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第18話『新たな召喚士と、“第八の花嫁”候補!?』
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「リクさま、見てくださいっ! あれ、召喚陣ですよっ!」
ノアが駆け寄ったのは、辺境の町“ラステア”の広場。
その中央に、複雑な魔法陣がきらめいていた。
「でも、この構造……尋常じゃない」
アイリスが眉をひそめる。
「これは“封印召喚”の痕跡。
誰かが、失われた召喚獣を無理やり呼び出そうとした痕だ」
「しかも、召喚対象の反応はまだ続いてる。……つまり、儀式は未完ってことか」
エリザベートが即座に補足する。
「なら急ごう。被害が出る前に――」
俺が一歩踏み出した、その時。
――ドォンッ!
召喚陣が爆発し、煙と光が弾けた。
「くっ……リク様、危ないっ!」
ノアが風のバリアを張ったその先に、
ひとりの少女が、倒れていた。
---
「う、うぅ……あれ……また、失敗……?」
彼女は、くすんだ紫の髪を揺らしながら起き上がると、
俺の姿を見て、目を丸くした。
「きゃ、きゃああっ! なんでっ、男!? なんでイケメン!?」
「えっ、俺!?」
「う、うそ……こんな王子様みたいな人、召喚失敗の中から出てくるなんて……!」
(どうやらこの娘、自分が俺を召喚したと思ってる!?)
---
少女の名は、リーネ・カシュミール。
かつて名門だった召喚士家系の末裔で、現在は町の図書館でアルバイトしているらしい。
「わ、わたしの魔力で召喚されたなら、契約してください! お願いします! 婚約でもいいです!」
「なんでいきなり婚約になるんだよ!?」
「そういう流れって本で読みました!」
(まただ……またこのパターンだ……!)
---
その夜、宿に戻った俺たちの部屋。
「リク、あの娘。妙に“魂の構造”が特殊だったわ」
リュミエールが神妙な顔で言う。
「彼女には、“古代召喚血脈”の名残がある。
おそらく、完全に覚醒すれば――神獣クラスの召喚まで可能になるわ」
「それってつまり、“戦力としてもやばい”ってことか」
「……リクさま、またヒロイン候補が増えるんですか?」
ノアがじと目で見つめてくる。
「否定はできないけど、俺の意思じゃないんだよこれ!」
「……ふふ。わたし、全然気にしませんけど」
リーネがバスタオル姿でぬるりと登場する。
「もうっ! だからそういうのやめてってばーーっ!」
---
その翌朝。
リーネの儀式は“成功”し、神獣級の存在《白翼のセラフィム・ガルダ》が召喚された。
「やった……! わたし、できた……!」
光に包まれながら振り返る彼女は、
確かに“ただの召喚士”ではなかった。
「リクさん……あの、やっぱりわたし――」
「リクぅぅぅぅ!? この距離感なに!?」(ノア)
「またか……また増えたのか……ッ!!」(アリア)
「記録更新、ですわね……」(エリザベート)
こうして、“第八の花嫁候補”が――
ごく自然に、俺たちの旅に加わることとなった。
---
◆次回予告
第19話『暴走召喚獣と、女神の嫉妬』
ノアが駆け寄ったのは、辺境の町“ラステア”の広場。
その中央に、複雑な魔法陣がきらめいていた。
「でも、この構造……尋常じゃない」
アイリスが眉をひそめる。
「これは“封印召喚”の痕跡。
誰かが、失われた召喚獣を無理やり呼び出そうとした痕だ」
「しかも、召喚対象の反応はまだ続いてる。……つまり、儀式は未完ってことか」
エリザベートが即座に補足する。
「なら急ごう。被害が出る前に――」
俺が一歩踏み出した、その時。
――ドォンッ!
召喚陣が爆発し、煙と光が弾けた。
「くっ……リク様、危ないっ!」
ノアが風のバリアを張ったその先に、
ひとりの少女が、倒れていた。
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「う、うぅ……あれ……また、失敗……?」
彼女は、くすんだ紫の髪を揺らしながら起き上がると、
俺の姿を見て、目を丸くした。
「きゃ、きゃああっ! なんでっ、男!? なんでイケメン!?」
「えっ、俺!?」
「う、うそ……こんな王子様みたいな人、召喚失敗の中から出てくるなんて……!」
(どうやらこの娘、自分が俺を召喚したと思ってる!?)
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少女の名は、リーネ・カシュミール。
かつて名門だった召喚士家系の末裔で、現在は町の図書館でアルバイトしているらしい。
「わ、わたしの魔力で召喚されたなら、契約してください! お願いします! 婚約でもいいです!」
「なんでいきなり婚約になるんだよ!?」
「そういう流れって本で読みました!」
(まただ……またこのパターンだ……!)
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その夜、宿に戻った俺たちの部屋。
「リク、あの娘。妙に“魂の構造”が特殊だったわ」
リュミエールが神妙な顔で言う。
「彼女には、“古代召喚血脈”の名残がある。
おそらく、完全に覚醒すれば――神獣クラスの召喚まで可能になるわ」
「それってつまり、“戦力としてもやばい”ってことか」
「……リクさま、またヒロイン候補が増えるんですか?」
ノアがじと目で見つめてくる。
「否定はできないけど、俺の意思じゃないんだよこれ!」
「……ふふ。わたし、全然気にしませんけど」
リーネがバスタオル姿でぬるりと登場する。
「もうっ! だからそういうのやめてってばーーっ!」
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その翌朝。
リーネの儀式は“成功”し、神獣級の存在《白翼のセラフィム・ガルダ》が召喚された。
「やった……! わたし、できた……!」
光に包まれながら振り返る彼女は、
確かに“ただの召喚士”ではなかった。
「リクさん……あの、やっぱりわたし――」
「リクぅぅぅぅ!? この距離感なに!?」(ノア)
「またか……また増えたのか……ッ!!」(アリア)
「記録更新、ですわね……」(エリザベート)
こうして、“第八の花嫁候補”が――
ごく自然に、俺たちの旅に加わることとなった。
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◆次回予告
第19話『暴走召喚獣と、女神の嫉妬』
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