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六章 国王陛下代理の仕事
37 ノリンという子供
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子供は貴族学舎の貴族生徒のようだ。つまりは成人年齢に達しているわけだが、遠目からでらまるで子供だ。華奢で小さくて金の緩い巻毛をふわりと肩口で揺らしている。振り返りつつ『あれ』を見た瞳は澄んだ空色で、見開いて一瞬に怯えたような瞳をした。
殺されると思った。
しかし子供はスッと避けたのだ。しかも足を蹴り上げ空間を作ると、あり得ないことに『あれ』の間合いに入った。
しかも剣の持ち手を掴んで固定させ、刃を『あれ』の首に向けて動けない状態にする見事さに思わず口が開いてしまう。
学舎の裏口から出てきたルバンドが飛び上がらんばかりに驚き、剣を収めた『あれ』の方に行こうとした。
「ルバンド先生、あの子供は?」
ルバンドは振り向きもせず子供の元に走り寄る。相変わらず生徒思いの先生で、
「ノリン・ツェッペリン、今年の一学年生ですーー大丈夫か、君!」
とグレゴリーの横を通り過ぎた。一件はあっさりと終わり、グレゴリーは元来た道を引き返しながら考える。
ツェッペリン男爵の二人目の子息は、一国一姫の美女と呼ばれた公爵家四女だった祖母の血をよく引いた、王族のような色味の髪色と瞳だった。
ツェッペリン男爵と言えば、アリシア王国に隣接する魔の森の一部の管理者であり優秀な狩人だと聞いている。息子のあのしなやかな動きは、魔の森での狩りをする父に鍛えられた賜物だろう。
王宮への道すがらノリン・ツェッペリンのことを考え込んで歩いていると、蟄居部屋に戻るため帰路についた『あれ』に追い抜かされた。『あれ』はかなりご機嫌で鼻歌まで出ている。
「ーー王宮内であまり目立つ行動はするな」
すると『あれ』は
「もういい、出会った」
と無精髭の顎を摩りながら笑った。『あれ』の笑顔を幾ばくか振りに見た。その後の『あれ』はノリン・ツェッペリンに執着した。しかも王太子のシャルスがノリン・ツェッペリンに声を掛けたのには驚いた。
それから『あれ』がノリン・ツェッペリンと剣技を交わした姿を遠目から見た時に、グレゴリーは思い立ったのだ。シャルスの心身を守るため『あれ』避けのためにノリン・ツェッペリンを使うことを。
ノリン・ツェッペリンのマナ量は王族並みと聞いているし、王族の子を孕むには無理も問題もない。
メリッサ王妃が宿り木だと思っていたのだが、腹実であったのには誰もが驚いた。王族のマナに比類するほどでなければ、腹実を出すのに苦しむのを知り、命懸けで嫁いだのだとグレゴリーは後から理解した。
宿り木だと言い張り、結婚前隠し通した『あれ』とメリッサ王妃にはやられたと思っていたが、案の定メリッサ王妃は腹実産褥という名のマナとオド枯れののちに亡くなった。
その時は平静を保っていた『あれ』だったのに、親友が行方不明になり、ある時完全に壊れた。グレゴリーが国王を捨てた日、シャルスを次期国王と定めた日から、『あれ』の名を意識して脳裏から消していた。
明日もまたシャルスの私室に行きそれから政務室に行く約束をして、僕は迎えにきたレーンと一緒に貴族学舎への道を歩き出した。
リュトはともかく兄様は僕が貴族学舎に通っていると思っている。だから貴族学舎の北門で馬車を待たなくてはならない。
「ーーマスター、あちらに」
レーンが僕に耳打ちするとスッと木陰に消えていき、僕は学舎の裏口あたりからの視線に気付いて目を向ける。
ーーうわっ、アーネスト。
アーネストは僕を見るなり椅子がわりにしていた置き石から立ち上がると、こちらに向かって突進してきた。
おいおいおい、どうしたーーっ?
僕は後退りしそうになる自分に堪えて、アーネストに貴族風の左手を胸に添えて頭を下げる。
「ノリン」
「こんばんは?アーネスト様」
僕が自信のある笑顔で鮮やかに微笑むと、アーネストは一瞬真顔になり嬉しそうに笑って
「ーーああ」
と頷いた。
なんだよ、その顔はーー僕は胸が痛くなって手を握りしめる。こんな顔、昔のままの顔、久しぶりだよな、アーネスト。お前、どうしたんだよ、最近のお前はいつも無気力でさ。
僕が思い出に浸っていると、アーネストがさらに近寄ってきて僕の腰に手を回した。
「よし、抱いてやろう」
「待て、待ってくれ、なんで会うはな『抱いてやろう』なんだよーーですか!」
「お前と会ったら抱くと決めている。お前、それが素か?面倒くさい敬語も使うな」
使うわ、ボケ!お前は王様で、一番偉い人なんだよ!
「僕はアーネスト様の臣下としてーー」
「なるほど、アリシア国民は俺の臣下になるのか。だからーー、ははは……」
するとアーネストは道の真ん中でひょいと僕を抱き上げると、僕を見上げた。
「ーー気分がいい。今日はお前を抱き上げて抱きしめるだけにしよう」
アーネストに抱きしめられている僕はどうしていいか分からずに、手をアーネストの頭に添えた。似合わない赤い色の宝石首飾りがカチンカチンと鳴り、僕はそれの違和感にアーネストを見下ろした。首に留め金をないそれは、取れないようだった。
ーー呪具?
でも、そんなのは人族では作れないし、ガルドバルド大陸のドワフのものかな。まさかね、国王に呪具なんて。少し考えて、僕は軽く溜息を吐いた。
頭を抱いていたアーネストが顔を上げて、
「キスをしろ」
と言ってくる。
「は?」
「俺は手を離せない。だから、キスをしろ。それで許してやる」
なんだよ、それ。アーネストはにやりとしていて、僕には出来っこないって顔をしている。腹立つなあ、やってやるよ、ちくしょう。
僕はアーネストの頭に手を添えたまま、唇を下ろした。
「――くれ」
上を向いたアーネストが、何か口の端で呟いた。唐突、大きな手が僕の頭をガシリと掴んで、腰と頭を押さえられて動こない僕の唇を割り、舌を押し込んで口の中を掻き回された。
アーネストのキスに驚いて息を止めると、舌を引っこ抜かれるくらい強く吸われて、慌ててアーネストを引き剥がそうと両手に力を込めたのだが、どうにも力が入らない。
「ーー俺を解放してくれ」
舌を舐めつくされ付け根がジンジンとしている中で、アーネストは静かな声で言葉を紡いだ。
「アーネスト様?解放とは?」
「お前が俺の子を孕んだら教えてやろう」
「ーーえ?」
「嫌なのか?臣下なら股も尻も差し出すのではないか?」
「う、それは……命令ですか?」
そう言われてしまうと、父様や母様のことを考えてしまう。魔の森で多分捨て子か孤児かのオーガスタ時代とは違い、背負うものがあって、それが足枷にもなり愛おしくもある。アーネストを突っぱねきれない自分自身もいる。
「ーーなんて、嘘だ。お前自身の意思で抱かれなくては意味がない」
「う、嘘なのかよ!」
「ああ、嘘だ、嘘だ。わはははは」
「畜生、騙しやがったな」
抱き上げられながら歩いていくアーネストの髪をぐしゃぐしゃにしてやると、アーネストがさらに笑う。笑いながら、僕の唇に軽く唇をつけてきた。
「ベリータルト、美味かった。やっぱり美味いな。馳走になった」
「あ、はい?」
そう言って貴族学舎のある北門の近くで僕を降ろした。衛兵以外誰もいない門には馬車が一台停まっている。
「毎日抱かれる準備をしておけ。お前の中は気持ちいいが狭すぎる」
僕は心臓がばくぼくして、座り込みそうになっていた。ベリータルトは僕が作ったなんて言っていない。ただ、部屋の前にワゴンの上にレーンに置いてもらっただけなんだから。
「ん?やっぱり今から抱いてほしいのか?」
「い、いえ、結構ですっ!」
心の声がそのまま口から飛び出して、僕は馬車に向かって歩きかけ、アーネストに頭を下げた。
「明日な」
って言うか、明日も会うのかよ、お前と。なるべく顔を合わせないルートを考えようと思った。
殺されると思った。
しかし子供はスッと避けたのだ。しかも足を蹴り上げ空間を作ると、あり得ないことに『あれ』の間合いに入った。
しかも剣の持ち手を掴んで固定させ、刃を『あれ』の首に向けて動けない状態にする見事さに思わず口が開いてしまう。
学舎の裏口から出てきたルバンドが飛び上がらんばかりに驚き、剣を収めた『あれ』の方に行こうとした。
「ルバンド先生、あの子供は?」
ルバンドは振り向きもせず子供の元に走り寄る。相変わらず生徒思いの先生で、
「ノリン・ツェッペリン、今年の一学年生ですーー大丈夫か、君!」
とグレゴリーの横を通り過ぎた。一件はあっさりと終わり、グレゴリーは元来た道を引き返しながら考える。
ツェッペリン男爵の二人目の子息は、一国一姫の美女と呼ばれた公爵家四女だった祖母の血をよく引いた、王族のような色味の髪色と瞳だった。
ツェッペリン男爵と言えば、アリシア王国に隣接する魔の森の一部の管理者であり優秀な狩人だと聞いている。息子のあのしなやかな動きは、魔の森での狩りをする父に鍛えられた賜物だろう。
王宮への道すがらノリン・ツェッペリンのことを考え込んで歩いていると、蟄居部屋に戻るため帰路についた『あれ』に追い抜かされた。『あれ』はかなりご機嫌で鼻歌まで出ている。
「ーー王宮内であまり目立つ行動はするな」
すると『あれ』は
「もういい、出会った」
と無精髭の顎を摩りながら笑った。『あれ』の笑顔を幾ばくか振りに見た。その後の『あれ』はノリン・ツェッペリンに執着した。しかも王太子のシャルスがノリン・ツェッペリンに声を掛けたのには驚いた。
それから『あれ』がノリン・ツェッペリンと剣技を交わした姿を遠目から見た時に、グレゴリーは思い立ったのだ。シャルスの心身を守るため『あれ』避けのためにノリン・ツェッペリンを使うことを。
ノリン・ツェッペリンのマナ量は王族並みと聞いているし、王族の子を孕むには無理も問題もない。
メリッサ王妃が宿り木だと思っていたのだが、腹実であったのには誰もが驚いた。王族のマナに比類するほどでなければ、腹実を出すのに苦しむのを知り、命懸けで嫁いだのだとグレゴリーは後から理解した。
宿り木だと言い張り、結婚前隠し通した『あれ』とメリッサ王妃にはやられたと思っていたが、案の定メリッサ王妃は腹実産褥という名のマナとオド枯れののちに亡くなった。
その時は平静を保っていた『あれ』だったのに、親友が行方不明になり、ある時完全に壊れた。グレゴリーが国王を捨てた日、シャルスを次期国王と定めた日から、『あれ』の名を意識して脳裏から消していた。
明日もまたシャルスの私室に行きそれから政務室に行く約束をして、僕は迎えにきたレーンと一緒に貴族学舎への道を歩き出した。
リュトはともかく兄様は僕が貴族学舎に通っていると思っている。だから貴族学舎の北門で馬車を待たなくてはならない。
「ーーマスター、あちらに」
レーンが僕に耳打ちするとスッと木陰に消えていき、僕は学舎の裏口あたりからの視線に気付いて目を向ける。
ーーうわっ、アーネスト。
アーネストは僕を見るなり椅子がわりにしていた置き石から立ち上がると、こちらに向かって突進してきた。
おいおいおい、どうしたーーっ?
僕は後退りしそうになる自分に堪えて、アーネストに貴族風の左手を胸に添えて頭を下げる。
「ノリン」
「こんばんは?アーネスト様」
僕が自信のある笑顔で鮮やかに微笑むと、アーネストは一瞬真顔になり嬉しそうに笑って
「ーーああ」
と頷いた。
なんだよ、その顔はーー僕は胸が痛くなって手を握りしめる。こんな顔、昔のままの顔、久しぶりだよな、アーネスト。お前、どうしたんだよ、最近のお前はいつも無気力でさ。
僕が思い出に浸っていると、アーネストがさらに近寄ってきて僕の腰に手を回した。
「よし、抱いてやろう」
「待て、待ってくれ、なんで会うはな『抱いてやろう』なんだよーーですか!」
「お前と会ったら抱くと決めている。お前、それが素か?面倒くさい敬語も使うな」
使うわ、ボケ!お前は王様で、一番偉い人なんだよ!
「僕はアーネスト様の臣下としてーー」
「なるほど、アリシア国民は俺の臣下になるのか。だからーー、ははは……」
するとアーネストは道の真ん中でひょいと僕を抱き上げると、僕を見上げた。
「ーー気分がいい。今日はお前を抱き上げて抱きしめるだけにしよう」
アーネストに抱きしめられている僕はどうしていいか分からずに、手をアーネストの頭に添えた。似合わない赤い色の宝石首飾りがカチンカチンと鳴り、僕はそれの違和感にアーネストを見下ろした。首に留め金をないそれは、取れないようだった。
ーー呪具?
でも、そんなのは人族では作れないし、ガルドバルド大陸のドワフのものかな。まさかね、国王に呪具なんて。少し考えて、僕は軽く溜息を吐いた。
頭を抱いていたアーネストが顔を上げて、
「キスをしろ」
と言ってくる。
「は?」
「俺は手を離せない。だから、キスをしろ。それで許してやる」
なんだよ、それ。アーネストはにやりとしていて、僕には出来っこないって顔をしている。腹立つなあ、やってやるよ、ちくしょう。
僕はアーネストの頭に手を添えたまま、唇を下ろした。
「――くれ」
上を向いたアーネストが、何か口の端で呟いた。唐突、大きな手が僕の頭をガシリと掴んで、腰と頭を押さえられて動こない僕の唇を割り、舌を押し込んで口の中を掻き回された。
アーネストのキスに驚いて息を止めると、舌を引っこ抜かれるくらい強く吸われて、慌ててアーネストを引き剥がそうと両手に力を込めたのだが、どうにも力が入らない。
「ーー俺を解放してくれ」
舌を舐めつくされ付け根がジンジンとしている中で、アーネストは静かな声で言葉を紡いだ。
「アーネスト様?解放とは?」
「お前が俺の子を孕んだら教えてやろう」
「ーーえ?」
「嫌なのか?臣下なら股も尻も差し出すのではないか?」
「う、それは……命令ですか?」
そう言われてしまうと、父様や母様のことを考えてしまう。魔の森で多分捨て子か孤児かのオーガスタ時代とは違い、背負うものがあって、それが足枷にもなり愛おしくもある。アーネストを突っぱねきれない自分自身もいる。
「ーーなんて、嘘だ。お前自身の意思で抱かれなくては意味がない」
「う、嘘なのかよ!」
「ああ、嘘だ、嘘だ。わはははは」
「畜生、騙しやがったな」
抱き上げられながら歩いていくアーネストの髪をぐしゃぐしゃにしてやると、アーネストがさらに笑う。笑いながら、僕の唇に軽く唇をつけてきた。
「ベリータルト、美味かった。やっぱり美味いな。馳走になった」
「あ、はい?」
そう言って貴族学舎のある北門の近くで僕を降ろした。衛兵以外誰もいない門には馬車が一台停まっている。
「毎日抱かれる準備をしておけ。お前の中は気持ちいいが狭すぎる」
僕は心臓がばくぼくして、座り込みそうになっていた。ベリータルトは僕が作ったなんて言っていない。ただ、部屋の前にワゴンの上にレーンに置いてもらっただけなんだから。
「ん?やっぱり今から抱いてほしいのか?」
「い、いえ、結構ですっ!」
心の声がそのまま口から飛び出して、僕は馬車に向かって歩きかけ、アーネストに頭を下げた。
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