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狼城の過去
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「急いで怪我人の手当を」
ポ-ションが運ばれてくる。
<鑑定>「ポ-ション使えます」
ポ-ションは使いすぎるとポージョンが治療につかえなくなり、
ケガが治らなくなるからだ。
全員を鑑定したが、全員ポ-ションを使えるようだった。
鑑定は鑑定する人のまとっている魔力の2倍の魔力が必要だ。
秘伝といい誰でも修行すれば使える。
頭を起こして「飲めるか」といって飲ました。
全員奇跡的に無事だった。
狼城は正気に戻り、震えている。
「なんでこうなったんだ。ごめんなさい。ごめんなさい・・」
狼城の頭はギリギリ痛んだ。
狼城は過去を思い出してきた。
ー 戦場にて ー
たくさんの敵の中心に、味方によって、狼城は飛ばされた。
何故なら、狼城だけで戦場の状況が
どんな不利な場面でもひっくり返すことができるからだ。
暴走によって味方に被害が出ない方法がこれだ。
敵の兵が飛んでくる狼城に向けて槍を構える。
狼城は赤黒い魔力をまとった。
槍をかいくぐり、敵を切り裂く。
赤黒い嵐が起こり瞬く間に人が倒れていく。
始めは歓声を上げていた味方も、顔を引きつらせて
「あいつは味方にすれば心強いが敵にはなりたくないな」
そんなことが続き、周りの人間は狼城に敬語を使いへりくだった態度をとるようになった。
だんだん狼城は孤立していった。
ある日、コ-ヒを配るときに新入りが狼城に手が震えてしまい、狼城の服に少しだけかかってしまった。
新入りは「申し訳ありません」と土下座をする勢いで頭を下げた。
狼城は「こんなことで怒らないよ。誰にでも失敗はある」といったのに、
新入りは狼城の声が耳に入らないようで、ひたすら
「すみませんすみません」と謝る。
狼城は新入りの姿を見て
こんなに恐れられているのか、と悲しくなった。
それを遠まきに見ている人も誤解して、狼城は怒らせてはいけない人間だと勘違いした。
狼城の力もあり、味方はどんどん勝利していった。
上の人間は狼城の活躍が目障りでしかたがない。
たった一人の上司のみが狼城のことをかばっていたが、狼城のことをよく思わないものにより殺された。
そんなことを知らない狼城は上司の部屋を訪ねた。
上司が机に顔を伏せている。
「どうしたんだい」背中に剣がささっていることに気づいた。
亡くなっていることに気づいた狼城は慟哭した。
狼城の叫び声に人が集まってきた。
思わず剣を抜いた時、その中の一人が狼城を指さして
「狼城が、殺したんだ・・・人を、殺した。じょ、上司を」と言った。
狼城はギルド裁判にかけられた。
裁判官は「狼城が起こした狩莉螺隊長殺害について今から裁判を始めます。
まずは狼城が隊長を殺したときに現場にいわたせたルート・マジョルスを証人として呼びます」
おどおどした様子でマジョルスが入ってきた。
あまりにも目をきょろきょろして挙動不審な姿を見て、
裁判長は「そこにいってください」と指図した。
「あなたが見たことを噓偽りなく、証明してください」
(思わず狼城が剣を持っていたから、思わず狼城人殺しと言ってしまったが、よく考えたら
狼城は剣など使うはずがないじゃないか)
訂正しようとしたが検事に「お前偽証罪で捕まるぞ、そうなったら家族はどうなるかな」
抜け出せないことに気づき証言をしてしまったのだ。
だから狼城の顔が見れない。
検事は逆手にとって「みてください、この委縮した様子を、狼城がそれほどまでに怖いのです」
狼城は糾弾されても何も言わなかった。
自分の事を思ってくれる父親のような存在の上司の死が受け入れなかったのだ。
上層部が怖くて誰も弁護したがらなかった。
だが、弁護人がいなければ裁判を始めることができない。
くじ引きをして弁護人を決めることになった。
弁護人は狼城の無罪なんか証明する気がない。
やる気なしの弁護人は、返事がないことがわかっているのに
「何か言わないと、私は弁護できませんよ」
と証拠を探さずに。逆に狼城がやったふうに言っている。
まったく弁解をせずに狼城が上司を殺したという証人や証拠があつまっていく。
「何か面白いことをしているな」と春風創真が来た。
春風創真は「この裁判は無茶苦茶だなあ、
狼人間は自前の爪をもっているのになんでナイフを使う必要があるんだ。
それにこのナイフは軍事訓練用だから少なくとも狼城以外の指紋が付くはずだ。
「極めつけはこれだ」と手紙を出した。
「これは僕がワ-プホールで見つけたものだ
内容は狩莉螺隊長の暗殺命令だった。
「被告人狼城を無罪とする」
ポ-ションが運ばれてくる。
<鑑定>「ポ-ション使えます」
ポ-ションは使いすぎるとポージョンが治療につかえなくなり、
ケガが治らなくなるからだ。
全員を鑑定したが、全員ポ-ションを使えるようだった。
鑑定は鑑定する人のまとっている魔力の2倍の魔力が必要だ。
秘伝といい誰でも修行すれば使える。
頭を起こして「飲めるか」といって飲ました。
全員奇跡的に無事だった。
狼城は正気に戻り、震えている。
「なんでこうなったんだ。ごめんなさい。ごめんなさい・・」
狼城の頭はギリギリ痛んだ。
狼城は過去を思い出してきた。
ー 戦場にて ー
たくさんの敵の中心に、味方によって、狼城は飛ばされた。
何故なら、狼城だけで戦場の状況が
どんな不利な場面でもひっくり返すことができるからだ。
暴走によって味方に被害が出ない方法がこれだ。
敵の兵が飛んでくる狼城に向けて槍を構える。
狼城は赤黒い魔力をまとった。
槍をかいくぐり、敵を切り裂く。
赤黒い嵐が起こり瞬く間に人が倒れていく。
始めは歓声を上げていた味方も、顔を引きつらせて
「あいつは味方にすれば心強いが敵にはなりたくないな」
そんなことが続き、周りの人間は狼城に敬語を使いへりくだった態度をとるようになった。
だんだん狼城は孤立していった。
ある日、コ-ヒを配るときに新入りが狼城に手が震えてしまい、狼城の服に少しだけかかってしまった。
新入りは「申し訳ありません」と土下座をする勢いで頭を下げた。
狼城は「こんなことで怒らないよ。誰にでも失敗はある」といったのに、
新入りは狼城の声が耳に入らないようで、ひたすら
「すみませんすみません」と謝る。
狼城は新入りの姿を見て
こんなに恐れられているのか、と悲しくなった。
それを遠まきに見ている人も誤解して、狼城は怒らせてはいけない人間だと勘違いした。
狼城の力もあり、味方はどんどん勝利していった。
上の人間は狼城の活躍が目障りでしかたがない。
たった一人の上司のみが狼城のことをかばっていたが、狼城のことをよく思わないものにより殺された。
そんなことを知らない狼城は上司の部屋を訪ねた。
上司が机に顔を伏せている。
「どうしたんだい」背中に剣がささっていることに気づいた。
亡くなっていることに気づいた狼城は慟哭した。
狼城の叫び声に人が集まってきた。
思わず剣を抜いた時、その中の一人が狼城を指さして
「狼城が、殺したんだ・・・人を、殺した。じょ、上司を」と言った。
狼城はギルド裁判にかけられた。
裁判官は「狼城が起こした狩莉螺隊長殺害について今から裁判を始めます。
まずは狼城が隊長を殺したときに現場にいわたせたルート・マジョルスを証人として呼びます」
おどおどした様子でマジョルスが入ってきた。
あまりにも目をきょろきょろして挙動不審な姿を見て、
裁判長は「そこにいってください」と指図した。
「あなたが見たことを噓偽りなく、証明してください」
(思わず狼城が剣を持っていたから、思わず狼城人殺しと言ってしまったが、よく考えたら
狼城は剣など使うはずがないじゃないか)
訂正しようとしたが検事に「お前偽証罪で捕まるぞ、そうなったら家族はどうなるかな」
抜け出せないことに気づき証言をしてしまったのだ。
だから狼城の顔が見れない。
検事は逆手にとって「みてください、この委縮した様子を、狼城がそれほどまでに怖いのです」
狼城は糾弾されても何も言わなかった。
自分の事を思ってくれる父親のような存在の上司の死が受け入れなかったのだ。
上層部が怖くて誰も弁護したがらなかった。
だが、弁護人がいなければ裁判を始めることができない。
くじ引きをして弁護人を決めることになった。
弁護人は狼城の無罪なんか証明する気がない。
やる気なしの弁護人は、返事がないことがわかっているのに
「何か言わないと、私は弁護できませんよ」
と証拠を探さずに。逆に狼城がやったふうに言っている。
まったく弁解をせずに狼城が上司を殺したという証人や証拠があつまっていく。
「何か面白いことをしているな」と春風創真が来た。
春風創真は「この裁判は無茶苦茶だなあ、
狼人間は自前の爪をもっているのになんでナイフを使う必要があるんだ。
それにこのナイフは軍事訓練用だから少なくとも狼城以外の指紋が付くはずだ。
「極めつけはこれだ」と手紙を出した。
「これは僕がワ-プホールで見つけたものだ
内容は狩莉螺隊長の暗殺命令だった。
「被告人狼城を無罪とする」
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