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第13話~まともな任務
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ボスが病院にいるとは言えど、依頼は絶えずくる。
となると、誰か代わりが必要になる。
「レベッカ、キミがやってよ」
「な、なんで私なのよぉ!?」
「えっとー……女だから?」
「はぁー!?」
昨日の夜の電話で、代わりはレベッカに決まった。そのため、レベッカは任務に行くことができない。
「俺は医者に動くなと言われてる」
オリヴァーはベッドに横たわりながらマンガを読んでいる。大丈夫そうにしているが、本来脇腹を撃たれて何事もなかったようにゴロゴロしているのは信じられないことらしい。よっぽど筋肉が発達しているのだろう。
「僕は大丈夫だよっ!カルラ!二人で一緒にデートでも……」
「お前二日間安静って言われただろ」
「くぅ………」
ウィリアムは悔しそうに唇を噛んでいる。ウィリアムも元気そうだが、ケガは割とヒドいらしい。
「カルラァ、任務なんて行かないで、僕の介護してよぉ」
ウィリアムはカルラに抱きつこうとするが、カルラはひょいと避ける。
「……私、一人で任務に行くの?」
「いや、それはねぇと思うぞ。代わりに誰かつくだろ。まあそれはレベッカが決めることだし。俺は知らんけど」
「代わりに誰かつくだって!?カルラに変な虫がつくじゃあないか!!」
「お前のことか?」
「違ーう!!僕はカルラのロミオだもん!!」
「結ばれねーじゃねぇか」
「あ、そっか……じゃあ王子様!」
「ガキかよ32歳……」
「年齢を言う必要はないだろ!!」
二人は仲が良い。見てて微笑ましい。
「カルラ、何ニヤニヤしてるの?」
「え?あ、いや、なんでもないよ」
「あ、そうだカルラ」
オリヴァーがなにかを思い出したようにマンガ本を閉じる。
「昨日言った超能力者のことなんだが」
「あぁ………これ、操れたほうがいいよね……?」
「そうだな。だけど、それはまだ難しいだろ。年齢的にも体が完全に成長しきってないし、今回使ったのが初めてだ。それに、何を条件に発現するのかまだわかってない。できる限り今日は任務に参加しないほうがいいと思うが……」
「そうだよね……」
三人で頭を抱えていると、レベッカが入ってきた。
「よっす、三人とも…………って、どうしたのよ?」
今日もセクシーな格好をしているレベッカは脇腹を刺されていたが、やはり何事もなさそうにしている。
「おう、レベッカおつかれ。ところでカルラなんだけどよぉ……」
「ぜぇったぁい任務なんかに行かせちゃダメェ!!誰かと一緒に行くのもダメー!!僕のカルラだもんっ!」
ウィリアムが騒ぐと、オリヴァーの口の端がピクリと動いた。ウィリアムは1秒もしないうちにマンガで叩かれた。
「で、どうするんだ?仮ボス」
「か、仮ボスって何よ!レベッカでいいわよレベッカで!」
「可愛くねーボスだな」
「じゃあいつものボスは可愛いの?」
レベッカとウィリアムはニヤニヤしている。
オリヴァーはにっこり笑った。
「破裂しろ」
結局、カルラは任務に行くことになった。
もちろん、一人ではない。
今回の任務はある盗賊を生かしたまま捕らえること。
殺し屋なのに生かすのはちょっと矛盾しているが、それも仕事のひとつ。
大事なのは、誰と行くか。
あの三人はケガをしているため行くことが出来ない。
そこで、ロシア人の男二人が名乗り出た。
「はぁぁ!?男ぉ!?」
ウィリアムは発狂寸前だが、仕方がない。カルラだって急に知らない人と行くのは嫌だ。
「まあとりあえず、会ってみるといいわ。すぐ仲良くなれると思うけど、何かされたら私に報告してね」
こうして、初めてまともな任務にとりかかるのだった……
となると、誰か代わりが必要になる。
「レベッカ、キミがやってよ」
「な、なんで私なのよぉ!?」
「えっとー……女だから?」
「はぁー!?」
昨日の夜の電話で、代わりはレベッカに決まった。そのため、レベッカは任務に行くことができない。
「俺は医者に動くなと言われてる」
オリヴァーはベッドに横たわりながらマンガを読んでいる。大丈夫そうにしているが、本来脇腹を撃たれて何事もなかったようにゴロゴロしているのは信じられないことらしい。よっぽど筋肉が発達しているのだろう。
「僕は大丈夫だよっ!カルラ!二人で一緒にデートでも……」
「お前二日間安静って言われただろ」
「くぅ………」
ウィリアムは悔しそうに唇を噛んでいる。ウィリアムも元気そうだが、ケガは割とヒドいらしい。
「カルラァ、任務なんて行かないで、僕の介護してよぉ」
ウィリアムはカルラに抱きつこうとするが、カルラはひょいと避ける。
「……私、一人で任務に行くの?」
「いや、それはねぇと思うぞ。代わりに誰かつくだろ。まあそれはレベッカが決めることだし。俺は知らんけど」
「代わりに誰かつくだって!?カルラに変な虫がつくじゃあないか!!」
「お前のことか?」
「違ーう!!僕はカルラのロミオだもん!!」
「結ばれねーじゃねぇか」
「あ、そっか……じゃあ王子様!」
「ガキかよ32歳……」
「年齢を言う必要はないだろ!!」
二人は仲が良い。見てて微笑ましい。
「カルラ、何ニヤニヤしてるの?」
「え?あ、いや、なんでもないよ」
「あ、そうだカルラ」
オリヴァーがなにかを思い出したようにマンガ本を閉じる。
「昨日言った超能力者のことなんだが」
「あぁ………これ、操れたほうがいいよね……?」
「そうだな。だけど、それはまだ難しいだろ。年齢的にも体が完全に成長しきってないし、今回使ったのが初めてだ。それに、何を条件に発現するのかまだわかってない。できる限り今日は任務に参加しないほうがいいと思うが……」
「そうだよね……」
三人で頭を抱えていると、レベッカが入ってきた。
「よっす、三人とも…………って、どうしたのよ?」
今日もセクシーな格好をしているレベッカは脇腹を刺されていたが、やはり何事もなさそうにしている。
「おう、レベッカおつかれ。ところでカルラなんだけどよぉ……」
「ぜぇったぁい任務なんかに行かせちゃダメェ!!誰かと一緒に行くのもダメー!!僕のカルラだもんっ!」
ウィリアムが騒ぐと、オリヴァーの口の端がピクリと動いた。ウィリアムは1秒もしないうちにマンガで叩かれた。
「で、どうするんだ?仮ボス」
「か、仮ボスって何よ!レベッカでいいわよレベッカで!」
「可愛くねーボスだな」
「じゃあいつものボスは可愛いの?」
レベッカとウィリアムはニヤニヤしている。
オリヴァーはにっこり笑った。
「破裂しろ」
結局、カルラは任務に行くことになった。
もちろん、一人ではない。
今回の任務はある盗賊を生かしたまま捕らえること。
殺し屋なのに生かすのはちょっと矛盾しているが、それも仕事のひとつ。
大事なのは、誰と行くか。
あの三人はケガをしているため行くことが出来ない。
そこで、ロシア人の男二人が名乗り出た。
「はぁぁ!?男ぉ!?」
ウィリアムは発狂寸前だが、仕方がない。カルラだって急に知らない人と行くのは嫌だ。
「まあとりあえず、会ってみるといいわ。すぐ仲良くなれると思うけど、何かされたら私に報告してね」
こうして、初めてまともな任務にとりかかるのだった……
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