった。
あのとき入部を反対されてめちゃくちゃ悲しかったのは、きっと、そんな憧れの父の中の『理想の征一』は『ギターなんかを弾いていない』っていう、心と心の距離とか、すれ違いとか溝とかが、すげー悲しかったんだ。
音楽をするのはめちゃくちゃ楽しい。
もっと誰かと一緒に合わせたいし、ステージで弾き続けたい。
けれど俺はそれ以上に、父さんに認めてもらえるような人間になりたいんだ。
「父さん」
家に帰ってから、久しぶりに父さんに話しかけた。
「なんだ」
「俺、来月から塾行きたい」
「……塾?」
「国立目指す」
そう宣言すると、父さんは驚いたけど、次にはすごく嬉しそうに笑った。
だから、文化祭当日。
文字通り、ここで死んでも悔いはないくらい、全身全霊を込めてギターを弾いた。
これで、俺は音楽にけじめをつけるつもりで。
「……その動画、まだ残ってたんだ」
街の一角のスターバックス。浦瀬がスマホで流す動画を見て、思わず呟いた。
誰かが動画投稿サイトに上げたその動画は、俺と凛たちのバンドが文化祭で演奏しているものだった。
コメントには数年前の日付で『高校生なのに完成度高すぎ』とか『ギターがもはや公式音源』とかとか、称賛の言葉が残されている。
「せーちゃん、ギター上手……」
そう言葉を漏らす一芽に、浦瀬は頷く。
「先生、覚えてますか? ボクが昔塾で質問したこと」
「ああ。『高校生のとき、軽音部でしたか?』って言ったやつだろ」
……しかし、かつてバイト先の塾にいた真面目で賢い高校生の浦瀬が、まさか音楽クリエイターの『キラ』になっていたとは、夢にも思わなかった。
一応、一芽のことを調べたときに写真とか見てたはずなのに。まあ昔とは眼鏡も服も違って印象が全然違うし、気づかないのも無理ないか。てか一芽しか見てなかった。
「浦瀬、やっぱ俺がギター弾いてたの知ってたんだ」
「このときの演奏、生で聞いてたんです。この辺りで」
そう言って浦瀬は、画面のはじの方を指さした。その情報は初耳だった。
「……この先生たちの演奏がきっかけで、ボクは本格的に作曲を始めました」
その言葉に驚いて、思わず顔を上げた。
「元々、ずっとジャズや洋楽が好きで、正直邦楽は歌詞も曲もダサいし、大したことないと思ってナメてたんですけど。たまたま行った文化祭で先生たちの演奏を聴いたとき……痺れました」
浦瀬はそう言って、にやりと不敵に笑った。
「それから邦楽を聴きまくったり、ソフトでどうにかして先生のギターの音を再現してたら、自分で曲を作る楽しみに気づいちゃって。家に引きこもって永遠にシンセ叩いたり、もうボクの人生メチャクチャですよ。……先生、どうしてギターやめたんですか?こんなに上手いのに」
「……ギターやっても、金にならないし」
目を逸らして、そう嘘をつく。
……いや、半分は本当だ。
俺だって周りに褒められて自分に何かしら才能があるのは自覚してるし、「俺ならプロのギターリストになれるんじゃないか」って思ったことは一度や二度じゃなかった。
けれどいくら音楽が好きでも、それを収入源にしていくのなら相当音楽に時間を注力し続けならなければならないし、注力しても全員が成功することはないこともわかっていた。
そんな不安定な道は、俺も父親も望んでない。
だから理性的に、俺は安定した職業を選んだんだ。
浦瀬は身を乗り出し、負けずに声を張った。
「お金になるならまた弾いてくれますか? 知ってるかもですけど、ボクたち今音楽活動してて結構売れてきてるんです。収支もボクが管理してて……」
「き、キラくん、急すぎるよ! ずっと探してたギターリストがせーちゃんなのはわかったけど、せーちゃんだって色々事情が……」
一芽が見かねて間に入ると、浦瀬は睨みつけた。
「メジは一旦黙っててくれ。だいたいお前は先生のなんなんだよ」
「え、えーと……」
狼狽える一芽に、俺は慌てて助言する。
「と、戸成はたまたま俺と同じアパートに引っ越してくることになって、それで知り合ったんだ。さっきたまたま会ったから話してたんだよ。いやー本当に偶然だったな!」
「そ、そうそう!ほんとにグーゼンだね、あはは!」
流石にさっきまでラブホでヤってとは教え子に言えなくて、必死に適当なことを言う。一芽もそれはわかっているのか、同調して笑った。
「そうなのか。世間は狭いもんだな……」
浦瀬はあっさり納得する。しかし次には切り替えて、一芽の肩に手を回した。
「けど、それならメジだって、仲良い先生がボクたちとギター弾いてくれたら嬉しいだろ?」
「え?!それは、まあ……でも……」
一芽は困惑したように、俺と浦瀬の顔を交互に見る。
浦瀬はその返答を聞くなり、優等生のような完璧な笑顔を俺に向けた。
「じゃあ、ボクたちの音楽で、先生のことその気にさせます」
俺は思う。頭の回転が速いやつが、一番厄介だと。
同じバンドのメンバーのギターが辞めてしまい、文化祭での演奏のピンチヒッターを探しているのだという。
「……まあ、ちょっとならいいよ」
今更音楽なんて。そう思いながらもやっぱり未練はあったから、凛の頼みにそう了承した。
……けれど。
「い、一ヶ月で三曲……?!てか俺、アコギしか弾いたことないし、エレキ持ってないけど?!」
「アコギもエレキもだいたい同じだし、いけるいける! 楽器は辞めた子の使っていいから!」
凛のバンドの曲は、ロックだった。
ロックなら当然のごとく、ギターはエレクトリックギターでなければならない。
しかも三曲も弾かなければならないらしい。それちょっとって言わないだろ。
そんな無茶振りをされたけど、文化祭まで残り一ヶ月。もうやるしかなかった。
あんなに文句を言ったけど、エレキを弾くのはめちゃくちゃに楽しかった。
脳天を突き抜けるようなキレの良い爆音は最高で、死ぬほどかっこよくて。
それに、凛の歌も他のメンバーのベースとドラムのレベルも高くて、一緒に合わせるのは楽しかった。
「今のギターソロのとこ、もう一回やっていい?」
「いいけど、さっきのでも全然良かったよ?」
「いや良くない。もっとかっこよく弾ける」
「あはは、真中ガチじゃん」
正部員じゃないのに一番のめり込む俺を、凛と他のメンバーは笑っていたけど、練習には全部付き合ってくれた。
平日は学校の防音室、土日は一日中スタジオにこもって、帰宅後も暗譜して、ひたすらに弦を弾き鳴らした。
そうして文化祭前日。軽音部の部員が全員でお互いのバンドの曲を聴くリハーサルが行われた。
俺たちのバンドの演奏が終わった後、防音室は他のバンドの演奏後とは明らかに違ってざわめきに溢れた。
「助っ人のギターの子誰……?!」
「うますぎ! ソロやばくない?!」
「え、プロの人?」
「同じクラスの真中! ふふん、見る目あるでしょ、あたし!」
凛はそう言って、ドヤ顔を振り撒く。
「真中、入ってくれてマジありがと!明日もがんばろうね」
「ていうか、もう軽音部入ってくれよ。文化祭のあとも定期コンサートとかあるし、一緒にバンドやろうぜ」
「いやそれは、……」
片付けのあと。ベースとドラムにそう言われたとき、俺はそこで初めて気づいた。
父親に反対されたから入部を諦めた、なんて、今思えばおかしな理由だったんだ。
本当にやりたいんだったら印鑑とサインなんて、勝手に自分で書いて押すとか、母親にもらうとかできたのに。
それをしてまで軽音部に入ろうと思わなかったのは、俺の中に『父親の理想の自分でいたい』という気持ちがあったからなんだ。
仕事ができて頭が良くて、いつでもスマートな父親のことは、心から尊敬してる。こういう大人になりたい、という目標でもあった。
あのとき入部を反対されてめちゃくちゃ悲しかったのは、きっと、そんな憧れの父の中の『理想の征一』は『ギターなんかを弾いていない』っていう、心と心の距離とか、すれ違いとか溝とかが、すげー悲しかったんだ。
音楽をするのはめちゃくちゃ楽しい。
もっと誰かと一緒に合わせたいし、ステージで弾き続けたい。
けれど俺はそれ以上に、父さんに認めてもらえるような人間になりたいんだ。
「父さん」
家に帰ってから、久しぶりに父さんに話しかけた。
「なんだ」
「俺、来月から塾行きたい」
「……塾?」
「国立目指す」
そう宣言すると、父さんは驚いたけど、次にはすごく嬉しそうに笑った。
だから、文化祭当日。
文字通り、ここで死んでも悔いはないくらい、全身全霊を込めてギターを弾いた。
これで、俺は音楽にけじめをつけるつもりで。
「……その動画、まだ残ってたんだ」
街の一角のスターバックス。浦瀬がスマホで流す動画を見て、思わず呟いた。
誰かが動画投稿サイトに上げたその動画は、俺と凛たちのバンドが文化祭で演奏しているものだった。
コメントには数年前の日付で『高校生なのに完成度高すぎ』とか『ギターがもはや公式音源』とかとか、称賛の言葉が残されている。
「せーちゃん、ギター上手……」
そう言葉を漏らす一芽に、浦瀬は頷く。
「先生、覚えてますか? ボクが昔塾で質問したこと」
「ああ。『高校生のとき、軽音部でしたか?』って言ったやつだろ」
……しかし、かつてバイト先の塾にいた真面目で賢い高校生の浦瀬が、まさか音楽クリエイターの『キラ』になっていたとは、夢にも思わなかった。
一応、一芽のことを調べたときに写真とか見てたはずなのに。まあ昔とは眼鏡も服も違って印象が全然違うし、気づかないのも無理ないか。てか一芽しか見てなかった。
「浦瀬、やっぱ俺がギター弾いてたの知ってたんだ」
「このときの演奏、生で聞いてたんです。この辺りで」
そう言って浦瀬は、画面のはじの方を指さした。その情報は初耳だった。
「……この先生たちの演奏がきっかけで、ボクは本格的に作曲を始めました」
その言葉に驚いて、思わず顔を上げた。
「元々、ずっとジャズや洋楽が好きで、正直邦楽は歌詞も曲もダサいし、大したことないと思ってナメてたんですけど。たまたま行った文化祭で先生たちの演奏を聴いたとき……痺れました」
浦瀬はそう言って、にやりと不敵に笑った。
「それから邦楽を聴きまくったり、ソフトでどうにかして先生のギターの音を再現してたら、自分で曲を作る楽しみに気づいちゃって。家に引きこもって永遠にシンセ叩いたり、もうボクの人生メチャクチャですよ。……先生、どうしてギターやめたんですか?こんなに上手いのに」
「……ギターやっても、金にならないし」
目を逸らして、そう嘘をつく。
……いや、半分は本当だ。
俺だって周りに褒められて自分に何かしら才能があるのは自覚してるし、「俺ならプロのギターリストになれるんじゃないか」って思ったことは一度や二度じゃなかった。
けれどいくら音楽が好きでも、それを収入源にしていくのなら相当音楽に時間を注力し続けならなければならないし、注力しても全員が成功することはないこともわかっていた。
そんな不安定な道は、俺も父親も望んでない。
だから理性的に、俺は安定した職業を選んだんだ。
浦瀬は身を乗り出し、負けずに声を張った。
「お金になるならまた弾いてくれますか? 知ってるかもですけど、ボクたち今音楽活動してて結構売れてきてるんです。収支もボクが管理してて……」
「き、キラくん、急すぎるよ! ずっと探してたギターリストがせーちゃんなのはわかったけど、せーちゃんだって色々事情が……」
一芽が見かねて間に入ると、浦瀬は睨みつけた。
「メジは一旦黙っててくれ。だいたいお前は先生のなんなんだよ」
「え、えーと……」
狼狽える一芽に、俺は慌てて助言する。
「と、戸成はたまたま俺と同じアパートに引っ越してくることになって、それで知り合ったんだ。さっきたまたま会ったから話してたんだよ。いやー本当に偶然だったな!」
「そ、そうそう!ほんとにグーゼンだね、あはは!」
流石にさっきまでラブホでヤってとは教え子に言えなくて、必死に適当なことを言う。一芽もそれはわかっているのか、同調して笑った。
「そうなのか。世間は狭いもんだな……」
浦瀬はあっさり納得する。しかし次には切り替えて、一芽の肩に手を回した。
「けど、それならメジだって、仲良い先生がボクたちとギター弾いてくれたら嬉しいだろ?」
「え?!それは、まあ……でも……」
一芽は困惑したように、俺と浦瀬の顔を交互に見る。
浦瀬はその返答を聞くなり、優等生のような完璧な笑顔を俺に向けた。
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