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俺と彼女の、せいしをかけた戦い
せいしをかけた戦い⑥
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俺はまず彼女のニットを脱がしていく。
おっぱいがたゆんと揺れ、白いシャツの下にあるピンクのブラジャーが透けて見えるようになった。静電気のばちばちという音が興奮を高めていく。脱がし終えたニットは床の上に放り投げた。
ああ、こうなってしまったのは、梨本さんがいつにもなく真剣な顔で、吉良坂さんの魅力を説明したからだ。
「つ、次は、タイツですね」
「え……」
「そのために着替えたんです。女の人を脱がすの、男の人は好きなんですよね?」
さっき言ってたお楽しみってこのことか。
「ためらわなくて、いいですよ」
俺の手をつかんだ吉良坂さんが、自分のスカートの中へ俺の手を誘導する。
「あ……」
抵抗するまもなく、吉良坂さんのスカートの中に俺の腕が吸い込まれていった。スカートの裾が持ち上がって、その黒いタイツ越しに淡いピンク色がうっすらと現れる。
「こ、これ、結構恥ずかしいですね。まさぐられてる感覚です」
そんなこと言うなよ俺の方がめちゃくちゃ恥ずかしいわ。
「どうしたんですか? はやく、脱がしてください」
「いいんだな?」
「私はえっちな女の子ですよ」
こくりと頷いた吉良坂さんは「んんっ……」となまめかしい声を出した。俺の指先が吉良坂さんのくすぐったい部分にあたってしまったようだ。
「だったら……いくぞ」
俺は肌触り抜群のタイツをつかんで、ゆっくりと下へおろしていく。これまでうっすらとした見えていなかった肌色とピンクがその存在感を増していく。腰を上げてくれたのですんなりと太ももまで脱がすことができた。
「これ、宮田下くんが選んでくれた、下着ですよ」
ああ、これはさっきスッポンを食べたせいだ。
その花柄を浮き立たせるため、下着のレースには濃い部分と薄い部分がある。そして、その薄い部分からパンツの中がうっすらと見えそうになっている。けど、どんなに頑張っても見えない。見えた気になるだけ。
な、やっぱりいい感じだっただろ。
この見えそうで見えない透け感が一番エロいんだ。
ゆっくりゆっくりと、さらにタイツを下していく。脱がしやすいように吉良坂さんが腰を動かしたり、膝を立てたり、足を延ばしたりするおかげで、ピンクのパンツがいろんな形に変形していく。「あんっ、あっ」なんて声と合わさって本当に扇情的だった。
脱がし終わったタイツも床の上へ。
白シャツとピンクのパンツだけしか身にまとっていない吉良坂さんはものすごく綺麗だ。
「次は、シャツ、ですか?」
その言葉を合図に、俺は吉良坂さんの両足の間に身体を押し込み、シャツの一番上のボタンに手をのばず。はずす。綺麗な鎖骨と、大きな胸の谷間が現れる。今度は一番下のボタンを。ほんと、かわいらしい小さなおへそだ。
ああ、こんなことになっているのは、イランイランの香りのせいだ。
「上から順番に開けていくんじゃないんですね。あんっ……」
上から二番目、ちょうど胸のふくらみあたりのボタンを開けようとしたら、指がこすれてしまったせいか吉良坂さんが嬌声を口から漏らした。
ああ、こんなにも俺が暴走しているのは、草飼さんが知らぬ間にどこかへ行ってしまったせいだ。
そこからはもう夢中でシャツのボタンをはずしていった。
ピンクのブラジャーがあらわになる。
こちらも下と同じく、中が見えそうで見えないちょうどいい透け感。
いまから下着も脱がして全部見るんだから透け感なんてどうでもいいじゃん、とか言い出すのは野暮っていうものだ。
それでは情緒がないだろ?
この世で最も尊ぶべき存在であるエロの情緒が。
「本当に、いいんだよな?」
「ここまできたのに、やめちゃんですか?」
ああ、本当に、吉良坂さんとなら……。
俺は吉良坂さんのピンクのパンツに手をかける。
全体的にめくれ上がって腰に巻きついたままのスカートはあえて脱がさない。
これも無駄を楽しむという趣だ。
そしてピンク色の下着をゆっくり、おろそうとして……吉良坂さんの秘密が見えそうになった、そのとき。
「……え? 宮田下、くん?」
吉良坂さんの小さくてかわいいおへその周りに、透明な液体が一粒、落下した。
おっぱいがたゆんと揺れ、白いシャツの下にあるピンクのブラジャーが透けて見えるようになった。静電気のばちばちという音が興奮を高めていく。脱がし終えたニットは床の上に放り投げた。
ああ、こうなってしまったのは、梨本さんがいつにもなく真剣な顔で、吉良坂さんの魅力を説明したからだ。
「つ、次は、タイツですね」
「え……」
「そのために着替えたんです。女の人を脱がすの、男の人は好きなんですよね?」
さっき言ってたお楽しみってこのことか。
「ためらわなくて、いいですよ」
俺の手をつかんだ吉良坂さんが、自分のスカートの中へ俺の手を誘導する。
「あ……」
抵抗するまもなく、吉良坂さんのスカートの中に俺の腕が吸い込まれていった。スカートの裾が持ち上がって、その黒いタイツ越しに淡いピンク色がうっすらと現れる。
「こ、これ、結構恥ずかしいですね。まさぐられてる感覚です」
そんなこと言うなよ俺の方がめちゃくちゃ恥ずかしいわ。
「どうしたんですか? はやく、脱がしてください」
「いいんだな?」
「私はえっちな女の子ですよ」
こくりと頷いた吉良坂さんは「んんっ……」となまめかしい声を出した。俺の指先が吉良坂さんのくすぐったい部分にあたってしまったようだ。
「だったら……いくぞ」
俺は肌触り抜群のタイツをつかんで、ゆっくりと下へおろしていく。これまでうっすらとした見えていなかった肌色とピンクがその存在感を増していく。腰を上げてくれたのですんなりと太ももまで脱がすことができた。
「これ、宮田下くんが選んでくれた、下着ですよ」
ああ、これはさっきスッポンを食べたせいだ。
その花柄を浮き立たせるため、下着のレースには濃い部分と薄い部分がある。そして、その薄い部分からパンツの中がうっすらと見えそうになっている。けど、どんなに頑張っても見えない。見えた気になるだけ。
な、やっぱりいい感じだっただろ。
この見えそうで見えない透け感が一番エロいんだ。
ゆっくりゆっくりと、さらにタイツを下していく。脱がしやすいように吉良坂さんが腰を動かしたり、膝を立てたり、足を延ばしたりするおかげで、ピンクのパンツがいろんな形に変形していく。「あんっ、あっ」なんて声と合わさって本当に扇情的だった。
脱がし終わったタイツも床の上へ。
白シャツとピンクのパンツだけしか身にまとっていない吉良坂さんはものすごく綺麗だ。
「次は、シャツ、ですか?」
その言葉を合図に、俺は吉良坂さんの両足の間に身体を押し込み、シャツの一番上のボタンに手をのばず。はずす。綺麗な鎖骨と、大きな胸の谷間が現れる。今度は一番下のボタンを。ほんと、かわいらしい小さなおへそだ。
ああ、こんなことになっているのは、イランイランの香りのせいだ。
「上から順番に開けていくんじゃないんですね。あんっ……」
上から二番目、ちょうど胸のふくらみあたりのボタンを開けようとしたら、指がこすれてしまったせいか吉良坂さんが嬌声を口から漏らした。
ああ、こんなにも俺が暴走しているのは、草飼さんが知らぬ間にどこかへ行ってしまったせいだ。
そこからはもう夢中でシャツのボタンをはずしていった。
ピンクのブラジャーがあらわになる。
こちらも下と同じく、中が見えそうで見えないちょうどいい透け感。
いまから下着も脱がして全部見るんだから透け感なんてどうでもいいじゃん、とか言い出すのは野暮っていうものだ。
それでは情緒がないだろ?
この世で最も尊ぶべき存在であるエロの情緒が。
「本当に、いいんだよな?」
「ここまできたのに、やめちゃんですか?」
ああ、本当に、吉良坂さんとなら……。
俺は吉良坂さんのピンクのパンツに手をかける。
全体的にめくれ上がって腰に巻きついたままのスカートはあえて脱がさない。
これも無駄を楽しむという趣だ。
そしてピンク色の下着をゆっくり、おろそうとして……吉良坂さんの秘密が見えそうになった、そのとき。
「……え? 宮田下、くん?」
吉良坂さんの小さくてかわいいおへその周りに、透明な液体が一粒、落下した。
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